マヨネーズは高カロリーで太る?市販マヨネーズのカロリー10選

マヨネーズは太るとダイエット中には敬遠されがちです。確かにマヨネーズは高カロリーな調味料です。こってりしたラーメン1杯分くらいのカロリーがあります。しかしマヨネーズには太る可能性を高めるだけではなく、脂肪を消費したりするダイエット効果もあります。また糖質も低いという特徴もあります。マヨネーズはダイエット中でも積極的に摂取したい調味料の一つです。そんなマヨネーズのカロリーについて紹介します。ダイエット中にマヨネーズを食べる時にはカロリーカットしたものを使うなど太る事を避ける注意点も紹介します。

マヨネーズは高カロリーで太る?市販マヨネーズのカロリー10選のイメージ

目次

  1. 1マヨネーズのカロリーは太るか太らないかどっち?
  2. 2マヨネーズの気になるカロリーと糖質
  3. 3高カロリーなマヨネーズは太るのか?
  4. 4市販のマヨネーズのカロリー10選
  5. 5ダイエットの中のマヨネーズの食べ方
  6. 6高カロリーのマヨネーズは食べ過ぎると太るので注意!

マヨネーズのカロリーは太るか太らないかどっち?

毎日の食卓に欠かせないドレッシングであり、調味料でもあるマヨネーズは、カロリーが高く太るイメージが強い商品です。サラダなどにかけることが多いマヨネーズは最近ではダイエット中の人でも安心して食べることができる低カロリーの商品も登場しています。

マヨネーズで太るかどうかはマヨネーズのカロリーも大きく関係しますが、マヨネーズのカロリーだけで判断することはできません。食事としてのトータルカロリーや含有糖質量も太る可能性に関係します。マヨネーズのカロリーについて紹介します。また市販されているマヨネーズについても紹介します。

マヨネーズの気になるカロリーと糖質

マヨネーズは高カロリーです。油がメインとなっており油脂分が65%以上含まれていることが定義されているためです。カロリーは高いですが、糖質は意外に低いのがマヨネーズの特徴です。マヨネーズは単体で食べるものではない為、組み合わせによるカロリーや糖質に注意する必要があります。

マヨネーズは高カロリー

マヨネーズは高カロリーです。マヨネーズ100gあたりのカロリーは約700kcalです。このカロリー量はこってりとしたラーメン1杯に相当するカロリー量です。同じ100gのケチャップのカロリーが約120kcalであることと比較しても高カロリーです。

マヨネーズの原材料は食用油と卵と酢です。卵は卵黄のみを使用するものと全卵を使用するタイプで分別されますが、マヨネーズのカロリーを引き上げているのは食用油です。油もののカロリーが高いのと同じように食用油がたっぷり含まれているマヨネーズも高カロリーになります。

意外にも糖質が低い

ダイエットで気にするのはカロリーがメインですが、糖質にも注意が必要です。糖質制限ダイエットが流行しているように糖質にも最近は注目が集まっています。マヨネーズの糖質は100gあたり4.5gです。100gのケチャップの糖質量12gと比較しても半分以下とマヨネーズの糖質は意外に低いのが特徴です。

原材料となる食用油や卵、酢には糖質が少なくどれも糖質制限ダイエットには優秀な食品です。その組み合わせで作られるマヨネーズも糖質が低いのです。太る事を心配している人に糖質が低いことは安心できる材料です。

カロリーカットの方が糖質が高い?

カロリーが高いマヨネーズは、ダイエットの妨げになると敬遠されがちです。そのためメーカーはカロリーカットのマヨネーズを販売しています。しかしカロリーカットのマヨネーズは正式にはマヨネーズではなくサラダクリーミードレッシングという商品名が正式名称になります。

マヨネーズは油脂の割合が65%以上と明確に定義されています。カロリーを減らすためには油脂を減らす必要があり、65%を下回ります。サラダクリーミードレッシングは油脂の割合が10%以上50%未満と定義されているため、カロリーカットのマヨネーズはサラダクリーミードレッシングに分類されます。

そして油脂が減った分、乳化剤や酸味料などの添加物を加えて味を調整しています。これらには糖質が多いものも多く、マヨネーズと比較するとカロリーカットのマヨネーズの方が糖質が多くなってしまうのです。同じ量を使ってもカロリーカットの方が太る可能性が高い場合もあるのです。

食べ合わせに注意

マヨネーズはそのまま食べることはほとんどありません。他の料理にかけて食べるのが一般的です。そこで注意しなければならないのはトータルカロリーとトータル糖質です。高カロリーなマヨネーズを高カロリーな食事に使えば、トータルカロリーは必然的に高くなり太る要因になります。

また、いくらマヨネーズの糖質が低いといっても糖質の高い料理との食べ合わせになれば、摂取する糖質量は多くなり太る要因になります。

マヨネーズには炭水化物の吸収をよくする性質があります。炭水化物はエネルギーとして消費されれば問題ありませんが、消費されずに脂肪として蓄積されると太る原因になります。炭水化物は糖質が多い食事ほどインスリンの効果で太る懸念材料になるため糖質の多い食事にマヨネーズは控えるのがおすすめです。

高カロリーなマヨネーズは太るのか?

マヨネーズは太るとダイエット中には食べないようにする人が多いのですが、マヨネーズには高いダイエット効果もあります。卵のたんぱく質や酢に含まれる栄養成分です。食べ過ぎれば太る原因になりますが、適量を摂取することでダイエット向きな食材にもなります。

低GIで脂肪がつきにくい

GIとは食後の血糖値を示す指標です。GIが高いほど食後の血糖値が高くなり太る要因となります。マヨネーズのGIは低いのが特徴です。マヨネーズを食べても血糖値上昇を抑えることができます。

食後に血糖値が高くなれば、インスリンが分泌され血糖値を下げる働きをします。しかしインスリンは脂肪を蓄積する働きを持っているため、太る原因になります。GIが低い食品ほどダイエットには適しています。

GIが低いため、脂肪を蓄積させず、代謝によってエネルギーに変換させ太る事を防止できます。マヨネーズを食べても直接的に脂肪にはなりにくく太る事を防ぐことができるのが特徴です。

ダイエットで重要なたんぱく質が摂取できる

マヨネーズの原材料の中の一つである卵には豊富なたんぱく質が含まれています。たんぱく質は体を構成する筋肉を作る栄養成分です。たんぱく質を摂取すると体づくりを強化してくれますが、ダイエットにも効果的です。太る要因となる脂肪を代謝させる働きが強まります。

体の筋力が高まると必然的に代謝効率が向上します。太ることを懸念している人は代謝効率を向上することで太りにくい体にすることができます。

お酢によるダイエット効果も

マヨネーズの原材料である酢には、酢酸、クエン酸、アミノ酸が豊富に含まれています。これらの酸にはダイエット効果を高める働きがあります。

酢酸は脂肪の蓄積を抑える働きがあります。クエン酸は体内にすでに蓄積された脂肪を効率よくエネルギーに代謝してくれる働きがあります。アミノ酸はリパーゼを活性化させて脂肪の燃焼を高める効果があります。太るのは脂肪のせいです。脂肪を除去する酢はダイエットに効果的です。

結局マヨネーズは太る?

マヨネーズはカロリーが高いですが、ダイエット効果も高いのが特徴です。マヨネーズを食べれば、高カロリーで太ることに直結しますが、逆にマヨネーズを食べれば、高いダイエット効果を得ることができます。マヨネーズは適量を食べれば、太るよりもダイエット効果を得られる食品です。

市販のマヨネーズのカロリー10選

マヨネーズと言えば代表はキューピーマヨネーズです。マヨネーズの老舗であるキューピーからは通常のマヨネーズ以外にもカロリーハーフやライト、ゼロなど様々な商品がラインナップされています。キューピー以外の会社からもマヨネーズは販売されています。

キューピーマヨネーズ

マヨネーズと言って最初に思い浮かべるのがキューピーです。1925年に最初のマヨネーズを発売してからずっと業界をリードしてきた老舗の会社です。一口で感じることのできる強い酸味が特徴のマヨネーズです。卵黄だけで作られた独自の製法でしっかりとしたコクが表現できているマヨネーズで多くの人から愛されています。

キューピーマヨネーズのカロリーは100gあたり667kcalです。サイズのラインナップも豊富で使用量に応じて選びやすいのもキューピーマヨネーズのメリットです。

ヨード卵・光 スーパーリッチマヨネーズ

ヨード卵・光の卵黄だけを使った原材料にこだわったマヨネーズがヨード卵・光 スーパーリッチマヨネーズです。コクと酸味と塩味が絶妙なバランスで贅沢なマヨネーズです。マヨネーズだけでしっかりと味を伝えることができるため、サラダなどにも最適です。

ヨード卵・光 スーパーリッチマヨネーズのカロリーは100gあたり653kcalです。カロリー以上にクリーミーさを感じることができる一品です。原材料へのこだわりから他のマヨネーズと比較して2倍近い値段です。

ピュアセレクトマヨネーズ

日本を代表するメーカー味の素から販売されているのがピュアセレクトマヨネーズです。テレビコマーシャルでもお馴染みです。クリーミーさが強いマヨネーズでコクがしっかりと楽しめます。塩味や酸味もバランスが良くどんな食材にでも合わせることができる万能マヨネーズです。

ピュアセレクトマヨネーズのカロリーは100gあたり733kcalです。他のマヨネーズよりはカロリーが高めなマヨネーズです。

マヨネーズタイプ50

ジェフダプラスから販売されているマヨネーズがマヨネーズタイプ50です。油脂分の配合が50%になるため正式にはマヨネーズではありません。カロリーは100gあたり720kcalです。

ドレッシングのように利用できるマヨネーズです。酸味やクリーミーさが薄いため、濃い料理につけて食べるのがおすすめのマヨネーズです。

キユーピーハーフ

キューピーから販売されているカロリーをカットしたマヨネーズがキューピーハーフです。高カロリーなマヨネーズのカロリーをカットした商品です。カロリーは100gあたり327kcalと一般的なマヨネーズの約半分です。油脂分が控えめになっているためクリーミーさが物足りなく感じます。代わりに酸味と塩味が強いのが特徴です。

逆にさらっとしているのが特徴で、あっさりとしたものを食べたいと感じているときにピッタリなマヨネーズです。

有精卵マヨネーズ

創健社が製造、販売しているのが有精卵マヨネーズです。大分県の高原で飼育されている鶏の有精卵の黄身だけを使用したこだわりのマヨネーズです。濃厚なコクが魅力のマヨネーズです。コクが強い分しつこく感じてしまうのがデメリットです。

有精卵マヨネーズのカロリーは100gあたり700kcalです。りんごを隠し味に使用しているのが特徴のマヨネーズです。

プロユースマヨネーズマイルド

キューピーから業務用として販売されているのがプロユースマヨネーズマイルドです。飲食店などで利用されているマヨネーズです。平均的な味に仕上げられているのが特徴です。

プロユースマヨネーズマイルドのカロリーは100gあたり710kcalです。マイルドな味に仕上げており、甘さが印象として残るのが特徴です。

アマニ油マヨネーズ

キューピーから食用油にこだわったマヨネーズが販売されています。アマニ油マヨネーズです。アマニ油は質の良い食用油で滑らかな食感とコクが印象的なマヨネーズです。そしてドレッシングのような風味があるのが特徴です。

アマニ油マヨネーズのカロリーは100gあたり733kcalです。マヨネーズをアマニ油マヨネーズに変えるだけで全体の味の印象をかけるほどの効果があります。

無塩MMマヨネーズ

株式会社ノルトから販売されているのが無塩MMマヨネーズです。塩分不使用が特徴のマヨネーズです。生活習慣病など塩分を気にする人が多い中、塩分不使用で人気を集めています。ドレッシング感覚の味が特徴で、個性的な味に仕上がっています。

無塩MMマヨネーズのカロリーは100gあたり717kcalです。クリーミーさは弱く、サラサラ感の方が強いマヨネーズでソースのように使用します。

リアルマヨネーズ

リアルマヨネーズはアメリカのマヨネーズです。ソフトでマイルドな味に仕上がっているマヨネーズです。日本のマヨネーズを好む人には物足りなく感じてしまいます。

リアルマヨネーズのカロリーは100gあたり692kcalです。チーズのようなコクを感じることができるためサンドイッチやトーストなどに使用する食べ方がおすすめです。

ダイエットの中のマヨネーズの食べ方

マヨネーズで太るのはマヨネーズの食べる量に問題があるケースがほとんどです。ダイエット中にマヨネーズを食べる際には、その量に注意が必要です。

マヨネーズを適量摂取量にするためには、かけずにつける食べ方に変更するなど意識的に量をコントロールする必要があります。また、マヨネーズで太ることを避けるために、マヨネーズを食べる時間にも注意します。

カロリーカットのマヨネーズを選ぶ

ダイエット中の人におすすめなマヨネーズはカロリーカットのマヨネーズです。マヨネーズは単体でも高カロリーであるため、一日のカロリー摂取量を一気に高めてしまいます。少しでもカロリー摂取量を抑えることがダイエットには必要であるため、カロリーカットのマヨネーズを上手に使用することがおすすめです。

カロリーカットでも食べ過ぎると太る原因になります。あくまで量を抑えると同時にカロリーカットのマヨネーズに変えることが大事なポイントです。

マヨネーズの使用量に注意する

マヨネーズの使用量と太るのは比例します。高カロリーなマヨネーズを頻繁に利用するとそれだけでカロリー過多になってしまい太る要因につながり注意が必要です。

ダイエット中におすすめなのは消費量を抑えることです。一度の食事に使用するマヨネーズの量を減らす他、マヨネーズを使用しないレシピをセレクトするなどしてマヨネーズ消費量をコントロールすることが大事です。

食べるときは「かける」よりも「つける」

太る事を避けるためにはマヨネーズの使い方にも注意します。マヨネーズをサラダなどに使用するときには一般的にかけます。しかしこれをつけるスタイルに変更するだけでマヨネーズの使用量を減らすことができます。マヨネーズをかければ、すべて食べることになりますが、つければ、かけるよりも使用量を必然的に減らすことができ太る事を避けられます。

ダイエット中は夜よりも朝に食べる

夜高カロリーな食事をすると太ります。マヨネーズに限らず高カロリーなメニューは朝に食べることがおすすめです。カロリーは日中活動している最中に代謝され、脂肪として蓄積されにくくなります。夜食べると脂肪になりやすく太る要因になります。ダイエット中にマヨネーズを食べる際には、食べる時間帯にも注意が必要です。

高カロリーのマヨネーズは食べ過ぎると太るので注意!

マヨネーズは食卓に欠かせない調味料ですが、油脂分が原材料になっているため高カロリーなのが特徴です。マヨネーズで太るのはこのためです。太る事を避けるためカロリーカットされたマヨネーズも販売されていますが、マヨネーズ本来のクリーミーさが半減してしまいます。

マヨネーズには脂肪分を除去するなどダイエットに効果のある要素もあり、ダイエット中にも摂取したい食品の一つです。高カロリーなマヨネーズを太ることを避けつつ摂取するには、意識的に量をコントロールすることが一番大事です。太る要因となるカロリー計算をしながらマヨネーズを食べましょう。

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