IKEA前橋はいつオープンする？建設予定や延期の理由などを調査

IKEAが群馬県前橋市内に土地を取得したのが2013年で、これにより群馬県初となるIKEA前橋店がオープンが事実上決定しました。しかし、それから6年が経った2019年12月現在も、未だ建設予定地では一切の工事が行われておりません。当然IKEAも店舗オープンを目的として土地を購入したのですから、建設工事が進まないのには何かしらの理由があるのでしょう。

では、そのIKEA前橋店の建設工事が進まない理由とは一体何なのでしょうか？本記事ではIKEA前橋店のオープンがいつになるのか？について、これまでの状況や噂などを整理してまとめてみました。IKEA前橋店のオープンは果たしていつになるのでしょうか？

まずはIKEA前橋店のオープン予定日から検証していきましょう。元々のオープン予定日はいつだったのか？現在予定されているオープン予定日はいつ頃なのか？など、IKEA前橋店のオープン予定日に関する情報をまとめてみました。

IKEAが群馬県前橋市に土地を取得したのが2013年6月末辺りのことだったので、恐らくは近い将来のオープンを予定していたのではないか？と考えられます。そこで当初のオープン予定日についての情報を調査してみたのですが、どうやら当時は2015年春頃のオープンを予定していたようです。土地取得から1年半弱であれば順当といっても良いでしょう。

それがあれよあれよと言う間に年月だけが経過してしまい、土地購入から6年半以上が経った現在も未だ建設予定地は更地のままで放置されています。当初のオープン予定日を考えると、この状態は間違いなく異常であると言えます。一体何故翌々年オープン予定だった土地が、手付かずのままとなっているのでしょうか？

2019年現在、IKEA前橋店はいつ頃をオープン予定日と定めているのでしょうか？実は現時点でも未だ明確なオープン予定日は決まっていないようです。土地取得から6年半が経過しているにも関わらず、未だにオープン予定日がいつになるか決まっていないというのは明らかに不自然です。これにもきっと何らかの理由があるのでしょう。

ただ、当初の2015年オープン予定という話も、IKEAからの公式なアナウンスが行われていた訳ではありません。もしかすると将来を見据えて土地だけを先に取得していた可能性も0ではないでしょう。もし、それが目的だったとしたら、外野が一方的に騒いでいるということになります。

IKEA前橋店オープンの話が白紙に戻ってしまう可能性についてですが、それについては問題無さそうです。IKEA前橋店のオープン自体は確定しているのですが、あくまでIKEA側がオープンに適した時期では無いと判断しているだけなのです。もし問題があったのであれば、これだけ長きに渡って土地を保有したままの状態を続けてはいなかったでしょう。

ただ、恐らく当初は2015年オープンを目標として土地を購入したものだと考えられます。それが、何らかの事情によって一時的に建設着工を見送ることにしたのではないでしょうか？その状況さえ改善されれば、今後オープンに向かって工事が始まっていくことでしょう。

IKEA前橋店のオープン予定が事情によって延期されていることは分かりましたが、ではその事情とは一体どの様なモノなのでしょうか？ここではIKEA前橋店のオープン予定が延期されている理由について迫りました。

IKEA前橋店の予定地から遺跡が発見され、それが原因で建設工事ができなくなったという噂があるそうです。俄には信じがたい内容ですが、これは本当なのでしょうか？結果から申し上げるとこれはデマカセです。IKEAが地盤調査を行った結果、遺跡の様なモノは一切発見されておりません。恐らくはネット特有のデマ話の類とみて間違い無さそうです。

そもそも本当に遺跡が発見されたなんてことがあれば、最も大きなニュースになっている筈です。しかしながら今日までその様な話題がニュース番組で取り上げられたことは一度もありません。こうしたガセ情報は裏取りをすると直ぐに嘘であるということが分かるので、くれぐれも惑わせられない様に注意しましょう。

一部にはIKEA前橋店の建設自体が中止になったのでは？という噂もあるようです。ただ、こちらに関してもやはりデマである可能性が高そうです。そもそも、計画が中止となったのであればもっと早い段階でこの土地を手放しているでしょう。所有しているだけでも当然税金が掛かる訳ですから、計画が頓挫したのであればいつまでも持ち続ける理由がありません。

あくまでもIKEA前橋店の出店計画は生きており、この土地で店舗を構えること自体に変更はないのでしょう。ただ、その計画を遂行させる為に必要な条件が整っていないが為に、一時的に土地がそのままとなっているだけと考えるのが妥当です。なので、この話も遺跡云々同様にデマと考えて間違いありません。

建設資材の高騰や求人が集まらないことが理由という噂もあるそうですが、それは流石に有り得ません。建設資材が高騰するといったところで、建設を見合わせるだけの理由となるでしょうか？世界的企業が一時的な建設資材の価格高騰で、わざわざ建設着工を見送るとは到底考えられません。

また、求人が集まらないというのも実にバカバカしい話です。そもそもIKEAが提示する条件で求人が集まらない筈がありませんし、おしゃれでイメージの良い外国企業で働きたいという人材が集まらない筈がありません。企業は異なりますが、コストコの求人に多くの人が反応を示すところをみればそれは誰もが納得といったところでしょう。

当然ながらIKEAは計画を建てる上で、候補地に対する入念な市場調査を行っています。にも関わらずマトモに求人が集まらない様な場所に、果たして進んで出店を決めるでしょうか？そんなビジョンすら持たない企業が、この様な世界を股にかける様な事業を展開することができるでしょうか？

IKEA群馬前橋にアクセス上の問題があるのでは？と、的外れな推測をしている人もいるようですが、これも大きな間違いです。そもそもそんな問題を抱えている土地ならば、始めから大枚叩いて購入をする筈がありません。交通アクセスに関する問題など、購入する前に幾らでも調べることができます。そんな事もせずに土地を買うでしょうか？

しかも、IKEA前橋店の建設予定地は、直ぐ側に東関東自動車道が走るアクセス抜群の場所です。これだけ条件が整っている場所なのですから、交通アクセスに問題が有るはずがありません。

後程説明しますが、この土地の周辺には既にコストコ前橋店が出店されています。出店条件に厳しい条件を掲げているコストコが店舗を構えている事からも、そうした問題がこの土地に存在しないのは明確なのです。

IKEA前橋店の建設工事が始まらない原因として、建設計画の一部に変更があったのではないか？という見方があるようです。企業の経営方針において、こうした変更が発生する場合は大いにあります。

IKEAジャパンは、IKEA前橋店の建設工事が始まらない理由として、上記の様な解答を行っております。この「マルチチャネル化に対応した新店舗形態の構想」というのが、どの様な店舗形態を示しているのかは分かりませんが、額面通りであれば「従来型店舗とは異なるスタイルでの店舗展開を計画している」ということでしょう。

それがIKEAという企業の全体的な方針として定められたことであれば、これが原因で一時的に建設工事がストップすることも確かに考えられます。それにしては中止期間が長いという気もしないでもないですが、あくまでIKEA側の言い分としてはこの様な内容なのです。ただ、これもそのままスンナリと受け入れるには若干の無理があります。

IKEAジャパンは現在年商が現象している状態にあります。右肩上がりかと思われていたIKEAも、ここ数年は苦しい状況に追い込まれているのです。そうした状況を鑑みると、本当は経営状態が芳しくないことが大きな要因となっている可能性もあるのです。オープンしても赤字を増やすだけであれば、確かに企業としては悪手であると言えます。

実は既にIKEA前橋店の完成図は存在すると言われています。これは、群馬県の公式ホームページにて発表されているイメージパースで、これを見ればIKEA前橋店の出店が決定次項であることがお分かり頂けるでしょう。前橋市はこのエリアに様々な商業施設を誘致し、多くの人が集まるショッピングタウンにする予定なのです。

このイメージパースには、IKEAの他にもコストコやカインズホームといった大型商業施設の名前が見受けられます。これらは既にオープン済みで、現在も連日多くの買い物客によって賑わいを見せています。もしここのIKEAが出店を果たせば、県内外から今まで以上に多くの人達が買い物に訪れることでしょう。

故に前橋市としても一日も早いオープンを望んでいるに違いありません。それは当事者であるIKEAとしても同様です。ただ、その様なお膳立てが揃っているにも関わらず、未だオープンどころか工事を着工できないところを見ると、一筋縄では行かない様な問題なのかも知れません。

先程も軽く触れた通り、IKEA前橋店の出店予定地はコストコ前橋倉庫店の直ぐ側となります。この場所にIKEAが出店されれば、近隣でも有数の大型ショッピングタウンとなるでしょう。では、そのIKEA前橋店の出店予定地周辺がどの様なエリアであるか？を最後に紹介しておきましょう。

IKEA前橋店の出廷予定地は北関東自動車道の前橋南インターチェンジ付近で、パワーモール前橋みなみと呼ばれるショッピングモールが集合するエリアになります。先程も説明した通り、交通の面は抜群で、群馬県のみ為らず他県からの来客も大きく見込むことができます。パワーモール前橋みなみの開業は2010年で、まもなく10年目を迎える施設になります。

パワーモール前橋みなみには既に多数の店舗が出店しており、常に多くの買い物客によって賑わっております。ここにIKEA前橋店を出店することができれば、間違いなくエリア全体の集客向上の底上げも見込むことができるでしょう。

IKEA前橋店にとっても、この場所に出店することはメリットの方が遥かに多いことは間違いありません。それもあってIKEAジャパンはこの土地を手放さずにいるのだと考えられます。周辺エリアの環境を考慮しても、時が満ちればIKEA前橋店は必ず建てられる筈です。

先程軽く説明しましたが、ここパワーモール前橋みなみにはコストコ前橋店も出店しております。コストコと言えば出店するための条件が厳しいことでも知られている企業です。商圏人口を始め、交通アクセスや土地や駐車場の面積など、多くの面でIKEAの出店条件と被ります。それはつまり、コストコが出店できるのであれば、IKEAの出店も可能というわけです。

実際にIKEAとコストコが隣接しているショッピングタウンは幾つもあります。IKEAとコストコでは取扱い商品が一部被るものの、上手く住み分けることで相乗効果を得ることが可能です。このシナジーを得られることこそが、こうした大型ショッピングタウン最大のメリットなのです。より多くの人が訪れる場所に出店するのは、商売の基本です。

コストコ前橋倉庫店は、群馬県のみ為らず隣接した他県からも多くの買い物客が訪れる店舗として知られています。高速道路も店舗の目と鼻で乗り降りすることが可能で、どなたもドライブ気分で買い物に訪れることができます。

いつになるかは不明ですが、IKEA前橋店のオープン自体は確定していると見て間違いありません。後は、オープン日を待つばかりです。IKEAジャパンは2019年度の事業戦略発表会で「2020年までに14店舗体制を目指す」とのコメントを正式に発表しております。

先日東京都の原宿店を出店計画が明らかになりましたが、こちらを含め新規に5店舗の出典を予定しているそうです。恐らくその中に前橋店が含まれている可能性は極めて高いと考えられます。実際のオープンがいつになるかは未だ分かりませんが、近日中に何らかのアクションがあることを期待して待ちましょう！