ニトスキの活用方法やレシピが人気!お手入れやシーズニングも!
「ニトスキ」の愛称で親しまれている人気のニトリのスキレット。今回は、ワンパターンにならない活用法や作るだけでインスタ映えするレシピ、気になるお手入れ方法まで解説します。まだニトスキデビューしていない方も、是非購入前に、参考にして下さい。
目次
ニトスキって一体どんなもの?
ニトスキとは
スキレットとは鉄製のフライパンです。本体の厚さと素材の為、温度が均等に伝わり屋内外を問わず、家庭料理からアウトドアまで使用範囲が広いのが特徴です。「お、ねだん以上」のキャッチフレーズでお馴染みのニトリが、15cm(税込498円)、19cm(税込799円)というお手頃価格で販売し、人気商品となりました。活用方法の多さと可愛らしい見た目でキッチンインテリアとしても大活躍する人気のアイテムです。
黒一色のシンプルなデザインなので、キッチンの見える位置に重ねて置いても、立てかけて置いてもワンポイントになりますし、壁掛けで収納してもインテリア雑貨の様なお洒落さが出ます。ニトリのスキレットは「ニトスキ」という名前と共に浸透し、愛用者が増え続けているアイテムです。そんなニトスキを有効活用する為、知っておくべき情報について紹介します。
ニトスキのお手入れ方法シーズニングと必要な理由
鉄製のフライパンと聞くと手入れが複雑そうなイメージがありますが、これから紹介する「シーズニング」と呼ばれるお手入れ方法をおさえて、毎回ひと手間加えるだけで、ニトスキを長く使い続けることが出来ます。このシーズニングをしっかりやっておかないと料理がくっつきやすくなったり、鉄臭さが気になる場合があるので是非活用してみてください。
初めにおさえておきたい、ニトスキ使用前と基本のお手入れ方法
まずは工場出荷時に塗られている錆び止めを落とすために食器洗剤できれいに洗い流し、しっかりと水気を拭き取ります。この時にお湯を使うと洗いやすいです。次に食塩を使用していない油(食用油、オリーブオイル)を全体に塗り、弱火で5分ほど加熱します。この油を染み込ませて加熱する工程がシーズニングと呼ばれるお手入れ方法です。
調理とシーズニングを繰り返して行うことで、油が細部までなじみ、錆びにくくなるのです。最後に野菜の屑(香味野菜のものが良い)を炒めることで鉄臭さが解消されます。注意として、シーズニング中のニトスキは高温になる為、厚手のミトンや皮素材の手袋を着用して行って下さい。手を保護していても火傷をする可能性があるため、ご注意ください。
ニトスキ使用後に必要なお手入れ方法
使った後は忘れずに
使用後はすぐに熱めのお湯とスポンジで洗います。(この時のポイントはなるべく洗剤を使わないこと。焦げ付いたときはスクレーバーで焦げをそぎ落してから、水を入れて火にかけ、焦げ付きを浮かせて下さい。取れない汚れやにおいが気になる場合は、重曹や洗剤を使ってください。)洗い終わって水分を拭き取ったら火にかけ、細部に入った水分まで十分に乾かします。
その後はスキレットが熱いうちにシーズニングをして、お手入れ完了です!注意点として、汚れが付いたままだとサビの原因にもなってしまいます。また、スキレットが熱々のうちに水で急激に冷やすと割れる可能性がありますので注意が必要です。長期間使わない時は湿度の少ない所に保管し、スキレットを新聞紙でくるんでおくのがポイントです。余分な水分を新聞紙が吸収してくれます。
どんなことができる?ニトスキの活用法
スキレットはアウトドアなどで活躍するダッチオーブンと機能が似ており、普通のフライパンと同じく「焼く」ほかに「煮る」「揚げる」はもちろん、スキレットカバーと呼ばれる蓋があれば、「蒸す」「燻す」レシピにも活用できます。
普通のフライパンより扱いにくい印象もありますが、これだけ色々な事が出来るので、料理初心者やキャンプやバーベキューのシーンにも大活躍します。ニトリのスキレットは単品販売のものに加え鍋と蓋がセットになった商品も販売されましたが、こちらも税込935円~1380円とリーズナブルな価格になっています。
蓋も鉄製なので重くてずっしりとしています。蓋をすることで圧力がかかって硬い素材も柔らかくしてくれるため、圧力鍋で作る「炊き込み」や「煮込み」のレシピにも活用でき、素材のうまみを最大限に引き出しながら簡単に作れます。
さらにオーブン調理も出来るので、そのままニトスキをオーブンに入れてしまえばパンも焼けます!取っ手が付いているので普通のパン型よりも扱いやすく、写真のちぎりパンのほかにもピザやフォカッチャなどいろいろな種類のパンが作れます。材料を入れて焼くだけ、そのままテーブルへ。型や耐熱皿が無くても安心です。
ニトスキのサイズは2種類とも比較的小さめなのでお皿としても使いやすい大きさなのです。ワンプレートの料理として出せばお洒落で洗い物も減らせるので一石二鳥です。また、保温性が高く温度が下がりにくいので、レストランで食べる様な熱々の料理が再現できるのも嬉しいポイントです。
すき焼きもニトスキで。一人前ずつ分けて作ることが出来るのはとても便利です。一人暮らしでもテーブルで熱々の鍋が食べられるようになると、挑戦できるレシピの幅も広がりそうです。
ニトスキレシピ!簡単お洒落なメニュー&スイーツ編
具材を乗せるだけの簡単レシピも、ニトスキを使うだけで華やかさがプラスされ、とてもお洒落な見た目に仕上がりに。サイドメニューもまとめて調理出来るので時間短縮にも繋がります。朝ごはんの定番である卵料理も、視覚的な効果はもちろんですが、ジューッという焼ける音で憂鬱な朝でも食欲が湧いてきます。
同じくスペインの卵料理であるスパニッシュオムレツも人気のメニューです。玉ねぎやジャガイモ、ホウレンソウなどの具だくさんのふっくらしたオムレツで、しっかりと火を通して調理するため型崩れしにくく、お弁当の具材にも向いています。
保温性も高いので、今日はゆっくり食べたいな、というときにもおすすめです。普通のお皿に盛りつけると冷めやすい焼きおにぎりやフレンチトーストも、ニトスキを使えば少し焼き目をつけながら、温かいうちに完食できますね。ニトスキはスイーツの調理でも大活躍してくれます。
新感覚のパンケーキ「ダッチベイビー」もニトスキで作れます。ダッチベイビーは卵をふんだんに使った生地を、じっくりとオーブンで焼き上げたドイツ風のパンケーキです。基本の生地は薄力粉、卵、牛乳、バター、塩と砂糖少々とレモンと、いたってシンプルです。
海外ではホイップバターを塗り、パウダーシュガーをかけて食べるのが一般的ですが具材によって幅広いアレンジも可能です。シュー生地にも似たフワフワでサクサクの食感と、甘さ控えめの大人の味わいで、朝食やブランチの他に、おもてなしとしても使える見た目も華やかなスイーツ。
ニトスキの性能を生かしたランチ、ディナー向きの簡単アレンジレシピ
ニトスキは現在15cmと19cmの2種類のサイズの商品が発売されており、メニューに合わせて一人でひとつずつ使うことも、大きなものをみんなでシェアすることも可能で、用途によって使い分けが出来るのも人気の理由です。
ドリアもオーブンでしっかり焼き色を付けられるので本格的な味に仕上がります。ニトスキに白いご飯やピラフ、チキンライスを盛り付けて市販のホワイトソースをかけた後、とろけるチーズを乗せてオーブンに入れるだけで仕上がります。
アヒージョも保温性が高いニトスキの人気であるメニューのひとつで、こちらは鯖缶を使ったアヒージョ。お酒のおつまみとしても、パーティーメニューにも使えます。
野菜やキノコ類の他、魚貝類や砂肝などがオリーブオイルと相性が良いです。基本のアヒージョの作り方は、ニトスキに具材が浸るくらいのオリーブオイルとニンニク、塩少々を入れ、弱火で加熱して、具材を入れて煮込むだけ。オイルには具材のエキスが染み出ているのでパンに染み込ませて食べたり、オイルだけ余った場合は別の食材を焼いたり炒めたりするときにも役立ちますし、パスタに足してもとても美味しく仕上がります。
洋食のイメージが強いスキレットですが和食の食卓のテーブルにもよく映えます。いつも同じ食器を使っていて、メニューをいくら変えても見た目がワンパターンになってしまう時に、ニトスキを取り入れることで街のお洒落な定食屋のメニューの様な見た目に早変わりします。
ステーキはニトスキを熱して、油を薄くひき、外側を焼き色が付くまで中火で焼き、あとは弱火でじっくり。安いお肉でも高い蓄熱性のおかげでびっくりするくらいおいしく焼きあがります。
いつものフライパンをニトスキに変えるだけで簡単に美味しく仕上がる
ニトリのスキレット「ニトスキ」について特集しました。普段使っている調理器具を人気急上昇中のスキレットに変えるだけで、あらゆる料理が格別に美味しくなるので、とてもオススメです。手入れは少し手間がかかりますが、その分愛着が湧き、日々の料理のパートナーとして役立ってくれます。まだ手に取ったことがないという人も、この機会に是非試してみてください。