ニラ玉のカロリーや栄養は？ビタミン豊富でダイエット向き！

卵とニラさえあれば簡単にできるニラ玉は、家庭でも馴染み深い中華料理です。手軽に作れてご飯が進むニラ玉ですが、カロリーと栄養面でダイエットに向いている食べ物なのでしょうか？

今回は身近な食べ物でありながらあまり知らない、ニラ玉の栄養素やカロリーに注目して詳しく解説していきます。

ニラと卵、調味料と油があれば簡単に作ることができるニラ玉は、中華料理屋ではもちろん家庭でも人気のおかずです。ニラ玉は材料が少ない分カロリーも低いイメージですが、果たして具体的にはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか？

ニラ玉はカロリーが少なくヘルシーなのか？はたまた高カロリーでダイエットには向かない料理なのか？詳しくみていきましょう！

ニラ玉はニラと卵をごま油で炒め、醤油などの調味料を加えて作るシンプルな料理です。シンプルな分ニラ玉は奥が深い料理で、レシピも店ごとや家庭ごとに全く違います。そのため当然カロリーにも幅があります。油をたっぷり使った場合カロリーは高くなり、調味料に砂糖やみりんを加えれば更に高カロリーになります。

一般的なニラ玉のカロリーは100gで136Kcalほどです。この数字は家庭で作るシンプルなニラ玉のカロリーで、1つの目安として頭に入れておくと良いでしょう。他の卵料理と比較すると、同じ中華料理のかに玉は100g約150Kcal、洋食の定番オムレツも100g約150Kcalです。

ニラのカロリーが低い分、ニラ玉はややカロリーが低めになっています。ダイエット中にニラ玉を作るなら調味料はシンプルに醤油や塩胡椒だけにする、油控えめにするなど工夫しましょう。逆に中華料理屋のニラ玉は油も調味料も多く使われているため、カロリーは高くなる場合が多いようです。

ニラ玉はニラの栄養と卵の栄養が摂れるバランスの良い料理です。ニラ玉には具体的にどのような栄養素が含まれているのか、健康にどのような影響をもたらすのか解説していきます。

ニラに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜に多く含まれる栄養素です。健康に悪い影響を与える活性酸素を除去し、免疫力をアップさせる効果があります。βカロテンは油や動物性タンパク質と一緒に摂ることで吸収が高まります。その点からもニラ玉は最高の組み合わせの料理と言えます。

ビタミンEは別名若返りのビタミンと言われる、アンチエイジング効果が期待できる栄養素です。細胞の酸化を防ぎ、動脈硬化の原因になる過酸化脂質を抑制する働きがあります。

ビタミンKは骨粗鬆症の治療薬にも使われている栄養素です。カルシウムを骨に定着させて骨の形成を促す働きがあります。

ビタミンCには抗酸化作用があり、ガンや動脈効果の予防効果が期待できます。体内に入ったウイルスの働きを阻害する効果もあるので、抵抗力が落ちているときに摂りたい栄養素です。

葉酸はビタミンB12と共に赤血球を作るので造血のビタミンと呼ばれています。また細胞分裂や成熟に影響があり、胎児の先天性異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができると言われています。

実はニラは他の野菜同様、加熱せずに生で食べることもできます。野菜によっては火を通すことで栄養素が少なくなる物もあります。ニラ玉は炒める料理ですが生の場合と栄養素に違いはないのでしょうか？

結論から言うと、ニラは加熱しても生でも栄養成分にあまり差はないと言われています。長時間火を通しすぎなければ、生とほぼ変わらない栄養素を摂ることができるので安心してニラ玉を食べることができます。

ニラ玉はシンプルな分奥が深く、使う調味料によってカロリーに差が出る料理です。レシピによってはオイスターソースを使ったり、マヨネーズを卵に加えることもあります。ダイエット中にニラ玉を食べるなら、やはりシンプルな味付けがおすすめです。

ニラの栄養と卵の栄養が摂れるニラ玉は、健康にも良くダイエットにぴったりな料理と言えます。ご飯が進むメニューですが、くれぐれも食べ過ぎには注意して美味しくダイエットに取り入れましょう！