銀杏の栄養価が凄い!効果・効能は?カロリーとおすすめの食べ方も紹介!
何気なく食べる機会も多いのが銀杏です。茶碗蒸しに入っていたりしますよね。でもそもそも銀杏って何なにでしょう?今日は銀杏について基礎から美味しい食べ方や栄養や健康への効果、カロリーなど幅広い観点から銀杏をみていきましょう。そもそも銀杏がどうやってできるのかなど詳しく見ていきたいと思います。皆さんは銀杏についてどこまで知っていますか?実は銀杏で栄養管理も出来ちゃうんです今日は当たり前のことからあまり知られていないことまでおすすめの銀杏を詳しく大解剖します。
銀杏っていったい何?
銀杏はイチョウになる趣旨の事です。イチョウの実はひどい悪臭を放ちます。また触れるとかぶれる性質を持っており、多くの動物に敬遠されてきました。それが銀杏の現在に2億年近い姿を残している秘訣と言えます。特徴的なのはその二股に分かれた葉っぱです。また街路樹としてよくつかわれているので、秋には紅葉し黄色く街を埋め尽くします。
食べるためにはます実の部分をお洗い落とし天日干しと陰干しの両方を行います。そうしてできた種の硬い殻を見てやったのが銀杏です。但し実を直接触ると被れてしまう為必ずゴム手袋をして触るようにしてください。ちなみにイチョウですが漢字で書くと銀杏、または公孫樹と書きます。銀杏の調理法は基本火を入れて食べるようです。この理由は後で説明します。
銀杏の歴史
イチョウは氷河期前、18種あったとされています。しかし氷河期の影響で現在は残ったのが中国に減算していたものだけだったそうです。そのため絶滅危惧種リストのレットリストで管理されている種でもあります
イチョウには雄株と雌株があり、身が熟すのは雌株のみです。またイチョウは手入れが簡単なので、街路樹として各地に植えられています。中には悪臭を嫌って雄株のみしか植えていない所もあるそうです。秋に見事に染まったイチョウ並木は見ごたえがあります。
銀杏に含まれる栄養素
銀杏は非常に良い健康食品で多くの栄養を含んでおりさらにカロリーも低めで、健康に効果的な効能が多々あります。まずは豊富なビタミン類、効果効能としては抗酸化作用による老化防止、新陳代謝を促し美しい肌を保ちます。続いての効果効能はカリウムがあります。このカリウムは栄養素として、排尿などのデトックス効果が期待でき、結果血圧改善に効果があるとされているおすすめの食材です。
合わせて押さえておきたい栄養素の効果効能としてはビタミンんB1における疲労回復効果と末端神経を正常に保つなどの効果が期待できます。またこのビタミンB1は水溶性でストレスを感じると尿として排出されることもあるとか。様々な食材で補ってやることでより効果的に栄養素の効果効能を活かせて健康管理に役立てるレシピをあとでご紹介します。
銀杏の食べ過ぎに注意?
銀杏は食べ過ぎると死んでしまいます。とはいっても火を通すことである程度この効果は緩和できます。戦後の頃は銀杏の食べ過ぎで中毒死なんてニュースが上がる事もあったそうですが健康のために現在ではキチンと用法を守っているためその心配は少ないです。
そもそも銀杏にはアンチビタミン6物質が含まれておうり、これを大量に取ってしまうと妊娠中の女性は走尾残の危険性が高まり、健康な方でもビタミン6欠乏症に似た症状を起こし場合によっては中毒死知れしまう事例が確認されています。しかしこのアンチビタミン6物質は加熱することで弱まりますので、銀杏を食べるときは健康の観点からも必ず加熱してから食べましょう。
また一応の予備知識として大人が大体一日10粒曽目安にするのがおススメです、お子様にはなるべく食べさせないほうが良いかもしれません。ほくほくして美味しい銀杏はつい食べ過ぎてしまいがちなので注意しましょう。
銀杏の効能
咳止めなどの効果があり古くから漢方薬とされて珍重されてきた野菜です。効能効果としてはビタミンB1が不足して起こる脚気などの治療薬として活躍していたようです。また凛とカルシウムも多く含まれているために骨粗しょう症などにも効果があります。健康管理用の野菜として古くから珍重された野菜で、現在でも適量を取る事で様々な健康に役立つ栄養素が含まれていますのでおすすめの食材です。
銀杏で体質改善
栄養素でも鉄分が少ないと酸素欠乏症や貧血になったりするので頭痛がしたり疲れやすくなってしまいます。その鉄分も銀杏ではかなり補うことが出来ます。またたんぱく質などの栄養素も豊富に取れるので健康的なダイエットにも役に立つおすすめ食材と言えます。
銀杏のカロリー
銀杏を仮に100グラム食べてしまうと172キロカロリーです。お茶碗一杯が220キロカロリーなのでそれほど低いわけではありませんが、ナッツ類のクルミが672キロカロリー、ピスタチオが695キロカロリーとなっています。のでそれらよりは低くなります。現実問題として10粒程度で押さえておくなら30~50キロカロリーですので健康管理を考えれば非常に優秀な効果効能を持ったおすすめ野菜と言えます。
銀杏を美味しく食べるコツ
銀杏は非常に脂と相性が良いです。生で食べるよりは茹でたり炒めたり油で揚げたりと火を通してから耐えましょう。また銀杏を自分で拾ってきて調理するとなるとかなりの手間がかかります。スーパーなどで秋ごろになると並んでいるので購入して、毎日の分量を決めて、効果効能がよく出るよう健康管理に気を付けながら銀杏を食べましょう。
美味しく食べる銀杏メニュー
ここで銀杏を使った美味しいメニューを見ていましょう。どれも今日の食卓から使える簡単メニューになっています。カロリーや健康管理のバランスを考えて銀杏で食卓にも彩りをするのもおすすめです。
美味しい銀杏メニュー1・串焼き
銀杏と言ったらまずはこれです。火を通してホクホクになった銀杏に、塩こしょうでさっぱりと食べるもよし、甘辛のやきとりたれをつけてふっくら豊かに味わうも良しです。またアルミの容器を使って、その容器に油を引いて銀杏を入れて火にくべて塩を振って食べてみて下さい。ほっこりとした銀杏の甘みと独特の風味が口の中一杯に広がります。
美味しい銀杏メニュー2・茶わん蒸し
続いては、茶わん蒸しです。一見手間のかかりそうな料理ではありますが、実はそれほど手間はかかりません。またカロリーもあまり高くなく健康管理も上手にできる効果効能の非常に良い料理です蒸しあげるときにきちんと時間を測ってやればだれにでも簡単にできる料理です。まず用意するものは出汁と卵です。出汁を取るのがめんどくさい方は市販の麺つゆなどを水で割ると良いでしょう。
もし出汁にもこだわりたい方は次の手順で作って下さい。まず水を鍋にはりに昆布を入れ30分ほど待ちます。その鍋を火にかけ沸騰する直前に火を止め昆布を取り除きます。そうしないと昆布からぬめりが出るので注意しましょう。火を止めたままかつお節を入れ沈むまで待ちます。沈んだら出汁をこします。この時火をくべたり、こした布巾を絞ると出汁にエグミが出てしまうので注意しましょう。これが一番出汁です。
卵を割りかき混ぜこちらも布巾で越して余計なものを取り除きます。その越した卵と出しを合わせてかき混ぜます。この際あまりかき混ぜ過ぎないように注意してください。そこの具材を入れ10分ほど蒸しあげたら出来上がりです。具材はあまり多くない方が味が濁らずスッキリします。銀杏、鶏肉、しいたけ、たけのこ、三つ葉ぐらいがいいでしょう。具材はあらかじめ醤油で軽く味付をしておけばなおよしです。
美味しい銀杏メニュー3・鶏肉ときのこと銀杏のホイル焼き
こちらも簡単美味しいメニューです。きのこはしいたけ、シメジ、舞茸など味が良いものとエリンギなど歯ごたえが良いものがありますのでお好みで一口サイズに切っておきましょう。鳥もジューシーなもも肉でも、ローカロリーであっさりとしたむね肉、ササミ、でも味わいに深さが欲しいならとり皮を使いましょう。こちらも一口大に切っておきます。またこれらの食材を軽くお酒で洗っておくと隠し味になりますのでおすすめです。
野菜に白菜も一口大にまた、ゴボウやにんじんは笹垣にするか、細切りにきざんでおきましょう。それらと銀杏、きのこなどは火の通りにくいものはお湯で軽く下茹でしておいてください。材料をアルミホイルに載せ蓋を占めてオープントースターで15分、具材に火が通るまで焼けば出来上がりです。オープントースターがない場合はフライパンにお湯をはりその上にアルミホイルを置いて蓋をして火が通るまで焼けば出来上がりです。
味付けは素材を活かすためにシンプルに塩こしょう、酒、醤油ぐらいにしておくのもコツの一つです。
美味しい銀杏メニュー4・銀杏のかき揚げ
銀杏のかき揚げです。銀杏は油ととても相性がいいのでかき揚げにすればさらにおいしく食べられます。取り合わせの具材ですがまずは玉ねぎをチョイスしましょう。銀杏の持つビタミンB1と玉ねぎの持つアリル化合物が合体し単独で取るよりもさらに吸収率が良くなるからです。後は香ばしさを上げるために桜エビなどが良いでしょう。また、かき揚げも味が混ざり過ぎないように3~4品の食材に絞った方が美味しいです。
天ぷらを揚げるときのコツは二つ。グルテンをいかにつくらないようにするのかと、油と食材に温度差があればあるほどいいという事です。グルテンはパンを作る時に大事な要素でモッチリとした食感を出してくれるものです。しかしこれが天ぷらになった場合は油を吸いカラッと上がらなくなる要因です。しかし水を小麦粉を混ぜるとどうしてもこのグルテンが出来てしまいます。なので混ぜるとき端玉が残る位ざっくり混ぜてやります。
また温度差が大事なので、水と小麦粉は冷蔵庫で冷やしておいた方がいいでしょう。油の温度は焦げないように180℃に調整してください。水には氷を入れてもいい位です。そこに具材を入れ、ここから少しコツがいるのですが小さな輪を作るように具材を入れてやります。ある程度火が通ったらひっくり返して火を通します。上がったら油をきって出来上がりです。
かき揚げは塩で食べるのが一番おすすめですが、お好みで天つゆを作ってもいいでしょう。天つゆは先程書いた一番出汁に昆布とかつお節を再度入れて煮立てて、沸騰する前にもう一度かつお節を加えます。これを追いがつおと言います。沸騰させずに具材を引き出したものが二番出汁。これに醤油で軽く味付をしたら天つゆの完成です。大根おろしやおろししょうがを入れて食べるとなおおいしいです。
美味しい銀杏メニュー5・カレーライスを作ろう
銀杏を使ったカレーもおいしいです。メインとなる肉類ですが、銀杏と同じようにビタミンB1の多い豚肉を使うことにします。また豚肉は油が美味しいので、脂身の多いバラ肉を使うことにします。野菜はシンプルに玉ねぎ、銀杏、ニンジン、ジャガイモで行きましょう。まず豚バラ肉を炒めます。ある程度炒めて油が出てきたら一度さらに取り上げます。そこにきざんだ玉葱と殻をむいた銀杏を入れ炒めます。
ニンジン、ジャガイモは下準備として火の通りやすいように電子レンジで温めておいてください。耐熱皿に人参とジャガイモをのせ水をはり火が通るまで温めます。フライパンに火が通ってきたら下処理をした人参とジャガイモを入れ軽く炒めてお湯を入れます。軽く煮てあげたら、さきほどの豚バラ肉を入れ一煮立ちしてカレールゥを入れれば完成です。隠し味はお好みで。これで疲労回復効果と栄養価のあるカレーが出来上がりました。
美味しい銀杏メニュー6・やっぱり炊き込みご飯
秋の味覚をふんだんに使った炊き込みご飯をご紹介します。まず油揚げを茹でて油を落としたものを細かく刻みます、またしいたいぇやにんじんごぼうも細かく刻みます。シメジなどはそのままでOKですが1ポンずつほぐしてやりましょう取りもササミを細かく刻んでおきます。後は炊飯器にご飯と入れてしょうゆ、酒などで味付けして炊き上がったら出来上がりです。
銀杏と季節の関係
日本の秋の風物詩となっているイチョウですが、葉っぱがきれいに染まる頃に銀杏も食べ時を迎えます。あまり食べ過ぎるのは良くないですが、しっかり火を通して適量を守って食べれば様々な場面で活躍する健康食材です。
もちろん銀杏が一番日本食で使われるのは食材です。上記に紹介したもの以外にも、がんもどきやなかには巾着ぶくろの中に入っていたり、炊き込みご飯として食べられることもありますが、食を彩る飾り物として活躍することもあります。例えば松野派に銀杏を通してみればオシャレな使いやすい飾り物が出来ます。このほかイチョウを添えたり、場合によってはイチョウ柄の着物も秋を演出してくれるものの一つです。
やはり秋を代表する植物はモミジですが、モミジは町中というより観光で見に行くものというイメージが強くやはり街中で見慣れた植物という事であればイチョウが一歩有利だと言えるでしょう。綺麗なイチョウ並木はドラマなどでもよくつかわれ、日本らしさをアピールしてくれます。
銀杏との付き合い方
銀杏はおいしさとイチョウの美しさを持つおすすめの植物です。銀杏の実の匂いは確かに気になります。しかもかぶれる事も厄介なのですが、ルールをきちんと守る事で健康に適した様々な効果効能を多く持った食材です。またおすすめの塩焼きにすればビールをはじめとするお酒との相性も抜群、どちらも適度に取って健康管理することでストレスから解放され、また身体への効果効能も期待できるおすすめの食材です。