東京のチョコレート好きにおすすめ！美味しい専門店や人気のカフェを紹介

東京には様々なチョコレート専門店やカフェが存在します。それぞれにこだわりや、人気の理由があり、チョコレート好きにはたまらないお店が多くあります。今回は、東京にあるチョコレート専門やカフェの中から、人気が高くておすすめのお店を紹介していきます。

東京のチョコレート専門店について、検索するとよく目にするのが、この「bean to bar」という文字です。「bean to bar」のbeanとは、チョコレートの原料であるカカオ豆のことを示します。barは、板チョコという意味を持ち、「bean to bar」とは、自社でカカオ豆を仕入れて、板チョコになるまでの工程を一貫して行うという意味があります。

これまでのチョコレート専門では、すでにブレンドされた板チョコを溶かしてから、自社独自の味付けをするという製法が一般的でした。しかし、数年前に、アメリカのチョコレート専門店がこの「bean to bar」を始めたことで、ヨーロッパへと広がり、日本では東京を中心に広がりを見せています。

「bean to bar」は、すべての工程を一つの工房で行うため、これまでの製法と比べて、様々な手間や調整が必要となり大変です。それでも、季節によって豆の状態を見て選んだり、より新鮮なチョコレートを提供できたりといった魅力もたくさんあります。チョコレート専門店それぞれの、こだわりや愛情がはっきりと伝わるところも「bean to bar」の良さです。

まず最初に紹介する、東京のチョコレート専門店は、中目黒に2015年11月にオープンした「green bean to bar CHOCOLATE」です。「green bean to bar CHOCOLATE」は、世界中から厳選したカカオ豆を仕入れて、ゆっくり丁寧にチョコレートを作っています。カカオ豆とオーガニックシュガーだけを使った、こだわりのチョコレートです。ゆっくりとした口溶けで、口の中で長時間に渡って楽しむことができます。

「green bean to bar CHOCOLATE」は、店舗の奥に進むと、ガラス張りでできた、チョコレート工房を見ることができます。世界中から仕入れたカカオ豆を、職人が一つ一つ選別しているところや、チョコレートが混ざり合う工程、型に流しチョコレートができる姿など、どんな風にチョコレートができているかを知ることができ、それはとても興味深いものです。

「green bean to bar CHOCOLATE」がチョコレートを作る上でこだわっていることの一つに、3つの選別作業をしているということが挙げられます。この作業をすることで、豆一つ一つにある皮や胚芽をひとかけらも残さないように、取り除くことができます。選別作業にかかる時間は、カカオ豆1kgあたり約1時間と言われていて、この努力の結果があってこそ、口当りが滑らかなチョコレートを作ることができるのです。

「green bean to bar CHOCOLATE」で定番のチョコレートといえば、11種類あるこだわりのバーチョコレート（板チョコ）です。バーチョコレートを手に取ると、まずそのパッケージに目を惹かれます。一つ一つの異なるパッケージは、カカオ豆の原産国それぞれにちなんだ柄の和紙が利用されています。とてもおしゃれなので、贈り物にもおすすめです。

「green bean to bar CHOCOLATE」では、チョコレート以外にもチョコレートを使ったケーキやパンなどを販売しています。そして、その中でもSNSを中心に話題となり、人気なのが「エクレア」です。「green bean to bar CHOCOLATE」のエクレアは、モチっとした生地と、ふんわりとしたムース、そしてパリッとした板チョコレートの異なる食感が、絶妙に口の中で広がり絶品です。

店内には、カフェも併設されています。大好きなチョコレレートに囲まれながら、ぜひゆっくりと至福の時を味わってください。「green bean to bar CHOCOLATE」へのアクセスは、東京中目黒駅から、徒歩約10分ほどです。

東京にあるチョコレート専門店「Minimal -Bean to Bar Chocolate-」は、bean to barチョコレート専門店です。2014年に創業し、日本でのbean to barチョコレートの先駆者となりました。創業者の山崎貴嗣さんは、 bean to barチョコレートを初めて食べた時に、チョコレートの概念を覆されるほどの、その味の振り幅に衝撃を受け、「これは文化になる」と直感したそうです。

「Minimal」という名前には、余計な本質以外のものをそぎ落とすという思いが込められています。「Minimal」では、カカオ豆と砂糖のみを使用し、素材の良さを最大限に生かしたチョコレートを作っています。また、カカオ豆を仕入れるため、産地まで直接買いに行くといったこだわりもあります。そうすることで、カカオ豆の栽培状況を詳しく視察でき、より厳選した良い豆を手に入れることができるのです。

「Minimal」のチョコレートは、3つのカテゴリーに分けられています。ナッツの香ばしい風味が特徴の「NUTTY」、爽やかな果実の酸味が特徴の「FRUITY」、スパイスやハーブの風味を効かせた「SAVORY」です。「Minimal」では、同じ産地でも、季節によってカカオ豆の状態は変わるため、その時の豆の状態に合わせて、チョコレートの製法を変えているといったこだわりがあります。

「Minimal」のチョコレートは男性にも人気があります。実際に、顧客の4割は男性だそうです。「Minimal」のチョコレートは、後味がすっきりとしているのが特徴で、特にこれまでの、チョコレートが持つ甘さや後味が苦手な方に、支持されています。また、カカオの濃度が濃いため、テオブロミンという成分により、目を覚ます効果があります。会議前にチョコレートを食べて目を覚ましたいビジネスマンの方にもおすすめです。

東京チョコレート専門店「CHAPON」は、パリ発のチョコレート専門店です。その特徴は何と言っても、おしゃれなパッケージやデザイン性の高いチョコレートにあります。bean to bar製法で作るチョコレートは、世界最大のチョコレートの祭典で2度のグランプリを受賞するほどの、自信作です。東京自由が丘にある、華やかでおしゃれな店舗も、人々の目を引きます。

蓋を開けてみて、思わずわあっと声をあげたくなるような、斬新でおしゃれなデザインのチョコレートが人気の理由の一つです。見た目でも十分に楽しめるチョコレートなので、特別な方や、お世話になっている方へのプレゼントとしてもおすすめです。食べるのがもったいないと思える、特別なチョコレート、それが「CHAPON」のチョコレートです。

東京赤坂見附にある小さなチョコレート専門店「MAMANO」は希少な「アリバカカオ」を使用しているのが特徴で、人気の理由でもあります。「アリバカカオ」は、王様に捧げられていた貴重な品であったことから「神様のチョコレート」という呼び名を持っています。現在では、世界中のカカオ生産量のわずか2%ほどしか生産されていない、とても希少価値の高い品種です。

「MAMANO」は、カカオ発祥の地であるエクアドルから、自然療法で育てられたアリバカカオを仕入れています。世界初で唯一の「アリバカカオ専門店」それが「MAMANO」なのです。「MAMANO」で一番人気の商品は、アリバ70%チョコレートと、最高級の生クリームをブレンドして作る、生チョコです。食べた瞬間に香りが口全体に広がって、滑らかな口溶けが笑顔をそそるチョコレートです。

暑い夏の時期になると、「MAMANO」ではチョコレートかき氷「チョコレートスノーマウンテン」が大人気となります。アリバチョコレートを贅沢に使用したかき氷は、水を一切使っていないため、濃厚で、まるでチョコレートを食べているような気分に陥ります。また、「MAMANO」にはカフェスペースもあり、ドリンクと一緒にゆっくりとチョコレートを楽しむことができ、おすすめです。

東京にあるチョコレート専門店「ダンデライオンチョコレート」は、サンフランシスコ発祥の、bean to barチョコレート専門店です。ダンデライオン蔵前店は、1階にチョコレートファクトリーと注文・販売スペースがあり、2階には広々とした開放感のあるカフェスペースがあります。こだわりの詰まったチョコレートを、実際に作る様子を見ることができるため、見ているだけでも楽しく、チョコレート好きにはたまりません。

ダンデライオンでは、チョコレートだけでなく、チョコレートを使ったスイーツやドリンクも販売しています。カフェスペースが充実しているため、デートや友達同士でも楽しむことができ、休日は満席になります。その時々に使っているカカオ豆によって、メニューも変えているといったこだわりが、愛される秘密です。さらに、これらのスイーツが、お手頃な価格設定だということも人気の理由です。

「ダンデライオン」のスイーツメニューで1番人気なのが、「ブラウニーバイトフライト」です。プレートに一口サイズのブラウニーが3つ乗っていますが、それぞれに違う種類のチョコレートが使われています。それぞれのチョコレートの個性の違いを感じながら、食べ比べができる、チョコレート好きにはたまらない一品です。

「ダンデライオン」で定番の「ハウスホットチョコレート」もぜひ飲んでみることをおすすめします。チョコレートの程よい甘さがありながら、カカオのビターな風味が絶妙で、すっきりと飲むことができます。チョコレートやスイーツとの相性も抜群です。また、無料でサービスされているマシュマロを浸して食べてみるのもおすすめです。

東京チョコレート専門店「MAGIE DU CHOCOLAT」（マジドゥショコラ）は、東京自由が丘駅から徒歩3分ほどのところにあります。カカオ豆の買い付けから、チョコレートになるまでを自社で行うbean to barにこだわり、店の名前にもなっている「MAGIE DU CHOCOLAT」という焼き菓子を始め、新感覚のチョコレート菓子を提供するお店として話題となり、人気が高いです。

「MAGIE DU CHOCOLAT」という名前には、チョコレートの魔法といった意味があり、「チョコレートで世界中に笑顔の魔法をかけたい」といった願いが込められています。「MAGIE DU CHOCOLAT」には、世界各地20箇所から、納得して選び抜いたカカオ豆を仕入れるといったこだわりを持っています。

「MAGIE DU CHOCOLAT」へ来店したら、まず食べておきたいのが、お店と同じ名前を持った焼き菓子「Magie du chocolate」です。こちらは、スフレからヒントを経て作った、オリジナルの半生チョコレートケーキです。カカオ豆の良さを最大限に引き出し、口に入れた瞬間にふわっと広がるカカオの香りがなんとも絶品です。濃厚ながら、口当たりは軽く滑らかなところも人気の理由です。

大人向けの上品なチョコレートサンド「Magie de cacao」も、人気で定番の焼き菓子です。サクッとしたクッキーと、滑らかなチョコレートが絶妙に合わさっています。宇治抹茶やラムレーズン、ミルクピスタージュなど、様々なフレーバーがあるため、お土産として持って行ったり、家族や友人とシェアして食べたりしてもおすすめです。

東京のチョコレート好きなら、絶対に知っていると言われているチョコレートカフェが「リンツショコラカフェ」です。世界120カ国以上で愛されている、スイス発リンツチョコレートのお店です。「リンツショコラカフェ」の自由が丘店では、1階が販売スペース、2階と3階がカフェスペースとなっています。

リンツカフェでの人気メニューは、チョコレートを使ったソフトクリームや、チョコレートドリンクです。自由が丘を散歩しながら、ドリンクを楽しむのもおすすめです。また、季節に合わせて、期間限定のメニューも登場するのも、リンツショコラカフェの人気の理由です。

いかがでしたか？今回は、東京で人気のおすすめチョコレート専門店やカフェを紹介しました。東京にはたくさんおチョコレート専門店が存在しますが、それぞれの店舗にいろんなこだわりが詰まっていて、どの店もとても魅力的です。東京に住んでいる方も、東京へ遊びに行く機会がある方も、ぜひ足を運んでみてください。