天使の涙はまるで水信玄餅？東京表参道・味甘CLUBの限定スイーツを紹介

インスタ映えを意識する人にとってフォトジェニックなスポットや食べ物などは早々にチェックしておきたいものですが、見た目だけではなく限定と言われるものであれば、興味を惹かれるという人も多いのではないでしょうか？販売される地域が限定されてしまうと入手する事ができないという人も多くなってしまいますが、流行りものが好きな人であれば多少遠出をしてでも購入したいと考える場合もありそうです。

今回は天使の涙と呼ばれる不思議な限定スイーツについて、一体どの様な食べ物なのか、どこに行けば購入する事ができるのかといった基本的な情報についてをまとめてご紹介していきます。まるで水信玄餅の様だとも言われている天使の涙ですが、どちらも限定スイーツである為に存在自体を知らないという人も多いかもしれません。

水信玄餅に似ているという天使の涙ですが、そもそも水信玄餅という物を知らないという人の為に、まずは水信玄餅についてを簡単にご説明していきます。通常の信玄餅であれば食べた事があるという人も多い和スイーツですが、水信玄餅というのは山梨県の名物であり天然水を使用した幻のスイーツを呼ばれている一品なのだそうです。何故幻と呼ばれているのか、それは水信玄餅の賞味期限にある様です。

水信玄餅は賞味期限がたったの30分しか持たないスイーツとの事で、当然購入後に自宅へと持ち帰ってゆっくり食べる事もできなければ、お土産として購入するという用途にも使用する事はできません。水信玄餅は常温に晒してしまうと形を保つ事ができなくなってしまうとの事で、金精軒という店舗でのみ期間限定で販売される幻のスイーツと呼ばれているのだそうです。

水信玄餅を取り扱っている金精軒は山梨県の中でも台ケ原本店と、台ケ原支店の2店舗しか無いのだそうです。どちらも駅近というわけではない為、店舗へ辿り着くまでにも徒歩だと厳しい場合もあるかもしれません。金精軒のホームページには店舗までの地図も記載されている為、タクシーやバスといった乗り物を利用するのが良さそうです。

水信玄餅が販売されているのは6～9月までの期間の中でも、土日祝日のみという限定的な日程とされているそうです。更にその期間に足を運んだからといって必ず食べられるというわけでもなく、数量限定という事もあってまさに幻のスイーツと呼ばれる理由が理解できるのではないでしょうか？水信玄餅を確実に食べたいという事であれば、開店と同時にお店を訪れる事ができれば確実性は増すのかもしれません。

金精軒のホームページ上でも販売についての告知を行っている場合がある様です。2016年度には祝日も除いた土日限定の販売となっていた事もある様なので、水信玄餅を求めて店舗を訪れる予定があるという場合には事前にそちらをチェックしておくのが良いかもしれません。特に客足が増える時期になってくると、午前中の早い時間帯でも完売となってしまう場合も少なくない様です。

しかし水信玄餅の為だけに山梨まで足を運ぶのは厳しい…という人も少なくないかもしれません。そんな水信玄餅にも似た天使の涙という食べ物が、東京の表参道にあるお店でも食べられると話題になっている様です。持ち帰りをする事ができない幻のスイーツも、更に味わう事のできる人が増えるかもしれません。天使の涙とはどの様な食べ物で、本当に東京でも食べる事ができるのかを調べてみる事にしました。

天使の涙はまん丸とした透明な水まんじゅうの事であり、てっぺんにはちょこんと金粉が乗せられています。中には餡などが入っていない為、本当に天使が落とした涙の様な見た目であり、触れてみると意外と弾力があるスイーツでもあるそうです。食べずに飾っておきたくなってしまいそうな天使の涙ですが、幻と呼ばれるスイーツはやはり一度は自分の舌で味わってみたくなるものです。

天使の涙は700円というお値段での販売となっているそうですが、実は1日にたった10食限定での販売となっているそうなので、もしも天使の涙を見かける事があったらとてもラッキーだと言えるのかもしれません。東京の表参道に足を運ぶ機会があった際には、是非天使の涙という食べ物を味わってみる事をおすすめします。水信玄餅との食べ比べという贅沢な事もしてみたくなりそうです。

見た目は似ているものの、水信玄餅と天使の涙は食感は少々異なっているのだそうです。しかしこれだけ透明な天使の涙は、なかなか味の想像がつきにくいスイーツでもあるのではないでしょうか？天使の涙自体のカロリーは無いそうなので、ダイエット中の女性にも嬉しいスイーツではありますが、食感だけで無味ならそれほど惹かれないと感じる人もいるかもしれません。

しかし天使の涙自体の味は無く食感を楽しむスイーツではあるものの、きな粉と黒蜜と共に口にする天使の涙はとても美味しいと多くの人が絶賛している味わいでもある様です。あまり甘すぎるスイーツは得意ではないという人でも、優しい甘さを味わう事のできる天使の涙であれば口に合うのかもしれません。ちなみに天使の涙は単品だと700円ですが、ドリンク付きのセットは1,000円での販売となっているそうです。

天使の涙は食物繊維やミネラルといった成分が豊富に含まれている海藻が原料となっている食べ物で、使用されている黒蜜やきな粉も無添加で体に良いものを使用しているとの事でした。インスタ映えを意識するとついついビジュアル重視で、味や健康の事は二の次となってしまう場合も少なくないかもしれません。しかし天使の涙は見た目、味、材料共に文句無しの素晴らしいスイーツと言えるのではないでしょうか？

そんな限定スイーツを是非とも味わってみたいと考える人も多いかもしれませんが、肝心の店舗はどこにあるのかわからなければ足を運びようもありません。東京都内で天使の涙を扱っているのは、表参道の裏にある裏参道ガーデンの「味甘CLUB」というお店です。一見するとわかりにくいお店かもしれませんが、古民家をリノベーションして使用している店舗はちょっとした隠れ家の様な気分も味わえるかもしれません。

裏参道ガーデンは、表参道駅のA2出口を出て暫く歩いた裏通りにあるスポットです。場所が少々わかりづらい為、特に初めて表参道を訪れるという人の場合には、グーグルマップなどを駆使してしっかりと場所を調べてから足を運ぶ事をおすすめします。東京都内にありながらも喧騒から少し外れた静かな場所にあるので、デートの途中などにも利用したくなるお店かもしれません。

天使の涙を取り扱う味甘CLUBは、12時～18時という時間帯での営業をしている様です。まさに3時のおやつにもふさわしい一方で、天使の涙を目的とするのであれば特に休日の利用は早めの時間帯が良さそうです。ちなみに月曜日が味甘CLUBの定休日となっている為、せっかく足を運んだにも関わらずお店自体がやっていなかった…といった残念な事にならないよう注意が必要です。

裏参道ガーデンにあるのは味甘CLUBだけではなく、フードコートの様な形で様々なお店を利用する事ができる様になっています。天使の涙を目的として訪れた場合でも、味甘CLUB以外の店舗でも思わぬ食の出会いがあるかもしれません。東京や表参道の近くに住んでいるという人は、居心地の良さに何度でも通いたくなってしまう、なんて場合もあったりするかもしれません。

せっかく表参道まで足を運んだのであれば、天使の涙以外にも美味しい物が食べたいと考える場合もあるかもしれません。更に味甘CLUBを訪れたにも関わらず天使の涙が完売していた…といったパターンも無いとは言い切れません。しかし味甘CLUBでは、天使の涙以外にも美味しいおすすめ和スイーツを取り扱ってくれている為、必ずしも肩を落として帰る必要はないかもしれません。

味甘CLUBではおしるこやかき氷などを取り扱う以外にも、みたらし団子も人気が高いスイーツとなっている様です。こちらはただの団子ではなく、オーダーした物を七輪を使って自分で焼いて食べるという楽しみながら味わう事ができるスイーツです。こちらも天使の涙と同じく単品が700円で、ドリンク付きのセットは1,000円となっているそうです。天使の涙と一緒に注文するのも良いのではないでしょうか？

ちなみにみたらし団子と聞くと定番のものを想像しがちですが、味甘CLUBでは様々な種類の中から3種類のタレを選ぶ事ができる様になっています。カレーやゆず胡椒といった変わり種や、ペペロンチーノといった味が想像しにくいものまで取り揃えられている為、複数人でお店を訪れた際には全種類をオーダーして食べ比べするというのも楽しいかもしれません。こちらもインスタ映え間違い無しの一品です。

東京の表参道で食べる事ができるという幻のスイーツ、天使の涙についてをご紹介してきましたが、これまで天使の涙というスイーツ自体を知らなかったという人でも、興味を持つ事ができたのではないでしょうか？限定と言われればそれだけ気になってしまうという人もいるものですが、見た目や食感が気になる天使の涙はやはり自分の目と舌で実物を体感してみなければ本当の感動は理解できないものかもしれません。

持ち運びができない為、お土産などとして購入する事ができないというのは残念な点ではありますが、東京に住んでいるという人や東京に立ち寄る機会があった際には、是非表参道で天使の涙を味わってみてはいかがでしょうか？