クリームパンは高カロリーで太る?クリームパンの薄皮/ミニ/チョコでは?

クリームパンはカロリーはどのくらい高いのでしょうか?最近では、ミニサイズだったり薄皮、クリームの代わりにチョコが入ったパンなど種類が豊富なので、ダイエット中の人はカロリーが気になると思います。そこで、クリームパンを食べるとカロリーでどれくらい太るのか、栄養い成分は入っているのか検証し、ダイエット中でもクリームパンを美味しく食べられる方法を考えます。また、クリームパンを食べるときの注意点も合わせて紹介していきます。

クリームパンは高カロリーで太る?クリームパンの薄皮/ミニ/チョコでは?のイメージ

目次

  1. 1クリームパンのカロリーで太るか気になる!
  2. 2クリームパンについて
  3. 3クリームパンのカロリーは高い?
  4. 4クリームパンの薄皮/ミニ/チョコのカロリー
  5. 5クリームパンの栄養成分
  6. 6クリームパンのダイエット中の食べ方
  7. 7クリームパンの注意点
  8. 8クリームパンは高カロリーで太りやすい!

クリームパンのカロリーで太るか気になる!

子供から大人まで人気のあるクリームパン。お店によって味や形もアレンジされて、好きなパンのランキングでも常に上位を保っています。コンビニエンスストアでもミニサイズの薄皮クリームパンやチョコや抹茶などのクリームパンは必ず置いてあります。

この甘くておいしいクリームパンは、たっぷりのカスタードが入っているため、糖質やカロリーが気になると思います。食べ過ぎると太る原因になりかねません。今回はクリームパンを栄養素も合わせて奥深く探っていきます。

クリームパンについて

クリームパンとはどこの国が発祥のパンか知っていますか?アンパンは和風、クリームパンは洋風なイメージを持ちますが、意外なルーツがあります。まずは、クリームパンがどのように出来たかを探っていきたいと思います。

ルーツ

クリームパン発祥の地は実は日本です。インドカリーやカレーパンで有名な新宿中村屋が考案しました。ルーツはシュークリームから始まります。中村屋の創業者夫妻が、シュークリームを食べ、その美味しさに感銘し、すでに世の中に出ていたあんパンののようにクリームをパンに入れることを考え出しました。

明治37年にクリームパンをお店で販売したところ大好評になり現在のクリームパンの地位についたのです。クリームパンは100年以上の歴史があり、今ではパン屋さんの工夫や努力によって進化し続けています。

特徴

クリームパンと言えば、赤ちゃんが手をギュッとしたようなグローブ型の形が特徴です。なぜこの形になったかは諸説あります。

最初中村屋で作っていたクリームパンは柏餅のような形をしていました。しかし、中にクリームを入れることによって空洞ができ、お客様が損をした気分にさせてしまいます。そこで、切込みを入れ空洞が出来ないようにしたのがグローブ型の誕生と言われています。

使われている材料

お店によって材料は様々ですが、簡単に作れる基本的なクリームパンの材料はこちらです。特にカスタードは分量によっては滑らかさや味わいが全く変わってくるので、自分好みのカスタードを探してください。

  • 強力粉200g
  • 塩小さじ1/2
  • 砂糖大さじ3
  • バター30g
  • 溶き卵20g
  • ドライイースト4g
  • ぬるま湯90ml
  • ※牛乳160ml
  • ※卵30g
  • ※砂糖40g
  • ※薄力粉大さじ1と1/2
  • ※バター小さじ2と1/2
  • ※ブランデー小さじ2(※はカスタードの材料)

クリームパンのカロリーは高い?

クリームパンのルーツや歴史がわかったところで、実際のカロリーを調べてみます。クリームパンは薄皮やチョコなどかなりの種類があるので、今回は3パターンに分けて調べました。

一般的なもの

一般的なクリームパンはだいたい100gの重さがあります。そうなるとカロリーはだいたい236kcalです。これはご飯1杯140gのカロリーが235kcalなので、同じだと言えます。これはウォーキングを1時間しないと消費できないカロリーになります。ダイエット中におやつとしてクリームパンを食べると注意しなければ太る原因になります。

ちなみにメロンパンは約350kcal、デニッシュは約296kcal、ベーグルは約280kcalと数値だけ見るとクリームパンはカロリーが低く見えますが、クリームパンは大きさが比較的小さいので、他のパンより満腹感が低く、1個しか食べないと物足りなく感じると思います。

コンビニ

次にコンビニエンスストアのクリームパンのカロリーを調べてみます。コンビニも変わったクリームパンを販売しています。最近は薄皮でカスタードがたっぷりなクリームパンも多く、太ることを考えたら食べられないかもしれません。

セブンイレブン「ホイップとカスタードのダブルクリームパン(税込み116円)」のカロリーは1個当たり305kcalです。ローソンは「マチノパン クリーム天国(税込み140円)」でカロリーが229kcalになります。ファミリーマートの「シュークリームみたいなパン(カスタード&ホイップ)(税込み128円)」のカロリーは299kcalでした。

有名メーカー

有名なクリームパンのカロリーも調べてみます。お取り寄せで人気の広島にある八天堂のクリームパンはカスタードの他に抹茶やチョコレートなど種類が豊富です。カスタードのクリームは246kcalと低めです。他のクリームパンも比較的カロリーが低いので、ダイエット中には有り難い商品だと思います。

もう一つおすすめのクリームパンは神楽坂にある亀井堂のクリームパンです。手に取るだけでずっしりとした重みのあるクリームパンは中を開けるとぎっしりとカスタードクリームが詰まっています。カロリーは明確になりませんが、重さが約180gあるので試算すると500kcal程度あると思います。美味しいですが、食べ過ぎには注意が必要です。

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クリームパンの薄皮/ミニ/チョコのカロリー

最近ではコンビニエンスストアなどで、薄皮やミニサイズのクリームパンが多く並べられています。また、カスタードクリームの他にチョコや抹茶など変わったクリームパンも見受けられます。そこで、薄皮や、ミニ、チョコのカロリーを検証してみます。

1個当たりのカロリーを比較

まず1個当たりのカロリーを比較します。薄皮と言えばヤマザキの薄皮クリームパンが有名です。サイズも小さく、1個当たり(約50g)のカロリーは96kcalです。また、ローソンのミニクリームパン1個当たりのカロリーは80kcalです。そしてファミリーマートのなめらかチョコクリームパン1個当たりのカロリーは89kcalになります。

また、セブンイレブンのたっぷりクリームパン1個当たり92kcalです。この他にフジパンから出ているアンパンマンのミニクリームパンのカロリーは1個当たり63kcalです。こちらの商品は子供のためのクリームパンなので、子どもが手に持って食べられる程度の大きさです。

重さやサイズで比較

重さやサイズで比較してみたらどうでしょうか?紹介した4種類のクリームパンは殆ど大きさに差はありません。薄皮のミニサイズは重さも手に取るとどこのメーカーもだいたい30g~50gになります。

ただ、中に入っているカスタードクリームがぎっしり詰まっていたり、カスタードでなく中身がチョコクリームだと糖質や脂質が増えるので、カロリーは高くなります。

結論は太る?

これまで紹介した薄皮やミニサイズ、チョコが入っているクリームパンは、何も考えずに食べると太ると思います。なぜなら、どこのお店でもクリームパンを美味しくするためカスタードを多くしたり、中の餡を変えてアレンジさせ、飽きさせない努力をしているからです。

しかし、太る原因をしっかり究明して、ダイエット中でも効果的に食べる方法を考えれば、誰でも気軽にクリームパンを食べることが出来ると思います。次からは、クリームパンの栄養成分もしっかり把握していきましょう。

クリームパンの栄養成分

クリームパンはカロリーが高くて太くというイメージがありますが、栄養がどれだけあるか調べる必要もあると思います。また、ダイエット中に必要なエネルギーをどれだけ補えるかも考えてみます。

炭水化物

炭水化物は糖質と食物繊維からなり、エネルギー源となる糖質は必要な栄養素です。しかし注意をしないと炭水化物を取りすぎて太る原因となります。クリームパンの炭水化物は1個当たり(100g)約34.9gです。

一食当たりの糖質の目安は40gなので、クリームパンひとつ食べるだけで糖質を殆ど摂ってしまいます。あんパンやジャムパンより糖質は低いですが、栄養を摂るためにクリームパンを食べるには糖質が高すぎるので注意してください。

脂質

クリームパンの脂質は約11gです。あんぱんの脂質が約5gなので、クリームパンは高脂質のパンだと言えます。なぜなら、カスタードクリームが入っているのが原因です。牛乳や卵黄をたっぷり使っているため脂質が高くなります。体の栄養を摂るためには脂質も必要ですが、他の食材からも脂質は摂れるため、気を付けなければいけません。

タンパク質

タンパク質とは、筋肉や免疫物質を作り、栄養素の運搬を行い、わずかですがエネルギー源にもなります。クリームパンのタンパク質は11gです。ちなみにご飯は2.7gあんぱんは7.9gと比較的クリームパンはタンパク質が多い方だと思います。

しかし、やはり気になるのはカロリーと脂質で、ダイエット中だからタンパク質を多く摂りたいからと言ってクリームパンを食べると、カロリーがどうしても増えてしまいます。

クリームパンのダイエット中の食べ方

それでは実際、ダイエット中にクリームパンを食べるときは、どう工夫して食べるのが一番ダイエットに効果的か検証します。3大栄養素の炭水化物、脂質、タンパク質が均等に含まれているクリームパン。置き換えダイエットをまずはやってみましょう。

一日一個

クリームパンを食べたいときは1日1個をしっかり守ることが大切です。クリームパンは高カロリー高脂質のパンで、パンの中でも太る確率の高いパンです。そこで、クリームパンを食べるときは1個、薄皮ミニクリームパンを食べるときは2個を上限として食べるのが良いと思います。

食事と置き換える

ダイエットに効果的な食べ方は朝食にクリームパンを食べることです。クリームパンのカロリーはご飯と同じなので、置き換えても問題ありません。そしてサラダや果物で食物繊維やビタミンを補って合わせて食べるのが理想的な食事です。

また、クリームパンは糖質が高いので、腹持ちが良いです。クリームパンを食べると余計な間食をしなくて済みます。おやつにミニサイズのクリームパンを1個食べると、腹持ちが良く、軽い運動でカロリーも消費してくれると思います。

低カロリー低脂質のものを選ぶ

最近はゼロカロリーダイエットなど、健康を気にした商品が出回っています。ローソンから出ているクリームパンも221kcalとかなり抑えられます。また、低脂質のクリームパンを食べるなら、カスタードクリームの卵を減らしたり、牛乳を低脂肪にすることが必要になるため、お店で売っているクリームパンだと低脂質は若干難しいかもしれません。

低脂質のクリームパンを食べたいときは、クリームパンの中にリンゴが入ったリンゴカスタードや抹茶クリームパンのように、出来るだけカスタードの量が少ないクリームパンを食べるのが良いと思います。ただ、糖質やカロリーの過剰摂取には注意が必要です。

クリームパンの注意点

高カロリー高脂質のクリームパンでも食べたくなる欲求を抑えられない時があると思います。そこで、クリームパンを食べるときの注意点を3つにまとめたので、それを守って美味しくクリームパンを食べてください。

食べ過ぎない

バツのサイン

ダイエット中はどんな食材にも言えることですが、クリームパンは特に食べ過ぎないことが大切です。通常の大きさのクリームパンだと、1個で腹持ちは良くなりますが、ミニサイズのクリームパンだと、知らないうちに2個3個と食べ過ぎてしまいます。ダイエット中はクリームパンをご褒美の一つとして、特別な時に食べることをおすすめします。

炭水化物に注意

ジョギングをしている女性二人

クリームパンの炭水化物はご飯1杯分に相当します。通常の食事に置き換えないと、ご飯を2杯食べたことになってしまいます。ダイエット中にクリームパンを食べた日は、いつもより少し多めの運動をするように心がけましょう。家事をするなら、お風呂掃除や洗濯を30分ほどしてカロリーを消費するとクリームパン1個分のカロリーを消費します。

脂質に注意

体重計に乗っている

脂質に関してはクリームパンを手作りしない限り、極端な低脂質にすることはできません。そういう時は、他の食事で脂質を抑えるのが大切になってきます。クリームパンを食べたら肉類や乳製品、揚げ物やインスタント食品を控えるなど、注意して食べると良いと思います。

例えば、成人が一日に摂る脂質の目安は55gです。クリームパン1個の脂質が11gなので、残り44gを3食の中でまかないます。朝食に食パンで4g、お昼ご飯にうどんにすると脂質は2g、夕飯にカレーだと脂質は約26g、合わせて32gです。カロリーなどを気にしなければ、クリームパン1個食べても脂質は高くないので、理想的な食事と言えます。

クリームパンは高カロリーで太りやすい!

クリームパンは食べ過ぎるとすぐ太るパンです。タンパク質が多く栄養素もありますが、高カロリーなので、ダイエット中に食べるときは注意が必要です。薄皮のミニサイズを小腹がすいたときに食べたり、腹持ちを良くするにはカスタードをチョコにするなど工夫することで1日のカロリーを抑えることが出来ます。

クリームパンを食べるときは朝食に置き換えて食べるとバランスよく栄養も摂れるのでおすすめです。クリームパンは高カロリーだということを忘れずに、ストレスなく美味しくクリームパンを食べてください!

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