あんこう鍋の人気レシピは？プロの簡単で本格的な作り方とは！

寒い季節になると、心も体も表情も縮こまってしまいがちです。そんな時にみんなが笑顔になれる、冬が旬のあんこう鍋を食べたいけれど、お店まで行くのはちょっと…作りたいけれど、家で作るにはハードルが高いような感じかする…と思うことはありませんか？ここではプロの味をご家庭で、とても簡単に作れるあんこう鍋の献立レシピを紹介します。

あんこうの全体の姿を見たことがない方はきっとすごいインパクトを感じると思います。しかしその見た目とは違ってとても美味しいあんこう！その旬のは11月から2月の冬、あんこうは産卵期に沢山の卵を作るために体に栄養を蓄えます。特に肝はこの時期とても大きくなり食べ応えがあります。あんこうは脂肪分が少なく、低カロリー、肝は濃厚ですが、身はたんぱくなので、やっぱりあんこうは鍋にするのが一番美味しい魚です。

皮にははたっぷりのコラーゲンが含まれていて、捨てるところがない魚と言われています。あんこうの食べられるところは、肝、身、えら、皮、尾びれ胸びれ、卵巣、胃袋、とあんこうの7つ道具と言われており、それぞれの食感や味が違くそれを楽しむことで、あんこう鍋がより一層美味しく感じます。

あんこうにはビタミンA、ビタミンB、ビタミンD、セレンが多く含まれており、なんとビタミンAはうなぎの3.5倍あるそうです！あんこうの皮の部分にはコラーゲンが豊富に含まれてます。

あんこうに含まれている栄養の効果でまず、身の部分に入っている栄養は、体力アップとダイエットと美肌に効果があり、肝の部分に入っている栄養は、眼精疲労、免疫力の向上、老化の防止、骨粗鬆症の予防、精神安定、動脈硬化の予防などが含まれていてあんこうを食べると良いことが沢山あります。あんこう鍋で美味しく栄養をとることがオススメです。

まず、あんこうと聞くとどこで売っているんだろう？自分でさばくには、かなり抵抗がある…と思うことはありませんか？お魚屋さんにあるのはもちろんですが、実は冬の時期になると、もっと手軽に手に入れることができます。
 

身近なスーパーのお魚コーナーに、あんこう鍋セットという形で、切り身になって並んでいます。だいたい１パック500円から800円で売っています。プロの味を出すにはあん肝が入っているセットがおすすめです。
 

簡単にプロの味を出すにはやはり！あんこうの下処理がとても大切です！ここでは簡単な下処理方法を紹介します。あんこうには、実はどくどくな臭みがあります。その臭みを取ることによって、プロの味を簡単に作ることができます。

まずはあんこう全体に塩を振って30分おきます。鍋に沸騰したお湯を用意して、火を消して、その中にあんこうを入れます、軽く霜降りにあんこうの身がなったら、冷水にあんこうを入れて、ぬめりや血をしっかりと洗い流します。この下処理があることで、鍋全体にあんこうのどくどくな臭みが広がることなく、美味しいあんこう鍋ができます。

＜材料4人分＞あんこう肝付1パック・みりん50cc・醤油40cc・みそ大さじ3・だし汁1,000cc・肉団子10個・白菜4分の1・大根4分の1・豆苗1パック・ネギ1本・豆腐1パック

＜作り方＞あんこうに塩をふり30分置き沸騰したお湯にあんこうを入れ表面が白くなったら冷水につけ、ぬめりをとります。あん肝を鍋に入れ焦げないようにゆっくり弱火でペーストにして香りが出てたら調味料とだし汁を入れて沸騰したら野菜を入れて野菜に軽く火が通ったらあんこうを入れてあんこうに火が通ったら出来上がりです。

＜材料4人分＞あんこう500g・あん肝300g・白菜4分の1・長ネギ2本・豆腐1丁・みそ200ｇ・お酒200ml・すだちはあればお好みで適量

＜作り方＞あんこうの下準備それぞれの身を食べやすい大きさに切り塩を振って30分ほど置いてから熱湯で湯がいて冷水に取りざるにあげます、白菜大き目に切り、長ネギ斜め切り、豆腐8つ切り鍋にあんこうの肝を入れて火にかけます。おたまであん肝を溶かしあん肝が溶けたら味噌を混ぜ合わせ、日本酒を入れ具材を全て鍋の中に入れて15分煮込めば完成です。

＜材料4人分＞あんこうの切り身パック500g・玉ねぎ1個・大根3分の1・味噌大さじ3・砂糖大さじ2、コチュジャン大さじ3・ニンニク2かけ

＜作り方＞あんこうは下準備をしておき大根は5ミリ厚ぐらいに切り食べやすい大きさにします、玉ねぎは一口大ぐらいに切り鍋に玉ねぎ、大根、ニンニクすりおろしたものを入れて、具材がかぶるぐらいの水を入れ火にかけます、大根が柔らかくなったら、味噌、砂糖、コチュジャンを入れ、味が馴染んだら完成です。

＜材料4人分＞あんこう1パック（あん肝入）500g・白菜4分の1・酒3分の1カップ。味噌はお好み

＜作り方＞あんこうを下処理し、鍋を熱しあん肝をおたまなどで溶かすように弱火でゆっくりと炒めます、あん肝が溶けたらお酒と味噌を加えるゆっくりと火を入れ、白菜とあんこうを入れ、焦げないように時折混ぜながらゆっくりと弱火で煮込みます、どぶ汁は水などは入れず、具材から出る水分で煮るので、焦げないようにゆっくりと火を通すのが成功の秘訣です。具材本来の美味しさ引き立つ究極のあんこう鍋です。

＜材料4人分＞あんこう400g・白菜4分の1・ネギ1本・春菊1袋・えのき1袋・人参4の1・だし汁4カップ

＜作り方＞あんこうに塩を振り30分ほど置いた後に軽く湯どうしして冷水でしっかりと洗って下処理を行います。野菜を適度な大きさに切り鍋にだし汁を入れるれて火をかけ沸騰した鍋の中に具材を入れ火が通ったものから、お好みで、ポン酢や柚子こしょうなどをつけていただきます。

＜材料＞あんこう（肝入り）500g・しめじ、舞茸、えのきなどお好きなキノコ適量・白菜4分の1・ネギ1本・塩小さじ１・だし汁500ml・酒大さじ2・みりん大さじ2・醤油大さじ4・おろし生姜小さじ1

＜作り方＞あんこうは塩を振って30分ほど置きます、その後あんこうは霜降りになるぐらいまで軽く湯どう死して白菜はざく切りネギは斜め切りキノコはさきだし汁を鍋に入れ調味料を入れて煮立ったら白菜を入れます。白菜に火が通ったら、ネギとあんこうを入れさらに火が通ったら、キノコ類を入れキノコにも火が通ったら完成です。

＜材料4人分＞あんこう・あん肝入り500g・ネギ1本・にら1束・えのき1束・白菜4分の1・もやし1袋・市販のキムチ鍋の素

＜作り方＞あんこうに塩をふり30分置いた後、身が白くなるぐらいに湯どうしそれを冷水でよく洗い下処理をします。市販のキムチの鍋の素を鍋に入れ火にかけ小さめの鍋にあんこうの肝を弱火で、おたまでゆっくりと溶かし溶けたあんこうの肝を鍋に入れ鍋にあんこうの身を入れます。白菜、ネギ、を適当な大きさに切り豆腐は水を切ってきます。具材を入れて野菜に火が通れば出来上がりです。

＜材料3・4人分＞あんこう1パック・ねぎ1本・白菜4分の1・粉だし大さじ3・ポン酢お好み

＜作り方＞あんこうに沸騰したお湯をかけて霜降りにしその後、冷水でよく洗って臭みを取ります。鍋にあんこうと野菜を並べるようにして入れ粉だしと鍋の3分の1程度の水適量を入れ（白菜から水分が出るのであまり入れすぎないように注意）火にかけ野菜に火が通ったらお好みでポン酢でいただきます。

鍋といえば最後の楽しみシメ、特にだしがたっぷり出ているあんこう鍋のシメを何にするかとても楽しみですよね？うどん？ラーメン？やっぱり雑炊？あんこうの出汁がしっかりと出ているのでどれにしても美味しいのは間違いなしですが、ここであんこう鍋の味付けによってのおすすめのシメレシピを紹介いたします。

みそベースあんこう鍋シメレシピでオススメなのが雑炊です。＜作り方＞あんこう鍋の残り汁300mlぐらいに、ご飯200gに少し塩を入れます、蓋して弱火で3分、とろけるチーズを入れて蓋をして、弱火で4分で出来上がりです。お好みで青海苔を散らして、濃厚なあんこう鍋チーズリゾットの完成です。

醤油ベースあんこう鍋シメレシピでオススメなのが、やはりうどん！あんこうの旨味が十分に出ているので、定番のシンプルな味付けが一番美味しいです。＜作り方＞冷凍のうどんをレンジてチンして、あんこう鍋に入れます、溶き卵を入れて、蓋をして1分、刻んだネギを散らしてお好みで七味をかけて、完成です。

人気レシピいかがでしたか？あんこう鍋を食べたいけれど、自分にはちょっと作れる自信がない方でも、プロの味を簡単に作れる人気レシピを紹介しました。あんこうの身にはコラーゲンたっぷりで、肝には抗酸化作用！他にもとても嬉しい栄養が沢山含まれていますので、紹介したレシピでみんなであんこう鍋を囲んで笑顔でこの冬をお過ごしください。