クラフトジンの特徴とは?ジンとどう違う?ボタニカルが個性的な銘柄5選

クラフトジンとはどのようなものか知っていますか?一般的なジンとの違いやクラフトジンの特徴、クラフトジンの強いこだわりであるボタニカルのことなどをまとめました。日本のジャパニーズクラフトジンも今世界各国からとても注目を集めています。ジンについて知らなかった人もこれから試してみたい方もクラフトジンについて知っていれば、ジンの世界がより深まることでしょう。おすすめのクラフトジンの銘柄や味わいについても紹介します。

クラフトジンの特徴とは?ジンとどう違う?ボタニカルが個性的な銘柄5選のイメージ

目次

  1. 1クラフトジンの特徴
  2. 2クラフトジンとジンの違い
  3. 3クラフトジンのボタニカルが個性的な銘柄5選
  4. 4クラフトジンの口コミや評判
  5. 5クラフトジンの様々な違いを楽しもう!

クラフトジンの特徴

クラフトジンについてあまり詳しくない方のためにクラフトジンの特徴についてみていきましょう。日本でも流行しているクラフトジンとはいったいどのようなお酒なのでしょうか?また、クラフトジンとジンとの違い、ジンの定義についても紹介します。

クラフトジンとは?

クラフトジンとは、ハーブやスパイスなどを用いた蒸留酒「ジン」のことです。作り手がさまざまなアレンジを加えており、作り手の個性が強く出ているのが特徴です。

クラフトジンが世界的にブームになりはじめたのは、イギリスで2009年に創業されたシップスミスが少量生産でこだわりのあるジンを生産したことが始まりといわれています。

クラフトジンの「クラフト」の意味

クラフトジンの「クラフト」とは、技術、技巧、工芸などという意味があり、作り手のこだわりや個性のこめられた商品としての意味で使われることが多くなっています。

クラフトビールという言葉もありますが、クラフトビールに明確な定義はなく、クラフトビールは日本では「大手ビールメーカー以外の地域密着型の小規模な醸造所で造られるビール」と紹介されることが多いです。

クラフトジンにもクラフトビール同様、明確な定義はありませんが、クラフトジンもクラフトビールと意味合い的には近く「少量生産で強いこだわりをもってつくられたジン」と紹介されることが多いです。

クラフトジンは大手メーカーが手掛けることもありますが、多くは規模の小さな作り手が少量生産で質を重視してこだわり、作られていることが多いです。

ジンの定義とは?

ジンは大麦やライ麦、じゃがいもなどを原料とした蒸留酒です。原料にハーブや果皮、スパイスなどのボタニカルを数種加えて蒸留させています。一般的にはストレートでそのまま飲むよりも、カクテルや何かで割って飲むのが主流のお酒です。

ジンには、ジュニパーベリーというスパイスが原料に使われるのが一般的です。これはイギリスならではのセイヨウネズという針葉樹の果実で、基本的にクラフトジンやジンにはこれが使われています。ジュニパーベリーは昔は胡椒の代わりに使われることもあったそうです。華やかな香りをもっています。

ジンのアルコール度数はウイスキーと同じ40度以上です。ジントニック、ジンライムなどはジンを飲まない人でも聞いたことがあるお酒の名前ではないでしょうか。割って飲むことでジンはとても飲みやすくなるのが特徴です。

ちなみにジントニックはジンとトニックウォーター、ライムの3つの材料からできており、家でも簡単に美味しく作れるのが魅力のお酒です。違いが出しにくいお酒ですが、プロのバーテンダーは独自のジントニックを持っているといわれています。

日本のクラフトジン

日本のクラフトジンは2016年に純日本製のクラフトジンが発売されたことで人気が広がってきました。ジャパニーズクラフトジンは世界でも注目を集めています。

日本特有のボタニカルであるゆずやスダチなどの和の柑橘類、山椒やショウガなどのスパイス、玉露や煎茶などのお茶の風味、草木では桜やヒノキなどを使い、ジャパニーズジンとしての個性を強く出している銘柄が人気となっています。

ベースとなるお酒をベーススピリッツと呼びますが、そのベーススピリッツにも米や麹などを使い、日本らしさを発揮したジンも販売されています。また、パッケージデザインも和の雰囲気を持った美しいデザインが多いのが特徴です。味、見た目、ともに日本らしさを追求したクラフトジンが発売されています。

クラフトジンとジンの違い

クラフトジンが少量生産で質にこだわって作られていることがわかりましたが、一般的なジンとクラフトジンとはどのような違いがあるのでしょうか?クラフトジンとジンの違いについて詳しくみていきましょう。

ボタニカル

ジンはさまざまなボタニカル(ハーブや果皮、スパイス)で香りづけをするので薬草のような香りがしますが、このボタニカルがジンにとってとても重要であり、ジンの最大の特徴といっても過言ではありません。

クラフトジンにおいてもボタニカルはとても重要で作り手がとても力を入れる部分です。クラフトジンではこれまで通常のジンでは使われなかった産地特有のボタニカルを用いる、もしくはオーガニックのものを用いる、などそれぞれの違いが強く出るのがボタニカルとなっています。

ジンとの違いは、ジンのボタニカルがジュニパーベリーを筆頭にコリアンダーシードやアンジェリカ、レモンやオレンジの皮など5~10種入っているのに対し、クラフトジンには通常のジンのボタニカルだけでなく、通常使われないボタニカルが使われる点に違いがあります。

日本のクラフトジンでは玉露やゆずといった日本特有のボタニカル、イギリスの銘柄ではキュウリやバラの花、ラベンダーなど、スペインでは地中海ハーブなどのボタニカルを使う銘柄もあり、とてもユニークな産地ごとの特徴となっています。

味わい

クラフトジンは、味わいが深く、リッチで飲みやすいものが多いことが知られています。そのため、通常のジンが何かと割って飲まれるのが多いのに対し、クラフトジンはロックやストレートで楽しめる味わいのものが多いのが特徴です。ボタニカルのこだわりによってジンよりも香りや味わいに深みが生まれているのです。

また、クラフトジンではベースのお酒にもこだわりの原料を用いる生産者もいます。ジンは香りづけのベースとなる原料も農作物由来であれば自由なので、クラフトジンでは高品質の大麦やライ麦を使用したり、果実のブドウや先ほど紹介した日本の米や焼酎、麹などを使うクラフトジンも登場しています。

製法にもこだわりをもっていて、手間がかかる製法、独自製法などでつくられているものも多いのがクラフトジンです。ボタニカルに加え、ベースのお酒にもこだわりをもち、製法にもこだわって作っているからこそ味わいに深みが出てくるのです。

ボトルデザイン

クラフトジンにはジンと違ってボトルデザインがとてもおしゃれなものが多いのも特徴です。SNS映えするボトルデザインがたくさん並びます。日本のジャパニーズクラフトジンも漢字をつかってデザインに個性を出すなどおしゃれなボトルデザインが多いです。

アロマデュフューザーやおしゃれな花瓶、香水のようなおしゃれなデザインがあり、空き瓶も活用したくなります。

値段

クラフトジンの多くは少量生産で質重視で造られているので、クラフトジンは普通のジンと比べると値段が高いのが特徴です。ジンが1000円代のものが多いのに対し、クラフトジンは3000円~5000円ほどの価格帯のものが多くなっています。

それでも価格と味のバランスを考えてクラフトジンを選ぶ人も多く、人気の銘柄が多くなっています。

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クラフトジンのボタニカルが個性的な銘柄5選

ここからはクラフトジンのボタニカルが個性的なクラフトジンの銘柄を5選紹介します。どれも人気のクラフトジンの銘柄ですが、いろいろ試してみて自分好みのクラフトジンをみつけてみてください。

ヘンドリックス ジン

ヘンドリックスジンはスコットランドのジンで少量しか造られていないジンです。1999年に誕生したジンで、今や世界70か国で愛されるクラフトジンとなっています。ボタニカルは11種が使われており、中にはバラの花びら、キュウリのエキスが入っているのが特徴です。

値段は700mlで3600円ほどで販売されています。ジンがあまり好きでない人にも好まれているクラフトジンです。

ロンドン・ドライジン

ロンドン・ドライジンは「ナンバー3 ロンドン・ドライ・ジン」と呼ばれる銘柄です。ロンドンのワイン商ベリー・ブラザース・アンド・ラッド社(BBR社)の造るプレミアムなドライジンとなっています。

銘柄のNo.3は当社が創立から300年に渡りセント・ジェームス・ストリート3番地にオフィスを構えていることから名づけられています。

ジュニパーの香りを中心としてフローラル系の香り、スパイシーなカルダモンの香り、オレンジとグレープフルーツの柑橘系のさわやかな香り、コリアンダーのしょうがのような風味も感じることができるジンです。複雑なうまみを感じることができます。ドライ・マティーニでいただくのがおすすめです。

ボトルデザインもとても美しく、ショップの応接室の鍵がモチーフに描かれています。BBR社のこだわりを感じられるクラフトジンです。値段は700mlが4380円ほどとなっています。

ザ・ボタニスト

ザ・ボタニストはアイラ島のスーパー・プレミアム・ジンです。伝統的なジンの原材料である9種のボタニカルに加えてアイラ島で採られた希少な22種類のボタニカルを使用しているのが特徴です。野生のボタニカルを人の手で採取してゆっくり丁寧に蒸留しています。

クセが強くなく、さっぱりとしており、リッチで芳醇な味わいが楽しめるジンに仕上がっています。贅沢な気分にさせてくれる特別な日に楽しみたいクラフトジンです。ストレートやロックでも楽しむことができます。値段は700mlで4320円ほどです。

ザ・ボタニスト ジン オフィシャルサイト --- THE BOTANIST / ISLAY DRY GIN ---

季の美 京都ドライジン

さて、日本のクラフトジンの代表格、季の美について紹介しましょう。「季の美 京都ドライジン」は、日本初のジン専門の京都蒸留所がつくっているクラフトジンです。

まずベーススピリッツにはお米をつかったライススピリッツを使用しています。ボタニカルには玉露、ゆず、檜、山椒など日本らしいボタニカルを使用しているの特徴がで、伏見のきめ細かな伏流水を使い、さらにこだわりを見せています。

ジュニパーベリーのロンドンドライスタイルと和のスピリッツ、ボタニカルが融合したプレミアムなジンです。ストレートで飲むのがおすすめです。

蒸留方法も独特で11種のボタニカルの特性に応じて6つのグループに分け、別々に蒸留、ブレンドしています。京都蒸留所で丁寧につくられたクラフトジンは日本らしい複雑な香りがとても人気のドライジンとなっています。値段は700ml5400円ほどです。

クラフトジン岡山

クラフトジン岡山は宮下酒造株式会社でつくられており、自社製の米焼酎をベーススピリッツに使用したクラフトジンで、ボタニカルはジュニパーベリー、コリアンダーをはじめ、十数種類配合しています。

銅製ポット、スチルで蒸留し、国内初の樫樽貯蔵をしているのも特徴です。ウイスキーと同じように樽熟成しているのはとてもユニークなのだそうです。

ジュニパーベリーを中心としたボタニカルの香りの中にお米の甘みとまろやかさが広がるクラフトジンで一般的なジンとは口当たりにも違いがあります。ストレートやロックでまずは味わいたい銘柄です。値段は700ml7560円ほどとなっています。

クラフトジン岡山 | 宮下酒造株式会社

クラフトジンの口コミや評判

クラフトジンの魅力やおすすめの銘柄などについてみてきました。それではクラフトジンを実際に飲んだ人はどのような感想をもっているのでしょうか?気になる口コミを見ていきましょう。

飲んだ人の口コミ

人によって味覚は違うので口コミでもさまざまな意見がありますが、季の美 京都ドライジンをはじめて飲んだ人は感動する人も多いようです。季の美はゆずの香りが強いようです。

クラフトジン岡山は琥珀色なのも特徴です。クラフトジンはそれぞれに色にも個性があるのが楽しいところです。ジャパニーズクラフトジンを飲み比べてみるのも楽しいでしょう。クラフトジン岡山はアルコール度数50度で高いのも特徴です。

味の口コミ

ザ・ボタニストは柑橘系の香りの後に複雑な香りと甘さがくるとのことです。アイラ島の野生のボタニストのフレッシュさを味わうことができます。ハイボールで飲むのも美味しそうです。

季の美のさわやかな香りが日本人に人気です。クセがないのも魅力的なところです。ネットでも気軽に購入できるので特別な日に家でも楽しみたい銘柄です。

ジャパニーズクラフトジンを楽しむなら季の美から試すのもおすすめです。味や香りのバランスがよく、いろいろなクラフトジンを試したくなります。

クラフトジンの様々な違いを楽しもう!

今回はクラフトジンについて紹介してきました。クラフトジンは作り手のこだわりが詰まったジンでボタニカルがとても個性的なのが特徴です。ジンとの違いもボタニカルやベーススピリッツ、味わい、値段などたくさんあります。

さまざまな種類のクラフトジンを試してお気に入りの一本を見つけてみましょう。日本のクラフトジンも必見です。クラフトジンの専門店もあるので、ぜひ探してみて下さい。

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