天ぷら（かき揚げ）うどんのカロリーは？きつね・かけうどんと比較

天ぷらうどんは自宅でも簡単に作れてあまり失敗しない料理として誰もが一度は食べたことはあるでしょう。外食なら早い・安い・美味しいが揃った料理として人気のうどん店などは長蛇の列ができるほどです。また天ぷらうどんにはえびがのっているものや舞茸やシイタケが天ぷらになっていたりかき揚げも人気です。

しかし、ダイエット中や糖質制限中の人には避けたい料理の一つです。天ぷらの油とうどんの炭水化物、ダシの糖質はカロリーにすぐつながります。そこで、他のうどんと比較してどのくらいカロリーや糖質が高いのか紹介します。

一番シンプルなかけうどんのカロリーは1人前（200g）で約330Kcal、糖質は約49.8gです。これにねぎなどの薬味を入れるとカロリーは高くなります。他の麺類と比べるとカロリーは低いですが、かけうどんだけ食べると栄養が偏るので、うどんの他におかずを食べてしまいます。

カロリーが高くなるのを防ぐには、うどんのつゆをすべて飲まないことと、合わせるおかずを野菜や煮物などできるだけ低カロリーで抑えることが大切です。そうすると置き換えダイエットで3食のうち1食をうどんにすれば、カロリーが低くなります。

天ぷらうどんにものせる具材によってカロリーが変わりますが、エビとイカの天ぷらをのせると約435Kcal、糖質量は約61.8gになります。数字だけを見るとかなり高いと思いがちですが、天ぷらうどんだけを1食として食べるなら低いです。だいたい1食のカロリーの目安は600Kcalなので、ダイエット中の食事におすすめです。

野菜やキノコ類をたっぷり使ったかき揚げうどんはカロリーが低く、約416Kcalです。しかし油分が多いので糖質量は約71.6gです。さらにカロリーや糖質を制限するなら、かき揚げの中身を野菜中心にし、天ぷら部分を薄く揚げるしかありません。サクサクとした食感は望めないかもしれないですが、満腹感は得られるでしょう。

かけうどんに油揚げをのせたうどんをきつねうどんと呼びます。その油揚げは一枚のせるだけでカロリーが約453Kcal、糖質量が約65.9gと高くなります。しかし油揚げは豆腐を油で揚げたものなので、ビタミンEやカルシウム、大豆イソフラボンなどの栄養が豊富に含まれています。

かけうどんだけでは栄養が摂れないと思ったときは、カロリーや脂質は高くなりますが油揚げと相性のいいわかめやねぎなどを加えると最低限の栄養素は吸収できます。

数あるうどんの中で、天ぷらうどんはダイエット中や糖質制限中に食べても太らないのでしょうか？紹介したうどんの中ではカロリーが高めですが、1食で換算すると低カロリーです。それをさらにダイエット中の食事として食べるときの注意点を紹介します。

かけうどんのカロリーは低いので、ダイエット中ならかけうどんを大盛りにして食べれば簡単だしお腹いっぱいにもなると思いがちです。しかしうどんは炭水化物が主成分なので、栄養を摂るには少し不十分です。また、喉越しも良く噛まずにツルっと食べれることによって思っている以上のうどんを食べてしまうことになります。

その点天ぷらうどんは、味の変化が楽しめるので、量が多くなくても飽きません。また、多少脂質が多くても天ぷらから炭水化物以外の栄養を摂ることもできます。天ぷらの衣の量を少なくしたり出汁を薄口にする工夫をすれば、カロリーも抑えることができます。

うどんは消化の良い食べ物なので、他の麺類に比べて腹持ちはあまりよくありません。しかし、コシが強いので食べるとき何回も噛んで食べることを気を付ければ満腹感が得られます。また、天ぷらは油を含んでいるのでお腹にたまりやすく腹持ちがよいです。

このように、うどんと天ぷらはお互い相乗効果で満腹になる食事の一つです。うどんをぶっかけにして出汁を少なくしたり、天ぷらの具材を旬の野菜にしたりと少し工夫するだけでダイエット中でも豪華な天ぷらうどんを食べることができます。

ダイエット中の食事はカロリーや糖質などを考えたら色々制限されてしまいます。しかし、3食のうち1食でもうどんに変えることによってカロリーなどは抑えられ、無理なくダイエットが出来るでしょう。

天ぷらの具材を変えれば変化のある食事を楽しめるし、出汁を煮干しや鰹節で取れば栄養も補えます。ストレスフリーなダイエットをするなら、天ぷらうどんの置き換えダイエットで楽しく行いましょう！