カフェオレのカフェイン量は?コーヒー牛乳やカフェラテと比較!

カフェオレにどのくらいの量のカフェインが入っているかを説明した記事です。カフェインの効果や危険性、妊婦への影響についても解説しています。カフェオレと似ている飲み物のカフェラテやコーヒー牛乳とも比較してみました。

カフェオレのカフェイン量は?コーヒー牛乳やカフェラテと比較!のイメージ

目次

  1. 1カフェオレのカフェイン量は多い?少ない?
  2. 2カフェオレにカフェインはどのくらい入ってる?
  3. 3カフェオレのカフェイン量とコーヒー牛乳・カフェラテとの比較
  4. 4カフェオレのカフェインの効果と危険性
  5. 5カフェオレのカフェイン量に気を付けて楽しもう!

カフェオレのカフェイン量は多い?少ない?

上から見たカフェオレとコーヒー豆

コーヒーを苦く感じる人にとって、甘すぎず、苦すぎないカフェオレが人気です。コーヒーより苦味の少ないカフェオレには、どのくらいカフェインが含まれているのでしょうか?

普通のドリップコーヒーよりカフェオレを飲む方が、摂取するカフェイン量は半分ほど少なくなります。具体的なカフェイン量はどのくらいなのか、カフェオレに含まれる量と一日に摂取してもよい量を確認していきましょう。

カフェオレにカフェインはどのくらい入ってる?

カフェオレとは?

温かいカフェオレ

カフェオレは、コーヒーと牛乳を混ぜ合わせて作る飲み物です。ブラックコーヒーよりも牛乳の甘みがあって飲みやすいですが、好みで砂糖やシロップを加えることもあります。アイスとホットのどちらでも美味しく飲めるため、どんな季節でも楽しめます。

カフェオレのカフェイン量

散らばったコーヒー豆

一般的にコーヒーよりもカフェオレの方が、カフェイン量は少なく、カフェオレ100mlに含まれるカフェインは約40~50mgだとされています。また、コーヒーと牛乳の配合量によって、若干の変化があります。

カフェなどで販売しているカフェラテ(Sサイズ)の量は約240~300mlであることが多いです。それを目安にして考えると、カフェインはカフェオレ一杯に約120~150mgほど含まれているといえます。

一日の許容摂取量

一日に摂取しても良いカフェオレの量は、健康に害をなす量に個人差があるため、日本では正式に規定されていません。

規定している機関でいえば、カナダ保健省は健康な成人が一日に摂取してよいカフェイン量を400mgまでとしています。また、子供はカフェインに敏感なため、あまり多くのカフェインを摂取しないことを推奨しています。大人であれば、1日3杯までカフェオレを飲んでも大丈夫といえるでしょう。

カフェオレの牛乳の効果

コーヒーに入れるミルク

コーヒーをブラックで飲むと、急激なカフェイン吸収により胃酸の分泌が増加し、胃を荒らすことがあります。牛乳を入れることで、カフェインが吸収されるスピードを抑え、さらに牛乳が胃の粘膜を守るのです。

コーヒーのカフェインにはデメリットもありますが、覚醒作用、利尿作用、ダイエット効果などのメリットも多くあります。そのため、カフェラテはコーヒーのメリットを残しつつデメリットを減らしてくれる、とてもバランスのとれた飲み物です。

カフェインレスのカフェオレもある

カフェラテの中には、カフェインの含まれていないものもあります。カフェイン量が少ないものは、一般的に「カフェインレスコーヒー」や「デカフェコーヒー」と呼ばれています。また、カフェインが全く入っていないものは「ノンカフェインコーヒー」等と呼ばれます。

このようなコーヒーはカフェインが少量、もしくは入っていないため、「コーヒーが飲みたいけど夜寝付けなくなる!」といった方に最適です。

カフェインレスのカフェラテは、これらのコーヒーに牛乳を入れたものです。日本でも認知度が高まっており、コンビニなどで販売されるシーンも増えてきています。妊娠中のため、カフェインの入っているコーヒーが飲めない女性などから人気を博しているようです。

カフェオレのカフェイン量とコーヒー牛乳・カフェラテとの比較

カフェラテと似ている飲み物であるカフェラテやコーヒー牛乳とは、どのような違いがあるのでしょう。

コーヒー牛乳のカフェイン量

コーヒー牛乳は、銭湯やスーパーなどによく置いてある飲み物です。カフェオレは砂糖が入っているいないに関わらず、コーヒーと牛乳が約1:1の割合で配合されています。

対してコーヒー牛乳は、カフェオレほど明確な決まりはありません。コーヒー牛乳には、甘みを感じられる程度の砂糖が入っています。また、コーヒー牛乳は、あくまで牛乳が主役になるように作られています。

「甘いので、カフェインは入っていないのでは?」と多くの方は思いがちですが、コーヒーが入っているため、コーヒー牛乳にもカフェインは含まれています。カフェオレとコーヒー牛乳の違いは、メインとして楽しむものが、コーヒーか牛乳かになります。市販品で比べると、コーヒー牛乳はカフェオレの半分以下のカフェイン量となっています。

カフェラテのカフェイン量

エスプレッソが使用されているカフェラテ

カフェオレとカフェラテでは、使用されているコーヒーに違いがあります。カフェオレのコーヒーには中焙煎のドリップコーヒーが使用されています。対して、カフェラテのコーヒーには高焙煎のエスプレッソコーヒーが使用されています。

エスプレッソとは、イタリアから伝わったコーヒーの淹れ方です。ドリップコーヒーとは別の機械を使って作り、高い圧力をかけて短時間で抽出します。

また、エスプレッソは普通よりも濃く、旨味が凝縮され、カフェインが少ないコーヒーです。カフェラテを作る際、エスプレッソが濃いので、使用するミルクの量がカフェオレよりも多くなります。そのため、カフェラテの方がカフェオレよりもカフェインが少量となります。

カフェオレのカフェインの効果と危険性

エナジードリンクなどの影響で、カフェインはネガティブなイメージが先行されがちです。しかし、カフェインは様々な効果を持っており、中にはあまり知られていないものもあります。

効果

ミルクが泡立ったカフェオレ

カフェインの特徴として最も知られているのは、「眠気を覚ます効果」です。実は、カフェインには他にも様々な効果があります。眠気を覚ます効果というのは、自律神経の働きを高め、集中力を高め、体内の老廃物を排出する効果です。

また、カフェインには血流促進作用があり、コーヒーには脂質吸収を抑える効果があります。血の巡りが良くなり、脂質吸収も抑えられるため、カフェオレはダイエットにも良い飲み物といえます。もう一つ、カフェインには重要な効果があります。落ち着いて飲むカフェオレのイメージとは違い、カフェインには、運動能力の向上効果があるのです。

カフェインを摂取することで、老廃物を排泄する働きや筋肉の動きが活発になり、体の新陳代謝・酸素摂取量は向上します。そのことから、カフェオレを飲んで適度に運動をする事も、健康的な生活の指標となります。

危険性

袋からあふれたコーヒー豆

成人の場合、1日400mg程度のカフェインの摂取であれば、有害な影響はないとされています。ただし、カフェインを1日500mg以上摂取する場合、人によっては急性中毒症が生じる可能性がある、といわれています。

 具体的な症状としては、神経過敏や興奮、睡眠障害、顔面紅潮、嘔吐などの胃腸症状などを起こすとされています。胃液の分泌が促進され、胃痛を引き起こすこともあります。また、カフェインには利尿作用がありますが、過剰摂取しすぎると、脱水症状を起こす可能性があります。

他にも過剰摂取による影響は、不眠、心拍数増加など、多くのデメリットがあるため、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。とはいえ、一日に何杯も飲まない限り、このような症状が起こることはありません。

妊婦への影響

カフェインの摂取は妊婦の方にとってはよくありませんが、一日カフェオレ二杯分程度のカフェインなら摂取しても大丈夫です。それ以上コーヒーやカフェオレを飲むと、カフェインの摂りすぎとなってしまい、妊婦の体によくありません。妊婦がカフェインを摂りすぎると、自然流産の可能性が出てきてしまいます。

また、赤ちゃんが低体重で生まれてきたり、子どもの将来の健康状態に悪影響を及ぼすなど、様々な危険性が出てくるのです。カフェオレが飲みたい妊婦の方には、ノンカフェインのカフェオレが適しています。カフェインが入っていないので、安心して飲むことができます。

カフェオレのカフェイン量に気を付けて楽しもう!

出来立てのカフェオレ

カフェオレやカフェインについての紹介をしました。カフェオレはリラックスするときにもスポーツをする時にも良い、すごく身近な飲み物です。一日に数杯程度であれば、体に悪影響を及さず、多くのメリットもあります。

毎日飲む人は、朝食に飲んだり、夕方の休憩に飲んだり、と日々の習慣を考えながら飲むことが大切です。カフェイン量には気を付けてカフェオレを楽しんでください。

Thumbカフェオレとカフェラテのカロリー情報!糖質量やダイエット中の飲み方は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb【ミスドのおかわり】コーヒー以外にロイヤルミルクティーとカフェオレも | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbカフェインレスコーヒーは本当に安全?カフェイン除去の工程や健康効果! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ