小麦粉を使ったクッキーのレシピ！バターや小麦粉不使用のメニューも！

小麦粉はいわゆる薄力粉や強力粉などの総称になり、クッキー作りには主に薄力粉が使用されています。小麦粉を使用したクッキーのレシピは豊富に展開されており、シンプルなものからおしゃれなものまで見逃せません。

この記事では、小麦粉を使用したクッキーのレシピを紹介していきます。また、小麦粉やバターなしのクッキーレシピも紹介するので、小麦アレルギーを持っている方も参考にしてみてください。

• 無塩バター…50g
• 粉糖…40g
• 卵黄…1個分
• 塩…ひとつまみ
• 小麦粉（薄力粉）…100g
• アーモンドプードル…20g

小麦粉を使用した基本のクッキーレシピは、いたってシンプルなものです。香り付けにはアーモンドプードルを使用することで、ほんのり香ばしい味わいになります。

材料の他にも、子どもと一緒に型抜きができる、クッキーの型を多めに用意するのも良いでしょう。味変を楽しみたいのであれば、この材料に対してココアパウダーや抹茶パウダーを足すだけでOKです。

1. バターと粉糖をボウルに入れて、泡だて器で擦り混ぜる
2. (1)に卵黄と塩を加えたら混ぜ合わせる
3. 小麦粉とアーモンドプードルをふるい入れて、ゴムベラでひとまとまりにする
4. ラップに移して包み、冷蔵庫に入れて30分以上寝かせる
5. 生地を取り出したら、5mmほどの厚さに伸ばして型を抜く
6. 170度のオーブンで11～15分焼いて、冷ましたら完成

クッキーは基本的に材料を混ぜ合わせて生地を作り、その後成形して焼くだけと非常に簡単です。そのため、お菓子作りが初心者の方でも比較的手を出しやすいので、お菓子を作ってみたいという方は挑戦してみてください。成型後の生地厚さによりオーブンの温度は異なるため、生地に対して適正な温度で焼き上げるようにしましょう。

クッキーを作るときのコツとして、生地をしっかりと冷やして固めるという手順が大切です。成型をする作業があるため、きれいな形のクッキーを焼きたいのであれば冷やす手順は怠らないようにしましょう。

また、生地作りの際に粉物を混ぜる場合は、ダマにならないようにしてください。混ぜが甘いとクッキーのひび割れ要員にもなるので、手を抜かないことが大切です。

【材料】

• 小麦粉（薄力粉）…60g
• 砂糖…25g
• アーモンドプードル…20g
• 塩…ひとつまみ
• サラダ油…25g
• バニラエッセンス…適量

1. 粉類を袋に入れてふるい、サラダ油とバニラエッセンスを加えて揉みこむ
2. (1)を取り出したら長方形に成形し、適当な大きさに切り分ける
3. トースターで4分ほど焼いて焼き目を付けたら、アルミホイルをかぶせる
4. 再度トースターで10分ほど焼いたら完成

キューブクッキーは自宅にオーブンレンジが無いという方でも、トースターがあれば作れるクッキーのレシピです。粉ものはボウルに入れることなくポリ袋でふるうだけと簡単な手順のため、お菓子作りが初心者でも挑戦しやすいレシピといえるでしょう。トースターで焼く際は焦げないように様子を見つつ、焼きあがるのを待ちましょう。

【材料】4人分

• 小麦粉（薄力粉）…150g
• バター…70g
• 砂糖…50g
• レモン…1/2個
• レモンの皮のすりおろし…適量

1. 材料は全てポリ袋の中に入れる（レモンは果汁のみ）
2. ひとまとまりになるまでよくもみこみ、ラップに包んで棒状にする
3. 冷凍庫に入れて30分ほど冷やして固める
4. 固まったら包丁を使用して1cmの厚さに切る
5. 180度に予熱をしたオーブンで20分程焼いたら完成

通常のクッキーのレシピに飽きてしまったら、レモン風味のクッキーを作ってみてください。ほんのりと酸味が感じられるクッキーが出来上がるので、食べやすさも感じられるでしょう。紅茶との相性が良いクッキーのため、おもてなしの際のお菓子としても重宝するレシピです。普段のクッキーに飽きてしまった方は、挑戦してみてください。

【材料】20個分

• バター…80g
• 卵黄…1個分
• 粉糖…30g
• 小麦粉（薄力粉）…100g
• アーモンドパウダー…30g
• ドライ柚子…20g
• グラニュー糖…30g
• 柚子…1/2個分

1. バターを常温に戻したら、粉糖と混ぜ合わせる
2. 卵黄を加えて混ぜたら、ふるった小麦粉とアーモンドパウダーを加えてさっくり混ぜる
3. 刻んだドライ柚子を加えて混ぜたら、棒状にまとめてラップで包む
4. 冷蔵庫で2時間ほど冷やしたら取り出す
5. グラニュー糖と柚子の皮を削って混ぜ合わせたものをまな板の上に広げる
6. (4)を(5)の上で転がしたら、1cm幅に切る
7. 180度に予熱をしたオーブンで10分焼き、裏返して170度で10分焼いたら完成

サブレディアマンはクッキーの中でも美しさを持っている種類の一つで、クッキーの周りについたグラニュー糖がキラキラと輝いています。宝石という意味を持っているクッキーになり、シンプルながらも上品な仕上がりが評価を得ているポイントでしょう。簡単に作ることができるので、おもてなしのお菓子として取り入れてみてください。

【材料】

• 無塩バター…50g
• 砂糖…40g
• 小麦粉（薄力粉）…100g
• 卵黄…1個
• 抹茶パウダー…小さじ2

1. バターはレンジで30秒ほど温めて溶かし、砂糖と混ぜ合わせる
2. 小麦粉と抹茶パウダーをふるい入れて、さっくりと混ぜ合わせる
3. 卵黄を加えて練るようにまとめたら、5mmほどの厚さに伸ばす
4. 型を取ったらアルミホイルの上に並べる
5. トースターに入れたらアルミホイルをかぶせて、10分ほど焼いて完成

基本のクッキー材料に対して抹茶パウダーを加えた、シンプルな抹茶クッキーです。トースターで焼き上げるので、オーブンが無い家庭でも簡単に取り入れることができる優秀なレシピといえます。しっかり中まで火を通すために、厚さは均一にしましょう。サクッホロっとした食感がクセになるクッキーに仕上がります。

【材料】フライパンサイズ（直径26cm）

• 小麦粉（薄力粉）…100g
• 無塩バター…50g
• グラニュー糖…40g

1. バターは常温に戻し、小麦粉はふるっておく
2. ビニール袋にバターとグラニュー糖を入れて揉みこみ、小麦粉を加える
3. まとまるまで揉み混ぜたら、フライパンに平らになるように広げる
4. 包丁で格子状に浅く切り込みを入れて、好みで顔の模様を書く
5. 弱火で熱し、蓋をしたら10分ほど焼く
6. 裏返したらさらに5分ほど焼いて、冷ましたら完成

自宅にオーブンもトースターも無いという場合は、フライパンを使用しても美味しいクッキーを作ることが可能です。材料を混ぜ合わせてフライパンに伸ばして焼くだけと、とても簡単な手順が好まれています。裏返す際には一度耐熱皿に取り出してからフライパンに戻すと、クッキーが割れることなく両面焼きあがります。

【材料】

• さつまいも…80g（マッシュ状）
• バター…50g
• グラニュー糖…50g
• 卵…1/2個分
• 小麦粉（薄力粉）…100g
• 紫芋パウダー…適量
• 黒ゴマ…適量

1. さつまいもは皮をむいてラップをし、600Wのレンジで5分ほど加熱する
2. 耐熱容器にさつまいもを入れたらマッシュをして、バターを加えて混ぜる
3. グラニュー糖と卵を加えたら、ふんわりとするまぜ混ぜ合わせる
4. 小麦粉をふるい入れて切るように混ぜたら、生地をまとめる
5. 冷蔵庫で1時間ほど休ませたら、円柱に形を整えて周りに紫芋パウダーをまぶす
6. ラップで包んで冷凍庫に入れたら、1時間ほど休ませる
7. 7～8mmの輪切りにしてゴマを振りかける
8. 170度に予熱したオーブンで20～25分焼いて完成

旬の食材を使用したクッキーは、それだけでおしゃれ感が漂うでしょう。小麦粉とさつまいもを混ぜ合わせることにより、ほんのり黄色の色味が付きます。小麦粉だけでは出せなかった味わいが感じられるクッキーになるので、美味しさも相まって人気のレシピです。

【材料】

• マシュマロ…小さいサイズ20個
• ココア…30g
• 小麦粉…150g
• 塩…ひとつまみ
• 砂糖…80g
• バター…80g
• 卵…1個

1. 砂糖とバターを混ぜ合わせてクリーム状にする
2. 小麦粉とココア、塩を加えたらさっくりと混ぜる
3. ひとまとまとにしたら、ゴルフボールより一回り小さく丸める
4. マシュマロを包むようにして丸めなおしたら、グラニュー糖をまぶす
5. 天板に並べたら200度のオーブンで15分ほど約
6. 熱い内にスプーンで真ん中を押し、その後マシュマロを押し込んで完成

小麦粉を使用したクッキーには、マシュマロを合わせるのがおすすめです。小麦粉のクッキーがもたらすサクサク感と、マシュマロのふんわり感が相まっておしゃれなお菓子に仕上がります。

【材料】17～20個分

• 無塩バター…70g
• 粉砂糖…30g
• 塩…ひとつまみ
• 卵白…大さじ1
• 小麦粉（薄力粉）…90g
• ストロベリーパウダー…3g

• ホワイトチョコレート…適量
• アラザン…適量

1. バターは常温に戻して、オーブンは160度に予熱する
2. ボウルにバターを入れて泡だて器でクリーム状にしたら、粉砂糖と塩を加える
3. 白っぽくなるまですり混ぜたら、卵白を加えてさらに混ぜ合わせる
4. 小麦粉とストロベリーパウダーをふるい入れる
5. しっかりと混ぜ合わせて粉気がなくなったら、口金をつけた絞り袋に入れる
6. 天板にクッキングシートを敷き、(5)を絞り出してアラザンをトッピングする
7. オーブンで15分ほど焼いたら取り出し、粗熱を取る
8. 湯煎で溶かしたホワイトチョコレートをコーティングしたら完成

絞り出しクッキーは型抜きをする必要がないので、手を汚すことなくおしゃれなお菓子を作ることが可能です。小麦粉とストロベリーパウダーは先に混ぜ合わせてからふるうと、その後の混ぜる手順が楽になります。小麦粉の方が分量的に多いですが、仕上がりはほんのりピンクの可愛らしいクッキーに仕上がります。

【材料】

• 小麦粉（薄力粉）…120g
• アーモンド…30g
• きび砂糖…35g
• オイル…30g
• ココナッツオイル…30g
• 抹茶…小さじ1
• きなこ…適量

1. きなこ以外を全て混ぜ合わせたら、10gづつに分けて手で丸める
2. 180度のオーブンで15分ほど焼く
3. 粗熱が取れたらきなこをまぶして完成

小麦粉を使用したクッキーの中でも、見た目が可愛らしいお菓子として挙げられるのがスノーボールです。このレシピでは抹茶を使用していますが、小麦粉だけでも作ることが可能です。ココナッツの甘い風味がアクセントのスノーボールを、自宅でも簡単に作ってみてください。

【材料】30枚分

• 米粉…70g
• アーモンドプードル…20g
• 片栗粉…10g
• 油…55g
• 砂糖…40g
• 紅茶の茶葉…4g
• バニラビーンズ…適量

1. 油以外の材料をボウルに入れて混ぜ合わせる
2. 油を加えて再度混ぜたら、好きな形に整えて天板に並べる
3. 180度に予熱をしたオーブンに入れて15分ほど焼いたら完成

小麦粉の代わりになる米粉は、小麦粉のアレルギーを持っている方に人気のクッキーレシピが豊富です。片栗粉を合わせることにより、食感も楽しめるお菓子に仕上がるでしょう。紅茶の茶葉を使用することで、ほんのり紅茶の風味が感じられるクッキーに仕上がります。

【材料】30個分
〈A〉

• 米粉…60g
• きな粉…30g
• 葛粉もしくは片栗粉…20g
• 自然塩…少々

• 甜菜糖…25g
• ぬるま湯…35g
• 菜種油…30g

1. 〈A〉の材料を全てボウルに入れて、泡だて器でかき混ぜる
2. 〈B〉のぬるま湯を甜菜糖に加えてかき混ぜたら、油を加えて再度混ぜる
3. 全体が馴染んだら、(2)に(1)を加えて、ヘラで混ぜる
4. ムラなく仕上がったら手ですり混ぜて、まとめてラップに包む
5. 常温で10分ほど休ませたら、めん棒を使用して4～5mmの厚さに伸ばす
6. 包丁で適当な大きさに切り分けるか型を取り、オーブンシートを敷いた天板に並べる
7. 160度に予熱をしたオーブンで20～25分焼いたら完成

小麦粉の代わりに米粉ときな粉を使用したクッキーのレシピは、グルテンフリーを心がけている方から人気を博しています。小麦粉を使用していないにも関わらず、小麦粉を使用したかのような食感と味を堪能できるのも魅力です。

【材料】

• おから…50g
• 米粉…50g
• 砂糖…20g
• ココナッツオイル…30g
• 豆乳…大さじ2

1. おからと米粉、砂糖を混ぜ合わせる
2. ココナッツオイルと豆乳を加えて混ぜる
3. 大さじ1分の生地を手で丸めたら天板に並べる
4. 170度に予熱をしたオーブンで30分ほど焼いたら完成

小麦粉は糖質が高いことから、ダイエットをしている方には大敵になりかねません。ダイエット中にヘルシーなお菓子を求めている方は、小麦粉の代わりにおからを使用したクッキーを作ってみてください。ザクザクとした食感がクセになり、ダイエット中でも罪悪感無く食べ進めることが可能です。

【材料】

• オートミール…50g
• きび砂糖…10g
• 塩…ひとつまみ
• グレープシールドオイル…10g
• 豆乳…10g

1. オートミールときび砂糖、塩をミキサーに入れて攪拌する
2. ポリ袋に(1)を入れて、オイルと豆乳を加えて揉みこむ
3. 薄く成形したら好みの形に切り分ける
4. 180度のオーブンで20分ほど焼いたら完成

ダイエットをしている方から注目されているのが、オートミールではないでしょうか？小麦粉の代わりにオートミールを使用することで、小麦粉では得られない食感のクッキーが出来上がります。ザクザクとした食感とほんのり甘い味わいが、美味しいと評価を得ています。

小麦粉を使用したクッキーはシンプルなものからおしゃれなものまで、豊富なレシピが展開されています。簡単に作ることができるレシピも豊富になるので、手が空いた時間に作ってみてはいかがでしょうか？

少し小腹が空いたときのおやつ、手土産として活躍するクッキーは、レシピを知っていると重宝します。ぜひ自宅で美味しいクッキーを作ってみてください。