幻の日本酒「黒龍」の魅力を調査!人気の理由とおすすめ商品11選!

皆さんは幻の日本酒、黒龍を知っていますか?日本酒が好きな方はもちろん、ビールや焼酎、酎ハイなどお酒が好きな方も一度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか。福井県を代表する日本酒、黒龍ですが何故人気なのかそのワケやの魅力、どこに売っているのか販売店を調査しました。その他にも黒龍石田屋の日本酒の旨みや黒龍酒造、大吟醸などのお勧めの銘柄の商品、販売店を紹介したいと思います。

幻の日本酒「黒龍」の魅力を調査!人気の理由とおすすめ商品11選!のイメージ

目次

  1. 1黒龍とはどんな日本酒?
  2. 2黒龍が人気なワケとは?
  3. 3黒龍酒造で入手困難な人気の銘柄
  4. 4黒龍酒造のその他のおすすめの銘柄
  5. 5黒龍の販売店
  6. 6幻の日本酒「黒龍」を手に入れよう!

黒龍とはどんな日本酒?

皆さんは日本酒は好きでしょうか?今から紹介する日本酒は、福井県が誇る幻の日本酒ともいわれている日本酒です。黒龍はもちろん、石田屋などの高級銘柄などでも知られています。一体どのような日本酒で販売店はどこなのでしょうか?味わったことがない方は気になりませんか?どのような日本酒なのか人気のワケや銘柄、販売店を見てみましょう。

幅広い層から人気の大吟醸

まず大吟醸とは何かわかりますか?吟醸とは文字の通りに、吟味した原料を用いた念入りな醸造で丁寧にこだわったお酒ということです。吟醸と大吟醸の違いは精米歩合の違いにあり、精米歩合が吟醸酒は60%以下、大吟醸酒は50%以下でなければ名乗ってはいけないという決まりがあります。精米歩合とは使用する白米の割合を表すもで、この精米歩合によって日本酒の風味や味が変わってきます。

日本酒の種類で大吟醸は一般的に手間暇がかかっていたり、多くのお米を使っていたりする為、値段やランクが高くなります。風味に関しては、精米歩合が低くなればなるほど香りが濃厚になり、原料となる米をより精米することで雑味も少なくクリアで口当たりの良い味わいのお酒になるようです。

吟醸という名がつくお酒はフルーティな味わいや、香りが楽しめ、華やかさやきれいといった表現をされることも多いようです。大吟醸酒は吟醸酒よりも米を磨いているのでより雑味が少ない、味わいやすいお酒になり、日本酒が苦手な方や日本酒以外のアルコール類を好んで飲む方に向いていておすすめです。

幅広い層からの人気の理由として雑味も少なく、クセのないクリアな口当たりとなっていて、日本酒が苦手な方でも比較的に飲みやすくやわらかな飲み心地、といったことが考えられます。生産量が少なくプレミア価格がついてしまうほど幻の逸品と言われ、高級銘柄が多くあり石田屋といったブランド力、そのようなことも人気の理由のひとつではないでしょうか?

黒龍の酒蔵はどこ?

さて黒龍の酒蔵はどこなのでしょうか?それは創業1804年の(文化元年)、初代蔵元・石田屋仁左衛門以、日本酒を追求し、200年を超す歴史ある酒蔵で、黒龍は福井県吉田郡永平寺町で製造されている日本酒になります。酒の味を決めるのは仕込みの水と米の質で、黒龍のきれいで膨らみのある味は福井県九頭竜川の清澄の水質がやさしい口当たりを生んでいます。北陸はもちろんですが、日本でも高い知名度を持つ蔵元です。

黒龍酒造の名が全国区になったのは、全国に先駆けて大吟醸酒、龍を商品化したことです。市販化することが難しいとされてきた大吟醸酒を商品化し、日本一高価な日本酒として全国の注目を集めることになりました。水質に優れた名水地としても知られ、松岡藩が酒造りを奨励したこともあって、最盛期には17もの酒蔵が軒を連ねていましたが今は石田屋の屋号を持つ黒龍酒造と他一軒だそうです。

黒龍という名前は蔵の近くを流れる九頭竜川の古名、黒龍(クツレウ)川が由来となったと言われています。200年の歴史があり、吟醸造りでは日本屈指の酒蔵です。ワイン同様に日本酒を熟成できないかと試行錯誤を続ける一方で、少量で高品質な酒造りだけを追求し続けていき生まれたのが、大吟醸・龍のようです。香りや味わいの他にも心に残る黒龍だと思われます。黒龍の他に九頭竜というブランドもあります。

黒龍が人気なワケとは?

今から紹介していく黒龍ですが、水と米に非常に恵まれた環境で醸し出されているお酒になっています。黒龍は美しく、きれいな味わいが特徴の日本酒です。

福井県九頭竜川の澄んだ水を使用

福井県最大の河川、九頭竜川の伏流水は、昔から日本の3名山のひとつとして仰がれている霊峰白山山系の雪解け水が長い年月をかけて酒蔵にたどり着きます。山の滋養という濾過を経て再び名水として湧き出るところです。鮎やサクラマスが育っていることから清澄な水で水質が良いことが分かります。九頭竜川の伏流水は、酒を醸し出すのに最適な特徴を持ち、やわらかくて口当たりの良い軟水です。

厳選したこだわりの酒米を使用

黒龍酒造の酒造りはお米にもこだわっています。その黒龍酒造を支える酒造りには2種類の米を使用しています。おもに山田錦特A地区に指定されている兵庫県東城条産の山田錦、地元福井県大野産の五百万石など選び抜かれた高品質な酒造好適米を使っています。最高品質の米を磨き上げ、洗練された味わいと酒質を目指して黒龍の日本酒が出来上がります。

スッキリとしたクセのない味わい

黒龍の日本酒はクセのない味わいになっています。黒龍のお酒はバランスの良さが挙げられ、水と米にこだわり、上品な果実香、上質で繊細な味わい、洗練され透き通るようなきれいな酒質、エレガントな香りと旨みと黒龍の魅力はたっぷりです。黒龍はどの銘柄も美しく安定した味わいが特徴です。吟醸系のお酒はフルーティで華やかな香りになっているので人気があり、万人ウケするのではないでしょうか。

黒龍酒造で入手困難な人気の銘柄

入手困難な銘柄「黒龍 石田屋」

日本酒の最高峰と言える石田屋は兵庫県東条地区(特A地区)の山田錦を使用していて、純米大吟醸酒を低温で3年以上も熟成されたまさに究極の最高級銘柄です。純米大吟醸酒を低温で熟成させることにより、うまさとまろやかさが加わり香りおだやかな仕上がりになっているようです。日本酒度+2,5、アルコール分15度、720ml、10000円(税抜)です。フルーツのような香りで飲みやすく、冷やしてすっきりと飲むのがおすすめです。

石田屋は平成元年に発売された日本酒で、黒龍の最高峰です。さらに石田屋は皇太子殿下も愛飲されたようです。その他にも多くの著名人のファンがいることでも知られています。プレミアムな日本酒の先駆けとなりました。黒龍の石田屋はまさにプレミア価格がつく幻の逸品です。

フレッシュな味わい「黒龍 火らい寿」

火入れをしない生酒の最高峰、火らい寿は生酒の新鮮な香味と繊細な味わいをあわせもつ純米大吟醸酒です。明治初期の生酒に使用していた火らい寿の版木辛名付けられたようです。生酒とは通常2回行う火入れ(加熱殺菌)を一切しない日本酒のことです。日本酒度+2,0、アルコール分16度、720ml5000円(税抜)です。しっとりとした口当たりから強く豊かなふくらみに雰囲気が一変し、黒龍らしいクリアな味わいになっているようです。

透き通るようなきれいな味わい「黒龍 しずく」

無加圧で自然の力だけで搾ることを袋吊りと呼び、黒龍酒造がその袋吊りで搾った大吟醸酒がしずくです。酒袋より自然に滴り落ちる一滴からしずくと名付けられた大吟醸酒で入手困難な銘柄の一つです。日本酒度は+3,0、アルコール分15度、1,800ml、10000円(税抜)、720ml、5000円(税抜)です。透き通るようにきれいな味わいで、すっきりと滑らかな口当たりのようです。冷やして飲むのがおすすめで、淡麗辛口な味わいです。

エレガントな香り「黒龍 仁左衛門」

初代蔵元の仁左衛門と名付けた黒龍・仁左衛門はエレガントな香りとうまみが特徴のようです。純米大吟醸酒を斗瓶囲いにして独自の方法で熟成させたとあります。日本酒度+2,5、アルコール分15度、720ml10000円(税抜)です。雰囲気が良く上品な香り高くなっていて冷やして飲むのがおすすめです。斗瓶囲いとはお酒を搾る一つの方法で吟醸酒の醪を詰めた酒袋を吊るして自然に滴る酒を一斗瓶に集めたもので手間がかかります。

黒龍酒造のその他のおすすめの銘柄

ワインの熟成法の応用「黒龍 大吟醸 龍」

黒龍を代表する大吟醸・龍は少量で高品質な酒造りだけを追求し続け、ワインの熟成法を応用し、全国に先駆けて発売した歴史あるロングセラー大吟醸酒です。日本酒度+4,5、アルコール分15度、1,800ml、8000円(税抜)、720ml、4000円(税抜)です。上品で華やかであり、熟したフルーティな果実の香りで上質な味わいになっているようです。角の取れたまろやかな口当たりです。冷やして飲むのがおすすめで淡麗辛口な味わいです。

飲み心地が人気の「黒龍 大吟醸」

バランス絶妙な飲み心地が人気の黒龍・大吟醸は飲みすぎてしまうほど魅力ある日本酒です。日本酒度+3,0、アルコール分15度、1,800ml5000円(税抜)、720ml2500円(税抜)です。口当たりは非常に滑らかでふくよかな香り、透明な喉ごし、さわやかな飲み心地が人気のようです。冷やして飲むのがおすすめで淡麗辛口な味わいで、飲んだことがない方や日本酒が苦手な方でも大吟醸のきめ細やかな旨みを味わって頂きたい日本酒です。

福井県の方言の「黒龍 いっちょらい」

黒龍・いっちょらいは福井県の方言で一張羅、一番良いものという意味です。日本酒度+5,5、アルコール分15度、1,800ml2450円(税抜)、720ml1150円(税抜)、300ml500円(税抜)です。口当たりは雑味がなくクリアで、ピリッとした心地良い刺激があるようです。飲み飽きがこず、フルーティで福井県五百万石で仕込んだ心地よい吟醸香で黒龍ならではの凄さが分かります。冷やして飲むのがおすすめで人気の定番吟醸酒です。

透き通るようなきらめき「黒龍 特吟」

透き通るようなきらめきの黒龍・特吟は清々しく、爽やかな香りの印象です。全く角がなく旨みと酸味のバランスは絶妙で上品な香りを感じ、フルーティな風味を楽しめます。日本酒度+5,0、アルコール分15度、1,800ml3300円(税抜)、720ml1600円(税抜)です。黒龍・特吟は万人ウケする味になっていて、50%に高精米された酒造好適米を低温でゆっくり丁寧に仕込んでいるようです。冷やして飲むのがおすすめで淡麗辛口です。

深みのある旨さ「黒龍 純吟」

味と香りのハーモニーが醸す黒龍・純吟はこだわりの純米吟醸酒です。やわらかい旨みやしっかりとした濃い味がありバランスの良い日本酒になっているようです。日本酒度+4,0、アルコール分15度、1,800ml2700円(税抜)、720ml1300円(税抜)です。フルーティな香り、甘い含み香も楽しめ、口当たりは軽快でさっぱりとしており、福井県五百万石が持つ米本来の旨みを引き出しつつ爽やかな飲み心地を追求した日本酒のようです。

香味豊かな大吟醸酒「黒龍 八十八号」

末広がりで縁起の良い八十八号タンク、黒龍・八十八号ですがこの一風変わった名前の由来は昔、全国新酒鑑評会に出品する酒を、別の容器に移すとき88番の容器に移していたという名残からだそうです。日本酒度+1,0、アルコール分16度、720ml5000円(税抜)です。すっきりとしたフルーティで辛口な味わいになっていて香味豊かな大吟醸酒です。黒龍を味わう上では絶対に外せなく、特に華やかなお酒になっているようです。

フルーティでライトな口当たり「黒龍 吟のとびら」

フルーティでライトな口当たりの黒龍・吟のとびらは吟醸酒の美味しさをご存じでない方に新しい世界の扉を開いて欲しいと願った大吟醸酒になっています。のみ切りサイズで150mlで通年販売しています。日本酒度+5,5、アルコール分14,5度、150ml400円(税抜)です。黒龍らしい優しい味わいで爽やかな吟醸酒です。黒龍の本格的な地酒を軽くのみたいとき手軽に手にして頂ける日本酒になっています。冷やして飲むのがお勧めです。

黒龍の販売店

黒龍の販売店、特約店を紹介していきます。まず正規特約店とはメーカー、蔵元から有利な条件で卸すことが出来る契約を交わした販売店のことです。特約店は酒のタケウチ、森酒舗、田中屋酒店など他にもあります。黒龍酒造、森酒舗、八重巻酒店、越前酒乃店はやしSAKE Atelier福井春山店などがあり紹介した以外のお店もあるので黒龍の販売店を見つけたら是非行き、黒龍の洗練されたきれいな旨みを味わってみて下さい。

大吟醸酒、石田屋や仁左衛門、火らい寿、しずく、八十八号などの商品は年に1、2回の限定販売で通年販売しているものではなく、なかなか手に入りにくくなっています。正規特約店などいろいろな販売店はありますが人気の日本酒なので売り切れになっていることもあります。

福井県以外での販売店もあり、有名銘柄、黒龍は特約店の数は少ないですが都内でも買えます。インターネットでも購入できますが、しっかりと管理されている販売店を知って購入するのも良いのではないでしょか?

幻の日本酒「黒龍」を手に入れよう!

幻の日本酒と言われる黒龍のお酒を紹介してきましたが、どうでしたでしょうか?全国に先駆けて大吟醸を商品化したことで注目を浴び広く知られる日本酒となりました。黒龍は精米歩合が50%と磨かれたものが多く、さらに生産数が少なく高品質です。その中でも純米大吟醸石田屋などの高級銘柄はなかなか手に入らないことでも知られています。水と米の素材にもこだわる酒造りです。

黒龍の日本酒は通年販売しているものから限定品、さらに季節の限定品のものとあり、好みの日本酒を見つけて飲んでみて下さい。高級品のイメージがありますがお手頃の日本酒もあるので、お土産などお祝いごとや贈り物にもお勧めできます。人気があり黒龍の販売店では売り切れ続出している店舗もありますが、日本酒を飲んだことのない方でも美味しいと思える日本酒に出会えるはずなので、黒龍を是非味わって欲しいと思います

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