鹿児島のそうめん流しとは?気になる値段やおすすめランキングTOP18!

鹿児島では、流しそうめんのことを、そうめん流しと言うそうです。言い方が違うだけなのでしょうか?いいえ、実は鹿児島のそうめん流しには、いくつもの特徴があり、日ごろ皆さんが思い描いていたり、見たりしたことのある、流しそうめんとは少々違ったもので、非常に美味しい食べ方をされるようです。鹿児島のそうめん流し発祥の地である唐船峡についてや、おすすめのそうめん流しが食べられる鹿児島のお店や場所をランキング形式で18か所紹介していきたいと思います。

鹿児島のそうめん流しとは?気になる値段やおすすめランキングTOP18!のイメージ

目次

  1. 1鹿児島のそうめん流しは自然豊かで気持ちいい!
  2. 2鹿児島のそうめん流しとは?
  3. 3鹿児島のそうめん流しおすすめランキング18位~11位
  4. 4鹿児島のそうめん流しおすすめランキング10位~6位
  5. 5鹿児島のそうめん流しおすすめランキング5位~2位
  6. 6鹿児島のそうめん流しおすすめランキング気になる第1位!
  7. 7鹿児島の大自然と共に楽しむそうめん流しで風情満点!

鹿児島のそうめん流しは自然豊かで気持ちいい!

鹿児島と言えば、桜島・照国神社・西郷隆盛・天文館・霧島温泉郷・高千穂峡・えびの高原に指宿温泉や砂むしなど沢山の名所が思い浮かびますが、もののけ姫の舞台と言われている屋久島も鹿児島県です。そして宇宙センターのある種子島も、奄美大島や喜界島、与論島など名前を聞けば知っている有名な島々を抱えている自然豊かな鹿児島県です。

また九州の人ですら全く意味がわからないと言われている鹿児島弁ですが、例えばあいがとさげもしたは、ありがとうございましたとうい意味で、せがらしはやかましいという意味、おはんはあなたという意味などはまだ、聞けばなんとなく覚えられそうですが、全てを覚えるのは本当に鹿児島県民以外には本当に困難な方言です。

これには江戸時代の薩摩藩が徹底的に江戸幕府に服従しない態度をとっており、薩摩藩と琉球のみで通用する貨幣まであったほどです。その貨幣を日本の貨幣と偽りイギリスから武器を密輸していた薩摩藩に、江戸幕府はスパイを送り込んでいたのですが、スパイにばれないように、言葉を複雑にしていたそうで、その名残が今も残っているからだそうです。

少々、話はそうめんから逸れてしまいましたが、そんな沢山の変わった特徴がある鹿児島は、そうめんも他とは違った食べ方をするそうです。それが今回紹介する、鹿児島のそうめん流しなのですが、流しそうめんでなく、そうめん流しなのです。何が違うのか?これから説明をしたいと思います。

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鹿児島のそうめん流しとは?

鹿児島のそうめん流しの発祥は「唐船峡」

鹿児島県指宿市の唐船峡は、鹿児島のそうめん流し発祥の地であり、昭和37年に竹で作られた桶で、鹿児島初のそうめん流しが始められました。元々唐船峡に流れていた清流を、観光に使えないものだろうかと、思案した結果、竹桶を用いたそうめん流しをしてみたところ、珍しさから注目を集めたようです。その後、モーターを使って回転させることで、そうめん流し器が発明されました。

このそうめん流し器を考案したのは、個人でしたが町に特許権を壌土したことから、町おこしとして唐船峡をそうめん流し発祥の地として、町を挙げてPR活動を行い、現在ではそうめん流しの里唐船峡という名で、公園まで整備され、観光名所にもなっています。夏でも涼しいことから、地元の人達も涼を求めて、唐船峡へそうめん流しを食べに来られます。

唐船峡は平成の名水100選にも認定されるほどで、唐船峡の鹿児島のそうめん流しでは、綺麗で美味しい京田湧水を使って提供されており、その清流を利用したわさび栽培がおこなわれていたり、鯉の洗いも名物であったり、近年ではチョウザメの養殖が行われるようになり、キャビを特産品にするための研究が進められているそうです。

鹿児島のそうめん流しは普通の流しそうめんと違う!

そうめん流しと聞くと皆さんはどのような光景を思い浮かべますか?おそらく、竹を半分に割って繋げたものを、高低差を付けて設置した中に水と素麺を流す人が居て、下方で箸と麺つゆの入った器を持った人々が、箸でそうめんをすくいあげて食べている光景ではないかと思います。しかし、鹿児島のそうめん流しは、このタイプとは違ったそうめん流しなのです。

鹿児島のそうめん流しでは、桶の中に入った水がモーターでグルグルと回されているので、ドーナツ状の流れができています。そこへ全員が席に座ってそうめんを入れて、流すというよりも回すや泳がすといった表現が近いでしょう。皆が同時に回っているそうめんをすくって食べられるので、一般的なそうめん流しのように、一番前にいる人が沢山そうめんを取ってしまうこともありません。

また常に水が回っているため、そうめんが絡まることもなく、箸で取りやすく好きな分量をそれぞれがすくい上げて、みんなでそうめん流しを愉しむことができるのです。それから、鹿児島のそうめん流しは、この湧水は13度と冷たいので、これだけ冷たい湧水を使って提供することで、そうめんのコシが保たれますから、少々水の中でそうめんが回っていても、美味しく食べることが出来るのです。

鹿児島のそうめん流しは湧き水で楽しむ名物料理

前述しましたが、唐船峡ではへいせいの名水百選に選ばれた、唐船峡京田湧水がありますので、その清らかな水を使ったそうめん流しを愉しむことができますので、水道水とは比べ物にならない程、美味しいそうめん流しが味わえます。また、唐船峡は全国水の郷百選にも選ばれているほどの、名水の地なのですから、おいしくないわけがないのです。

また唐船峡の水量は一日10万トンと大変豊富ですので、常に水のせせらぎの音が聞こえ、気温だけでなく耳からも涼しさを愉しむことができ、手で水に触れたりと五感で涼しさを堪能できる非常に贅沢な場所とも言えるでしょう。

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング18位~11位

第18位:そうめんもお米も全て美味しい穴場的な「竜仙館」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第18位は、藺牟田池の近くにある水車も愉しめる竜仙館です。このお店は穴場的な存在で、大変人気が高いのに比較的空いていて、おすすめのお店です。そうめんセット1500円のお米も美味しいと評判で、屋外には屋根付きの席が26卓ほどあり、すぐ横に池や川があり、お腹も心もいっぱいになれる場所です。

秋になると10割の手打ち蕎麦も愉しめ、天婦羅もダシも大変美味しくて好評です。場所は鹿児島県薩摩川内市の川内駅から車で30分ほどのところにあり、郷土料理もいただけるお店です。また天然温泉が200円で楽しめたり、ここにある水車は直径が13メートルもあり、世界一の水車だそうです。

第17位:キャンプを楽しみながらそうめん流しも味わえる「もくもく館 そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第17位は、清流の森 大川原峡キャンプ場にある、もくもく館のそうめん流しです。このキャンプ場は、曽於八景の一つに数えられている景勝地で、夏には多くの人々で賑わいます。大自然の中で車ごと泊まれるオートキャンプ場や、バンガローに貸しテント、また木製の遊具や水遊びができるスペースがあったり、体験イベントも行われています。

とぁぃもじゃ気軽に行ける三連轟の滝・悠久の森・溝ノ口洞穴・桐原の滝などのパワースポットがあります。他にもロバ牧場があったり、自然に癒されながらゆったりと過ごする場所で、鹿児島のそうめん流しも愉しめるのは、本当に大人も子供も愉しめる場所でおすすめです。キャンプ場には15時チェックインで、9時チェックアウトとなっています。

鹿児島のそうめん流しを愉しめるもくもく館の営業時間は10時~17時までで、第1・3火曜日が定休日となっています。無料駐車場が100台分あります。ここへのアクセス方法は、鹿児島県曽於市の大隅大川原駅より歩いて15分ほどのところにあります。

第16位:窓から竜門滝が一望できる絶景の「流る茶寮 いち禅」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第16位は、鹿児島産の肉や地元野菜に拘り、鰹や昆布にもこだわった料理を作っておられる流る茶寮 いち禅です。このお店は、鹿児島県姶良市の龍門滝温泉から歩いて1分のところにあり、お店から龍門滝を見ながら鹿児島そうめん流しを愉しむことが出来ます。滝に近い席に座ると、滝のしぶきを浴びながら頂くことが出来るそうですので、夏場には一等席と言えます。

ここはまだ、穴場的な存在のお店ですが、一度行ったら一瞬で虜になってしまうこと間違いなしですので、空いている今のうちに行っておいた方がおすすめかもしれません。メニューもそうめんにおにぎりと貝汁が付いたセットですと、1000円程度の価格で頂けるようです。

このお店の営業時間は、11時~15時までと、17時~22時までとなっていますが、時期によって営業時間が変わるそうですので、確認することをおすすめします。定休日は月曜日ですが、夏季は無休で営業されています。またアクセス方法は、鹿児島の加治木ICからすぐのところにあります。

第15位:特製めんつゆやごまだれで頂く「奈加夢羅」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第15位は、鹿児島の袴川の側にある奈加夢羅です。このお店の周りには、袴川から清流の流れ込む池があり、鱒や鯉が泳ぎ回っている姿が見られて、一層涼しげな気持ちにさせてくれます。また自然豊かな場所ですので、新鮮な食材と綺麗で美味しい水を使った料理は絶品です。

鹿児島そうめん流しのメニューには、鯉こく・マスの塩焼き・おにぎりが付いたそうめんA定食1200円や、鯉のアライも付いたそうめんB定食があります。その他にも地鶏の炭火焼定食1400円などもあります。また単品でそうめん470円や、やまめの塩焼き600円などもあり、冬季メニューにはなべ焼きうどん720円や、牛釜めし1000円などもあります。

このお店は鹿児島県伊佐市にあり、栗野ICから車で40分、大口市街地から車で10分のところにあります。営業時間は11時~21時までで、水曜日が定休日となっています。また、ここのテラス席は大変おしゃれでおすすめです。

第14位:ペット同伴可能のそうめん流し「ソーメン流しアルプス」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第14位は、鹿児島空港から嘉例川駅を経由し、霧島温泉方面へと向かったところにある、清流と緑の里 アルプスで愉しめる鹿児島そうめん流しです。ここでは毎年4月ごろから10月の間に、鹿児島そうめん流しを愉しむことが出来ます。釣り堀では鯛や鱒を釣ることができ、マスは塩焼きにしてもらえますし、持ち帰り用にわた抜きもしてもらえます。

鹿児島空港から観光や仕事先に向かう時に、昼を挟みそうであればここで鹿児島のそうめん流しを味わうのが最適な場所と言えるでしょう。少々不便な立地ですが、大自然を満喫できておすすめのところです。詳しいメニューのわかる情報はあまりありませんが、あがったもんせ定食という隠されたメニューがあるようです。

公共機関での到達は困難と記されており、鹿児島空港からレンタカーもしくはタクシーで約6km、鹿児島・嘉例川駅から1.5kmのところにあります。駐車場は100台分ほどあり、おおよその営業時間は、11時~16時までですが、不定のようですので、行かれる際には確認をしてからの訪問をおすすめします。

第13位:温泉と足湯でほっこりそうめんを味わう「渓谷苑」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第13位は、鹿児島県姶良市にある天然かけ流しの温泉がある施設です。鹿児島市内中心地から、車で30分ほどのところの、本名川が流れる自然豊かな渓谷で、温泉ソムリエも認めたという上質のお湯が、温泉や足湯で愉しむことも出来ます。また滝つぼもあり水煙を上げる女山滝(めやまたき)や、渓流釣りもあり一日のんびりとゆっくりと流れる時間を過ごせます。

足湯や女山滝が無料で愉しめ、渓流釣りも餌代50円に竿代50円と大変安い価格で遊べます。(釣ったニジマス1匹につき300円別途)。鹿児島そうめん流しは夏季限定で、そうめん単品が500円から、定食は1500円からあり、全てに温泉入浴券が付いているところが、おすすめのポイントの一つです。また温泉には個室付きの家族風呂もあります。

第12位:テラス席のある鹿児島そうめん流し「岩屋そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第12位は、鹿児島の万之瀬川の上流の、キャンプ場や夏限定の流水プールもある清水岩屋公園にある、岩屋そうめん流しです。この公園には全国的に有名な清水磨崖仏群や仏教遺跡などもあり、川辺仏壇の技術を生かして建てられた、桜の屋形で鹿児島のそうめん流しを愉しむことが出来ます。

JR鹿児島中央駅より鹿児島交通バス枕崎行きに乗車し、1時間20分ほどのやすらぎの郷バス停から徒歩20分のところにあります。車では鹿児島・指宿スカイライン川辺ICより約16分のところです。駐車場は500台と大容量ですので、川遊びも兼ねて一日愉しむことも出来ます。岩屋そうめん流しは夏季限定で開かれており、キャンプ場近くで愉しめます。

第11位:一度閉店した老舗が夏の2か月限定で復活「藤川天神峡そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第11位は、平成25年で34年の歴史に幕を閉じた鹿児島そうめん流し店の藤川天神峡そうめん流しで、去年再び復活して帰ってきました。こちらでは椅子の取り外しが出来るので、車いすのまま鹿児島そうめん流しを愉しむことが出来ます。おすすめのそうめんメニューは、鯉こくなどが付いたそうめん定食1350円です。

営業時間は平日が10時半~15時までで、土日祝日やお盆は10時~17時半までとなっています。悪天候などにより、休業の場合はFacebookでお知らせをされていますので、行かれる際には確認をしてから行きましょう。駐車場も40台分あり、身障者対応がありバリアフリーとなっているお店です。

このお店へのアクセスは、JR鹿児島本線川内駅から車で30分のところの、学問の神様である菅原道真公が祀られている、菅原神社の近くにあります。そうめんの時期ではありませんが、梅の時期には約50株もの梅が咲き乱れ、八重咲の薄紅色で一面が美しく彩られる、国の天然記念物にも指定されている必見の梅が有名です。

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鹿児島のそうめん流しおすすめランキング10位~6位

第10位:家族連れにも嬉しいお子さまランチのある「宮田石そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第10位は、自然に囲まれた開放感のある空間の宮田石そうめん流しです。このお店は、7月から9月は無休で営業をしており、連日満員の人気の鹿児島そうめん流しのお店です。小さな子供連れでもお子さまランチ700円がメニューにあるので、家族連れには大変嬉しいサービスです。子供用の食器や椅子なども用意されているそうです。

綺麗な川沿いにあるこのお店は、広くて開放的で広々としています。夏場は鹿児島そうめん流しが愉しめ、冬場にはなんと牡蠣小屋として海鮮焼きなどが堪能できるお店のようです。鹿児島市内から美山方面に県道24号線を進んで行った、伊集院町というところにあり、つゆも自家製でメニューも豊富に揃っているそうです。温泉施設も隣にあり、駐車場は50台分ほどあります。

第9位:自然豊かな落合川の清流を眺められる「山の幸どころ 流れ庵」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第9位は、鹿児島の落合川のせせらぎを聞きながら、涼しい風と、野鳥の声も聞こえる鹿児島そうめん流しを愉しめる山の幸どころ 流れ庵です。鯉や鱒以外にも猪や鹿などのジビエ料理に、採れたての生わさびも堪能できます。また生わさびは販売もされていますので、買って帰ることもできます。

おすすめの鹿児島そうめん流しメニューは、ますの塩焼きセット1500円や、ますの唐揚げセット1500円などです。また単品メニューも充実しており、ますのお刺身や、猪焼肉1200円やしか唐揚げ700円もおすすめです。

山の幸どころ 流れ庵へのアクセスは、鹿児島・肥薩おれんじ鉄道 西出水駅から2.3kmほどのところで、営業時間は10時半~19時半までです。例年5月のゴールデンウィークから秋口までが営業予定のようです。

第8位:科学調味料に頼らない旨味がウリの「がんこ庵大重谷店」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第8位は、大重谷原水の近くのがんこ庵大重谷店です。大重谷の綺麗な湧水で育てられた鯉や鱒もそうめんと一緒に味わうことができ、おすすめの定食はそうめん定食1800円です。こちらの定食には鯉の刺身・鯉こく・マスの塩焼き・おにぎりがセットになっており、臭みのない鯉の刺身が堪能できて、おすすめの店です。

またここの蕎麦は、職人が選び抜いた国産の蕎麦を、毎朝石臼で丁寧に挽いているので、そちらも合わせて愉しむのもいいでしょう。がんこ庵大重谷店へのアクセスは、鹿児島駅から約3.4kmのところにあり、営業時間は11時~22時までで元日のみ定休日となっています。席数は80席ほどあり、完全禁煙のお洒落なお店で、窓からの景色が美しく、大変おすすめします。

第7位:長尾山系北端の分水嶺にほど近い「竹川峡」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第7位は、日本でも数少ないカジカが鳴く景勝地のひとつである、長尾山系北端の分水嶺の源泉の近くある竹川峡です。一年中鹿児島のそうめん流しを堪能することが出来、そうめん定食1479円をはじめ、鴨鍋や手打ち蕎麦、うどんなどに、季節の会席料理も味わえます。またそうめんつゆは、お店のオリジナル商品で販売もされています。

昔ながらの自然で身体に良い食材を使った竹川峡オリジナルのそうめんつゆは、500ml486円と900ml918円とがあります。その他にも天水だしや、焼肉のたれ、ショウガたれ、スタミナドレッシングに高菜ピクルスなど、安心安全の商品を手作りされています。竹川峡へは、鹿児島空港から宮之城方面へ車で15分ほど走ったところにあり、11時~17時までの営業です。定休日は水曜日です。
 

第6位:蛍が舞いプールも近くにある「竹中池ソーメン流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第6位は、竹中池ソーメン流しです。こちらには豊富な湧水に恵まれた竹中池があり、夏にはそうめん流しと一緒に、町営のプールも開かれているので、家族連れで賑わう場所でもあります。また水が綺麗なだけあり、蛍が舞う姿を見ることもできるそうです。竹中池ソーメン流しは、4月から9月まで愉しむことができ、冬季は予約のみ受け付けしておられるようです。

そうめんの定食には鱒塩焼・鯉あらい・鯉こくが付いた1550円の定食などがあります。単品メニューも鯉こくが380円、マス塩焼きが450円などで豊富に揃っています。ここへのアクセスは、鹿児島県姶良郡の吉松駅から約3.8kmのところにあり、座敷でも湧水の眺められる屋外でもそうめん流しが愉しめます。また15人以上の団体ならマイクロバス送迎のサービスもあるそうです。10時~19時までの営業です。

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング5位~2位

第5位:天然水で育った鯉もおすすめ「大重谷こい料理・そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第5位は、鹿児島市にある大重谷こい料理・そうめん流しです。こちらでは、大重谷の天然水を利用したそうめん流しを、3月の末から10月の中頃過ぎまで愉しむことができます。鹿児島市内にあるので他のそうめん流しのお店よりも少々近く、鹿児島市街地から車で20分ほどで行けるそうです。鹿児島市内ですが、もちろん湧水を利用しているので、鹿児島流の証です。

店内は床もテーブルや椅子など殆どが木で作られており、窓から見える池には鯉や鴨が泳いでいるのが見られます。おすすめの定食は、そうめん・こい刺身・マス塩焼き・鯉こく・おにぎり2個のこい刺身上定食2150円で、こちらの鯉は天然水で育った鯉だそうなので、刺身にしても全く臭みがないので、是非おすすめします。営業時間は11時~21時までとなっており、無休で営業されています。

その他にもこい刺身A定食1780円や、そうめんA定食1780円、大重谷御前定食1300円などもあります。単品料理には、このカルパッチョ550円や、こいの唐揚げ480円など鯉の、メニューが沢山ありますので、是非天然水で育った鯉と一緒にそうめんを堪能することをおすすめします。また駐車場は20台分あります。

第4位:アクセスの良さと特許取得のそうめん流し器「谷山慈眼寺」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第4位は、谷山慈眼寺です。谷山慈眼寺はJR鹿児島中央駅から指宿枕崎線で15分ほど行ったところにある、JR慈眼寺駅から徒歩10分ほどのところに自然溢れる遊歩道が現れます。そこを美しい水の流れる川沿いに歩くと辿り着きます。車で直接駐車場に向かうこともできますが、遊歩道が綺麗ですので歩かれることをおすすめします。

この近辺では、昔から綺麗な渓谷であることで知られていたようで、鹿児島風流(かごしまふり)という文献から、江戸時代には既にそうめん流しを愉しんでいたことが記されているほど、古くからそうめん流しに馴染のある地域のようです。そして、ここのそうめん流しの器械は、鹿児島のそうめん流しの中でも、少し特徴があり特許も取得しているそうめん流し器を使っています。

一旦地下水を地上40メートルのところまで汲み上げ、水を落とす際の水圧を利用し、そうめん流し器の数か所にある吹き出し口から、水が勢いよく吹き出す仕組みになっており、中央から吹き出す水にそうめんが送りだされてくるようです。そして充実のA定食が1700円、普通のB定食が1300円です。その他にも、名物の両棒餅や、酢の物や地鶏炭火焼に鯉こくなどの一品料理も充実しています。

ここの営業時間は基本的には10時~17時半までですが、7・8月が19時まで、10月が16時半までとなっています。

第3位:つゆが絶品でマス釣りも愉しめる「唐船峡そうめん流鱒乃家」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第3位は、唐船峡そうめん流鱒乃家です。こちらは平成の名水百選認定の唐船峡の冷たい湧水を使い、一年中鹿児島のそうめん流しを愉しめるおすすめのお店です。唐船峡そうめん流鱒乃家でおすすめのメニューは、そうめん・マス塩焼・鯉こく・おにぎり2個がセットになったB定食1250円と、鯉こくが鯉アライになったA定食1575円などがあります。

またこのお店では、釣り堀が愉しめ釣ったニジマスをすぐに調理してもらえ、そうめんと一緒に食べることも出来ます。子供連れの家族には釣りを楽しんだ後に、鹿児島のそうめん流しを愉しむのがおすすめです。釣ったニジマスは塩焼きやアライにしてもらえますが、持ち帰りたい場合には、内臓を取り出し、塩漬けにしてもらえるそうですので、ご家庭で水炊きや塩焼き、ムニエルなど様々な料理にできます。

ここのそうめんは、毎年製造メーカーと何度も試食を繰り返し決定される特注品で、麺の美味しさを最善の状態で提供してもらえます。つゆも唐船峡の名水を使い素材や産地に拘った材料から作られています。またお年寄りや妊婦、車いすの方でも安心できるのが、車でお店のすぐそばまで乗り入れが出来るところです。

このお店へのアクセスは、鹿児島県指宿市の開聞駅から徒歩25分、鹿児島交通バス412で、唐船峡バス停からすぐのところにあります。席数は150席あり、個室もあります。

第2位:90卓もある大きなそうめん流し施設「指宿市営 唐船峡そうめん流し」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング第2位は、指宿市営 唐船峡そうめん流しです。木造で建てられた大きなホールに沢山の鹿児島流のそうめん流しの器械の卓が、ずらりと並べられておりその光景を見るだけでも、既に美味しいそうめんが目に浮かんできそうです。鹿児島の麺つゆは通常でも甘めですが、こちらのつゆはその中でも少し甘めのようです。

セットメニューには、そうめん・おにぎり・マスハーブ焼き・鯉こくがセットになったハーブ焼定食1340円に、そうめん・いなり寿司・マス塩焼きのいなり定食1340円、そうめん・おにぎり・マス塩焼きのB定食1340円、そうめん・おにぎり・マス塩焼き・鯉こく・鯉あらいのA定食1650円などがあります。他にも串などのつまみや、冬季限定のニジマス丼やます釜飯、黒豚丼、ます重などもあります。

こちらは市営の店舗ですが年中無休で営業しており、季節ごとに営業時間が違います。7月から9月の夏は、10時~19時(8月は20時)までで、3月から6月と10月の春と秋には、10時~17時まで(ゴールデンウィークは19時まで)、11月から2月の冬は、10時~15時までで、年末年始は17時までの営業となっています。

このお店へのアクセスは、JR指宿枕崎開聞駅から約2km、鹿児島交通バス指宿行きに乗車し10分のところにあります。バリアフリーの設備が完備してあり、駐車場も500台と大型の駐車場があります。

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鹿児島のそうめん流しおすすめランキング気になる第1位!

第1位:唐船峡の清流を間近に感じながら癒しの空間の「長寿庵」

鹿児島のそうめん流しおすすめランキング気になる第1位は、鹿児島そうめん流し発祥の地である唐船峡にある、長寿庵です。山の緑が生い茂る中にある階段を降りて行ったところにあるのですが、車いすやベビーカーに、足の不自由な人でも行きやすいようにエレベーターもあるところが、嬉しい心遣いです。お店の近くに水の上に浮かぶ水の神様が祭られている、川上神社の神秘的な姿を見ることも出来ます。

このお店では、鹿児島流のそうめん流しを唐船峡の天然水で食べられるのは勿論のこと、マスの塩焼きや、鯉こくのお味噌汁なども愉しめます。鹿児島のそうめん流し発祥の地にある、そうめん流し店には3つあり、人それぞれで好みが分かれるようで甲乙つけがたいのですが、今回はこちらの長寿庵をランキング1位に選びました。

回転式そうめん流しの器械の真ん中に麺つゆが冷やしてあり、薄まったつゆに継ぎ足すことができます。一年中鹿児島のそうめん流しが愉しめるお店ですので、冬はストーブが焚かれていてそれはそれで、風情があるようですし、温かいにゅうめんのメニューもあります。そうめんは単品で570円からあり、鰹のハラガワ460円や鱒塩焼き単品460円、鯉あらい490円、おにぎり250円などがあります。

定食には鱒寿司やせいろ、いなり、鯉こくのみそしるなどがセットになった、上1240円・特上1650円・梅1850円があります。冬季メニューにはセイロセット1030円やなべ焼きうどんセット930円もあります。お店の場所は、鹿児島空港から車で2時間、鹿児島交通バス指宿駅か池田湖方面唐船峡バス停からすぐのところにあります。

営業時間は5月が10時~17時、6月が10時~17時(土日祝日は19時まで)、夏季の7月から8月は10時~20時、冬期の9月から4月は10時~16時までとなっています。総席数500席のうち屋内が245席、屋外が250席で、完全禁煙となっています。駐車場は大型車20台、普通車100台分あります。

鹿児島の大自然と共に楽しむそうめん流しで風情満点!

鹿児島のそうめん流しを紹介してきましたが、通常の流しそうめんと違って、美味しい理由がいくつもありました。皆さんは鹿児島のそうめん流しの魅力を味わってみたくなったでしょうか?大自然の中で天然の湧水を使い、美味しい拘りのつゆで頂く鹿児島のそうめん流しを、鹿児島の名所と共に楽しんでみましょう!

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