エビを食べ過ぎると下痢や病気の原因に?栄養素や効能もチェック

エビを食べ過ぎるとどうなるのかをまとめました。痛風や下痢、アレルギーなど、食べ過ぎによって病気になるリスクやその予防方法について解説していきます。併せて、エビの栄養成分や効能についても紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

エビを食べ過ぎると下痢や病気の原因に?栄養素や効能もチェックのイメージ

目次

  1. 1エビの食べ過ぎで起きる危険について知りたい!
  2. 2エビを食べ過ぎると病気になる?
  3. 3エビの栄養と効能
  4. 4エビの食べ過ぎを防いで効果的に栄養を摂る方法
  5. 5エビの食べ過ぎによる病気に注意しよう

エビの食べ過ぎで起きる危険について知りたい!

エビは刺身や天ぷら、炒め物にしても美味しく食べれる人気の食材です。しかし、そんなエビでも食べ過ぎると体に悪影響を与える場合もあるのです。本記事では海老の食べ過ぎによって伴う病気のリスクや食べ過ぎを防止する食べ方などを徹底解説します。また栄養豊富なエビを効果的に食べる方法も参考にしてください。

エビを食べ過ぎると病気になる?

エビの食べ過ぎで病気になることはあるのか気になるところです。ここでは、体にどんな悪影響を及ぼすのか詳しく解説していきます。

痛風になる危険

エビの過食は痛風のリスクが高くなるといわれています。それは痛風の原因とされるプリン体が、エビには多く含まれているからです。

通常の摂取量であれば、プリン体は体内で尿酸に分解されて体外へ排出されるため、痛風になる心配はありません。しかし、プリン体を過剰に摂取すると、排出できない分が体内に蓄積され、尿酸が結晶化してしまいます。それが関節に沈着して、痛みを伴う痛風という病気になるのです。

エビのプリン体は小さいサイズでは100gあたり100mg、大きいサイズでは100gあたり200mgも含まれています。大正海老ほどのサイズになると100gあたり273gも含まれており、これは明太子(1000gあたり159mg)よりはるかに多い量です。

プリン体の摂取量が多いほど、尿酸値が上がり痛風になる可能性が高まります。痛風になるのを防止するためにも、毎日食べ続けるのは避けるようにしましょう。

食中毒の危険

エビにはリステリア症という、食中毒の感染源である菌を発生する可能性があります。リステリア菌は冷蔵保存をしていても、増殖するのが特徴です。ただ、発症する確率は低く、加熱することで殺菌できます。

健康な人がリステリア菌に感染した場合、ほとんどの人が症状が現れないことの方が多いようです。しかし、疲れて抵抗力が弱っている人や妊婦さんなどは。症状が重くなることもあるので、特に注意しておきましょう。

リステリア症の症状は、発熱や下痢、首の痛みなどです。新鮮でないエビを使用する時や病気で体調が良くない時は、しっかり加熱して食べること、過食しないことが予防策になります。

腸炎などによる下痢

食べ過ぎが原因で、気分が悪くなったり下痢になったりするケースがあります。過食による消化不良で下痢になることもありますが、中にはアレルギー性腸炎になっている可能性もあるのです。アレルギー腸炎とは特定の食べ物がアレルギーの原因となり、腸内で過敏症状を起こす病気です。

主に下痢や嘔吐、腹痛などの症状が現れますが、ひどくなると蕁麻疹や喘息などを引き起こすこともあります。エビを食べると下痢になるという人は、一度病院でアレルギー検査を受けた方が安心です。また、下痢になった場合は脱水症状を防止するため、水分補給を忘れないようにしてください。

アレルギーの危険

エビやカニなどによる甲殻アレルギーは、小学生から増加する傾向があり、成人ではさらに多くの人に発症するアレルギーの一つになります。甲殻アレルギーの症状は、蕁麻疹や嘔吐、口内や喉の痒みや腫れなどです。甲殻アレルギーであれば食べ過ぎでなくても、このような症状が現れます。

最も気を付けなければならないことは、甲殻アレルギーの人が、一度に多くの甲殻類を食べ過ぎると、アナフィラキシーショックを引き起こし重症化してしまうことです。調理したエビに限らず、エビのエキスが入った調味料や加工品なども、アレルギーの要因になります。

気になる人は病院でアレルギーの検査を受け細かく調べてもらうと、安心して食事ができる上に、食事の幅も広がるでしょう。

エビの栄養と効能

栄養と効能①たんぱく質

エビ100gあたり21.4gのタンパク質が含まれています。1日のタンパク質摂取推奨量の目安は、成人男性が60gで成人女性が50gです。このことから考えると、エビ100gには1日の1/3量のタンパク質が含まれていることになります。タンパク質は肌や骨、血液などの生成に欠かせない栄養成分で、疲労回復や免疫力アップの効能も期待できるでしょう。

ちなみに、エビのカロリーは100gあたり91kcalです。エビは低カロリー高タンパク質で、過食しなければダイエットに最適な食材といえます。

栄養と効能②タウリン

アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれており、タウリンには健康効果に良い効能が多くあります。栄養ドリンクの成分にも含まれているように、疲労回復効果に優れていることは有名です。

それ以外にも、心臓の働きをサポートしたり、血圧や血糖値の正常化、血管の老化防止などの効能があります。高血圧や動脈硬化の予防におおいに役立つ栄養成分です。

栄養と効能③アスタキサンチン

アスタキサンチンはエビの殻に多く含まれている栄養成分になります。抗酸化作用が強力で、脳内まで効果をもたらすほどであるため、学習能力や記憶能力も向上させることが分かっているそうです。他にもアンチエイジングや内臓脂肪の減少、疲労回復の効果にも期待できます。

エビを購入する時は、ぜひ殻つきのものを購入してください。殻ごと食べることができるソフトシェルシュリンプは、柔らかい食感で身と味噌の風味を楽しめておすすめです。

栄養と効能④カルシウム

エビにはカルシウムがたっぷりと詰まっています。特に殻や尻尾の部分に、多くのカルシウムが含まれているそうです。

カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養成分で、カルシウムが体内で不足すると骨粗しょう症になる可能性もあります。また、体内をアルカリ性に保つ効能があり、健康維持にも効果的です。他にも、神経興奮の抑制や血液凝固作用の促進などの効果も期待できるでしょう。

栄養と効能⑤ビタミンE

ビタミンの中でも特に多く含まれているのがビタミンEです。ビタミンEには体内細胞の酸化を抑制する抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的だといわれています。

また、血行促進の効能もあり、肩凝りや腰痛、冷え性の改善効果が期待できるでしょう。他にも、女性ホルモンの生成分泌をサポートし、生殖機能を向上させる作用もあるそうです。

エビの食べ過ぎを防いで効果的に栄養を摂る方法

方法①1日の摂取量目安

栄養豊富なエビでも食べ過ぎると、体に悪影響を与えることがあります。1日でどのくらいの量まで食べても良いのか、気になるところです。エビの摂取目安量は、痛風の原因にもなるプリン体の摂取量を基準に考えると良いでしょう。

プリン体を1日に400mg以上摂取すると、痛風になる可能性が高まります。よってプリン体を400mg以上摂取するエビの量であれば、食べ過ぎだと考えてください。プリン体400mg未満にするなら、1日あたりのエビ最大摂取量は100g~150gとするのが良いです。

大ぶりの甘海老が1尾約10g、ブラックタイガーが1尾約15gほどになります。しかし、エビの種類によってもプリン体の含有量が異なるため、プリン体が気になる人は摂取目安量より少なめに食べた方が安心です。大きいサイズほどプリン体の含有量も多くなります。

方法②殻も食べる

エビの殻にはキチンキトサンやアスタキサンチン、カルシウムが豊富に含まれています。殻ごと食べると、さらに多くの栄養成分を摂取することが可能です。しかし、エビの種類によっては、殻が硬いものもあるため、口の中をケガしないように気を付けてください。

エビの殻が食べにくい場合は、殻だけを炒って塩と一緒にミルにかけ、えび塩にするのもおすすめです。えび塩はフライドポテトや野菜炒めなどにふりかけると、エビの風味が加わって美味しくなります。

方法③干しエビにする

エビは干すことによって、さらに栄養価が高くなります。タンパク質は2.5倍、カルシウムは2.2倍、ビタミンEにおいては7倍も増えるそうです。

干すのは手間がかかり自分でするのが難しい場合は、スーパーなどで干しエビを購入して常備しておくと良いでしょう。干しエビは下ごしらえをする必要がなく、手軽に料理に使えるので便利です。チャーハンやパスタに入れたり、野菜のかき揚げに混ぜても美味しく食べられます。

エビの食べ過ぎによる病気に注意しよう

エビを食べ過ぎるとどうなるのかを徹底解説してきました。エビは低カロリー低糖質、高タンパク質でダイエットに最適な食材です。また、殻ごと食べると栄養価が高くなり、健康面でも良い影響を与えます。

しかし、食べ過ぎるとエビに含まれるプリン体の過剰摂取によって痛風になったり、アレルギーによる下痢になるリスクもあることを、覚えておきましょう。適量を守れば毎日でも食べることができる食材であるため、上手に食生活に取り入れてください。

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