無印・MUJIカフェの人気メニューは?お得に楽しめる注文方法も紹介
無印良品の良品計画が運営する人気のMUJIカフェのおすすめの利用方法や人気のメニューを紹介!無印ならではのこだわりを感じられるMUJIカフェで、体にも優しい食材を食べることができて、カフェとして利用するだけでも、お得になる方法もあります。
目次
MUJIカフェの特徴
無印良品を経営する、良品計画の理念「感じよい暮らし」をそのまま飲食店にしたような「MUJIカフェ」。「Cafw&Meal MUJI」として、日本国内から海外にも店舗があります。使われている器の多くは無印良品で販売されているものだったり、インテリアも無印良品ならではのシンプルで心地良いものが使われていて、コーヒーチェーンほどの店舗数はありませんが、人気のあるカフェです。
無印良品のショップがあれば、必ず併設されているというものでもなく、地元の無印ショップにはない、という残念な声もきかれます。MUJIカフェは、ショッピングモールなどに出店しているところもあれば、ホテルのレストラン機能を担っているようなMUJIカフェもあります。
カフェの店内は、木製のテーブル、イスがほとんどで、自然光や緑が目に入りやすいようになっています。新しい店舗では、天井が高くなっていて、大きな窓で解放感を感じられるところもあります。ベビーカーが一緒でも、安心して店内をあるけるように通路にも、余裕を持たせているところが多いのも、人気の要因です。
食材
MUJIカフェでは、「素の食」のおいしさ、素材そのものの味を生かすことを大切にしています。日本国内だけでなく、世界中の生産者と交流しながら、その時期にいちばんの旬の食材を使っていいるそうです。一方で、フェアトレードや環境に配慮された農法でつくられる食材も採用していて、地球にも優しい食材を使っています。
調理する際にも、化学調味料は最小限に、保存料は使わずに、ということで、食べる人にも優しいというのも特徴です。さらに、世界規模での取り組みとして、飢餓と肥満を解消するための「TABLE FOR TWO プログラム」に賛同して、対象メニューを注文すると20円追加して支払い、それを開発途上国の学校給食一食分になる、という取り組みもしています。
アレルギー対応
MUJIカフェのデリメニューには、7大アレルゲン、卵、乳、小麦、落花生、そば、かに、えび、の表示がされています。アレルギーを気にしている人にも優しい配慮です。またレシピファイルも用意されているので、特定のアレルギーを持つ人にでも、確認した上で注文して食事ができます。
どこのレストランやカフェでも同じように、レシピ上は使っていない食材でも、同じキッチンで調理しているので、アレルゲンが混入する場合もある、ということは知らされています。アレルギーだけでなく、カロリーが気になる人は、カロリーを算出する機器によって測定された数値が、デリとデザートには表示されている点も、嬉しくお得なポイントです。
注文前に先ず席の確保
MUJIカフェが多くあるコーヒーショップなどと違うのは、その場で飲食をするなら、先ず席を確保するということ。席札というものがあるので、それをとって、空いている席、席札の置いていないところを選んで、席を確保してから、注文となります。この席札は、漢字一文字で選ぶ時に小さな楽しみもあります。
席を確保したら、総菜がたくさん入っているデリケースの前に行って、スタッフに注文します。そして横にずれるようにレジに移動して、注文分の支払いをすませて、先ほど選んだ席に座って、食事をするという流れになります。食べ終わったら、トレイや席札は返却場所へ戻すことも忘れずに。追加でドリンク等を注文したいときには、そのまま席を確保して、再度レジに行って注文になります。
初めてMUJIカフェを利用しようと、デリケースの前で並んでいて、注文しようとイートインの旨を伝えると、先に席の確保をお願いします、と言われることがあります。注文の順番まで待っていたのに、席確保からやり直し、ということも起こりがちなので、注文の前に席を確保を忘れないようにしてください。
無印・MUJIカフェのメニュー「フード」
無印のカフェはでは、基本のデリメニューは、日本の店舗ではどこでもほぼ同じものがあります。店舗によって、デリや主食の種類が多かったりすることもあります。ランチタイムの注文が多いところでは、お弁当メニューが前面にでている店舗や、ファミリー層が多いところでは子どもメニューやパンやスイーツメニューが充実している店舗もあります。
海外にもあるMUJIカフェになると、その国の食材を使っているものもあるので、日本では食べられないような無印ならではのデリもあります。ただ、日本のひじきやユズ、抹茶といったものを使ったメニューが、海外でも食べられるというのも、MUJIカフェの特徴です。無印だからこそ、安心して海外でも和食材を口にできるのは、お得ポイントでしょう。
MUJIカフェのメニューはデリが中心ですが、アラカルトメニューもあります。デリケースが近づくと、どれとどれを注文しようか迷ってしまいますが、「おすすめ」や「新登場」といった表示があるものから注文すると、その季節らしい味わいも楽しめて、注文に悩む時が減ります。
ランチにおすすめのセットメニュー
MUJIカフェの基本となるセットメニューは「選べるデリ」です。温かなデリと冷たいデリから混ぜて3品、または4品を選んで、ワンプレートにもりあわせてくれます。そこにご飯か、パンを選んで、お弁当のようなセットになります。追加でお味噌汁かスープも注文して加えることができます。
ホットデリのメニューには、厚焼き玉子に野菜のあんがかかったもの、鶏のから揚げのスイートチリ味など。コールドデリには、季節の野菜のサラダや、マリネ、筑前煮などが並んでいます。どれも体に優しい食材な上に、ホットデリからも1品、コールドデリから2品、という組み合わせで選ぶことで、より多くの食材を一度に口にできて、栄養バランスの良い、体にお得な注文が自然とできてしまうのです。
選べる主食
MUJIカフェでは、デリセットの主食をご飯かパンを選べます。その時、ご飯を注文すると、料金はそのままで量を調整してもらえます。大盛りがお得で無料、値段は変わりませんが小盛りの注文もできます。これなら、お腹がすいている時や男性は大盛り、おかずを多く食べたいときには、ご飯小盛り、という調整ができておすすめポイントです。
ご飯の場合、プラス100円で十穀米を選んで注文ができます。無印オリジナルの配合で、玄米、赤米、黒米、もちきび、などをあわせていて一層ヘルシーになります。白米にもこだわりがあって、ミネラル豊富な土壌と水で作られている土地のものが使われています。パンは、北海道産小麦を使ったもっちりとした食感のもので、1個でもしっかりと噛むことで味もお腹も満足させてくれます。
国内のいくつかの店舗に限られますが、おにぎりをおいてあるMUJIカフェもあります。お米のこだわりはそのままに、のり、塩、具材一つひとつにもこだわっていて、無印ならではのおにぎを注文できます。子どもには、手で持って食べられるのも嬉しいメニューです。
デリの追加とデリ以外のメニュー
デリセットだけでなく、アラカルトメニューもあります。デリで、4品選んだけれど、もう1品食べたいものがあるというときには、追加での注文もできます。ホットデリの方がコールドデリより少し値段は高くなっていますが、どうしても選びきれない時や、試してみたいデリが並んでいたら、おすすめです。
MUJIカフェのデリケースの他にも、アラカルトメニューがあります。店舗によりますが、カレーライス、おにぎり、スープという単品もありますが、夕食用のメニューもあります。魚や肉を使ったメインメニューと、ご飯、お味噌汁、デリからホットとコールドを1品ずつ選んでいただけるという、ヘルシーながらお得にお腹も満足できるメニューです。
無印・MUJIカフェのメニュー「ドリンクやデザート」
デザートメニュー
MUJIカフェでは、デザートも人気があり、食事とあわせてでも、デザートだけでも注文されている人がいます。本和香糖(ほんわかとう)という、沖縄のさとうきびを原料にした、本当に和の香りがする砂糖という、ミネラルを含んだ上品の甘さの砂糖を使っているものが多いです。
「ソフトクリーム」は特に人気があって、世代に関わらず注文されている一品です。ジャージー牛乳100%の濃厚さと、本和香糖の控えめな甘さがあわさり、コクを感じる味わいです。コーヒーフロートや、クリームソーダにも、このソフトクリームが使われています。
もう一つ、人気があるデザートは「焼きプリン」。やはり本和香糖をつかった、甘さ控えめで、黒糖のカラメルソースがきいているプリンです。この本和香糖、牛乳、生クリーム、全卵、というシンプルな材料だけで作られていながらも、舌ざわりがよくなるように丁寧につかられいるのが分かる、無印らしいデザートです。
ドリンクメニュー
ブレンドコーヒーもおすすめですが、人気があるドリンクは「抹茶ラテ」。宇治の抹茶を使って、香りがよいのが特徴です。オリジナルのブレンドティーやハーブティーはポットで提供してくれるので、ゆっくりとお茶を飲みながら本を読みたい、という時におすすめです。
もう一つ、ドリンクメニューで人気は「クリームソーダ」。一般的なクリームソーダよりも、ブルーの色が薄いですが、天然の着色料を使っているからで、ソフトクリームとあわせて食べられる、懐かしさもある一品です。
ドリンクメニューには、高知県産の生姜と本和香糖を使ったジンジャーエール、ユズの苦みも感じるような、柚子スカッシュといった、無印でしか味わえないものもあります。暑い時にはもちろん、ビール代わりに、スキっとしたい気分のときにもおすすめのドリンクです。
無印・MUJIカフェのメニュー「その他」
ヘルシーメニュー
無印良品の売り場でも販売されている、フォー。MUJIカフェにも、フードメニューとしておいてある店舗もあります。青菜やチキンなど具がたっぷりとのっているので、ヘルシーだけれど意外と食べ応えもあります。杏仁豆腐がセットになっているのも嬉しいメニューです。
デザートの中では、土佐文旦ゼリーがさっぱりとしていて、食後のデザートにもおすすめです。文旦(ブンタン)という、みかんよりも大きくて、果肉部分がしっかりとしている柑橘の果実を使っています。香りもよいので、文旦を知らない、食べたことがない、という人でも口にあいやすいでしょう。
パンメニュー
無印良品で売られているベーカリーも、やはり体に優しい材料で、ヘルシーなものが多数あります。食パンなどは、自宅用にテイクアウトできますし、惣菜パンもあり、甘いスイーツパンもあって、ブランチでその場で食べることもできます。焼きたてのパンが並んでいることもあって、小腹がすいている時にもおすすめです。
好みのパンや、ハムや野菜をはさんだカスクートとコーヒー、デニッシュとブレンドティー、といった、まさにカフェとしての利用もおすすめです。家で食べる朝食用や、ディナーのおとも用に、無印のベーカリーのっブリオッシュ食パンやクロワッサンを買って帰るだけ、というMUJIカフェの利用方法もあります。
アルコールメニュー
MUJIカフェにもアルコールがメニューにあるところもあります。国産のクラフトビールやちょっと珍しいビール、ワインなどがあって、スパークリングワインや無印良品らしく、厳選されたオーガニックワインがあったり、ノンアルコールビールがある店舗もあります。
好みのアルコールを、デリとあわせていただけるので、仕事帰りに、お腹もすいているし少し飲みたい、という時にもおすすめの場所です。昼間から軽く飲んでゆったりとした気分で過ごす、ヘルシーなデザートとグラスワインで気分もリラックスさせて、自分へのご褒美をプレゼントすることもできます。
カレーをMUJIカフェでお得に
無印良品で人気のあるカレーシリーズのものが、食べられるMUJIカフェもあります。お店で売られているものと同じものを、期間限定でカレーライスとしてメニューに並ぶこともあります。気になっていてカレーを、試しつつ食事にもなって、ちょっとお得気分になれます。
MUJIカフェで人気のカレーには、十穀米の薬膳カレーもありますが、一部店舗では、「和のカレー」と「洋のカレー」のソースを選べるカレーがあります。これには季節の野菜のトッピングが4種類から選ぶこともできて、カスタマイズできるお得なカレーです。取り扱っている店舗でもメニューになくても、ソースをハーフ&ハーフで、というオーダーもできるそうです。
季節限定メニュー
MUJIカフェで見逃せないものに、季節限定メニューがあります。夏はカレーメニューの種類が増えたり、温かいものが欲しいシーズンには、シチューやスープの種類が増えたりします。中でも、デザート類は、その季節のものを使った焼き菓子やケーキも、定番メニューとあわせて並びます。
これまでには、琉球の紅茶で煮たサツマイモとリンゴ、紅茶のゼリーなどの組み合わせた「秋の果菜(ください)パフェ」、夏の疲れを癒しつつ秋のぶどうを味わえる「ぶどうのサワードリンク」といったものが限定メニューでありました。見た目にも優しい季節感あるメニューは見逃せません。
無印・MUJIカフェの人気のサービス
テイクアウト
デリをテイクアウトできる、テイクアウトメニューもあります。お弁当として、3つのデリが詰めあわされているものや、好きなパンとスープのセット、といったものなら、カフェが混雑していたら、テイクアウトでという選択肢の一つにもなります。サラダ付きで、カレーのテイクアウトができるところもあります。
人気のデザートの焼きプリンは、テイクアウト用にカップに入ったものも売られています。ちょっとした手土産にも喜ばれますし、数量限定なので、プレミアム感も味わえます。
子ども連れにも優しいサービス
MUJIカフェではアレルゲンの表示がされていることからも、子どもがいても安心して一緒に食事ができます。全店に、ベビー用のイスも用意されているので、それを利用できるというのも嬉しいところです。ただ、数には限りがあるので、ママ友のグループで、となると足りない店舗もあるかもしれません。
さらに、有楽町、青葉台のMUJIカフェには子どもメニューもあります。キッズプレートだと、ホットデリ1品、コールドデリ1品ずつに、子ども向きのドリンクが1つもごはんかパンが選べます。こちらの店舗以外でも、子ども用に取り分ける器も貸してくれますので、子ども連れでも安心して利用できるのがMUJIカフェです。
ポイントなどのお得な利用方法
MUJIカフェで食事をしても、「MUJIカード」の利用ができます。支払いもできて、ポイントも貯まります。無印良品のアプリ「MUJI passport」をダウンロードしていれば、MUJIカフェで会計するときに、マイルが貯まるのと、有効期限があるものの次回以降に使える、お得なクーポン券がもらえる場合もあります。普通に支払いをするだけよりも、何らかの無印のポイントを利用した方がお得です。
さらに、大きな商業施設に入っているMUJIカフェの場合、そこのデパートやショッピングモールのカードポイントも貯まる場合があります。他にも、クレジットカード払いにも対応しているところが多いので、クレジット会社のポイントも貯まってしまう、というお得な利用方法もあります。
無印・MUJIカフェでの楽しみ方、過ごし方
MUJIカフェでは、一人でも利用しやすいように、窓際にカウンター席を配置している店舗が多くあります。コンセントが設置されているところもあるので、混雑する時間帯でなければ、無印でコーヒーを飲みながら、タブレットを開いて仕事をする、本を読む、といったこともできます。
無印良品を体感できるのもMUJIカフェのお得な特徴です。食器やトレイを使ってみて、気に入ったら、ショップで購入できるものがあります。座るイスやテーブル、ソファやインテリアとして飾ってあるものも、無印良品のショップやネットストアで購入できるものも多くあります。実際に見て、触れて、使ってみて、という体験できるのも無印のカフェならではです。
レシピは公開されている
MUJIカフェにはアレルギー表示をかねた、材料を明示したレシピがおいてあります。それに加えて、ホームページではレシピのページで公開されているので、カフェで気に入ったものは、家でも作ることができるのです。
レシピを見ていると、材料を揃えるのを手間に感じることもあります。そういう時には、無印良品のショップの食品コーナーに行くと、調味料のセットや手作りデザートという製菓材料があるので、そちらを使うこともできます。MUJIカフェと全く同じ、というようにはできなくても、厳選の材料で家庭で作りやすいレシピになっているので、手作りを試してみる価値もあります。
子どもが喜んで食べたデリ、気に入ったデザートなど、再現したくなったら、無印のレシピを見てください。シンプルなサラダや和え物などは、お弁当作りにも役立ちそうですし、野菜嫌いな子どもでも食べられるメニューが増えるかもしれません。野菜たっぷりのレシピ本も売られています。
店舗
無印良品の「Café&Meal MUJI 」は、日本国内に23店舗、海外に15店舗あります。無印良品の直営店だけでも300店舗以上あることからすると、まだ少ないです。首都圏や人が多く集まる商業圏にあるので、無印良品のショップはあっても、MUJIカフェがない、というところも多いのです。
国内では、北海道、埼玉、愛知、京都、熊本に1店舗ずつ、兵庫、福岡、神奈川、に2~3店舗、大阪には4店舗、東京に9店あります。もっと増えてくれることを願っている、無印ファンも多いです。
それでも、ホテルに併設されたりシネマコンプレックスと同じ建物のにカフェとしてオープンしたりと、すこしずつ店舗数が増えているようです。東京、大阪、といったところへ出張や旅行で行くなら、ランチの場所としてチェックしておくのもおすすめします。
無印・MUJカフェでリラックスタイムを
食材だけでなく、木のぬくもりにも優しさを感じられるのが、無印・MUJIカフェです。無印良品の世界をそのまま肌で感じつつ、一人でも、デートでも、子どもと一緒にファミリーでも、リラックスして食事を楽しめます。お得な利用方法とあわせて、ぜひMUJIカフェを利用してみてください。