2019年01月26日公開
2024年09月01日更新
フライドポテトのカロリーや脂質は?ファーストフード店を徹底比較!
フライドポテトはファーストフード店の定番メニューであるだけでなくコンビニのホットスナックとしても販売されています。気軽に食べることができるとしてフライドポテトは人気ですが、気になるのがそのカロリーです。マクドナルドをはじめ、モスバーガーやケンタッキーなどの店によるカロリーの違い、コンビニとの比較を紹介します。また脂質や塩分が多いと話題のフライドポテトの栄養成分についても紹介します。
フライドポテトのカロリーや脂質は高い?
マクドナルドのポテトLサイズはビッグマックよりも高カロリー?
外食産業を発展させたファーストフード店にはマクドナルドをはじめモスバーガーやケンタッキーなどがあります。ファーストフード店ではフライドポテトが人気商品です。普段何気なく食べているフライドポテトですが、そのカロリーをご存知ですか?ファーストフード店の食事は栄養成分が少なく健康に悪い、カロリーが高いという評価が多いのですが、フライドポテトの気になるカロリーはどのくらいなのでしょうか?
ファーストフード店の大手マクドナルドでは、ハンバーガーやフライドポテトを販売しています。フライドポテトにもSサイズからLサイズまでありますが、Lサイズを例にとるとカロリーは534Kcalです。フライドポテトの量は170gです。これは、マクドナルドの定番商品であるビッグマックの530Kcalより高カロリーです。成人男性の一日に必要なカロリーの1/4に匹敵するカロリーがマクドナルドのフライドポテトなのです。
ポテトLサイズの栄養成分
マクドナルドのフライドポテトの原材料はじゃがいもです。じゃがいもは野菜の一つであるため、栄養成分が豊富に含まれています。マクドナルドのフライドポテトLサイズに含まれる栄養成分は、たんぱく質6.6g、脂質27.7g、炭水化物64.8g、ナトリウム584mg、カリウム1196mg、カルシウム27mg、リン236mg、鉄分1.4mg、ビタミンB1 0.27mg、ビタミンB2 0.03mg、ビタミンC46mg、食物繊維6.3gです。
ビタミンやミネラルなど体に大きな働きをする栄養成分が少なく、逆に塩分と脂質が多いのが気になります。塩分の過剰摂取や脂質による太る要因である成分が多く含まれているのがマクドナルドのフライドポテトです。
Lサイズの脂質は?
マクドナルドのフライドポテトに含まれる脂質は27.7gです。成人男性の一日に必要とされる脂質量は50gです。マクドナルドのフライドポテトだけでその半分にも達してしまう量です。食品のカロリーの約20%程度の脂質が理想値ですが、マクドナルドのフライドポテトは約40%の脂質が含まれており、食品として比較しても脂質が多いと言えます。
Lサイズの塩分量は?
マクドナルドのフライドポテトの塩分量は1.5g含まれています。塩分過多になると様々な病気の要因になります。成人男性の一日の塩分摂取上限値は8gとされています。高血圧の予防の観点からでは6g未満が望ましいとされています。その中で1.5gを占めているため、塩分量もかなり多いのがマクドナルドのフライドポテトであると言えます。この傾向はマクドナルドに限らず、他のファーストフード店でも同様の傾向です。
フライドポテトのカロリー比較【ファーストフード店編】
マクドナルド
ファーストフード店ではどこもフライドポテトとのセットメニューを展開しています。ファーストフード店のそれぞれのフライドポテトのカロリーを比較して紹介します。まず大手マクドナルドのフライドポテトであるマックフライポテトです。マクドナルドではLサイズ、Mサイズ、Sサイズの三種類のフライドポテトを展開しています。それぞれのカロリーはLサイズ534Kcal、Mサイズ424Kcal、Sサイズ232Kcalです。
期間限定で販売されるLサイズの1.4倍サイズのグランドフライでは700Kcalを超過してしまうカロリー量です。100g当たりのカロリーに換算すると336Kcalです。サイズで比較するとMサイズとLサイズのカロリーよりもMサイズとSサイズのカロリーの差が大きいのが特徴です。
モスバーガー
ファーストフード店の中でも高級感のあるモスバーガーではフレンチフライポテトという名でフライドポテトが販売されています。サイズはLサイズとSサイズの二種類の展開です。モスバーガーのフレンチフライポテトのカロリーは、Lサイズが323Kcal、Sサイズが194Kcalです。モスバーガーは100g当たりのカロリーに変換すると215Kcalです。モスバーガーは他のファーストフード店よりもカロリーが低いのが特徴です。
ロッテリア
ロッテリアのフライドポテトはフレンチフライポテトと呼ばれています。ロッテリアもサイズはLサイズ、Mサイズ、Sサイズの三種類の展開です。ロッテリアのフレンチフライポテトのカロリーは、Lサイズ394Kcal、Mサイズ263Kcal、Sサイズ179Kcalです。ロッテリアは100g当たりのカロリーに換算すると263Kcalです。ロッテリアはマクドナルドのフライドポテトよりは低カロリーです。
バーガーキング
次に紹介するのがバーガーキングです。バーガーキングではフレンチフライという名称でフライドポテトを提供しています。サイズはLサイズ、Mサイズ、Sサイズの三種類を展開しています。それぞれのカロリーは、Lサイズ466Kcal、Mサイズ340Kcal、Sサイズ216Kcalです。バーガーキングのフライドポテトはマクドナルドと同じくらいのカロリー数です。
ケンタッキー
ケンタッキーのフライドポテトはLサイズとSサイズの二種類の展開です。ケンタッキーのフライドポテトのそれぞれのカロリー数はLサイズ371Kcal、Sサイズ186Kcalです。ケンタッキーにはフリフリポテトというメニューもあります。Lサイズとほぼ同じサイズのポテトであるため、カロリー数は同じ371Kcalですが、スパイスにもカロリーがあります。約15Kcalが加算されます。ケンタッキーも比較的低カロリーであるのが特徴です。
サブウェイ
最後に紹介するのがサブウェイです。サブウェイのフライドポテトはMサイズとSサイズの二種類の展開です。カロリーはMサイズ282Kcal、Sサイズ159Kcalです。そして100g当たりに換算すると176Kcalです。他のファーストフード店よりも低カロリーでフライドポテトを提供しています。一般的なファーストフードの約半分のカロリーで、カロリーが高いと言われているフライドポテトで劇的な低カロリーを実現しています。
オーブンで仕上げるタイプのヘルシーなフライドポテトがサブウェイの売りです。ダイエット中などカロリーを気にしている人がファーストフード店でフライドポテトを選ぶのであれば、サブウェイが一番おすすめです。もちろん、カロリーが低くてもたくさん食べてしまえば、結果は同じです。また、あくまでもフライドポテト単体のカロリーです。ハンバーガーのカロリーも加わることは念頭に置いておく必要があります。
フライドポテトのカロリー比較【コンビニ編】
セブンイレブン
コンビニでもフライドポテトは陳列しています。コンビニ大手のセブンイレブンでは最近ホットスナックを取り扱うようになりました。皮つきフライドポテトは263Kcalです。皮つきであることが他のフライドポテトと比較すると少し栄養成分が多く含まれている事になりますがカロリーは高めです。
ファミリーマート
次のコンビニはファミリーマートです。昔からホットスナックを扱っているファミリーマートではレギュラーサイズ321Kcal、Lサイズ426Kcalです。ファーストフード店よりも高いカロリーです。ヨーロピアンポテトという名称で販売しています。
ローソン
コンビニ大手のローソンでは独自路線で味付けをしているホットスナックが人気です。フレンチフライのカロリーは309Kcalです。独自の路線で美味しいフライドポテトですが、やはりカロリーは高めになっているのが特徴です。
ミニストップ
コンビニの中でホットスナックが充実しているミニストップのフライドポテトは389Kcalのナチュラルカットポテトと、343KcalのXフライドポテトの二種類を取り扱っています。どちらもカロリーはファーストフード店と比較しても高めです。
高カロリーなフライドポテトは食べ過ぎに注意しよう!
出典: https://note.mu
ファーストフード店とコンビニのフライドポテトのカロリーを紹介しましたが、どの店もカロリーが高いのがフライドポテトの特徴です。特にコンビニは量がファーストフードよりも少ないのですが、カロリーはファーストフード以上です。ヘルシーなフライドポテトを求めるのであれば、オーブン仕上げをしているサブウェイがおすすめです。
ケンタッキーやモスバーガーのフライドポテトは厚切りでホクホクしていてとても美味しいのですが、摂取カロリーは高いのが実情です。栄養成分もあまり摂取できない為、食べても代謝できずに体脂肪になってしまう可能性が高くなっています。フライドポテトの食べすぎは太る要因になるため摂取カロリーには注意しましょう。