栗の茹で方・下処理・食べ方まとめ!皮の剥き方・保存期間も!

秋の味覚の代名詞として人気の栗ですが、生の栗を調理するとより美味しく楽しめます。ここでは、栗の茹で方や食べ方、下処理の方法などを紹介していきます。栗の茹で方でポイントとなるのは、下処理で時間をかけて鮮度のいい栗を選別し、鍋に浸してしっとりとさせることです。また、大量の栗を長期間楽しむため、冷蔵や冷凍保存についても紹介します。栗皮の簡単な剥き方や塩加減を身に付けて、おいしい食べ方をマスターしましょう。

栗の茹で方・下処理・食べ方まとめ!皮の剥き方・保存期間も!のイメージ

目次

  1. 1栗の茹で方と下処理方法
  2. 2栗の美味しい食べ方絶品レシピ
  3. 3栗の皮の剥き方が知りたい!
  4. 4栗の保存方法と保存期間を知っておこう
  5. 5栗の茹で方・下処理・食べ方を覚えて秋の味覚を楽しもう!

栗の茹で方と下処理方法

ここから、栗の茹で方と下処理について紹介していきます。塩ゆでにした栗は、そのままでもとても美味しいので、ぜひ栗の茹で方とした処理の方法をマスターしておきましょう。

栗の下処理は「水に浸しておく」だけ

ここでは、栗の茹で方と下処理方法を紹介していきます。栗を上手に茹であげるポイントとしては、水に数時間〜半日程度浸しておくことが挙げられます。水に浸しておくことで、栗の中にいる虫を出すことができるためです。ただし、最近では栗の出荷の際にきちんと処理がされているので、虫が出ることはほとんどありませんので安心しましょう。

栗の中に虫がいるかどうかは、栗の表面を見て、外側の固い皮(鬼皮)へ穴が開いているものには注意が必要です。穴が開いているものには中に虫がいる可能性が高いので、取り除いておきましょう。そして、残った栗をボウルなどへ入れて軽く水で洗い、水に浸けます。水の量は、栗の頭より3~5cm上になるくらいにし、1時間から1晩ほど置いておきます。

水に浸した後で水面へ浮かぶ栗は、中に虫がいるか、水分が抜けて軽くなっている可能性があるため、こちらも取り除きましょう。また、水へ浸けておくと、栗皮が柔らかくなり栗皮が剥きやすくなるという効果もあります。栗の茹で方も大切ですが、きちんとした処理をした栗は美味しいので、ぜひ方法を守って下処理を行いましょう。

栗の茹で方①鍋に水と栗と塩を加える

時間をかけて栗の下処理が済んだら、ここから、栗の茹で方に移ります。水に浸した栗は、一度水を取り替えてから茹でるほうが美味しいので、すくい上げて鍋に移します。 そこにたっぷり栗がつかるくらいの量の水を加えます。そして、加えた水1Lに対して塩大さじ1/2強の量を入れ、よく溶かします。栗の茹で方でポイントとなるのは、鮮度のいい栗は鍋の底に沈むので、浮かんで来たら省くことです。

栗の茹で方②火加減と茹で時間

栗の茹で方で重要なのは火加減です。塩を加えたら鍋を弱めの中火にかけ、じっくり10分くらいの時間をかけて沸騰させます。鍋が沸いたら弱火にして、栗の大きさに合わせて30〜40分程の時間で栗を茹でます。合計40〜50分ほど時間をかけて栗を茹でたら、火からはずしてそのまま粗熱が取れるまで栗を放置しておきます。

栗の茹で方③そのままの状態で粗熱を取る

栗の茹で方で気を付けたいのが、栗の粗熱を取る時に、水につけたまま粗熱を取ることです。こうすることで、栗の食感がしっとりと仕上がります。鮮度のいい栗は水分をたくさん含んでいますが、そうでない栗は徐々にパサパサの食感になってしまいます。しかし、栗の茹で方に気を付けて粗熱を取ることで、しっとりした食感が復活します。

さらに栗を鍋に入れたままで粗熱をとると、塩味が染み込み栗の甘さが引き立つというメリットがあります。鮮度のいい栗は、塩味が効いているとほくほくしていて美味しいので、そのままスプーンですくって食べるのもおすすめです。栗の美味しさを最大限に味わうためにも、正しい栗の茹で方や粗熱処理の方法を身に付けておきましょう。

栗の茹で方番外編:圧力鍋で時短に茹でる

栗の茹で方の番外編として紹介するのは、圧力鍋で時短に茹でる方法です。圧力鍋は扱うのが難しい方法のイメージがありますが、実はそんなことはありません。慣れてしまえば時短になる方法で、栗の茹で方としてはぜひおすすめしたい方法となっています。圧力鍋で栗を茹でるときの下処理は、栗の表面の硬い鬼皮に、十字型の切込みを入れておきます。

そして、 圧力鍋に水と栗を入れて(水の量は、栗がひたひたになる程度の量) 、沸騰後5分間加圧させたら火を止めます。圧力鍋をシンクの中に置き、水道水を鍋の上からジャーッと流して急いで冷やします。圧力鍋は中の気圧が下がるのに時間がかかりますので、しばらく時間をおいておきます。そして、ふたが開けられる状態になったら、そっと開けます。

栗の茹で方は、圧力鍋を使わない場合と比べてもそれほど難しくありません。さらに、下処理の際に栗皮に切れ込みを入れているので、剥き方も簡単に済むのがメリットです。普通の鍋で栗を茹でる茹で方と違っているのは、栗皮をむくときに、粗熱を取らずに熱いうちに剥くということです。

ただ、実際にはかなり熱いので、最初は布巾を使ったり、手袋などを使っての剥き方がおすすめです。やけどしないよう注意して下さい。ここで注意したいのは、冷めてしまうと栗皮が硬くなり、栗の実にくっついて取りにくくなるので、出来るだけ早く作業することです。特に、鮮度のいい栗ほど栗皮がひっつきやすいので、時間をかけずにスピーディーにすることがおすすめです。

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栗の美味しい食べ方絶品レシピ

ほくほく優しい味「栗ごはん」

栗の美味しい食べ方絶品レシピの「栗ご飯」は、秋を感じる代表的な栗の食べ方です。味付けは塩の代わりに昆布茶を使うので、塩分を抑えられて豊かな風味がプラスされています。市販されている剥き栗を使うレシピですが、生の栗を使う場合は、栗の茹で方や下処理、剥き方に気を付けましょう。

  • 白米2合
  • 剥き栗10個(下処理の済んでいる市販のタイプ)
  • 酒大さじ1杯
  • 昆布茶小さじ1杯
  • 黒ゴマ少々

  1. 炊飯器に研いだ米、酒、昆布茶を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。下処理の済んでいるむき栗を上に乗せる。
  2. 炊き上がったら栗を潰し過ぎない様に混ぜる。
  3. 黒ごまを散らして出来上がりです。

甘くて簡単美味しい「栗の甘露煮」

栗の美味しい食べ方絶品レシピの「栗の甘露煮」は、色鮮やかな栗料理です。お料理やお菓子など使い道いろいろなので、ぜひ試してみてください。ここでは生の栗を使ったレシピを紹介していくので、栗の茹で方や剥き方に注意しましょう。

  • 栗500g
  • 焼きミョウバン5g
  • クチナシの実1個
  • 砂糖300g
  • 水600ml

  1. 栗をたっぷりの水に浸して一晩おきます。
  2. ボウルにたっぷりの水(分量外1L程)を入れて焼きミョウバンを溶かしておきます。
  3. 紹介した栗の剥き方で栗の鬼皮、渋皮を剥きます。剥いた順に②の焼きミョウバン水に入れて一晩浸します。
  4. くちなしの実を半分に切り、お茶パックに入れておきます。
  5. 焼きミョウバンに浸けておいた栗を洗い流します。
    お鍋に栗と水(分量外)をひたひたに注ぎ、④のくちなしの実を入れます。
  6. 栗が踊らないように沸騰する直前で弱火にします。クッキングシートで落し蓋をして10〜15分程茹でます。
  7. 火を止めて、そのまま30分〜1時間程冷まして色付けをします。
  8. くちなしの実を取り出して栗が割れないように優しくザルにあげて茹で汁を捨てます。
  9. 別鍋に水を入れ、砂糖を加えて溶かします。
  10. 栗を優しくお鍋に戻して火にかけます。栗が踊らないように沸騰直前で弱火にしクッキングシートで落し蓋をして10分程煮ます。
  11. 火を止めてそのまま冷ましながら一晩浸しておきます。
  12. 再度、火にかけて沸騰直前で弱火にして10分程煮れば完成です。

栗の茹で方には少し手間がかかりますが、しっかりとした処理をすれば、栗本来の甘味がでてきて美味しい甘露煮になります。ぜひ、紹介した栗の茹で方と剥き方で試してみてください。

濃厚絶品の洋風おかず「栗とチキンのグラタン」

栗の美味しい食べ方絶品レシピの「栗とチキンのグラタン」は、栗の甘味と濃厚なホワイトソースが絡んで美味しいレシピです。

  • 紹介した栗の茹で方でゆでた栗150g
  • 鶏モモ肉半分
  • 玉ねぎ1/4個
  • バター大さじ1杯
  • 小麦粉大さじ3杯
  • 牛乳300㏄
  • コンソメ適量
  • 塩コショウ適量
  • スライスチーズ1枚
  • ブロッコリー適量
  • パン粉適量

  1. 鶏肉は一口大にカットして塩コショウで下味をします。玉ねぎはスライスします。
  2. 温めたフライパンにバターを入れ鶏肉を焼きます。火が通った位に玉ねぎを入れ炒め鶏肉の表面に焼き目をつけます。
  3. 小麦粉を入れ粉っぽさがなくなったら牛乳を3回位に分けて入れとろみがつくまで木べらで混ぜ、紹介した栗の茹で方で処理した栗も入れます。
  4. コンソメと塩コショウで味を整えて耐熱皿に入れブロッコリーも乗せます。チーズをちぎって散らしパン粉を全体にかけます。
  5. オーブンで焼き目がつくまで焼いて出来上がりです。

紹介した栗の茹で方では少々時間がかかりますが、しっかりと下ごしらえをすると甘味が引き出てきます。ぜひ、栗の茹で方にはこだわって調理してみてください。

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栗の皮の剥き方が知りたい!

包丁を使った栗の皮の剥き方

栗の下処理としては、鬼皮ごと茹でてから皮を剥く場合と、栗ごはんや栗の甘露煮など、栗を茹でる前に皮を剥く場合あります。ここでは、包丁を使った栗の皮の剥き方を紹介します。栗の表面の栗皮は固いですが、なかでも比較的柔らかい、ザラザラしたお尻の部分を包丁で少し切り取り、切り取った部分から栗皮を剥いていきましょう。

栗皮を包丁で引っ掛けたら、親指と包丁で皮を挟んで引っ張って剥きましょう。そのあと、レシピに応じて中の柔らかい渋皮を剥きます。渋皮は野菜の皮を剥くときのように、包丁を使って剥いていきます。栗はアクが強く、皮を剥くと変色しやすいため、皮を剥いたら、時間をおかずにすぐに水へ浸けましょう。

栗の皮は茹でたあとが剥き易い!

栗の皮は、実は茹でたあとが剥き易いのを知っていますか?栗をシンプルに味わったり、スイーツなどにしたりするときは、茹で栗にしますので、栗皮も一緒に茹でてしまっても問題ありません。栗の茹で方は、先ほど紹介した方法と同じです。鍋へ栗、水、塩を入れ火に掛けます。水は栗から5cmほど上に被るようにしましょう。水の量500mlに対して、塩の量は小さじ1が目安です。

時間が経って沸騰したら弱火にして、30~40分加熱します。そして火を止め、粗熱が取れるまで茹で汁へ浸けて置きましょう。茹で汁が完全に冷めると、皮が剥きにくくなりますので、少し温かいうちに、皮を剥いていきます。皮の剥き方は、包丁を使った剥き方と同じです。

栗の皮は茹でて冷凍するとさらに剥き易い!

栗皮は、茹でて冷凍するとさらに剥き易いです。普通に栗皮をむくには、栗をゆでてから包丁でむくのが一般的ですが、この方法だと栗皮や渋皮は取れにくく、中身もポロポロ崩れることが多いので、なかなかきれいにはできない剥き方です。しかし、一度冷凍させてしまえば、とても簡単に栗皮を剥くことができます。

冷凍して栗皮を剥くときには、少しゆでて冷凍してからむくと、格段に剥きやすくなります。栗を2~3分程度ゆでて、粗熱を取って冷凍しておきます。少し塩を入れた水でゆでると、よりむきやすいです。あとは使うときに必要な分だけ解凍して皮をむけば大丈夫です。栗の丸い方に切り込みを入れて、鬼皮と一緒に渋皮もはがせば、きれいにむけます。

また、大量の栗が手に入ったけど一度に食べられない時には、冷凍保存しておくと半年程度保存できて、必要な分だけ冷凍庫から解凍すればいいので便利です。冷凍すると雑菌の繁殖も抑えられて、鮮度を保ったまま保存ができます。

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栗の保存方法と保存期間を知っておこう

栗の冷蔵保存方法

栗の保存方法と保存期間を知っておけば、大量の栗をもらった際などにも鮮度を保ったまま長く保存することができます。ちなみに、栗を常温で保存する場合は、新聞紙に皮付きの状態で包んで、日の当たらない涼しいところで保存すると1週間程度となります。ただし、虫がついていた場合、虫に食われてしまいますので、そのことを考えると、常温よりも冷蔵保存に適しています。なお、茹でた栗は常温保存はできません。

栗は、寒い環境に置くと、自分を守るために糖度が増します。つまり甘くなります。ですので、保存方法で一番適しているのは冷蔵保存ということになります。おすすめの下処理は、皮の付いた新鮮な栗を洗わずに糖化を促進させるために、1日程度天日干しにして、水分を抜く方法です。栗の汚れが気になる場合は、拭いてから天日干しにしましょう。

次に、新聞紙に包んでからビニール袋にいれて冷蔵庫のチルド室で保存します。チルド室が難しい場合は、冷蔵庫の一番冷える場所での保存がおすすめです。冷蔵保存の賞味期限は、1~3か月となります。保存中は、湿気があると、カビが生えることがありますので、注意してください。

栗の冷凍保存方法

長期間鮮度を保ったままで保存するなら、栗の冷凍保存方法がおすすめです。特に、一度に大量の栗をもらった場合などは、ぜひ冷凍して保存しましょう。フリーザーバッグに入れて、空気をしっかりと抜いて冷凍保存していきます。鬼皮は剥いても剥かなくてもかまいません。

どちらにするかは、調理方法により判断します。たとえば、栗ごはんにするのであれば、剥いてから冷凍されたほうがよいですし、蒸し栗を作るのであれば、剥かないほうがよいです。また、栗は冷凍してから皮を剥くと剥きやすいので、まず冷凍してしまうのが賢いやり方です。

冷凍した栗の食べ方は、冷凍栗を解凍してしまうと、ふにゃふにゃになってしまうので、解凍せずにそのまま調理しましょう。栗ごはんを作るのであれば、下処理で鬼皮をとっているものであれば、そのまま入れて調理をします。

また、下処理で栗皮を取っていない場合は、圧力釜で沸騰してから10分間加圧し、圧力が下がるまで置きます。これで、ひとまず蒸し栗ができあがりますので、そこから栗を入れて、ごはんを炊くのが簡単でおすすめです。また、圧力釜がない場合は、沸騰したお湯に栗を冷凍のまま入れて茹でましょう。この方法で、鮮度を保ったまま大量の栗を美味しく消費できます。

茹でた栗の保存方法

栗は茹でると常温保存はできなくなります。季節にもよりますが、半日で腐ることもありますので、保存する場合は、冷蔵保存か冷凍保存が望ましいです。実際には、冷蔵保存の場合は3日程度で食べきるのがおすすめです。あまりに長期間保存してしまうと鮮度が落ちて、食べ方にも工夫が必要になってくるので、できるだけ下処理を済ませたら早めに食べきりましょう。

ゆで栗を冷凍する場合は、茹でるときに固めに茹でます。普通に茹でて冷凍すると解凍したときに柔らかくなりすぎるためです。茹でた栗の鬼皮と渋皮を取り除き水気を取り除いたのち、ラップに平たく包んで金属製のトレイの上に乗せて冷凍しましょう。こうすると、急速冷凍に近い状態になりますので、味の鮮度が損なわれにくくなります。凍ったら、フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて冷凍します。

また、茹でた栗をペースト状にして保存すると、ケーキなどを作るときに便利になります。こうすることで、保存性がぐっと高まります。解凍は、食感を残さずにペーストにして食べるのであれば、自然解凍しても電子レンジで加熱しても良いです。また、渋皮まで取ってあれば、そのまま炊飯器に入れて栗ご飯を作っても良いです。

Thumb栗の簡単な剥き方!鬼皮・渋皮もきれいに剥ける?下ごしらえも紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

栗の茹で方・下処理・食べ方を覚えて秋の味覚を楽しもう!

ここまで、栗の茹で方や下処理、保存方法などを紹介してきました。きちんと下処理をした栗は、鮮度を保ったままで美味しく食べられるので、大量の栗をもらった場合などにはぜひ試してみてください。また、鮮度のいい栗は、塩ゆでにしただけでも十分に美味しいので、おやつなどにいただくのもおすすめです。いろいろな食べ方も紹介してきたので、ぜひ試してみてください。

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