2018年05月17日公開
2024年07月11日更新
インデアンカレーは帯広のソウルフード!その魅力やメニュー・店舗を紹介
広大な自然が広がる北海道帯広には、地元の人たちに愛されているインデアンカレーがあります。帯広では知らない人はいない帯広市民のソウルフードなのです。地元の帯広市民には、十勝のソフトクリームよりも豚肉よりも魂に根付いているグルメなのです。それがインデアンカレーです。今回は、このインデアンカレーとはどんなものなのか?どうして帯広市民に愛されているのかを紹介します。
目次
北海道帯広てどんなところ?
北海道帯広は広大な自然が広がっている
北海道帯広は広大な牧場が広がることが魅力で、最近では酪農学校を描き映画化もされた漫画「銀の匙(さじ)」の舞台とされた地域です。十勝、帯広と聞いてまず思い浮かべるのは、やはり十勝の新鮮な生乳で作ったソフトクリームや広大な牧場で育った豚肉です。それ以外に地元の帯広市民には、切っても切れない生活に根付いているソウルフードがあるのです。それが”インデアンカレー”なのです。
自然が多く広い牧場もあり魅力的なおいしいものがいっぱいの北海道帯広において、帯広の人びとからソウルフードとされ重宝されている”インデアンカレー”とはどんなものなのでしょうか?そして、どうして地元帯広の人からソウルフードとして愛されているのかを調べていきます。
帯広のインデアンカレーてどんなお店?
帯広のインデアンカレー創業者の思い
インデアンカレーのキャッチコピーは、「帯広で二番目においしいお店」(一番おいしいのは妻と母の作ったりょうりだから)です。これを読んだだけで創業者のやさしい人間性が伝わってきます。インデアンカレーは決して高級カレー店ではなく、晩御飯に鍋をもってルーを買いにきてインデアンのカレーが食卓に並び生活に溶け込む味をモットーにしているお店です。
帯広のインデアンカレーの特徴的な外装
インデアンカレーは、各店舗の外装・内装にも個性的で特徴があります。外観は遠くからでも目を引く外装になっています。現在、帯広に10店舗、釧路に2店舗あります。どれも赤色や白色を基調にした目を引く店舗外観になっています。
インデアンカレー帯広店の特徴的な内装
インデアンカレーの内装の特徴である絵画
そして、インデアンカレーの店舗内装で魅力的なのは、壁にかかっている絵画です。オードリーヘップバーンやマリリンモンローなどの映画スターの絵画などおしゃれな絵画が壁一面に飾られています。これはインデアンカレーのこだわりでもあり、数あるカレーショップには無い特徴です。帯広の東5条店は、白い壁に洋画が映えています。カレーとは関係はありませんが、絵画を見ながら食べるカレーもまた絶品です。
帯広の子どもからお年寄りまで万人に人気!
お店の思いは、食卓に並び家庭のカレーとも違う味を味わってほしいです。万人から愛されるお店になりたいというのが創業者の思いだったのでしょう。まちなか店は帯広駅から徒歩圏内で、今では地元の人はもちろん旅行者も訪れやすいお店です。メニューのコスパの安さも魅力的ですしドリンクも驚きの価格です。地元の主婦の強い味方なのです。
広大な畑で育った野菜、雄大な牧場で飼育された牛や豚や鶏の肉、そして帯広は牧場が多いですが、海に囲まれた北海道はシーフードも新鮮です。そんななかで創業者はインデアンカレーを創業しました。地元の人々はもちろん、旅行者も出張などで帯広に来た方も、広大な緑豊かな景色を眺めながら北海道の自然を満喫できるカレーを食すとはなんてぜいたくなのでしょう。
インデアンカレーのメニューって何があるの?
ルーの種類は3種類
インデアンカレーには、ベーシックルー、インデアンルー、野菜ルーの3種類があります。インデアンルーは牛肉をたっぷり使い数十種類のスパイスが入った熟成されたカレールーです。ベーシックカレーは、ビーフのエキスに玉ねぎを加えて、シンプルでそんなグザイともマッチするおいしさです。野菜ルーは、大きなじゃがいもや人参や玉ねぎが入ったルーです。
牛肉たっぷりインデアン
はじめに紹介するのは、インデアンカレーのメニューの一番上に書かれているインデアンルーを使用した「インデアン」です。牛肉をふんだんに使いスパイスの味が豊かなカレールーになっており、子供からお年寄りまで食べやすい味のルーです。これがメインとなるインデアンです。何もトッピングしなくてもいいと思ってしまう一度食べたらまた確実にリピートしたくなる味です。
マイルドな野菜カレー
続いてのメニューは、広大な畑で育った多いなじゃがいも玉ねぎを使用した野菜ルーを使用した野菜カレーは、食べるととてもやさしい気持ちになる味です。素朴な味で広大な帯広の自然をほうふつとさせてくれます。
ぷりっぷりのエビカレー
ベーシックルーを使用した「エビカレー」。エビをたくさん使っています。女性におすすめのメニューです。観光で帯広に遊びに来たかたにもおすすめの魅力的な一品です。ベーシックルーは、ビーフのエキスに玉ねぎをたくさん加えたうまみのあるルーです。これにエビのエキスも交わり広大なみどりの広がる牧場と海に囲まれた北海道ならではのカレーです。
お肉たっぷりハンバーグカレー
男性にも人気のメニューのハンバーグカレーは、肉厚なハンバーグがのっています。しかもルーは牛肉が入ったルーを使用しており、ハンバーグとルーにもお肉が入っておりお肉好きには大満足な一品です。ハンバーグがのっているのにルーにもお肉が入っているカレーは珍しいです。
ごろごろ入ったチキンカレー
チキンカレーは、ベーシックルーを使用しています。ビーフのエキスに玉ねぎが入っておりチキンにもばつぐんにあいます。おすすめは、これにチーズをのせるとまたおいしいです。トッピングについては後程紹介します。
大満足のカツカレー
カツカレーは、ボリュームたっぷりのカツがのっています。ルーはベーシックルーを使用しています。ビーフのエキスに玉ねぎがたくさん入っています。カツカレーにも使われているこのベーシックルーは、ほかにもシーフードカレーやエビカレーなどにも使われています。ベーシックルーは合わせやすいのが特徴なのでいろいろなカレーに使われています。
海の宝石箱シーフードカレー
エビやほたてなどごろごろ入ったシーフードカレーは、さすが海に囲まれた北海道らしく具がたくさんです。関東ではあまりカレーに入っているの?と思うシーフードまで入っているのが上の写真からもわかります。海の幸をほうふに取り込み、ツウならではの一品です。シーフードカレーにも牛肉のエキスと玉ねぎのうまみのはいったベーシックルーを使用しています。
帯広インデアンカレーのからさは変えられるの?
インディアンカレーはからさを選べます。普通・中辛・辛口・大辛・極辛の5種類から選べます。普通はお子様も食べられるマイルドな辛さです。中辛は普通に少し辛さを加えています。辛口はさらにからさを加えており、大辛は本場の辛さとホームページにはのっています。極辛は辛さに自信がある人のみ注文可能なようです。店内のテーブルの上にはホットオイルというより辛くできるオイルがおいてあります。
先ほど紹介した、カツカレーですが、普通に頼むとビーフのエキスと玉ねぎのベーシックルーを使用したカレーが出てきます。が、ルーは牛肉たっぷりのインデアンルーがいい!という方はほかの方法があります。それは、トッピングです。ルーはインデアンを注文してトッピングでカツ、チキン、ハンバーグ、チーズなどがあるなかから選びます。お好みのルーでカレーを頼んで、食べたいトッピングをつける方法も魅力的です!
インデアンカレーは持ち帰りできる?
もちろんテイクアウト可能です。別途箱代がかかります。箱代がかかるようにしているのも、環境を大事にしてエコを考えているお店側の考えなのですが、箱代がかかるの?と思った方は、箱代がからないでテイクアウトするほかの方法があります。そしてエコにもなる。それがこのインデアンの特徴でもあります。以下で紹介します。
インデアンカレーは鍋で持ち帰りできる?
インデアンカレーの特徴とし3つ目は、自宅から鍋を持参するとその鍋にカレーを入れてもらえるのです。帯広の人達は、自宅でお祝いやパーティーなどたくさんの人が集まる時は、店舗に鍋を持参してカレーを入れてもらい自宅でご家族そろってインデアンカレーを食べることができるのです。寒い帯広では夕食タイムに店舗にわざわざ行かなくてもいいので理にかなっています。
インデアンカレーは会議や運動会にもオーダー可能!
インデアンカレーは運動会や会社や町内の会議にも重宝します。イベントの時に会場まで大人数のカレーを届けてくれるのです。関東では、100人分のカレーを運動会の会場まで配達して持ってきてください、なんて聞かないです。けれどもそこは道産子市民。どんなろころにも人が集まるところにはカレーを配達にきてくれます。これが長く帯広の人びとに愛されてきたインデアンカレーの理由の一つでもありソウルフードのです。
やっぱり帯広市民のソウルフード”インデアンカレー”
インデアンカレーは、広大な地域で野菜やお肉や海鮮が豊富にある地域で根付いてきたことや、魅力的なのは自分のオリジナルメニューが作れる、大勢そろったときにみんなでわいわい食べられるというのがうれいしいことが長く愛されてきた理由です。帯広のインディアンカレーは北海道の外には出ておらず、レトルトも販売していません。だからこそ地元の人々に愛されるのがソウルフードなのです。