京都のお土産のかわいい雑貨はいかが?おすすめの和雑貨店や小物を紹介!

京都に旅行に行くと、毎回見たい場所やお店が沢山ありすぎて、結局全て回りきれなかった経験のある人が多いのではないでしょうか?そのような状態でも、京都のお土産を何か買って帰らなくてはと最終的に慌てて目に付いた京都と名前の入ったものですませてしまっていませんか?京都には、かわいい雑貨や小物が沢山あります。お土産として実用的であり、京都の良さを愉しめるかわいい雑貨たちを効率よく選ぶには、お店を知っておくことです。ですから今回は、女性が貰って喜びそうな小物雑貨のお店を的を絞って紹介していきます。

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目次

  1. 1京都のお土産のかわいい雑貨はいかが?
  2. 2京都のお土産におすすめの和雑貨店や小物を紹介!
  3. 3京都のお土産雑貨を扱う京都駅のお店
  4. 4京都のお土産は可愛い雑貨を選ぼう!

京都のお土産のかわいい雑貨はいかが?

100年以上続く老舗が沢山残る歴史ある街、京都。世界の行きたい街ランキングで一位の京都には歴史とともに人との付き合いも非常に大事にしてきた街です。伝統的な技術により素晴らしい工芸品や芸術品、和菓子にお茶など京都には多くの優れたモノが溢れかえっています。また、お洒落に敏感な京都の人は派手に着飾ることは好みません。

良いものをさりげなく持つ、また目の肥えた京都の人はその良さも見抜きます。そのような土地柄から発想され生まれた小物や雑貨たちは人の心を釘付けにし、また和ませ幸せな気持ちにさせてくれるのです。かわいいの裏にある、ちゃんとした技術や伝統を生かした小物や雑貨たちを、京都に探しに行ってみたいと思いませんか?

様々な歴史を見てきた京都の街

794年に平安京として日本の首都に定められてから、政治や文化の中心として栄えていた京都ですが、京都の歴史と同じくらい長くから続いている日本の三大祭りの一つである祇園祭りは970年から行われています。京都という地名が使われるようになったのは、988年のことでした。1183年平家の都落ちにより、六波羅と西八条の平家の邸宅が焼かれました。

また、1378年頃足利義満が勢いのいい時代であり、このころに上京と下京という地域の呼び名が生まれ、両者の性格の違いがはっきりとしてきました。それから応仁の乱や天文法華の乱などを経て、本能寺の変により織田信長が自刃したとされています。ずっと時は流れ長い徳川の時代となり、1708年に京都の中心部がほとんど焼けてしまう宝永の大火がおきました。

1730年には、民家3800軒と織機3500台が焼ける火事(西陣焼け)がありました。1788年には洛東から出た火が強風により市街地のほとんどが焼失する天明の大火により、37000軒が焼ける京都の歴史最大の火災となりました。明治天皇が明治2年に2度目の東京行幸し、そのまま東京に留まったことで、京都から東京へと移住する人が増えたそうです。

京都の市内に相当の面積を占める京都御所がありますが、その多くの敷地は市民に広く開放されており、朝夕の散歩や親子連れの姿を多く見かけられます。京都市民はいつ天皇が京都へお戻りになってもいいように、という想いで京都御所があることを誇りにさえ感じて代々過ごしているのです。

そんな歴史ある京都に行くなら、歴史を感じることもでき、新鮮さもあり、かわいい小物や雑貨などをお土産に見つけて帰りたいものです。沢山あるおすすめのお土産の中から、ほんの一部ですが、紹介をしたいと思います。

京都のお土産におすすめの和雑貨店や小物を紹介!

舞妓さんにも人気の老舗「かづら清老舗」

かづら清老舗 祇園本店は、慶応元年創業の153年続くかんざしや櫛など、髪の装飾品を扱う老舗です。江戸時代には、現在の寺町通には芝居小屋が多く並ぶ繁華街でした。このかづら清老舗の初代である霜降栄吉は東向座という芝居小屋の座元、今で言うならば経営者でした。役者のかもじ(添え髪)や、結髪など頭回りのことにも携わっていたのです。

そういう経緯から、かもじ・かずら・頭の装飾品を扱う店を開業し、二代目からは芝居小屋をたたみました。1882年には四条通に、かづら清と店名を改め出店をしましたが、昭和10年の鴨川の氾濫により、浸水したためその翌年に祇園に移り、現在も本店としてかづら清の拠点となっています。

四代目、霜降俊哉の代に、彫刻・デザインに長けていたことから漆工房を開き、デザインに生地・漆や蒔絵までを一貫して製作するかづら清だけの頭飾品のスタイルを確立しました。現在でも、そのスタイルは変わらずかんざし、櫛、和装小物までほとんどの商品がオリジナルのものです。現在五代目の妻である女将がデザインを行っているそうです。

ここの本漆純金蒔絵螺鈿かんざし(ほんじゅんきんまきえらでんかんざし)は、最低3ヵ月もの月日を要する職人の技により、機能性と美を兼ね備えたかんざしで、芸術品と言っても過言ではありません。母から子へと代々受け継いでも褪せることのない美しさは女性だけではなく、男性の目をも楽しませてくれることでしょう。

また、丹後ちりめん京染めでつくられた、創作ちりめん髪かざりは、丹後ちりめんを京都・祇園好みの色に染め上げ、熟練のつまみ職人が一つ一つ製作しています。ちりめんでしか出せない、柔らかさや愛らしさとデザインが優れていることから、海外の観光客からも大変かわいいと人気のかんざしです。コームタイプで付けやすいのも人気の理由でしょう。

値段は、2万円前後と少々値のはるものですが、実際に商品を見れば納得の価格かと思います。大きめでブライダルやパーティー向けですので、もう少し小さいかわいいのが欲しい人には、七五三用の髪飾りがピン止めタイプで、4千円代からあります。子供のサイズに合わせた髪飾りで、小さくてかわいいので、お土産にはおすすめかもしれません。

かづら清老舗の特製つばき油は、五島列島の厳選された実のみでを使用し、独自の製法で抽出されている、かづら清老舗特製のつばき油です。人の皮脂に最も近いと言われているオレイン酸が85%も含まれており、頭皮や髪の足りない成分を補いながら、正常な状態に近づけてくれます。100ml入りのクラシックボトルが1800円で、瓶のデザインも可愛い椿が描かれています。

このかづら清老舗の特性つばき油を配合したヘアケア用品もシャンプーから髪の美容液まであり、椿シャンプー・コンディショナーのミニセット1728円は、かわいいパッケージにセットで入れられいて、お土産に大変おすすめの商品です。また、髪の美容液も60ml入りで1728円と、白地に椿のデザインボトルに入ってかわいいので、おすすめできます。

かづら清老舗の祇園本店は、東山区にあり阪急電車河原町駅から徒歩で8分ほどのところにあります。営業時間は10:00~19:00まで、定休日は水曜です。他に京都市内に麩屋町六角店と寺町店もあります。各店舗で営業時間が異なります。

かわいい小物雑貨のお店「ナナコプラス」

ナナコプラスは、京都の和菓子をモチーフにした可愛いアクセサリーや小物雑貨のお店です。このお店の小物雑貨やアクセサリーに込められた想いは、四季を美として形にした和の菓子の伝統の形に、ナナコプラスの発想と想像力をプラスして斬新なものでありながら、トレンドではなく、継続することを信条として新しい文化とカテゴリーの確立を目指しています。

ナナコプラスの始まりは、茶席菓子を再現しアクセサリーにしたことでした。繊細な彫りと、伝統の形をリアルに再現した和の菓子のアクセリーは新しいくてかわいいと、反響が大きかったそうです。リアリティを追求する為に本物の飴を樹脂でコーティンングし、全国の手作り飴屋さんと提携し、伝統の技と匠を新しい形で発信しているナナコプラスです。

ナナコプラスのアクセサリーや小物は、本当に和の菓子のリアリティをそのままに、まるでかわいい宝石のようです。みつ豆寒にかわいい小さな金魚が閉じ込められたキーホルダーは、この夏祭りの浴衣の帯にゆらゆらと飾っても、その涼やかさとかわいい見た目に、お洒落度がアップすることでしょう。値段は700円です。

また本物の飴を樹脂で閉じ込めた飴のかんざし 江戸てまり鈴丸は、ビードロと似たフォルムですが、ビードロとはまた違った風合いで、控えめな華やかさを演出してくれそうです。江戸てまりではありますが、京都らしいデザインとなっていておすすめです。値段は2500円です。また男性用に飴のカフスボタン2800円も4色揃っています。

ピアスにかんざし、チャーム、イヤリング、みみかき、ネクタイピンなどデザインも豊富で、どれもお手頃価格なので、沢山買いそろえたくなります。現在ナナコプラスのオンラインショップでは、夏限定の商品や、オンライン限定のかんざしも売られていますので、買い逃しのないよう、自分の好みの京都らしい小物を見つけてみましょう。

ナナコプラスの京都本店がある場所は、京都で一番人が集まる場所にあるので、かわいい京都の小物雑貨やお土産のお店も数多く立ち並んでいます。四条河原町という四条通と河原町通が交差するところにほど近い、柳小路にあります。石畳の小道は京都らしい風情のある景色で、歩くだけでも京都を感じることができると思います。

お店の営業時間は11:30~18:30までで、定休日は年末年始のみです。ナナコプラスの商品は自分用にも、お土産にも、プレゼントにも女性に必ず喜んでもらえるこどでしょう。

京都を代表するコスメ店「よーじや」

京都に観光に行かれた人は、必ず目にしたことがあるであろう、女性の顔があると思います。よーじやのシンボルでもある、黒のみで描かれた女性は京都の女性を思わせる雰囲気を漂わせており、何故か印象に残ります。京都・祇園の真ん中にこの看板を掲げ営業している、よーじやは京都のお土産の定番でもある、あぶらとり紙で有名です。

よーじやも京都の老舗であり、明治37年に創業し國枝商店という屋号から始まりました。当時は楊枝(ようじ)と呼ばれる歯ブラシを扱っていたことから、由来してよーじやと店名を変えたそうです。現在、看板商品である、あぶらとり紙も多くのバリエーションがあり、コスメから香水まで、こちらも京都らしい小物が取り揃えられています。

よーじやが、あぶらとり紙を販売していたのは、1920年頃からで当時は顔が覆えるほど大きかった、あぶらとり紙を手帳の形にして販売したところ、京都の土地柄から舞子、舞台、映画、花街の女性などに、あぶらとり紙を愛用してもらい京都ブランドとして全国に紹介されていったそうです。

あぶらとり紙をはじめ、よーじやの商品は、石鹸、手鏡、化粧筆、ハンカチ、化粧用パフなど女性が美しくあり続けるために必要なスキンケアから小物まで、沢山の種類があります。女性のための店と言ってもいいくらいでしょう。男性の方が女性へのお土産に迷われた時は、よーじやを覗けば、女性の喜びそうなお土産がきっとみつかるはずですので、おすすめします。

看板商品のあぶらとり紙は、5冊で1630円、10冊で3260円です。また、あぶらとり紙のケースもあり、手紡ぎの麻布で作られたかわいいケースに、あぶらとり紙を1冊入れてお土産にするのも、喜ばれるのではないでしょうか?色は赤、黄色、ブルーと麻素材ですので、落ち着いた派手過ぎない発色が大人の女性にも似合いそうです。こういう化粧雑貨も京都らしいです。

麻ケースの値段は、各色530円です。また、よーじやで一番人気の、おしぼりこっとんもおすすめです。こちらは、綿100%使用の厚めのウエットティッシュですが、食品添加物のみを使用し、ノンアルコールの肌に優しい柔らかいウェットティッシュです、値段は180円とお手頃な価格でこの安心感なら、人気となるのもわかります。

人気第5位にランキングされている、よーじやのつやの玉も、化粧雑貨としてお土産にも最適です。このつや玉は、天然の純植物性こんにゃくの成分の作用で、うぶ毛を薄くしてくれ、化粧のノリが良くなり地肌を綺麗にしてくれます。値段は510円ですので沢山買って帰って、美しさのおすそ分けとしてプレゼントしたら、京都らしい心づかいが感じられます。

素朴さがキュートな布小物「dot・dotkyoto」

京都の東山区の清水寺から降りてくる、三年坂と二年坂を降りて左に曲がった通りにあるレトロな古民家に赤地に白のドット柄の暖簾がかかった、かわいいお店がdot・dot kyotoです。昔から日本人に愛されてきた、水玉模様をモチーフにした商品がずらりと並び、女性のかわいいと言う声の連発が店内に響きます。

水玉モチーフの小物雑貨たちは、どれもレトロな雰囲気を漂わせた京都の街で着物を着て持ち歩くのに似合いそうな雑貨ばかりです。例えば、大きながま口バッグが7800円で、色や柄はシーズンや月で変化があるそうです。更に、ドット柄のショルダーバッグも口ががま口タイプで開閉できて6400円です。買ったらすぐに使いたくなりそうな程かわいいです。

ここの商品でお土産にぴったりな小物雑貨があります。小さくてかさ張らないので、お土産を沢山買う予定の人にはピッタリかもしれません。それは、印鑑ケースです。値段も1000円とお土産に手頃な価格です。dot・dotのかわいいポップなデザインで、蝶々柄やレモン柄、スズラン柄に、ひまわり柄、ヤシの木柄などや、男性向けのストライプやヘリンボン柄もあります。

何処の家にも、必ず数本は印鑑があると思いますので、こちらも実用的でかわいいお土産として喜ばれると思います。このお店の営業時間は10;30~18:00までです。清水寺の観光の際に立ち寄ると近くて便利です。

天然素材で安心のネイルを扱う「上羽絵惣」

上羽絵惣(うえばえそう)は、創業260年の歴史をもつ京都の老舗中の老舗です。日本絵画絵具専門店として、白狐印が目印の泥絵具、胡粉、棒絵具などを扱う日本最古の絵具の店です。長い歴史の中で得た知識と技術を駆使して、女性を美しく魅せるための胡粉を使い、ネイルの開発もされました。素の女性を輝かせる為に、品質や材料に拘ったネイルを作っています。

また、ネイルをはじめ、スケッチセットや胡粉石鹸、ハンドクリーム、宝石リップ、ネイル関連雑貨や組みひものブレスレットなど女性向けのかわいい雑貨も販売しています。まずは上羽絵惣一押しの胡粉ネイル(ごふんネイル)ですが、京都の店舗に行くと全色試せる上に、店舗でしか買えない限定色も買うことができます。

胡粉とはホタテの貝殻の細かい粉末を配合しており、美しい発色と色の多さが魅力です。また有機溶剤を使わず爪にも優しいネイルです。京都本店限定の色は、肌に馴染みやすいブラウン系の蘇芳(すおう)と、発色の綺麗なかわいい色の薔薇色の2色です。値段は両方1500円です。

日本絵画用絵具専門店とあって、本当に決められないほどの色の数にわくわくが止まらないことでしょう。このお店がある場所は、地下鉄四条駅から徒歩7分のところです。。駅を出たら烏丸通という大きな通りがありますので、その烏丸通よりも一本東側にある東洞院通沿いの、燈籠町にあります。

本当に紹介したいかわいい小物や雑貨が沢山あるこの店のネイルの次におすすめなのが、宝石リップです。名前を聞いただけで宝石みたいに輝く唇を連想してしまい、女心がくすぐられるネーミングです。ただ名前だけでなくこの宝石リップは、京都発のコスメブランドであるkyo
・mioriとのコラボにより開発された商品で、ふっくらとした唇を作ってくれるリップです。

カラーも桃色珊瑚・辰砂(しんしゃ)・琥珀と3色あり、リップのパッケージに描かれたデザインも京都らしい和の綺麗なデザインで、値段は1300円です。またハンドクリームもkyo・mioriとのコラボ商品で値段は1300円です。白虎や花柄など落ち着いた女性に似合う柄の容器で12種類から選べます。白虎の柄は、京都本店でしか買えない商品で、男性に人気があるようです。

和柄デザインの文房具店「裏具ハッチ」

次に紹介するお店は、手紙関連の商品を扱う本店とは違い、雑貨も充実したお店です。オリジナル文具を中心として、陶器、手ぬぐいなどカジュアルな雰囲気の雑貨が揃います。裏具ハッチの裏具は嬉ぐ(うらぐ)という言葉から由来して名づけらたそうです。店内の壁の色も和のようでありながら、華やかさと落ち着きを持ち合わせた色で素敵な雰囲気です。

京都の伝統と新しさを持ち合わせた中に、どこか大正ロマンの要素も含まれていたりと、シンプルでありながら、個性的なオリジナル商品を見ていると、どれも手に取って見たくなる魅力があります。裏具ハッチは京阪本線清水五条駅から徒歩15分ほどで、京都東山区の八坂の塔へ向かう石畳の坂道にあります。営業時間は11:00~17:00までで、定休日は木曜日です。

まず裏具ハッチのおすすめ商品は、小物が好きな女性にも大人気のお守り型の紙ケースとメッセージカードがセットになった言守、302円です。10種類ある柄の中から選べますので、贈る相手によって柄を選ぶのも楽しいことでしょう。またメモ紙とは思えないほどお洒落でかわいい、まめもは二百枚つづりのメモ帳で、マッチ箱くらいのサイズで380円です。

「まめも」も、歴史とモダンの調和したデザインで柄が豊富です。ちょっと下駄箱の上や机の上に置いてあっても、かわいい箱と見間違えそうです。まめもを3個セットにした、まめもセットは箱入りで1390円とお土産にも最適です。

その他にも祝儀袋が600円、部屋に置くだけでセンスアップできるクッションカバーが6800円、読まなくても持ち歩きたくなるブックカバーが370円ですが、本が好きな人にはこんなかわいいブックカバーをお土産に渡すと喜ばれることでしょう。安いのでいくつか柄違いでラッピングしてもらっても、プレゼントとして最適です。

文具屋だからと言っても、ここの陶器は侮れないほどセンスのいい小皿が850円で購入できます。また、茶器セット5000円やマグカップセット3500円、平皿3000円など、白地にセンスよく配置された柄が主張しすぎず、料理を引きたててくれそうで、全種類揃えて使いたくなるほどです。

古典とポップを兼ね備えた美しさと温もりのある「竹中木版 竹笹堂」

木版画作品や、木版画の表現を使った商品の製作をしておられる竹笹堂は、手彫りの版木を使った手摺りの和紙小物や、インテリア雑貨にバッグ、プリント商品などのオリジナル商品の、企画から製作までをしているお店です。また、企業とのコラボレーションでの共同開発商品も製作されています。

私たちの身の回りを見渡すと、印刷物で溢れかえっています。近年は急速なインターネットなどの普及により、ペーパレス化が進んでいますが、印刷物が無くなるところまではきていません。竹笹堂で行われている木版印刷とは古くから続いている最古の印刷技術です。銅板や石版に比べ、大胆で自由な表現が出来る木版は、肉筆に近い表現が出来ると言われています。

日本人は、小学生の時に版画という名前でこの技術を学ぶ機会があり、木版印刷とは馴染み深い関係なのです。世界でも日本の木版画は評価が高く、人の手作業でしか出すことの出来ない線やかすれ、色の層による立体感と緻密な表現力と、和紙の質感とが掛け合わさって奥深い魅力が生み出されるのです。書道や水墨画とも通ずるところがあります。

そんな伝統技術を使って、職人の感性と技がら生まれたデザインを家庭で使えるあらゆる雑貨やインテリアに取り入れた商品を紹介します。まずは、今治タオルにリンゴと小象をモチーフにしたタオルハンカチりんご子像648円は赤と緑の2色があります。また、丸まったねこがモチーフのハンカチも同じ値段であります。

タオルと言えば今治というほど、質のいいタオルハンカチに木版の温かみのあるプリントが、しっくりとくる色柄です。そして京都手帳とコラボして制作されたスマートフォンケースも金魚や様々な花のモチーフに、ポップなレモンスライスのデザインやだるま、京都らしい御所車のデザインなど、3456円で購入できます。

個性的なデザインでどこか懐かしい感じもするスマートフォンケースは、人と被ることが少ないでしょうから、お土産やプレゼントにも最適です。また少々値ははりますが、19,440円で木版行灯も購入できます。寝室やテラスに一つ置くだけで、ぐっと部屋の雰囲気が変わります。一緒に使う家族へのお土産にいいかもしれません。

竹笹堂の場所は、四条烏丸の交差点から徒歩で8分ほどのところにあります。最寄り駅は、阪急京都線烏丸駅、京都市営地下鉄四条駅です。営業時間は11:00~18:00までで、定休日は水曜日です。

Thumb京都駅で買えるお土産でおすすめは?出張や帰省時にも喜ばれる人気商品紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

京都のお土産雑貨を扱う京都駅のお店

京都で回りたいところを観光していて気づいたら、まだお土産が全部買えてないという時にも安心して下さい。古いモノや文化や歴史を大切にする京都ですが、新しい物好きでもあるのです。やはりお洒落な人は、衣食住だけでなく全ての事やモノに対してアンテナが敏感なようです。京都駅を始めて見た人は、ここが古都?と驚くことでしょう。

近代的な京都駅には飲食店やチェーン店にお土産屋さんに雑貨店、百貨店まであります。電車が出発するまでの間でもまだ間に合いますので、京都駅にある雑貨が買えるお店をいくつか紹介します。

民芸品などが幅広く揃う「よしとよ」

京都駅ビルの中にある、専門店街ザ・キューブに店舗を構える、京みやげの専門店よしとよです。京都ならではの、かわいい雑貨、民芸品、化粧品、お土産と愉しい品揃えのお店です。この店では、先ほど紹介した上羽絵惣のハンドクリームのコラボ先で、京都発のコスメkyo・mioriから恋する珠肌ハンドクリーム(1300円)として販売されており、こちらで購入が可能です。

さらに、おうちでできる和のエステ穀物練り洗顔518円も京都らしいお土産としておすすめです。ボックスに3個入ったセットは1771円です。また、よしとよの京コスメからは、舞妓さんの花紅が756円で、色落ちしにくくしっとりしているリップで、さくら・さざんか・いちじく・朝顔の4色から選べます。

また、ネーミングが面白いコスメで、「舞妓はんがつこてはる色鮮やかな京紅」(1080円)で、赤とピンクの2色が二枚貝の形の金色の容器に舞妓さんが描かれています。ちなみに商品名にある「つこてはる」というのは、「使っている」という意味です。なんとなくわかるでしょうが、念のため説明をしておきます。こちらは6種類の柄から選べます。

他にも和雑貨を多く取り揃えてあり、大判の風呂敷に京都モダンな絵柄でリバーシブル仕様のものが3240円、風呂敷に通すだけでバッグに早変わりさせる、風呂敷バンドが1296円からあります。それから京都めぐりネコシリーズは、がま口やポーチに京都の名所がデザイン化されて描かれ、黒猫が一緒に描かれています。猫好きな人のお土産に最適です。

こちらのお店の営業時間は10:00~20:00までです。2018年7月2日からは京都駅の改装工事の為に、京都駅ビル2階の京名品処で営業されています。

京都限定アイテムもあり!「カランコロン京都駅八条口店」

そして京都駅アスティにあるカランコロン京都駅八条口店は、本店と清水店、嵐山店と京都市内に4店舗あります。どの店舗も観光の際に立寄れますが、買い忘れややっぱりもう一個欲しい、という時には京都駅の店舗でも購入が可能です。ここの雑貨も懐かしいのに新しいデザインのものが沢山あります。

丁度、夏に重宝するかわいい柄で貝の形の扇子があります。花火の柄と朝顔の柄で、丁寧に染め上げられたてぬぐいの素材で作られており、浴衣にも合いますし、扇子はかさばらないのでバッグの隙間に入って重宝します。値段は2800円、刺繍扇子袋が900円です。また麻素材のポーチ1900円や麻素材シェル扇子2800円もおすすめの雑貨です。

そして、カランコロンの本店限定商品ですが、梅の花や下駄に提灯など京都らしいデザインのマチ付がまぐちが1500円、化粧ポーチが2500円、ティッシュケースが1500円、巾着が2500円です。この店の営業時間は9:00~21:00までです。

幅広いジャンルが揃う「くちろく京都駅ビルTHECUBE店」

次は、くちろくは日本の伝統を継承することを企業理念として、伝統工芸品、和雑貨、観光土産品の企画製造卸販売業、小売り販売業、飲食事業、ブライダル事業、ホテル事業、観光開発事業、設計デザイン不動産事業と多岐にわたる事業展開をしている会社です。その中の京都の和雑貨・京都くちろくシリーズという、ノベルティ商品も企画・製作しています。

くちろくのマフラーは防寒用だけでなく、真夏の日よけ対策や冷房の対策など一年を通して使える商品です。オーガニックコットンを使用し、コラーゲンエキスを吹き付けたショールは2160円で、肌に優しく春・夏用のショールです。柄は薔薇・牡丹・菊尽くし・桜・藍花・百合・鉄泉・天竺牡丹とどれも淡い色で首元が華やかになります。

もちろん京都の雑貨やお土産で人気のある、がま口もあります。小銭入れサイズなら648円、通常のガマ口財布のサイズが1188円や、角マチ付きがま口が1728円など形・デザイン・大きさなど豊富なバリエーションで、好きながま口が必ず見つかることでしょう。

そして女性へのお土産で絶対おすすめしたいのが、両面ガーゼ手ぬぐいです。三重ガーゼで両面に柄の入った手ぬぐいは、タオルとしても首に巻いて日焼け防止としても、様々なシーンで使えます。またデザインが50種類以上あるので必ずお気に入りが見つかります。更にこのガーゼ手ぬぐいをプレゼント用にラッピングをお願いすると、着物のような形になるのです。

わずか21円のラッピング料で、手ぬぐいを畳まれた着物の様に綺麗に折りたたみ、ラッピングを仕上げてもらえるので、あげる人も貰う人も笑顔になれるお土産になること間違いなしです。

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京都のお土産は可愛い雑貨を選ぼう!

ほんの一部ですが、京都の小物や雑貨、コスメなどお土産に最適なお店と商品を紹介してきました。どれも歴史と伝統を取り入れ、新しい発想で商品が生み出されています。古いようで新しい、新しいようで古い、そんな京都ならではの商品が日々生み出されている古都京都の魅力は、人の心を惹きつけ続けることでしょう。

京都市では歩く街京都を推進するために、様々な努力をされているようです。こうしてお土産や雑貨のことを調べただけでも、京都の良さが垣間見えるように、歩いて見て回ってこそ京都の良さはわかるのでしょう。一度に多くの観光名所を駆け抜けるように見るのではなく、歴史ある街はゆっくりと歴史を振り返りながら、見てまわるものなのでしょう。

そうして歩いてみないと気づかない小さな路地に、小さな魅力あるお店も見つかったりするものです。京都の良いモノを大切に使い続け、決してひけらかさない奥ゆかしいところが現れた、京都の小さな雑貨たちを見つけて大切に使ってあげましょう。

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