ビスマルクピザの基本レシピ！アレンジ料理や美味しいおすすめ店も

ビスマルクピザは卵好きにはたまらない人気のピザです。ビスマルクピザの作り方レシピを、基本からアレンジまで徹底紹介します。レシピによってトッピングする具材やソースの味が違うので、お気に入りを見つけてみてください。併せて、作り方のポイントや注意点も解説しています。

ビスマルクは生地に生ハムやマッシュルーム、モッツアレラチーズをのせ、半熟卵を中央に落として焼き上げたピザです。半熟卵をのせることが特徴で、とろりとした黄身を他の具材と絡めながら食べて楽しみます。

トッピングはさまざまな食材でアレンジできますが、ビスマルクという名前のピザであれば、半熟卵がのっているのが基本です。一般的なビスマルクピザは、子供から大人まで親しみやすい、まろやかな味になっています。

ビスマルクピザのビスマルクは、1862年のプロイセン王国(現在のドイツ)の主相であった、オットー・フォン・ビスマルクの名前から由来されています。

ビスマルクの大好物は、目玉焼きがのったステーキでした。しかし、一般国民にはステーキは高価すぎて、なかなか食べれない料理です。そこで、身近にある料理に目玉焼きをのせたものを、ビスマルク風と呼んで食を楽しんだといわれています。しだいに同盟国であるイタリアにも広がり、ビスマルクピザが誕生したのでしょう。

1882年にイタリア、ドイツ、オーストリアが三国同盟を結びました。その当時ビスマルク率いるドイツは、イタリアとも盛んに交流があったといわれています。もちろん、食文化の交流もあったでしょう。ビスマルク風の料理に影響を受けたイタリアが、ビスマルクピザを誕生させたのは、この頃ではないかと考えられます。

さまざまなトッピングで楽しめるビスマルクピザですが、ここでは生地にトマトソースを塗って、チーズ、生ハム、卵をトッピングした、シンプルなタイプのカロリーを紹介しましょう。

シンプルなビスマルクピザのカロリーは、目安として1枚300gにつき812kcalです。1/6カットにした1スライスは、135kcalになります。半熟卵が複数使用されていたり、チーズが増量されている場合は、その分カロリーもアップするでしょう。ちなみに、卵を1個増やすとカロリーが約90kcalアップします。

市販の生地でも良いですが、自分で生地から作るとひとあじ違った美味しさがあります。生地の作り方は簡単ですので、ぜひチャレンジしてみてください。生地の材料は薄力粉150g、強力粉150g、塩4g、砂糖9g、オリーブオイル10g、ぬるま湯180g、ドライイースト3gです。

トッピングの材料は卵1個、生ハム3枚、ブラックペッパー少々、トマトソース大さじ3を用意してください。生ハムがなければベーコンでもOKです。材料は25cmのピザ1枚分になります。

サクサクとしたタイプの生地に仕上がります。さらにボリュームアップしたい場合は、お好みの具材を足してもOKです。

また、卵を最初からのせて焼くと、熱が入りすぎて硬めの目玉焼きになってしまう可能性が高いです。生地の縁が色づき始めたタイミングで、一旦ピザを取り出して中央に卵をのせてください。この時バランスよく卵をのせれるように、そっと割り入れましょう。

美味しく仕上げる作り方のコツを紹介しましょう。オーブンは必ず余熱しておくことです。予熱することで温度を安定させ、失敗を防いできれいな焼き上がりになります。また、卵をトッピングする時は、生地の周辺や具材を少し高めに盛っておくと、卵が流れ出るのを防ぐことができるでしょう。

【材料】
(具材)

• じゃがいも：1個
• しめじ：1/2パック
• ウインナー：5本
• 玉ねぎ：1/2個
• 卵：1個

• 粉チーズ：少々
• モッツアレラチーズ：1パック
• トマトソース：80g
• ピザチーズ：30g
• オリーブオイル：適量

1. じゃがいもは皮付きのまま、薄切りにします。
2. 玉ねぎはスライスにします。
3. ウインナーは食べやすい大きさに切ります。
4. モッツアレラチーズはスライスにします。
5. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、玉ねぎ、ウインナー、しめじを炒めます。
6. 塩こしょうをふって炒め、容器に取り出しておきます。
7. フライパンに1を並べ、粉チーズをふります。
8. 蓋をして弱火で5分蒸し焼きにします。
9. 8にトマトソースを加え、ゴムべらで平らにならします。
10. 6の炒めた具材をのせます。
11. モッツアレラチーズとピザチーズを上に並べます。
12. 中央に卵を割り入れ、蓋をして中火で5分焼きます。
13. お皿に盛って、仕上げにオリーブオイルをかけたら完成です。

生地の代わりにじゃがいもを敷いた、ボリューム満点のビスマルクピザの人気レシピです。具材を先に炒めて味付けしておくことが、美味しい作り方のポイントになります。ビールやワインのおつまみにも、ピッタリ合うでしょう。フライパンひとつで簡単に作ることができます。焼き時間を調整して、お好みの黄身の硬さに仕上げてください。

【材料】2人分

• れんこん：200g
• ベーコン：80g
• とろけるチーズ：100g
• 卵：1個
• 水：100cc
• ベビーリーフ：適量

1. れんこんはスライサーで薄くスライスして水にさらします。
2. キッチンペーパーで水気を取ります。
3. フライパンにれんこんを敷き詰め、とろけるチーズとベーコンを重ねます。
4. さらにれんこん、とろけるチーズを重ね、中火で5〜8分加熱します。
5. 裏返し、反対の面にもこんがり焼き色が付くまで焼きます。
6. 耐熱ボウルに水と卵を割り入れ、卵黄に竹串で小さく穴をあけます。
7. 600Wのレンジで1分加熱し、ぞっとザルに上げて水気を切ります。
8. 5の上にベビーリーフと7のポーチドエッグをのせて完成です。

れんこんを薄くスライスしカリカリに焼いて、生地の代わりにしました。れんこんにとろけるチーズとベーコンを重ね、仕上げにとろとろのポーチドエッグをのせています。歯ごたえのある食感がとても美味しいです。

ポーチドエッグの作り方はレンジによって加熱時間が異なるので、様子を見て調整しましょう。卵黄に穴をあけないと、加熱中に破裂してしまう場合があるため、注意してください。

生地を餃子の皮で代用した、ビスマルクピザの簡単人気レシピです。餃子の皮を重ねながら円形に並べ、ほうれん草やソーセージの具材をトッピングしました。別鍋でポーチドエッグを作り仕上げにのせると、ビスマルク風に仕上がります。フライパンで手軽にできるのも魅力です。

表面に焦げ目を付けたい場合は、バーナーなどで炙ってください。お好みでブラックペッパーをかけると、味がしまってさらに美味しくなります。

レモンバジル味の鯖缶を使った、ビスマルクピザの人気レシピです。ピザ生地は香り高いライ麦粉入りで、クリースピータイプに仕上げました。

作り方のポイントは、トマトの主張が弱めの方がバランスが良いのため、トマトソースは薄く伸ばすことです。濃厚なビスマルクでも、生地が薄めでサクサクしているので、胃にもたれずにおいしく食べれるでしょう。

駒沢大学駅のすぐ近くにある、おしゃれな外観のお店です。イタリア人オーナーが自ら焼き上げる、本場ナポリのビザが楽しめます。ポルケッタとマッシュルームのビスマルクは、半熟卵を潰してソースのように絡めながら食べると絶品です。豚肉とマッシュルームの旨味が、卵のまろやかさに包まれて、何度でも食べたくなるピザです。

ディナーよりお得なランチもあり、セットのサラダやデザートもボリューム満点でおいしいと、人気を集めています。何を食べてもハズレがないと、地元の人からも愛される人気店です

自慢の薪窯で焼き上げた熱々のピザが楽しめる人気店です。東京ミッドタウンでテラス席はもちろん、店内からも桜並木や夜景を眺めることができる、最高のロケーションにあります。

ビスマルクはもっちりしたピザ生地に、モッツアレラチーズと半熟卵が申し分ないくらい美味しいです。ハーフ＆ハーフの注文も可能で、ビスマルクの他にも違う味を楽しみたい方にはおすすめです。ワインにもこだわりを持つお店で、ピザに合うワインが多数揃っています。休日のランチは行列ができるほど人気ですので、予約をした方が確実でしょう。

自家製生地の本格的な窯焼きピザが楽しめるお店です。リーズナブルで美味しいピザを食べれることで、人気を集めています。ビスマルクは小ぶりなピザに卵がたっぷり使われており、生地の香ばしさとよく合います。

食べログのピザ百名店にも、選ばれたことのあるお店だそうです。ピザ好きの方は最寄方面へ行った際に、ぜひ足を運んでみてください。現在、ランチ営業は行っていないそうです。

永福町で美味しいピザ屋といえば、誰もがおすすめするほどの名店です。ピザはもちろんのこと、日本では数少ないイスキア郷土料理を盛り込んだ、本格的なイタリア料理を楽しめます。

ビスマルクは自家製ハムを贅沢にたっぷりと使っており、とろりとした卵黄がのったボリューム満点のピザです。もっちりとした手作り生地がとても美味しく、かなり食べ応えがあります。本場ナポリのビスマルクピザが食べたい時に、おすすめのお店です。

ビスマルクピザの基本レシピやアレンジ料理の作り方を紹介しました。半熟卵のとろとろ黄身が、ピザ全体の味にコクとまろやかさを加えて、とても美味しいピザです。卵を上手に中央に盛ることができれば、尚一層美味しそうに見栄え良く仕上がるでしょう。まだ、ビスマルクピザを食べたことのない方は、ぜひ一度食べてみてください。