キッチンハイターの正しい使い方!洗濯機からお風呂まで水回りのカビを撃退!

スーパーやドラッグストア等で販売されているキッチンハイター。消毒や染み抜きで使われているご家庭も多くいるかもしれません。キッチンと書いてあるため、調理器具だけと思いきや、実は洗濯機やお風呂にも使えるのです。そんな身近で手に入れやすいキッチンハイターを使って、簡単に、家の水回りにこびりついたカビを正しい知識で取り除いていきませんか。今までよりも毎日の掃除がもっと楽に、キレイが続く気持ちの良い暮らしになるような活用法を紹介します。

キッチンハイターの正しい使い方!洗濯機からお風呂まで水回りのカビを撃退!のイメージ

目次

  1. 1消毒や殺菌に大活躍のキッチンハイター
  2. 2キッチンハイターの危険性を知ろう
  3. 3キッチンハイターで洗浄する使い方
  4. 4キッチンハイターをもっと便利に使うアイテム
  5. 5キッチンハイターで洗浄する他の使い方
  6. 6キッチンハイターの使い方のまとめ

消毒や殺菌に大活躍のキッチンハイター

消毒や殺菌で大活躍のキッチンハイター。常備しているご家庭も多いことでしょう。そんなキッチンハイターの使い方と言えば、湯呑みやコップにこびりついたコーヒーやお茶などの茶渋や調理器具の汚れを取り除いたり、布巾についたカビや、排水溝のヌメリのカビを取り除くために活用される人も多いことでしょう。短期間の漬け置きで白くピカピカにキレイになると気持ちがいいものです。

それでは、今から色々と使えるキッチンハイターについて成分や注意点、便利な活用法を紹介します。まずはキッチンハイターの成分を確認しましょう。

キッチンハイターは透明で少しツンとした匂いがする液体ですが、どのような成分が含まれているか知っておきましょう。まずお水が含まれています。それは色々な化合物を混ぜたり薄めるために必要な成分です。次塩素系の次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれるものです。これは漂白剤の役目を果たします。だから白くなるのです。

そして、水酸化ナトリウムです。アルカリ性で、汚れを落とす成分です。ちなみに、たんぱく質を溶かす役目もあります。よってキッチンハイターが直接肌に触れた時にヌルヌルするのは、たんぱく質が溶けているからなのです。最後にアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムです。これは、界面活性剤で、油と水を溶かして漂白剤や水分などの水を混ざり合わせるためにあります。

キッチンハイターの危険性を知ろう

キッチンハイターには上記のように「まぜるな危険」や塩素系、と書いてあります。実際に手に取った際、必ず確認しておくことが大切です。何を混ぜるな危険かというと、アルコール、酢やクエン酸などの酸性、生ごみ、同じ塩素系のヌメリ取り剤等が挙げられます。意外と日常生活にある物で、化学反応を起こしてしまいますので取り扱いに対する危険性をしっかりと踏まえておきましょう。

もし調理器具や布巾等に酸と思われるものが付着している可能性があれば、先に水洗いをしておきましょう。したがってキッチンハイターは塩素に反応しやすいため、注意書きを合わせて今一度確認をしておきましょう。

もし混ざったら塩素ガスが発生し、呼吸が苦しくなったり目や鼻などに痛みを生じる恐れがあります。使う前に使用方法などの注意書きを確認をしておきましょう。また万が一付着した場合は、しっかり水で洗い流したり、医師の診断を受けるなどしてそのままにしないようにしましょう。

キッチンハイターによる事故や体調不良を避けるために、準備をすることです。装備は、ゴムやビニール製の手袋、マスク、エプロン、メガネやゴーグルなど目を保護するものが必要です。キッチンハイターは身体のどこに散っても危険です。そして、密室にならないよう、窓を開けたり換気をしましょう。そして絶対に子どもの手に触れたり近寄らせないことです。

キッチンハイターで洗浄する使い方

まず調理器具を洗浄する使い方です。毎日調理をすると調理器具や食器、布巾も汚れがたまってしまうので、定期的にキッチンハイターを使いましょう。色々な物を切る調理器具の代表ともいえるまな板等はキッチンハイターを使い、カビや食中毒の元となる雑菌を根こそぎ落としましょう。

もちろん、布巾や茶渋やタンニンのしみがついたコップも定期的にきれいにしましょう。ただし、調理器具によってはキッチンハイターが使えない素材があるかもしれませんので、確かめてから活用しましょう。

他にも哺乳瓶の漬け置きもできます。蓋や乳首の隅っこにも汚れが溜まりやすくカビの温床になりがちです。漬け置きの後は、しっかりと水で洗って乾かし、清潔を保つことも赤ちゃんにとって大切なことです。

漬け置きのやり方は簡単です。シンクや洗面器や食器カゴ等に40~50度のお湯を張り、キャップ1杯のキッチンハイターを入れて調理器具や布巾、スポンジなどきれいにしたいものを入れておくだけです。数分から数時間で白くなり、生臭い臭いを解消します。そのあとはしっかりきれいな水ですすぎましょう。

キッチンハイターをもっと便利に使うアイテム

キッチンハイターは液体や泡状のものがあり、壁や頑固な汚れの場合はしっかりキッチンハイターを付着させて汚れを落としたいもの。そのために便利なアイテムが、片栗粉です。片栗粉ならスーパーで手に入れやすく扱いやすいことでしょう。キッチンハイターと片栗粉の合わせ方についてはこれから紹介します。

キッチンハイターを片栗粉でペースト状にするには、キッチンハイターと片栗粉を1:1で混ぜ合わせましょう。ビニール手袋をはめた手や割りばし等、何で混ぜても良いですが、終わったらしっかりと調理器具を洗い流すことを忘れないようにしましょう。このように片栗粉でペースト状にできたキッチンハイターは、壁や角、小さくつけにくい箇所などに垂れ落ちることなく、ぴったり張り付きますので汚れも落ちやすくなります。

片栗粉によってペースト状になったキッチンハイターは上の図のようにスプーンでも良いですし、使い古しの歯ブラシやビニール手袋を付けた手などでならすように付けてもよいです。しっかり汚れた箇所となじませていくことが大切です。

このように、ペーストを張り付けたら数分から数時間放置します。もしくっつきが悪ければ、ちょうどくっつきやすい硬さで水と片栗粉を調節すると良いです。くれぐれも、ペーストが張り付けた箇所と身体や着ている服等に付着しないよう気を付けましょう。うっかり漂白をしてしまうかもしれません。

数分から数時間放置したら、しっかりと洗い流しましょう。お湯でもお水でも大丈夫ですが、お湯の方が緩みやすいのできれいに汚れが落ちます。しばらくの間は換気や窓を開けて、塩素の匂いと湿気を取り除いていきましょう。

キッチンハイターで洗浄する他の使い方

次は洗濯機の洗浄です。キッチンハイターなら簡単に洗濯機をきれいにすることができます。洗濯機は使ううちに衣類の汚れや洗剤のカスと水が混ざって雑菌が繁殖します。そうなると、せっかく洗濯をしても生臭くなったりしてかえって不衛生です。そのためには洗濯機を定期的にキレイにすることを実行しましょう。

洗濯機の掃除の仕方はキッチンハイター500ミリリットルを入れ、樽洗浄や高水位と漬け置きを数時間行います。しかしいつまでも漬け置きを続けておくと、塩素で洗濯槽を傷めてしまいますので、洗濯機やキッチンハイターの使い方などを参考に行いましょう。そして脱水を行い完了です。漬け置きの時、ふたが開けられるタイプであれば、ネットなどで浮いたカビや汚れをすくい取りましょう。

そして、お風呂をキッチンハイターできれいにする方法です。お風呂は水分や汚れが溜まりやすいため、カビが増殖しやすい場所です。そしてカビは根を張りやすいため、日々の掃除だけではすぐにカビが生えてしまいやすいので、定期的にキッチンハイターを使ってお風呂掃除することによって、カビが生えにくくなります。そうすると、お風呂掃除がより楽に、衛生的が保つことができます。

浴槽や壁だけでなく、お風呂の蓋や椅子等お風呂で使っている物も一緒に漬け置きすることで、きれいになります。気になれば、漬け置き前に軽く汚れをこすっておいた方が、カビや汚れがもっと落ちます。

衣類をキッチンハイターで漂白することもできます。数か月、何年も放置していた白いワイシャツが黄ばんでしまうのは、元々落としきれなかった皮脂などが酸化したためです。他にもうっかりと汚れが浮いてしまった衣類をキッチンハイターで漂白することで白く蘇ります。洗面器にお湯を張り、汚れた衣類を入れて、付着した箇所をキャップ一杯のキッチンハイターを垂らし数分~数時間漬け置きしましょう。

キッチンハイターは漂白効果があるので、くれぐれも色柄ものの衣類には使わないようにしましょう。色が抜けてしまい、せっかくの衣類が台無しになります。少しでも衣類に散ってしまうだけでも白くなってしまいますので、色柄ものの衣類を着て漂白作業をすることもやめましょう。

キッチンハイターの使い方のまとめ

キッチンハイターの使い方や危険性を紹介しましたが、いかがでしたか。キッチンハイターはキッチンだけでなく、家じゅうの水回りや衣類などで大活躍です。

また、ごしごし力を入れてこすったりすることなく、放置するだけで漂白や除菌効果があるためとても便利です。定期的に使うことによって掃除が楽になります。危険性を踏まえて作業をすることが大切です。ハウスキーピングをお願いする前にキッチンハイターのある暮らしも良いものです。

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