ベーキングパウダー小さじ1は何グラム?気になるカロリーや糖質は?

ベーキングパウダーの小さじ1杯は何グラムか、カロリーや糖質はどれくらいあるのか、その他ベーキングパウダーの原材料、小さじ1杯の分量、危険性、ベーキングパウダ-おすすめランキングなど、ベーキングパウダーの気になるあれこれをまとめました!ベーキングパウダーのことならこの記事で解決!よくある疑問を徹底的にわかりやすく書いているので、気になることがあるときは是非この記事で解決してください!

ベーキングパウダー小さじ1は何グラム?気になるカロリーや糖質は?のイメージ

目次

  1. 1ベーキングパウダー糖質、カロリー、小さじ1杯の分量」の紹介
  2. 2ベーキングパウダーの歴史
  3. 3重曹との違いについて
  4. 4ベーキングパウダーの危険性について
  5. 5ベーキングパウダーで最も危ない物質
  6. 6ミョウバン(硫酸アルミニウム)の排泄方法
  7. 7ベーキングパウダーの危険性について
  8. 8ベーキングパウダー小さじ1杯のグラム数について
  9. 9ベーキングパウダーのカロリーや糖質について
  10. 10ベーキングパウダーおすすめランキング
  11. 11ベーキングパウダーのまとめ

ベーキングパウダー糖質、カロリー、小さじ1杯の分量」の紹介

ベーキングパウダーについて

ベーキングパウダーとは、パンやシフォンケーキなどのお菓子に使われる調味料(膨らし粉)です。ベーキングパウダーは、重曹を元に作られており、重曹の炭酸ガス(二酸化炭素)を発生させる性質を利用し、パンなどの生地を膨らませる時に利用します。そこにリン酸二水素カルシウムや焼ミョウバンなどの酸化剤を加えることによって、重曹の分解を助ける効果を発揮させます。

しかし、保存中にこれらが合わさり、使用する前に重曹の分解が始まってしまう可能性があるため、デンプン(遮断剤)を配合して反応しないようにしています。デンプン(遮断剤)を配合することにより、水分を加えると酸化剤が重曹の分解をはじめるようになるため、いつの間にか使えなくなってしまっていたという状況を防ぐことができます。また分解によって炭酸ナトリウム、炭酸ガス(二酸化炭素)水が生成されます。

生地は炭酸ガス(二酸化炭素)によって膨張します。一方、炭酸ナトリウムは苦味を出してしまうのですが、炭酸ナトリウムはアルカリ性なので、前述した酸化剤と中和し、無味になる効果があります。またベーキングパウダーは一部を除き生地を練る時と生地を焼くときの計二回膨張の効果を発揮します。

ベーキングパウダーは家庭で小さじ1杯で計ることが多い

また、ベーキングパウダーは必ず必要というわけではなく、綺麗に膨らませるなら使うべき調味量になっています。ベーキングパウダーは、基本は小さじ1杯で計算しますが、作る会社によって配合が違ったりするので、アレルギーのある方はアレルギー物質が含まれていないかの健康管理チェックを必ず行ってから使用するようにしてください。

ベーキングパウダーの歴史

ベーキングパウダーの生みの親

ベーキングパウダーはドイツが発祥で、ドイツのユストゥス・フォン・リービッヒという化学者の弟子「エーベン・ノート・ホースフォード」という人が、1856年に研究をはじめ、5年後の1891年には、同じくドイツ人で薬剤師の「アウグスト・エトカー」という人物が販売を開始しました。また、アウグスト・エトカーは、1903年にベーキングパウダーの特許を取得しています。

重曹との違いについて

重曹との違い

ベーキングパウダーは重曹がベースであると前述しましたが、ベーキングパウダーと重曹の違いについてここでは紹介していきます。重曹は「炭酸水素ナトリウム」という物質です。炭酸水素ナトリウムはガス発生剤として利用しますが、ベーキングパウダーは重曹に助剤(酸性剤)分散剤(遮断剤)を加えています。

重曹小さじ1杯の分量

重曹は横に伸びる性質を持った調味料で、主にチョコレートやヨーグルト、蜂蜜などが含まれるものや、焼く時間が短い場合に使われます。また、仕上がりの際に色が濃くなる性質を持っているので、どら焼などに使われることがあります。重曹は加熱することで反応するため、生地を寝かせておくことができます。しかし重曹には臭いや苦味、黄色に変色したりなどの問題点もあります。ちなみに重曹は小さじ1杯4グラムです。

ベーキングパウダーは焼く時間が長い場合や、生地が重い場合にふっくらさせるために使われます。主にシフォンケーキやクッキーなどに使われ、べ-キングパウダーは常温で粉や水に反応するため、寝かせなくてもよく、すぐに焼くことが重要になります。また、ベーキングパウダーはたてに伸びる性質があり、カップケーキなどはその性質を利用して作られています。

ベーキングパウダーの危険性について

どのような危険があるのか

ネットではベーキングパウダーは危険だと言う記事を見かけることがあります。実際ベーキングパウダーは様々な製品に使われており、気づかないうちに口に入れることも多いのではないかと思います。危険な調味料なのかは非常に気になるところです。そもそもベーキングパウダーは食品添加物なのであまり体にいいというイメージはないと思います。

重曹の危険性について

前述しましたがベーキングパウダーは重曹を基に作られています。重曹は炭酸水素ナトリウムという物質で、胃腸薬にも使われることがあるそうです。しかし、炭酸水素ナトリウムは使いすぎると胃の粘膜に刺激を与えてしまい、胃炎を引き起こしたり、酷い場合胃潰瘍になることもあるようです。最悪胃に穴が開く可能性もあるため、健康管理に気をつけて使用する必要があります。

ベーキングパウダーは小さじ1杯ほどで十分

また弱い毒性もあり、一度に200グラム以上摂取してしまうと死亡のリスクがあります。重曹(炭酸水素ナトリウム)は掃除や調味料に使うとても身近な物質ですが、使い方を一歩間違えると思わぬ事故に繋がる可能性があるため、使用する際は健康管理にしっかり注意して使用する必要があります。とはいえ使うとしても小さじ1杯程度ではないかと思いますので、それほど気にしなくていいと思います。

ベーキングパウダーで最も危ない物質

気をつけるべき物質

重曹(炭酸水素ナトリウム)も、使い方を誤れば死亡のリスクがあり十分危険な物質なのですが、重曹(炭酸水素ナトリウム)よりも危険で厄介な物質がベーキングパウダーに配合されています。その物質の名前は硫酸アルミニウム(ミョウバン)といいます。ミョウバンという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ミョウバンは天然の鉱物で、採掘したものを使用していたようなのですが、食塩のように作れることから工場で作られることが多いようです。ミョウバンはウニに使われることがあり、ウニから薬品のにおいがする場合はミョウバンの可能性が高いです。食品以外では制汗剤、防臭剤や石鹸など体臭予防に多く使われているようです。

ミョウバンの小さじ1杯の分量

ミョウバンは小さじ1杯当たり5グラムなのですが、体内に大量に蓄積されると肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすことがわかっています。排泄機能が備わっていない子供は少ない量でも悪影響が及ぶ可能性があります。子供が大好きなドーナツやケーキにもミョウバンが含まれたベーキングパウダーが含まれている可能性があるため注意が必要です。またミョウバンが脳に蓄積されるとアルツハイマーを引き起こす可能性があると言われています。

他には、筋肉痛や各部の痙攣、食欲不振、重い場合は言語障害、認知症、精神障害を引き起こす場合もあるといいます。かなり重い症状を引き起こしかねないミョウバンですが、国は今のところ許容量を超えて摂取したとしてもすぐに健康に影響があるわけではないとしてそれほど問題視はされていない状態です。確かに一度の摂取量は多くないため、日ごろより健康管理を心がけていれば気にする必要はないかも知れません。

ミョウバン(硫酸アルミニウム)の排泄方法

ミョウバンの排泄方法について

ここまでミョウバンについての危険性を書いてきましたが、ここではミョウバンを体から排泄する健康管理方法について紹介していきたいと思います。そもそもミョウバンを含むアルミニウムは、WHOの基準において、一日の摂取最大量は約50ミリグラムまでと定められています。この基準値以内では特に体には悪影響がないとされています。なので、健康管理に気を配っていれば一日に50ミリグラムも摂取することはまずありません。

アルミニウムはリンゴ酸やマグネシウムを摂取することで取り出すことができるといわれています。また、新鮮なニンジンジュースを摂取することで、脂肪組織から重金属を取り除く効果があるとアメリカのジャーナル記事より報告をされているといいます。子供はカレーが好きなので、カレーにりんごを入れてみたり、朝ニンジンジュースを飲ませてあげれば、アルミニウムも排泄され健康管理もできるので実践してみてはどうでしょうか?

ベーキングパウダーの危険性について

ベーキングパウダーは使うべきか

ベーキングパウダーに含まれているものは、体にいいものとはいえない結果となりました。しかしベーキングパウダーは、ドーナツやケーキに必ずといっていいほど使用されています。そして前述したとおり体に害を及ぼす物質も含まれてはいますが、小さじ1杯中にもごく少量のため、一度に大量に摂取しない限りは問題ないという結果になりました。

ミョウバン小さじ1杯は5グラム

しかし、排泄機能が備わっていない子供には、少量でも害が発生する可能性がありますので、健康管理にしっかりと気をつけて食事を考えることが大切です。また最近はミョウバン未使用のベーキングパウダーも増えているので、気になる方は是非お求めください。ちなみに粉のミョウバンは小さじ1杯当たり5グラムなので、本当によほどのことがない限り、摂取基準量を超えての摂取はないと思います。

ベーキングパウダー小さじ1杯のグラム数について

ベーキングパウダー小さじ1杯は何グラムなのか

ベーキングパウダーを使う上で、小さじ1杯が何グラムなのかは非常に重要なところですが、どうやらベーキングパウダーを作っている会社やベーキングパウダーの種類によって小さじ1杯のグラム数に誤差があるようです。基本的にはベーキングパウダーの小さじ1杯は4グラムのようです。大さじ1杯は12グラムとなります。ですが前述しましたように会社、種類によって小さじ1杯の量は多少異なりますので、確認が必要となります。

小さじ1杯は4グラム

ベーキングパウダーの小さじ1杯の量の違いはなぜ起こるかについてですが、作っている会社によって配合している調味料が違うことがあるため、誤差ではありますが小さじ1杯に違いが生まれるということのようです。誤差は生まれますが、小さじ1杯が4グラムになるように調整すればいいだけなので、はかりなどを使って小さじ1杯分の4グラムを計って使用するようにしてください。

ベーキングパウダーのカロリーや糖質について

ベーキングパウダー小さじ1杯分のカロリーについて

ベーキングパウダーの元になっている調味料は重曹です。重曹にはカロリーがありませんが、ベーキングパウダーには遮断剤として小麦粉やコーンスターチが含まれています。小麦やコーンスターチ、他に配合されている調味料などにはカロリーが含まれているので、小さじ1杯分でどれほどカロリーが含まれているのか紹介していきたいと思います。

まず、小麦粉とコーンスターチの100グラムのカロリーから見ていきましょう。小麦粉は100グラムでおよそ370キロカロリー、コーンスターチがおよそ354キロカロリーです。ベーキングパウダーは作られている会社によって含まれている量が違うため、小麦粉とコーンスターチをベーキングパウダーの小さじ1杯分である4グラムでカロリーを測って調べてみましょう。

まずは小麦粉の4グラムのカロリー数です。小麦粉は4グラムあたり約14,8キロカロリー、コーンスターチは約14,16キロカロリーとなります。こう見るとカロリーが高いようにも見えますが、ベーキングパウダーは小さじ1杯4グラムであり、たくさんは使わないため、カロリーはそれほど高くないと思われます。

ベーキングパウダーの糖質について

ベーキングパウダーは重曹が主であり、重曹(炭酸水素ナトリウム)には糖質は含まれてはいません。また、重曹の苦味を抑える酸化剤にも糖質は含まれていません。しかし、小麦粉をはじめとする遮断剤には糖質が含まれているため、糖質は実質的に遮断剤のみ含まれているということになります。

ベーキングパウダーは小さじ1杯4グラム

前述しましたとおりベーキングパウダーの小さじ1杯は約4グラムです。小さじ1杯分の糖質は約1グラムといわれています。なので、ケーキやドーナツに含まれるほどのベーキングパウダー程度では特に気にするほどの糖質量ではないと思われます。

ベーキングパウダーおすすめランキング

おすすめのベーキングパウダーについて

ここまでベーキングパウダーを紹介してきましたので、その点をふまえておすすめのベーキングパウダーを紹介していきたいと思います。選考については、ミョウバン未使用、安全性、メーカーなどを重点的に見ていき、3位まで紹介したいと思います。

第3位:富沢商店ベーキングパウダー

第3位は富沢商店のオーサワジャパンベーキングパウダーです。こちらのメーカーはとにかく安全性の高い調味料のみを使って作っています。遮断剤には有機ブドウの果汁を使っているこだわり。他にも有機栽培をされた調味料ばかりを使用しているため、とても安全なベーキングパウダーです。ミョウバンも含まれておりません。

第2位:アイコクベーキングパウダー

第2位はアイコクのベーキングパウダーです。アイコクには青缶、赤缶と呼ばれる大人気商品があります。今回は青缶を紹介いたします。このベーキングパウダーは綺麗に焼き色がつくよう絶妙な配合をされています。また、ベーキングパウダーの特徴であるふっくらとした食感もあり、非常に綺麗に仕上げることができます。

第1位:アリサンベーキングパウダー

ベーキングパウダーといえばこれ!といわれるほどの大人気ロングセラー商品です。ミョウバンが未使用なのはもちろんのこと、調味料が3種類しか使われておらず、シンプルですがとても安全です。メーカーもベーキングパウダーを昔から売り出しているため、信頼性が高くとてもおすすめです。

ベーキングパウダーのまとめ

ベーキングパウダー小さじ1杯の量とカロリーや糖質について

ここまでベーキングパウダーについて、調味料は何でできているのか、ベーキングパウダーは危険なのか、小さじ1杯は何グラムか、ベーキングパウダー使用についての健康管理、などについて紹介しました。ベーキングパウダーは大量に摂取すると体に悪影響を及ぼしますが、普段の食事程度では特に問題はありません、健康管理に気をつけて使用しましょう、というところの記事を読んで安心できた人も多いのではないかなと思います。

ただ、排泄機能の備わっていない子供の場合は、少量でも体に不調が出る場合もありますので、十分健康管理を心がけてください。また、ベーキングパウダーにはカロリー、糖質は小さじ1杯あたりほとんど含まれない、ということも紹介しました。ベーキングパウダーはたくさんの量を使うことがないため、カロリーや糖質が気になる方はベーキングパウダーではなく、他の調味料などをチェックするほうがよいと思われます。

小さじ1杯分の計り方の知識

ベーキングパウダーについて様々な疑問について書いていきました。この記事では大体の疑問は解決できたのではないかなと思います。また、小さじ1杯分の計り方は今後必ず使える知識になったのではないでしょうか。それでは、今回紹介しました点をふまえまして健康管理をしっかり行い、安全に気をつけてベーキングパウダーを使用してみてください。

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