魚肉ソーセージはダイエットに不向き?カロリーや糖質量などを比較!

魚肉ソーセージは健康的なイメージでダイエットにも人気の食べものですが、そのカロリーや糖質量を気にしたことはあるでしょうか?ここでは、魚肉ソーセージのカロリー、糖質量、栄養成分について詳しく調査しました。ちくわなどの加工食品との比較に加え、太る可能性の有無や添加物、塩分量についても紹介しています。魚肉ソーセージが好きな方やダイエット中の方は、是非参考にしてください。

魚肉ソーセージはダイエットに不向き?カロリーや糖質量などを比較!のイメージ

目次

  1. 1魚肉ソーセージのカロリーやダイエット向きかが知りたい!
  2. 2魚肉ソーセージのカロリーや糖質量を比較
  3. 3魚肉ソーセージはダイエットに不向き?
  4. 4魚肉ソーセージをダイエット中に食べるときの注意点
  5. 5魚肉ソーセージのカロリーを知ってダイエットに生かそう!

魚肉ソーセージのカロリーやダイエット向きかが知りたい!

おやつにも人気のある魚肉ソーセージですが、そのカロリーや糖質量を知っているでしょうか?ここでは魚肉ソーセージがダイエット向きの食材なのかどうかを詳しく調査しました。ちくわやサラダチキンなど、他の食材とも比較しながら魚肉ソーセージの魅力に迫ります。魚肉ソーセージの塩分や添加物、太る可能性の有無など、気になる情報が満載です。

魚肉ソーセージのカロリーや糖質量を比較

まず初めに魚肉ソーセージのカロリーと糖質量を見ていきましょう。そのまま食べたり料理にアレンジしたりと色んな食べ方ができる魚肉ソーセージは、食卓にものぼる機会の多い食材です。他の食材と比較しながらダイエット効果について調べてみました。

魚肉ソーセージの特徴

魚肉ソーセージは、魚のすり身を使った加工食品です。魚肉と呼ばれていますが、主にスケトウダラに調味料や香辛料といった添加物を混ぜて作られます。魚が原料になっているにも関わらず、臭みがなく生でも食べられるのが大きな特徴と言えます。一般的な魚肉ソーセージのカロリーは100gあたり161kcalです。1本が大体80gなので、1本あたりの魚肉ソーセージのカロリーを計算すると129kcalとなります。
 

糖質量が多い

魚肉ソーセージの糖質量は100gあたり12.6gです。魚肉ソーセージ1本あたりに換算すると10.1gとなり、2本3本と食べているとあっという間に糖質量が増えていきます。魚肉ソーセージ1本あたりは糖質が少ないように感じるかもしれませんが、ご飯に合わせて食べると考えると太る要素の高い食材と言えるでしょう。また糖質制限ダイエットを行う方も注意が必要です。

ポークウインナーとの比較

ポークウインナーのカロリーは100gあたりが321kcal、糖質量は3gです。1本15gで計算するとカロリーが48kcal、糖質が0.5gとなります。魚肉ソーセージと同じ80gあたりで換算した場合、カロリーが257kcal、糖質が2.4gとなりカロリーこそ魚肉ソーセージより高いものの、糖質量はポークウインナーの方が遥かに少なくなります。

サラダチキンとの比較

コンビニで販売されているサラダチキンのカロリー、糖質量をそれぞれ比較しましょう。セブンイレブンのサラダチキンは100gあたりのカロリーが98kcal、ファミリーマートは100gあたり105kcal、ローソンは100gあたり121kcalです。魚肉ソーセージと同じ80gに換算すると、セブンイレブンのチキンが78.4kcalファミリーマートのチキンが84kcalローソンのチキンが96.8kcalとなります。

基本的にサラダチキンには糖質がほぼないので、魚肉ソーセージと比べるとカロリー、糖質ともにサラダチキンの方がダイエット向きな食材だと言えます。

ちくわとの比較

最後にちくわのカロリーを見てみましょう。ちくわは100gあたりのカロリーが121kcal、糖質が13.5gです。魚肉ソーセージ1本の重量に合わせると、ちくわ80gのカロリーが97kcal、糖質が10.8gとなります。ちくわは魚肉ソーセージと同じく魚肉から作られる練り製品です。そのため、魚肉ソーセージと比較しても糖質量はほぼ変わりがないことがわかります。

カロリーはサラダチキンやちくわより高い

魚肉ソーセージとそれぞれの食材のカロリー、糖質を比較すると、カロリー面ではサラダチキンやちくわの方が魚肉ソーセージよりダイエットに効果的であることがわかりました。また糖質の比較では、ポークウインナーとサラダチキンの方が、魚肉ソーセージより低糖質な食材であるという結果になりました。糖質制限やダイエット目的で食材を選ぶなら魚肉ソーセージよりサラダチキンの方がおすすめと言えるでしょう。

魚肉ソーセージはダイエットに不向き?

それでは魚肉ソーセージはダイエットに不向きな食材なのでしょうか?ここからは魚肉ソーセージの健康に効果的な栄養素について見ていきましょう。魚肉ソーセージは原料に魚を使うことから、栄養価の高い食材であることが予想されます。栄養面から見て魚肉ソーセージはダイエット食材と言えるか、また太る可能性はあるのかを調査しました。

魚肉ソーセージの栄養

魚肉ソーセージは、健康に生活するための三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物を全て含む食材です。更に魚肉ソーセージは魚をすりつぶして作るためカルシウムやDHA、EPAが豊富に含まれています。ビタミンB2やナイアシンも含有しているため、非常に健康的な食材と言えるのです。魚肉ソーセージに含まれるビタミンB2は「美容のビタミン」とも呼ばれています。

脂質の代謝に関わるとともに皮膚や髪、粘膜の再生にも携わっています。魚肉ソーセージを食べると、ビタミンB2が脂肪の燃えやすい健康的な体に近づけ、ダイエットに起こりがちな肌荒れなども防いでくれると言えます。また水溶性ビタミンのナイアシンには、エネルギーの生成や脂肪や糖質を分解する働きがあります。皮膚や粘膜の炎症を予防したり、血中のコレステロール値を抑える作用も期待できるようです。

カルシウム

魚肉ソーセージに多く含まれるカルシウムは、健康な歯や骨を作るのに欠かせないミネラルの一種です。骨粗鬆症を予防するためにも必須の栄養素で、子供の成長にも魚肉ソーセージはおすすめの食材と言えます。カルシウムは健康な体作りにも大きな関りがあります。カルシウムが不足すると高血圧や動脈硬化など血管疾患を引き起こすと言われています。そのためダイエットだけでなく、健康のためにも魚肉ソーセージはおすすめなのです。

DHA

魚肉ソーセージの原料となる魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。DHAは脳や神経の細胞に存在する栄養素です。脳神経を再生し、情報伝達や細胞に関わっているため、DHAを摂取すると勉強やスポーツの学習、上達が早くなると言われます。

また魚肉ソーセージのDHAには抗アレルギー、抗がん作用も認められています。コレステロールの値を下げて中性脂肪を減少させる働きもあるため、太る心配のある方に最適な栄養素と言えます。

EPA

EPA(エイコサペンタエン酸)も魚肉ソーセージに多く含有する栄養素です。EPAはDHAと同じく魚の脂に含まれる多価不飽和脂肪酸で、体内で作られないため魚肉ソーセージなどから摂取する必要があります。EPAは血液の状態を健康に保ち、血栓をできにくくする働きがあると言われています。

血液をサラサラにすることで高脂血症を予防するほか、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞も予防する作用が期待できます。そのため、DHAはどちらかというと大人に必要な栄養素と言えます。太る可能性を下げ、ダイエットのサポートにも重要な存在です。魚肉ソーセージを食べることで手軽にEPAを摂取するのがおすすめです。

魚肉ソーセージをダイエット中に食べるときの注意点

栄養価の高い魚肉ソーセージをダイエット中に食べる場合、気をつけるべき注意点があります。サラダチキンやちくわよりは高カロリーな魚肉ソーセージですが、栄養面から見ると太る心配の少ない魅力的な食材です。ただ加工食品の魚肉ソーセージは、添加物や塩分が気になるところです。ダイエット目的で魚肉ソーセージを取り入れるなら、ポイントを押さえて効果的に痩せましょう。

魚肉ソーセージの添加物

魚肉ソーセージに含有する添加物で有名なのがリン酸ナトリウムです。この添加物は、ハムや魚肉ソーセージの水分量を保ち、やわらかい食感をプラスするために使われています。リン酸ナトリウムは安全の高い添加物と言われており、魚肉ソーセージを大量に食べても余分な添加物は尿で排出されるため心配はありません。

また魚肉ソーセージのパッケージに赤色~号と書かれているものも添加物にあたります。これは着色料の一種で、魚肉ソーセージの色を良く見せるために使われます。着色料に関しては発がん性も指摘されているので食べないに越したことはないようです。最近の魚肉ソーセージは添加物無添加のものも販売されているため、魚肉ソーセージを購入の際はパッケージの確認をしてみると良いでしょう。

塩分にも注意

魚肉ソーセージは、加工性と保存性を高めるために塩分が多く使われています。魚肉ソーセージに含まれる塩分量は1本あたり約1.5gです。1日の塩分摂取量の目安は、18歳以上の男性で8g未満、女性で7g未満と言われていることからも魚肉ソーセージの食べすぎには注意が必要なようです。

魚肉ソーセージを1本食べただけでも1日の塩分摂取量の1/5に相当します。減塩ブームに伴い塩分カットの魚肉ソーセージも販売されているため、塩分が気になる方は是非試してみてください。

魚肉ソーセージのカロリーを知ってダイエットに生かそう!

カロリーはさほど気にする心配のない魚肉ソーセージですが、糖質量、塩分量については食べ方に工夫が必要です。ダイエット向きの栄養素も豊富に含んでいるため、バランスの良い食事を心がけると太る可能性も解消できます。魚を原料にした魚肉ソーセージは、子供も大人にもおすすめの食材です。食べ方や注意点に気をつけ、ダイエットにも魚肉ソーセージを効果的に取り入れましょう。

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