IKEAのクリスマスツリーは本物のモミの木？購入方法や持ち帰り方は？

IKEA（イケア）は北欧スウェーデン発祥の世界最大の家具専門店です。自社のデザイナーが発信するおしゃれな北欧デザインと、流通から製造・梱包などのコストを徹底的に削減することで実現している低価格も魅力となっています。

IKEAにはレストランスペースもあり、IKEA発祥の地のスウェーデン料理を気軽に楽しむことができます。数あるメニューの中で一番人気は「ミートボール」です。その他、カレーやフライドポテトなど、子供が喜ぶメニューも揃っていて、家族連れで楽しむ方も多いようです。

食事メニューの他にもデザートやドリンクもあります。広い店内での長時間のお買い物の合間に、休憩場所としてレストラン＆カフェを利用してみてはいかがでしょうか？

IKEAではクリスマスシーズンになると、北欧の習慣に合わせて、家でも香りを楽しめるモミの木を販売します。毎年人気があり、販売開始してから数日で品切れする店舗が続出しています。また、クリスマスシーズンが終わると、無料で回収してくれます。回収されたモミの木は固形燃料などにリサイクルされています。とてもエコなモミの木の購入方法や持ち帰り方法など、詳しく紹介していきます。

IKEAのクリスマスツリーは本物のモミの木が販売されています。例年約3,000本の本物のモミの木が各販売店舗に用意されるそうです。山積みにされた中から好きなものを持ち帰りすることができます。販売初日に行くと、状態の良いモミの木を見つけることができるようです。

生の木のため、素手でつかむと葉や枝にあるトゲが刺さってしまいます。丈夫なゴム製の手袋や軍手を持参すれば、手を傷めることなく木をかき分けながら、好きな木を選ぶことができます。

毎年11月中旬以降に販売開始されます。発売開始日はその年によって変わります。（2017年は11月30日に販売開始しました。）発売開始日が近くなると、IKEA公式ウェブサイトで販売開始日を案内します。人気商品のため、販売後すぐに売り切れてしまったり、販売をしない店舗もありますので、購入前に店舗に問い合わせした方が確実です。IKEA公式ウェブサイトからお近くの店舗も検索できます。

2017年は2,499円です。（2012年～2014年は1,990円、2015年～2,499円でした。）クリスマスツリーの販売開始以降、値上げされているようなので、購入前には公式HPで公開される値段の確認も必要です。初めて購入する場合は、木を固定するツリースタンドも一緒に購入しましょう！購入する時の初期費用としては、ツリースタンドの2,000円も合わせて、合計で約4,500円が必要となります。

左ABIES/アビエス モミの木 ￥2,499（税込）右RISHULT/リースフルト クリスマスツリースタンド ¥2,000（税込）です。

モミの木を購入する時にレジで受け取る「ツリー購入証明書」がクーポン券として利用できます。クーポン券はモミの木の購入時には使用できません。

本物のモミの木はクリスマスが終わるとIKEAで回収してくれるので、モミの木の回収期間内に「ツリー購入証明書」にスタンプを押してもらうと、クーポン券として利用できるようになります。2017年は1,000円分のクーポン券でしたので、クリスマスツリーは実質1,499円でした！

モミの木の回収期間とクーポン券の使用期間は同じです。（2018年は2018年1月4日～14日でした。）IKEAでモミの木を回収してもらった後は、クーポン券を利用して買い物も楽しみましょう！

店内の会計レジでモミの木の代金を支払い、「ツリー購入証明書」を受け取ります。後日クーポン券となりますので、大切に保管してください。初めて購入する場合は、この時に翌年以降も利用できるツリースタンドも一緒に購入します。あと、IKEAには豊富な品揃えでオーナメントも販売しています。気になるオーナメントがあれば、まとめて購入しましょう！

次に、外に設置された本物のモミの木の売り場へ行き、購入証明書を係りの人に提示してサインしてもらいます。そして、山積みされた中から好きなモミの木を選んで、梱包します。持ち帰り用の新聞紙や紐などはIKEAに用意されていますが、新聞紙だと破れてしまうこともあるので、大きめのレジャーシートを持参して、ぐるっと巻きつければ梱包完了です。そのまま持ち帰ります。

モミの木は紐で縛られているので、まずは紐をほどきます。販売開始から2日目以降に行くと、紐がほどかれた状態が多いようです。閉じられた傘みたいになっているので、木を傷めないように太い幹を触りながら、自分で広げて葉と枝の状態を確認します。たくさんある中から選ぶのは大変です。選ぶ時のポイントを紹介していきましょう。

モミの木を購入してからクリスマスまで1ヶ月ほどありますが、その間に葉が落ちたり、枝が垂れ下がったりして、少しずつ弱っていきます。なるべく良い状態でクリスマスを過ごすためにも、オーナメントを飾っても垂れてこないような、しっかり上を向いたみずみずしい元気な葉と枝の木を選びましょう。

モミの木をキレイに飾るには形も重要です。枝を広げた時に、片方ばかりに枝が寄っていないか、左右の枝のバランスを確認です。さらに、枝が密集している木は飾りつけもしやすくなるので、枝の密度具合もチェックです。あとは、クリスマスツリー定番のフォルムとして、三角錐に近いモノ選びましょう。

IKEAでは生の木は配達できないそうです。車で持ち帰りするのがベストですが、電車で行く場合は、自力で持ち帰りすることになります。持ち帰りする方法のポイントは、モミの木の選定方法と梱包方法です。

少し小ぶりなモミの木を選び、無償で提供されている紐を巻きつけて、葉の広がりを押さえてから、持参したレジャーシートでぐるっと包みます。小ぶりなモミの木なら、IKEAで提供されている新聞紙でも簡単に包むことができます。キレイに、かつコンパクトに梱包することで、持ち運びしやすくなります。

モミの木自体は意外と軽いようですが、100均でも売られている手提げホルダーを持参して、梱包した木に付けても持ち運びがラクになります。（IKEAが無償提供している梱包材コーナーに手提げホルダーが置かれている場合もあります。）ツリースタンドとオーナメントは大きな袋に一緒に入れて、2人以上なら何とか持ち運びも可能です。電車でしか買いに行けない人も「持ち帰るのが大変」とあきらめずに、チャレンジしてみましょう！

モミの木を自宅に持ち帰ったら、まずは水洗いをして、汚れや虫を落とします。次に、スタンドに差しやすくするのと、水揚げを良くするために、根元から1～2センチ辺りをのこぎりで切り取ります。切ったらすぐに水を入れたスタンドに差し入れましょう。

そのあとは、様子を見ながら3日に一度ぐらいのペースでスタンドの水を追加しましょう。水が残っている場合は、先に新聞紙で吸い取ってから新鮮な水を追加すると、水の腐敗も防げます。

モミの木は涼しい場所の方が長持ちします。ベランダや、玄関・廊下、など暖房の風が当たらない場所を選びましょう。直射日光も避けます。あと、乾燥にも弱く、葉っばが落ちてきてしまうので、葉っぱと幹に霧吹きで毎日水やりしましょう。

最近は通販などでもモミの木を取り扱っていますが、多くは5000円以上します。IKEAのモミの木は2,499円で、さらにクーポンももらえて、とてもお買い得です。あと、モミの木は本物なので、購入後に自宅で維持するのはなかなか難しく、収納スペースも必要になりますが、クリスマスが終わったら無料で回収してくれるサービスを利用すれば、そんな心配も不要です。

一度本物のモミの木を購入すると、魅力に虜になってしまうリピーター続出です。モミの木の大きさや葉の色合い、形、など、それぞれの木によって異なります。毎年お好みのモミの木を選んで、オリジナル感にあふれた、香り高い本物のクリスマスツリーで、本場北欧のクリスマス気分を楽しみましょう！