ガトーショコラのカロリーと糖質！美味しさそのままカロリーオフレシピも

ガトーショコラは定番人気のチョコレートケーキの一つです。しっとりとした口あたりと濃厚な味が特徴で、レシピは異なりますがザッハトルテと食感や味の濃さが似ています。そんなガトーショコラですが、カロリーと糖質は高いのでしょうか？ガトーショコラのカロリーと糖質、栄養成分を調査しました。

小麦粉やバター、生クリームなどをたっぷり使って作るケーキは高カロリーのイメージがあります。しかしながらガトーショコラはチョコレートが中心なため、カロリーや糖質が少し低いのではと思いがちです。実際はどのくらいなのでしょう？

ガトーショコラ100gあたりのカロリーは356kcalです。しかしながら、実際に私たちが食べる機会が多いサイズは直径18cm型のガトーショコラを8等分したうちの一切れです。分量は約76.7gですので、カロリーを計算すると273kcalになります。ずばぬけてカロリーが高いというわけではありませんが、低いとも言えません。

糖質量は総カロリーからタンパク質と脂質のカロリーを引き、4で割ることで計算出来ます。ガトーショコラのタンパク質は5.75g、脂質は15.45gです。タンパク質1gは4kcal、脂質1gは9kcalと換算できますので、ガトーショコラ1切れの糖質は約28.4gと計算できます。

ガトーショコラの栄養成分は炭水化物が最も多く、次点で脂質、その次にタンパク質となっています。ビタミン・ミネラルでは鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける銅と、酵素やたんぱく質の一部を構成するが毒性の強いセレンの成分が多いです。
 

ガトーショコラは各社コンビニでも売られており、食べやすいサイズ・個包装になっている場合も多く、思わず手を出してしまう商品です。一般的なガトーショコラと比較するとコンビニのガトーショコラのカロリーはどのくらいなのでしょう？
 

セブンイレブンからは濃厚くちどけのガトーショコラが販売されています。こちらはセブンイレブンで1番人気のガトーショコラで、しっとりした食感と濃厚なチョコレートの味わいが魅力です。

1袋に4切れ入っており食べ応えのある商品ですが、その総カロリーは533kcalになります。仕事がひと段落した時など食べたいですが、一気に一袋食べてしまうのはおすすめしません。

ファミマではケンズカフェ東京テリーヌとコラボしたガトーショコラが販売されています。1個1000円とコンビニスイーツにしては値段が張りますが、チョコレートの薫りが格別な商品です。カロリーは1071kcalと比較するととんでもないカロリーですが、そもそも量が多い商品ですので何回かに分けて食べるか、複数人で食べるのがおすすめです。
 

ローソンでは味わいしっとりガトーショコラという商品が販売されています。チョコレートにクーベルチュールを100%使用しているため、カカオ本来の薫りがたっぷり楽しめるガトーショコラです。カロリーは196kcalと、一般的なガトーショコラと比較すると低めですので、ちょっとした休憩や小腹が空いたときにおすすめです。

比較的カロリーが高いガトーショコラですが、豆腐やおからを使うなど材料を工夫すればカロリーオフで美味しいガトーショコラが作れます。カロリーオフでも美味しいガトーショコラのレシピを紹介します。

• チョコレート250g
• 牛乳100ml
• 絹ごし豆腐200g
• 米粉100ml
• オレンジ１個
• 砂糖20g
• ブランデー大さじ1
• ソース
• ココアパウダー20g
• 飾り用チョコレートソース、または粉砂糖適量

1. オレンジをよく洗い、薄く輪切りにする。
2. 無水鍋に砂糖とブランデーを入れ、オレンジを軽く煮る。もしくは器に入れてラップをし、レンチンする。
3. チョコと牛乳を一緒に溶かす。
4. 豆腐は滑らかになるまでホイッパーで混ぜる。
5. チョコと豆腐をまぜる。
6. チョコに米粉とココアパウダーを入れて混ぜる。
7. 型にクッキングシートを敷き、底に輪切りオレンジを並べる。
8. 型に生地を流し入れ空気抜きをする。
9. 170℃オーブンで20分焼く。
10. 15分たったら一度出し、上にキレイなオレンジを並べる。
11. そして再度170℃で5分焼く。
12. 粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷ます。
13. 冷めたら飾り用チョコソースをかけて出来上がり。

豆腐と米粉を使ったヘルシーなレシピです。ブランデーを生地にも大さじ2入れると大人用の仕上がりに、甘めにしたいときは砂糖を生地にも20g足すと良いでしょう。一晩冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくなります

• チョコレート(低糖質)80g
• 全卵1個
• 小麦粉ファイバー30g
• オオバコ(サイリウム)5g
• マヨネーズ(バターでも可)15g
• 絹豆腐100g
• ココアパウダー10g
• ラカント30g
• 豆乳(または、生クリーム)15g

1. オーブンを170℃に予熱する。
2. 小麦粉ファイバー、ココアパウダーを合わせてふるっておく。
3. チョコレートと豆乳を耐熱容器に入れてレンジで温めてチョコレートを溶かす(600w50秒程度)。
4. 別ボウルに全卵、ラカントを入れて混ぜる。
5. 絹豆腐をすり鉢、またはフードプロセッサーなどで滑らかにする。
6. 卵とラカントを混ぜた容器に、豆腐を入れて良く混ぜる。
7. チョコレートを卵のボウルに入れて、マヨネーズを加える。
8. ふるっておいた小麦ファイバー、ココアパウダー、オオバコを入れてダマにならないように混ぜる。
9. 型に入れ、170℃に予熱したオーブンで12〜15分ぐらい焼く。
10. 焼き上がったら型から出し、冷ましたら出来上がり。

絹豆腐に小麦粉ファイバーなどを加え、低糖質になるよう作ったレシピです。絹豆腐はすり鉢やミキサー、フードプロセッサーにかけると滑らかなになり、口当たりが良くなります。糖質が気になる人におすすめのレシピです。

• A超微粉おからパウダー40g
• Aココアパウダー(無糖)10g
• Aベーキングパウダー小さじ1
• 80％クーベルチュール60g
• バター(マーガリン)30g
• 卵(卵白と卵黄をわけて)2個
• ゼロカロリー甘味料(液体じゃないもの)好きなだけ
• 牛乳(豆乳)100～150cc

1. Aをポリ袋に入れ、空気を沢山ふくませるようにして混ぜる。
2. 卵黄と卵白を分け、卵白はボウルごと冷凍庫で保管する。
3. チョコとバターを耐熱ボウルに入れ、レンチンして溶かす。
4. 卵黄をホイップする。甘味料の半量を入れ、白っぽくなるまでホイップすること。
5. 卵黄に牛乳の半量と溶かしたチョコとバターを入れてよく混ぜる。
6. 1を全部投入し、よく混ぜる。
7. 卵白に甘味料の残りを全部入れ、硬いメレンゲにする。
8. 6のチョコ生地の硬さをチェックする。おからが水分を吸って固くなっているはずなので、牛乳で伸ばす。
9. ホットケーキの生地位に柔らかくしたら、メレンゲの1/3を入れてよく混ぜる。
10. よく混ざったら、残りのメレンゲをすべて入れ、ふんわり混ぜつつなじませる。
11. シリコン型に流し込み、竹串をさして何もついてこなくなるまでレンジで加熱する(500w5分半程度)。
12. 粗熱をとって型から出したら出来上がり。

おからパウダーを使いヘルシーに仕上げたレシピです。バターをココナッツオイル、牛乳を無添加アーモンドミルク、チョコをノンシュガーチョコに切り替えるとより低糖質でヘルシーなレシピになります。おからパウダーで作るケーキはしっとり感が増すため、ふんわり＆テリーヌのようなリッチなガトーショコラになりおすすめです。

ガトーショコラは高カロリー・高糖質なスイーツですが、レシピを工夫すれば簡単にヘルシーなものが作れます。ダイエット中に我慢ばかりしていても良くありません。ぜひ、カロリーオフレシピを試してみてください。