バニラエッセンスのカロリーと糖質・栄養成分は？気になる賞味期限も調査

バニラエッセンスはお菓子作りやパン作りに欠かせない人気の香料です。バニラエッセンスを数滴加えるだけで、バニラの甘い香りをつけることができ、お菓子やパンがより一層美味しく仕上がります。バニラエッセンスはバニラの種であるバニラビーンズの香りや成分を、アルコールに抽出して作られています。

バニラエッセンスそのものに甘みはなく、どちらかというと苦みがあり、あくまでも香料として使うものです。スーパーなどで手軽に購入することができます。値段が安いものは、添加物や人工香料を使用していることが多いようです。気になる方は、パッケージに明記されている原材料を確認すると良いでしょう。

バニラエッセンスのカロリーは100gで288kalで、大さじ1杯(約20g)で58kalに相当します。しかし、バニラエッセンスの1回分使用量はほんの数滴で、1滴あたり0.2gほどのため、大したカロリーにはなりません。バニラエッセンスを使用したために太るということは、まずないでしょう。

糖質においては、大さじ1杯分でわずか0.1g未満であるため、糖質はほぼないと考えてよいです。バニラには他にも、カリウムやナトリウム、マグネシウムなどの、健康維持に必要な優れた栄養素を含んでいます。

このようにバニラエッセンスはカロリーや糖質が低い上に、甘さ控えめにしても、甘いバニラの香りで満足感を得られます。そのため、ダイエットや糖質制限中に活用できるおすすめの香料です。

さまざまなお菓子作りに使用されるバニラエッセンスですが、1度に数滴しか使用しないため、賞味期限内に使い切れなかったという方も多いようです。商品によって異なりますが、バニラエッセンスは一般的に1～3年間ほどの賞味期限になります。

ただ、賞味期限を過ぎても香りに異状がなければ、使用しても構わないそうです。内容物が沈殿していたり白濁化していても、わずか数滴の使用量のため、健康に悪影響を及ぼすことはありません。香りの変化が分からない場合は、お皿に数滴垂らしてにおいを嗅いでみると、分かりやすいです。バニラの香りがしない時は、使用しない方が良いでしょう。

バニラエッセンスはアルコール成分のため、直射日光の当たらない冷暗所で保存しておくことが基本です。日光が当たってしまうことで、劣化が早まる可能性があります。

長く保存させたい場合は、未開封または開封済みに関わらず、冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。一定温度の安定した環境の中で保存した方が、香りも良い状態で保つことができるそうです。

バニラエッセンスの甘いバニラの香りは緊張をほぐすリラックス効果があります。バニラエッセンスをコットンに数滴垂らして、アロマオイルにするのもおすすめです。また、そのコットンを冷蔵庫に入れると消臭剤代わりになり、他の食材にバニラのにおいが移る心配もいりません。

他にも、入浴剤にバニラエッセンスを加えると、バニラ入浴剤になります。また、甘いバニラの香りを嗅ぐと食欲を抑える効果があるため、ダイエット中の方はぜひ試してみてください。

バニラエッセンスのカロリーと糖質について解説してきました。バニラエッセンスは糖質もカロリーも低く、バニラ効果でダイエット中にもおおいに活用できるおすすめの香料です。

バニラの香料は、他にもバニラオイルやバニラエクストラクトなどがあります。製造方法や香りの強さなどがそれぞれ違いますが、安価で手軽に購入できるのがバニラエッセンスです。家に使い切れないバニラエッセンスがある場合は、ぜひアロマや入浴剤などにも活用してみてください。