カヌレ型のおすすめ人気ランキング6選!銅やアルミ・ステンレスも!

表面は黒くパリッと焼けて、中は黄色くもっちりとした食感のカヌレが人気です。フランスの伝統菓子で、材料はシンプルですが、綺麗に焼き上げるためには、コツが必要です。カヌレを綺麗に焼くためには専用のカヌレ型が必要で、この型は伝統的なものは銅ですが、アルミ、ステンレスといった素材もあります。人気のカヌレを焼くためにおすすめのカヌレ型情報をまとめます。素材ごとの特徴や、選び方、使い方とお手入れ法、焼き方の注意点もあわせて紹介します。

カヌレ型のおすすめ人気ランキング6選!銅やアルミ・ステンレスも!のイメージ

目次

  1. 1カヌレ型のおすすめ人気商品でスイーツ作り!
  2. 2カヌレ型のおすすめ人気ランキング6位~1位
  3. 3カヌレ型の選び方
  4. 4カヌレ型の素材ごとの特徴
  5. 5カヌレ型(銅製)の使い方・焼き方
  6. 6カヌレ型(銅製)のお手入れ方法
  7. 7カヌレ型は素材ごとに焼き上がりが違って面白い!

カヌレ型のおすすめ人気商品でスイーツ作り!

フランスの伝統的なお菓子「カヌレ」は、側面に溝が入った形が特徴のある焼き菓子です。外側はカリカリで、中はもちもちの食感が人気で、カヌレを売っている人気店もありますが、手作りすることもできるお菓子です。このカヌレの特徴的な形を作るためには、専用の型が必要で、フランスの伝統的なものから、お手入れ簡単なものなども販売されています。おすすめのカヌレ型の選び方、使い方を知ってスイーツ作りに役立ててください。

カヌレ型のおすすめ人気ランキング6位~1位

第6位:型外れしやすい「馬嶋屋菓子道具店テフロンカヌレ型」

おすすめカヌレ型の人気6位として紹介するのは、馬嶋屋菓子道具店から発売されている、「テフロン加工のカヌレ型」です。高さ58mm、内寸58mmのカヌレ型で、1個270円ほどと手ごろな価格もおすすめポイントです。初めてこのカヌレ型で焼いた人でも、使い方が簡単で、型から外しやすく、焼いた後のお手入れも簡単にできると好評です。カヌレ型の内側にハチミツを塗るこ焼き方で、表面がカリッとした焼き上がりにしています。

第5位:一度にたくさん焼ける「シリコンマート ミディアムカヌレ」

おすすめ人気5位のカヌレ型は、シリコンマートの「ミディアムカヌレ」です。直径45mm、高さ45mmのカヌレが1度に15個焼けるように1シートになっています。1シート3,000円ほどと、銅製やステンレス製のものを15個揃えるよりは低価格で、使い方も楽で、お手入れもお湯に漬けたままでもいいです。ただ、やわらかいシリコンなので、カヌレらしい溝はくっきりとつきにくく、全体的にしっとりとした焼き上がりになります。

第4位:お手入れ簡単「グランシェフセレクト カヌレ型ステンレス製」

おすすめ人気4位のカヌレ型は「グランシェフセレクト カヌレ型ステンレス製」です。直径46mm、高さ40mmほどのカヌレを焼くことができ、1個600円ほどです。お手入れも簡単なステンレス製で、熱伝導率は、銅製に比べると劣りますが、カヌレの形に綺麗な焼き方ができます。錆びにくいステンレスで、カヌレを頻繁に焼かない人や、ゼリーやプリン型と共用したいという人におすすめの商品です。

第3位:コスパの良いのが嬉しい「馬嶋屋菓子道具店アルミカヌレ型」

おすすめ人気3位のカヌレ型は、「馬嶋屋菓子道具店アルミカヌレ型」です。直径54mm高さ49mmと少し大きめのカヌレを焼くことができ、1個560円で販売されています。銅製までの焼き上がりとはいきませんが、カヌレ型の内側にしっかりとバターなどを塗ることで、型から外しやすくなり、カヌレならではのくっきりとした溝がついて、きれいな焼き方ができます。

第2位:上級者向きで繰り返し使いたい「浅井商店 銅 カヌレ型」

カヌレ型のおすすめ人気2位は、「浅井商店 銅 カヌレ型」です。直径53mm、高さ58mmと大き目サイズのカヌレ型で、1個1,166円です。購入したらまず、油を塗って空焼きするというお手入れが必要ですが、カヌレの特徴である表面はカリッと焼けて、内側はしっとりとした焼き上がりになるカヌレ型です。カヌレを手作りしている人たちの要望もあって、高さがあり、フランス伝統菓子らしいフォルムの焼き上がりになります。

第1位:テフロン加工で綺麗に「霜鳥製作所ブラックフィギュアカヌレ型」

カヌレ型のおすすめ人気1位は、「霜鳥製作所ブラックフィギュアカヌレ型」です。直径60mm高さ60mmと大きなサイズで、1個410円です。価格が手ごろで、テフロン加工がしてあり、初心者でも型から外れないという失敗がなく、カヌレを手作りできます。焼き上がりは全体的にしっとりとして、カヌレの溝はゆるやかですが、お手入れも楽にできて、他の食器と同じように扱うことができます。選び方で迷ったらまずこれです。

カヌレ型の選び方

素材で選ぶ

カヌレは、本場のフランスでは、銅製の型で焼かれるお菓子です。銅製のカヌレ型で焼くので、特徴的なくっきりとした溝ができ、表面はカリッとして中はしっとりとする焼き上がりになります。ただそのままでは、型から外れにくくなるので、使い方としてバターや蜜蝋を塗るといった手間が必要になります。またオーブンでの焼き方には、綺麗に焼きあがる温度帯を把握しておく必要があります。

銅製素材で焼き上げるのが難しそうであれば、スチールやステンレスといった素材のものを選ぶ方法もおすすめです。熱伝導率の点では、銅製には劣りますが、使い方、焼き方、お手入れが簡単にでき、お菓子作りの経験がある人であれば、問題なく使いこなせます。もっと手軽に、1度試しに作ってみたい、子どもと一緒に作りたいというのであれば、シリコン製を選ぶ方法もあります。

サイズで選ぶ

カヌレ型は、統一のサイズがありません。概ね40mm~50mmといったものですが、焼きあがると40mmと50mmではだいぶ大きさが違います。選び方で迷った時には、素材の次に、サイズでの選び方があります。焼き方では、同じサイズのものを並べて、オーブンで焼く方が、ムラななく焼き上がりますが、あえてサイズ違いのものを焼いてみて、焼き上がりの違いで、好みのもののカヌレ型の数を揃えるという方法もあります。

初めて買う際はセットタイプがおすすめ

カヌレ型はシリコン製のものを除くと、どの素材も多くが1個単位で販売されています。焼き方では1個だけ焼くものではないので、少なくとも5~6個分の型が必要になります。製菓材料のお店では、カヌレ型を6個セット、10個セットといった単位で販売しているところもあります。こうしたセットタイプの方が、価格も安い場合もあるので、使いたい素材のカヌレ型であれば、セット販売をしていないか探してみることをおすすめします。

カヌレ型の素材ごとの特徴

焼き色をしっかりつけられる「銅」

外はカリッと焦げ色もつき、中はもちっとた状態のカヌレを目指すのであれば、銅製素材のカヌレ型がおすすめです。熱伝導性が良く、カヌレ独特の食感を生み出してくれるので、プロ仕様の素材といえます。使い始めのお手入れが必要で、焼き方を熟知する必要があります。油を塗ってからオーブンで空焼きを一度してから、カヌレを焼くようにすると、型離れもよくなります。

カヌレ作り初心者には、使い方やお手入れ含めて、手間のかかるのが銅製の型です。オーブンでの温度管理が難しく、少しでも高温になると、カヌレ型から飛び出すように膨らんでしまいます。価格も高めになりますので、カヌレを繰り返し作りたいと考えている時や、ステンレスやアルミのカヌレ型の焼き上がりに、満足ができていないという人に、銅製のカヌレ型がおすすめです。

失敗少なく作りやすい「スチール製」

初めてカヌレ作りに挑戦するという人にも扱いやすい素材が、スチール製のカヌレ型です。綺麗に焼き上げてくれる温度対応の幅も広く、高温になっても銅製のように型からカヌレが膨らみ過ぎることがありません。特にテフロン加工してあるものは、レシピ通りの焼き方なら型からカヌレが外れないということがほとんどないので、失敗することがほとんどなく、選び方で迷った時にはおすすめしたいスチール製のカヌレ型です。

丈夫で錆びにくい「ステンレス」

ステンレス製のカヌレ型は、錆びにくく、お手入れしやすい素材です。熱伝導率が、銅製やアルミ製に比べるとステンレス製はあまりよくないので、レシピ通りの使い方、焼き方でも焼き色がムラが生じることがあります。またステンレスの表面に、生地がこびりつかないように、バターなどをステンレス型の内側全面に塗ってから使うのがおすすめです。花のような表面とヒダがきれいに作れるという点では、ステンレス製の利点があります。

焼き色が綺麗につく「アルミ」

アルミ製のカヌレ型は、熱伝導性も良く、綺麗な焼き色がつきます。ただ使い方にコツが必要で、油がなじみにくく、生地を流し入れて焼いた後に、ちゃんと焼けていないと生地が張り付いてしまいます。鉄製などに比べて、薄手でやわらかい素材なので、どこかにぶつけたりすると、変形しやすいので、注意して取り扱ってください。カヌレだけでなく、ゼリーなどの冷菓を作るのにも共用できるという選び方ができます。

一度にたくさん作れて便利「シリコン」

銅製、アルミ製などのカヌレ型を1個ずつ購入すると、5個分購入すると値段もそれなりになってしまいます。シリコン製のものは、シート状になっていて、一度で複数のカヌレを焼くことができて、低予算で、カヌレ作りをしたい人、選び方でコスト重視の方におすすめです。使い方、焼き方は基本のカヌレと同じようにしても、しっとりとしたカップケーキのような焼き上がりにはなります。

シリコン製は、熱伝導性が銅製やアルミ製、鉄製にくらべて劣り、焼き色がつかず、表面がやわらかい状態の焼き上がりになります。ただやわらかいので、型から外す時も外しやすく、やや小さな目サイズのカヌレがいくつもできるので、子どもと一緒に作って、おやつにカヌレ風なお菓子を配るという時にもおすすめです。

型離れが良い「鉄・テフロン」

カヌレ型のなかで、焼きあがった時に型離れが一番良いのが、テフロン加工をした鉄製のものです。テフロン加工は、フライパンでも知られているように、加熱したときに食材が、表面にくっつきにくいようになっていて、カヌレ作りの初心者でも、失敗なく型から外すことができます。選び方に迷ったらテフロン加工のものがおすすめで、1個ずつで販売されているので、欲しい数を揃えられるというのもおすすめポイントです。

カヌレ型(銅製)の使い方・焼き方

フランスでは、カヌレを焼く時には、厚手の銅製の型で焼いています。銅製のカヌレ型を使うことで、高温のオーブンに入れたすぐに、その温度が型を通して生地に伝え、生地がグツグツするような高温にすることで、生焼けのようなべったりとしたものでなく、もっちりとした食感にしています。そして、表面は高温で焼かれることで、バリっとするような食感になります。この銅製のカヌレ型には独特な使い方があります。

①蜜ろうを塗る

銅製のカヌレ型を使うのであれば、伝統的なカヌレの作り方で、蜜ろうを塗るという方法が本格的な味わいに仕上がり、型からも外れやすくなります。蜜ろうの選び方は、食用として使えるもので、精製していないものを使います。蜜ろうを湯せんにかけるか、オーブンを予熱する時の熱で溶かします。この時に、銅製のカヌレ型も一緒に余熱を加えておくと、蜜ろうを型に流した時に、すぐに固まらずに、扱いやすくなります。

溶かした蜜ろうを、銅製のカヌレ型にたっぷりといれたら、蜜ろうを出すという作業をすると、型の内側にきれいに蜜ろうが付き、そのまま逆さにして冷ますと、うっすらと蜜ろうの膜ができます。こうすることで、焼きあがった時に、型から外しやすく、またカリッとした表面には、蜜ろうによる艶ができます。蜜ろうが手に入らなければ、バターで代用することもできます。

②生地をいれる

カヌレの生地は、牛乳、バター、小麦粉、砂糖といったお菓子では定番のシンプルな材料のみで作られていました。今ではバニラビーンズやラム酒で香りをつけることもありますが、シンプルなだけに生地の扱い方がカヌレを綺麗に焼き上げることができるかを左右します。綺麗に焼き上げるコツは、混ぜ合わせた生地を半日以上は寝かせてから使うということです。

混ぜ合わせたばかりの生地を、銅製の型にいれてオーブンで焼くと、生地の中の空気がすぐに膨らんでしまい、型からはみ出るように盛り上がってしまいます。盛り上がってしまった生地は、高温のオーブンの中では、へこんで元に戻ることがないので、形がわるく、口にしたときも気泡が多いカヌレになってしまいます。カヌレの生地は、6時間以上、できれば一晩以上寝かせてなじませてからカヌレ型に入れるようにしてください。

③温度を調整する

銅製のカヌレ型の特徴として、綺麗に焼き上げるための適温の幅が狭いということがあります。スチール製のカヌレ型は、対応する温度の幅が広くありますが、銅製の場合は、少し高すぎても焦げが多いものになり、少し低いだけでも、生地が型から飛び出すようになり、焼き方で失敗してしまうことがあります。スチール、ステンレス、アルミといった場合は、多少オーブンの温度が低くても、生地の空気が水蒸気になって抜けます。

銅製の場合は、温度が低いオーブンに入れてしまうと、生地に含まれている水蒸気が抜けきらずに型の下の方にたまって、生地を押し上げてしまいます。そのため、銅製のカヌレ型を使う時には、オーブンの温度調整にも気をつける必要があります。予熱では220度の設定をしても、いちど開けると庫内の温度は下がってしまうので、高めに予熱する必要があるので、できれば、庫内の温度を図れるオーブンメーターなどを使うと良いです。

カヌレ型(銅製)のお手入れ方法

一番最初のお手入れ方法

銅製のカヌレ型を手にしたら、先ずは型に油をなじませるというお手入れが必要です。銅製の型の内側と外側、全体に刷毛やキッチンペーパーにサラダオイルを漬けて、まんべんなく塗るようにします。それを逆さにして、190度に余熱したオーブンで15分ほど空焼きをします。こうすることで表面の汚れをとり、造りたての微妙な焼きムラをなくすことができます。高温すぎると、内側のスズが溶けてしまうので注意してください。

使用後のお手入れ方法

銅製のカヌレ型は、使い終わったら水洗いせずに、乾いた布で拭くというお手入れ方法がおすすめです。蜜ろうが洗剤や水をはじいてしまいます。蜜ろうが残ることで素材の表面をコーティングして守ってくれます。長期間使わないなら、洗剤を使わずにさっと水で洗って、オーブンでしっかりと乾かしてから、オーブンシートをはさんで重ねて収納します。こうしておくと、型同士が外れないということになりません。

綺麗に長持ちさせるお手入れ方法

銅製のカヌレ型は、購入したばかりの時はピカピカに輝いていても、繰り返し使ううちに色がくすんできます。これはカヌレ型に限ったことではなく、同素材の10円玉硬貨と同じように、酸化などの原因の汚れです。変色したもので焼いても問題ありませんが、輝きを戻し綺麗に長持ちさせるためには、酢と塩を混ぜたものを、柔らかな布に付けて、表面を磨くとピカピカになります。磨いた後はオーブンの余熱で乾かします

カヌレ型は素材ごとに焼き上がりが違って面白い!

カヌレ型には、伝統的でプロ仕様といわれる銅製から、初心者でも使いやすいアルミ、ステンレスといった素材もあります。どの型を選ぶか迷った時の、選び方の参考にしていただき、それぞれの素材の特徴ある焼き上がりのカヌレを手作りしてください。

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