カビキラーとカビハイターの違いは?効果や使用時間を比較!使い分けと注意点も

カビキラーとカビハイターはカビ汚れに使える製品です。今回はカビキラーとカビハイターの違いや基本的な使用方法、効果時間、おすすめの使い分けと使用方法の注意点を紹介していきます。使用する際には換気をして正しく使用しましょう。

カビキラーとカビハイターの違いは?効果や使用時間を比較!使い分けと注意点ものイメージ

目次

  1. 1カビキラーとカビハイターはどこに使うのが効果的?
  2. 2カビキラーとカビハイターの違い
  3. 3カビキラーとカビハイターの使い分け方
  4. 4カビキラーとカビハイターを使う時の注意点
  5. 5カビキラーとカビハイターで水回りのカビ対策をしよう!

カビキラーとカビハイターはどこに使うのが効果的?

カビキラーやカビハイターを使ったことはありますか?カビキラーだけ使ったことがある、カビハイターだけ使ったことがあるという方は多いと思いますが、どのような違いがあるのか、効果的なのはどちらなのか気になるでしょう。

お風呂場やキッチンの水回りなど毎日掃除をするのは大変です。掃除をする時間が取れずにいると気づいたら黒カビが生えていたということもあるでしょう。カビの掃除をしようと頑張ってこすったりしたり掃除の方法を間違えるとカビが入り込みやすくなったりしてせっかくの掃除が逆効果になってしまいます。

そんなときに活躍するのがカビキラーやカビハイターです。今回はカビキラーとカビハイターについて、それぞれの違いや使い分け、使用する際の注意点について紹介していきます。危険な薬液でもありますので、取り扱いには十分に注意してください。

カビキラーとカビハイターの違い

メーカーと成分の違い

カビキラーとカビハイターの違いはメーカーで、カビキラーはジョンソン株式会社で、カビハイターは花王株式会社が製造しています。どちらもアルカリ性の塩素系の商品で成分の違いはあまりありません。主な成分は水以外は次亜塩素酸塩で、その他にはアルカリ剤、安定化剤、3種類の界面活性剤や香料が使われています。

成分での違いはカビハイターに泡調整剤が使われているという点です。泡調整剤はカビキラーには使われていませんので、どちらも泡で出てくる製品ですがカビハイターはより泡にこだわって作られているということでしょう。

基本の使い方と使用時間の違い

基本的な使い方はノズルの出と書かれている部分を印に合わせてスプレーします。使用後はノズルの止と書かれている部分を印に合わせてボトルを立てた状態で冷暗所で保管しましょう。カビキラーはカビ汚れから15cm程離してスプレーします。カビハイターはカビ汚れから10cm程離してスプレーします

高い場所にある汚れにはスポンジや雑巾などに液をつけてから塗布します。その後数分時間を置いてからしっかりと水で洗い流します。汚れがひどい場合には数十分置いておくと効果的です。

軽いカビ汚れなら5分程、しつこいカビ汚れなら15分~30分程置きましょう。カビキラーもカビハイターも数分時間を置いて水で洗い流すと記載されていますが、実際のカビ汚れはそれだけで落ちていないことが多いです。

しっかりと乾燥させることが大切ですのでスプレーする前にスポンジなどで軽くこすった後乾燥させましょう。使用したい場所が乾いていないと効果が十分に得られませんので気をつけましょう。スポンジでこすってぬめりなどを取りますが、このときに強くこすってしまうとカビが奥に入り込んだり傷がついてカビが入りやすくなるので注意しましょう。

カビキラーとカビハイターの使い分け方

キッチンの場合

キッチンはキッチン泡ハイターがおすすめです。キッチン泡ハイターも塩素系漂白剤で成分はほとんど変わりありません。カビハイターもキッチン泡ハイターもカビ掃除に使えますが、カビハイターは木製の用具に使えませんので、木製の用具にも使えるキッチン泡ハイターが便利です。

お風呂の場合

お風呂場には強力カビハイターがおすすめです。お風呂場は毎日水に濡れる場所ですので湿度も高くカビも発生しやすいです。カビキラーも効果的ですが、液だれするので壁などに使いにくかったりします。強力カビハイターなら泡持ちがよく液垂れがないと評判がいいです。

お風呂場に使う際にカビ汚れがひどい場所はスプレー後長時間置いておかないといけません。スプレー後にラップをかぶせて半日程度置いて洗い流す方法でもいいです。

お風呂場に使用する際にはカビキラーもカビハイターも使えます。使用する前にしっかりと乾燥させてスプレーした後にこすらないようにしましょう。カビ汚れがひどい場合にはスプレーしてキッチンペーパーをし、さらにスプレーをしてラップをしてみてください。

その後半日程度置いておきます。黒カビは空気に触れていると残ってしまいますので、長時間ラップでパックして死滅させます。使用後はしっかりと水で洗い流しましょう。

ラップを使うと効果アップ

カビキラーもカビハイターもスプレーして数分時間を置いたら水で洗い流すと記載されていますが、それだけでは落ちていない場合が多いです。その際に便利なのがラップです。スプレー後にキッチンペーパーなどを使って液だれしないようにして、その上からラップをして乾燥を防ぎつつ時間を置いていきます

お風呂場の壁などつるつるしている面だと泡がたれていってしまいますので、泡がその場にとどまってくれません。そこでキッチンペーパーとラップを使えばしっかりとカビ汚れに泡がとどまるのでカビ汚れに染み込みやすくなります。

スプレー後にラップだけでも密着してカビ汚れに浸透しやすくなります。これだけでも効果的のようですので試してみてください。

カビキラーとカビハイターを使う時の注意点

酸性のものと混ぜると危険

カビキラーやカビハイターの塩素系漂白剤は酸性の洗剤などが混ざると有毒な塩素ガスが発生します。塩素ガスは毒性が強く目や気道、皮膚を痛めてしまいます。塩素ガスを吸うと気分が悪くなったり肺気腫を起こす恐れもあり非常に危険です。マスクを少し濡らしておけば臭いが吸着されるのでいいかもしれません。

換気しながら使用する

カビキラーやカビハイターを使ったあとは時間を置いていきますが、その際に密閉空間にしないように換気しましょう。放置する場所の窓を開けたて換気したり換気扇を回してください。密閉空間だと放置している間に空気がこもってしまいますし、においが強いので気分が悪くなったり目が痛くなる場合があります。

換気は放置するときだけでなく使用中の段階から換気をしてください。換気せずに使用していると放置中と同じように気分が悪くなる恐れがあります。作業中は集中しがちで換気を忘れてしまうかもしれませんので、まず使用する前に換気を忘れないでください。

詰め替えの時の注意点

詰め替え用を違う容器に移さないようにしましょう。違う容器に詰め替えることで他の薬液と混ざってしまい有毒ガスが発生する恐れがあります。また、他の容器だとノズルの噴射がしっかりできなくなる恐れがあり危険です。

カビキラーとカビハイターなら同じ塩素系漂白剤で成分もほとんど同じなので混ぜても問題ないと思われるかもしれませんが、危険ですのでやめましょう。薬液を移し替える際に液に触れてしまう恐れもありますし、違う製品のものでは粘性が違ってノズルがしっかりと働かなかったりチューブの長さが違ったりします。

カビキラーやカビハイターが残っているので液体だけ詰め替えたいという方もいるかもしれませんが、これも危険ですのでやめましょう。薬液を移す際に液に触れてしまう恐れもありますし、皮膚や洋服に飛んで付着する恐れもあります。

カビキラーやカビハイターの詰め替え用の製品は触れずにノズルだけ取り付けができるようになっています。ボトルごと詰め替えできるので液だけを詰め替えるのは危険です。スプレーの破損にもつながりますし、そのスプレーを使うのも液漏れや皮膚につく可能性が出てきますので危険です。

容器の破損にも気をつけてください。カビキラーやカビハイターの容器はプラスチック製で作りはそれほど頑丈というわけではありません。ノズル部分が破損したり壊れてしまった際にはそのまま使わずに買い替えてください。予想していない場所から液漏れが発生したり、噴射したい場所以外に飛び散って危険です。

液が残っているともったいないと思われるかもしれませんが危険ですので本体ごと買い替えてください。

カビキラーとカビハイターで水回りのカビ対策をしよう!

今回はカビキラーとカビハイターの違いや使い分け、取り扱いの注意について紹介していきました。カビキラーもカビハイターもアルカリ性の塩素系で成分はほとんど同じですが、出ているメーカーが違いました。カビキラーはジョンソン株式会社で、カビハイターは花王株式会社が製造しています。

どちらも同じように使えますが、スプレーするだけではカビ汚れが落ちていないことがほとんどですので、スプレー後にラップを使って効果をアップさせましょう。カビ汚れを強くこするとカビが奥に入り込んだり傷がついてカビが入りやすくなるので注意しましょう。使用する際には換気をしっかりとして、取り扱いには十分に注意して使ってください。

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