セララバアドは予約が取れない!こだわりメニュー・ガストロノミーを解説

その中でも今回はユニーク過ぎて予約が取れないで有名なセララバアドについて紹介していきたいと思います。そして、セララバアドについて紹介する上で大事になってくるガストロノミーについても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

セララバアドは予約が取れない!こだわりメニュー・ガストロノミーを解説のイメージ

目次

  1. 1人気店のセララバアドで食事をしたい!
  2. 2セララバアドとはどんなお店?
  3. 3セララバアドが提供するガストロノミーとは?
  4. 4セララバアドのメニューとは?
  5. 5セララバアドは予約困難?

人気店のセララバアドで食事をしたい!

皆さんは恋人とのデートで行くお店はどのようにして選びますか?また、お客さんをもてなす際に選ぶお店とはどこを選びますか。恐らく、多くの人が考えることは少なくとも「美味しいお店」というのがベースになっていると思います。そこで、今回はフレンチ料理屋「セララバアド」について紹介していきたいと思います。クセのある料理屋なので、ぜひ参考にしてみてください。

セララバアドとはどんなお店?

恐らく、多くの人が「セララバアド」というお店を聞いたことがないと思います。しかし、セララバアドは料理好きな人や美食家たちからしたら超有名店の1つです。そこで、セララバアドをよく知らない人の為にセララバアドはどのようなお店かを紹介していきたいと思います。また、セララバアドの場所や行き方についても紹介していきます。これを参考にして、デートのランチや記念日で利用するディナーとして検討してみてください。

セララバアドはどこにあるの?

まず初めにセララバアドがどこのあるのかについて紹介していきたいと思います。セララバアドは、代々木上原駅から徒歩10分ほどの駅から少し離れたところにお店を構えています。そして、住宅街の中にひっそりとお店を構えているので、土地勘のない人だとセララバアドを見つけるのはかなり難しいです。まず、井の頭通に出て、ルヴァン富ヶ谷店と併設されているカフェから入った道にあります。

ルヴァン富ヶ谷店と併設のカフェの横の通りに入ってまっすぐ進むと、三叉路の分岐が出てきます。その三叉路を左手の方に歩いていくと、道の左手の方にセララバアドがあります。オフィシャルでは徒歩10分となっていますが、複雑な道になっているので徒歩15分くらいの気持ちでいた方が良いと思います。そして、セララバアド周辺には駐車場がありませんので、車での来店はなるべく避けるか、コインパーキングを使ってください。

セララバアドが提供するガストロノミーとは?

セララバアドの立地やレストランについて紹介をしてきました。これだけでも美食家たちが太鼓判を押すのも納得がいくと思います。ちなみにセララバアドとはフレンチ料理屋ですが、セララバアド最大の魅力というのは、正確にはフレンチではありません。セララバアドの本当の魅力はガストロノミーという最新の料理をしていることです。おそらくガストロノミーという単語を聞きなれないと思いますので、紹介していきたいと思います。

ガストロノミーとはどういう意味?

そもそもガストロノミーとはどういう意味でしょうか。ガストロノミーとはもともとフランス語で、日本語に直すと「美食家、美食学」という意味になります。しかし、ガストロノミーとはあくまで料理の一分野にすぎません。もう少し突っ込んだ話をすると、ガストロノミーとは現代技術を駆使して料理をする分野です。つまり「料理を科学で捉えて調理をする」ということです。詳しく語ると長くなってしまうので、ここまでにします。

ガストロノミーは五感で楽しむ分野の料理

ガストロノミーというのは素人ではとても語り切れない料理の領域になっています。なので、料理を極めていない人は、料理を触覚、聴覚、視覚、味覚、嗅覚で楽しむ分野の料理として考えてください。多くの人の身近にあるガストロノミーはコンビニやスーパーマーケットで売っている「知育菓子」です。最近では多くの知育菓子が販売されていますが、それは日本のガストロノミーが発展したのが起因になっています。

セララバアドのメニューとは?

セララバアドのディナーコース

セララバアドは、基本的にディナーコースのみの提供となっています。そして、コース料理がメインになっています。お店は19:00からオープン、そして料理の提供も19:00からになっています。これは席ごとに分かれているのではなく、お店全体でコース料理が進むような形になっています。なので、19:00にお店に着くのではなく、30分ほど前からお店に着くくらいの気持ちでいたほうが良いです。

19:00になるとオープンと同時に一斉にお通しが運ばれてきます。このお通しは「“泥ぶた”の生ハム」です。泥ぶたと聞いて少し怪訝な顔をした人がいると思いますが、ここでいう泥ぶたというのはあくまで名前だけなので安心してください。そして、こちのお通しでさっそくガストロノミーの技が使われています。実は、レンゲの上にある球体はオリーブオイルです。こちらを箸で割ってから生ハムに絡めて食べる料理になっています。

ちなみにこちらの技法はガストロノミーではポピュラーな技法の1つです。人工的にイクラを作る方法を応用して作ったものだとか。とにかく、お通しでさっそくガストロノミー料理を見れるのは驚きです。

セララバアドのディナーコースの栄えある一品目は「霜柱」という料理です。一品目からかなり美しい料理が出てくるので、美食家を目指していない人からするとここで既に驚きです。右の薄いガラスのようなものは、じゃがいものエキスを抽出して薄く固めたいわゆる「ポテトチップス」です。このようなポテトチップスを見たことがないと思います。そして左にある泡の正体は、海藻です。海藻にポテトチップスを付けて食べるそうです。

そのような印象深い料理が出てきた後は「トピナンプール」で箸休め。菊芋という名前の和名をもつトピナンプールは見た目以上に食感が柔らかく、噛むほどに甘味がある上品な料理になっています。タイムとパプリカのソースがあるので、そちらを付けて食べるとまたほのかな甘みが生じるので、お試しください。

そして、このタイミングでシャンパンからワインに変わります。こちらは広島産のワインシャルドネ「TOMOE」というワインになります。他のワインよりも樽香が強く、ワインを飲みなれている人にとってもクセのあるワインです。しかし、飲んでみると実際はバランスが良いです。どんな料理とも合いようなワインになっています。

シャンパンからワインに変わってから出てきたのは、「早春の大地」という名前の料理です。名前からしてかなりおしゃれな名前になっていますが、料理を見れば納得です。雪化粧をベースのイメージとして、ふき味噌、アボカド、オリーブを使って田んぼを表現しています。しかも、土の下にはアボカドが入っているので、「土ごと」食べることができます。これぞガストロノミーの本領です。

ガストロノミーの片鱗を見たところで、ここからキッチンが少し慌ただしくなります。これは、実際にお店に行ってからのお楽しみとなっていますが、ショーを見ていて完成したのがこちらの一品。「才覚海老 カルドッソ」という名前の料理です。「スープっぽい物」の意味のカルドッソです。こちらはスープ多めのリゾットのように見えますが、海老の頭だけ揚げていて、身は生の状態になっているのです。これぞガストロノミー。

続いて出てくるのは「ユリ根 トリュフ」です。こちらは、一見ムース状の何かの上にトリュフが乗っているだけのように見えますが、ここでもガストロノミーの技術が使われています。ちなみに、このムース状のスープはエスプーマというガストロノミーの中でもポピュラーな手法で調理された手羽先のスープです。いつも食べている手羽先のスープとは違う食感に戸惑うこと間違いなしです。

そして、このタイミングで赤ワインに変更になります。こちらは「peau rouge」というワインになります。ルーション地方にある希少なワインの1つです。こちらの赤ワインは少しスパイシーで、バランスが良いコストパフォーマンスの高いワインです。

赤ワインを上品に嗜んでいると、キッチンの方から煙がもくもくと出てきます。しかし、火事ではないので安心してください。これもガストロノミーの1つです。まるで昔のアニメで出てくるような研究室の煙の向こう側から現れるのは「カレイのスモーク」です。スモークチップを使ってしっかりと燻製したれっきとした燻製料理です。味だけではなく、お店のパフォーマンスも満点な料理になっています。

ここまで来てついにガストロノミーを駆使して作られたデザート「冬の湖」です。冬に凍った水面をイメージして作られた冬の湖は、再現度満点です。こちらは、飴を使って氷の表面を作っています。そして、その中にひっそりと浮かぶのは、エスプーマされたカスタードにベリーソースを掛けたものです。食べ方は、表面の飴を割り、中のスイーツを食べるといったところです。見た目でも楽しめるデザートになっています。

そして、2品目のデザートである、「(下から)京人参のマカロン、フィジーチョコ、ラズベリーソーダ、オリーブオイルグミ」です。どのデザートも見たことあるものが多いですが、初めて食べるような感覚になってしまいます。特に、オリーブオイルグミは普通に売っていてもおかしくない気がします。ラズベリーソーダラムネが入っているので、新たな食感に驚くかもしれません。

セララバアドのランチコース

セララバアドには休日のみランチコースを作っています。しかし、休日のランチコースの写真はなかなか見つかりませんでした。公式ホームページによると、ランチの料理は7品から8品ほどになっているそうです。値段は税別で7500円、5300円のアルコールペアリング(食前酒+4グラス)もしくは5000円ノンアルコールペアリング(食前酒+4グラス)のどちらかが選べます。ランチコースはぜひ予約していってみてください。

セララバアドは予約困難?

セララバアドのディナーコースのメニューと、ランチコースの概要について紹介してきました。ランチコースは残念ながら写真がなかったので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。しかし、セララバアドはランチタイムはおろか、ディナータイムでさえ予約が困難を極めているのです。一度来たお客さんがその場で来シーズンの予約をするほどです。そして、予約は基本的に5か月先までは埋まっているそうです。

セララバアドの予約方法とは?

基本的にはセララバアドの席を予約する場合は、公式ホームページのみとなっています。食べログなどのグルメサイトでも予約ができるようになっていますが、何よりも遅いです。なので、ホームページで予約するのが妥当になっています。予約ページに飛ぶと、空いている日がクリックできるようになっています。それ以外の日は予約がいっぱいになっています。ちなみに、予約は3か月以上は絶対に埋まっているので覚悟してください。

セララバアドのキャンセル待ち方法とは?

どうしてもセララバアドの料理が食べたいという人には、セララバアドのキャンセル待ちという裏技があります。このキャンセル待ちというのは、要するにお客さんがキャンセルするのを待つということです。このキャンセル待ちは電話して伝える必要があります。このキャンセル待ちによって1か月後に行けた人もいます。しかし、このキャンセル待ちは日付がいつになるのかがわからないのがデメリットになります。

あえてキャンセル待ちを狙うのもありです。しかし、キャンセル待ちの場合はいつどこでキャンセル待ちの電話が来るかがわからないのです。なので、もしキャンセル待ちの電話に出なかったら他のキャンセル待ちをしている人に電話をかけてしまいます。少し理不尽だと思いますが、これがキャンセル待ちの現実です。キャンセル待ちをしてでも食べたい人は、あえてキャンセル待ちでセララバアドに行くことをおすすめします。

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