ポテトサラダにりんごを使うレシピ！地域によって入れる果物は違う？

ポテトサラダは、日本のおふくろの味といわれる料理のひとつです。本記事では、りんごの甘酸っぱさとシャキシャキ食感がたまらない、人気のポテトサラダのレシピを紹介します。ポテサラに使うことの多い他の果物についても触れているので、フルーツ好きの方は必見です。ぜひ自分の作るレシピと比較しながらチェックしてみてください。

オーソドックスな組み合わせとして知られるポテトサラダ×りんごですが、なぜこのコンビが定番になったのでしょうか？まずは、その謎について詳しく解説します。りんご入りのポテサラが好きな方も、そうでない方もぜひ確認してみてください。

ポテトサラダに入れるフルーツといえば、りんごの他にみかんやレーズンなどがあります。最近は見かけることが少なくなりましたが、以前はレストランやお弁当のポテサラにさくらんぼの缶詰がのっていることがよくありました。意外なところでパイナップルや黄桃缶、柿を入れる方もいるようです。

フルーツ入りのポテトサラダは、1950年代から1990年代前半までよく作られていたといわれています。実際、子供のころに果物を入れたポテサラを食べたことがある方もいるのではないでしょうか？特に、京都や北海道などの地域ではフルーツ入りのサラダが好まれる傾向にあるようです。

果物入りのポテトサラダを好む方がいる一方、苦手とする方もいます。苦手な方の中には「甘いのとしょっぱい食べ物の組み合わせに混乱する」「まずい」という意見が多いようです。果物を食後のフルーツやスイーツとして認識している方は、ポテサラに入れること自体に違和感を感じるのかもしれません。

料理と果物の組み合わせはポテトサラダに限りません。酢豚×パイナップル、ドライカレー×レーズンは定番中の定番といってもよい組み合わせです。また、酢の物×みかん、生ハム×メロンのコンビもよく見かけます。

最近では生ハムと果物の組み合わせが特に人気のようです。生ハム×イチジク、生ハム×桃などいろいろな果物に使えるので、気になったらぜひ試してみるとよいでしょう。

りんご入りポテサラに使用する材料は、じゃがいも60g、りんご30g、きゅうり20g、マヨネーズ小さじ2、酢小さじ1/2強、粒マスタード小さじ1/2、塩0.4g、こしょう少々です。酢はりんご酢や米酢などお好みのものを使用してください。

1. じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切ります。
2. 鍋にじゃがいも、水適量（分量外）を入れ、柔らかくなるまで茹でます。
3. 湯を切り、熱いうちにマッシャーでつぶします。
4. 皮つきのりんご、きゅうりは5mm角に切ります。
5. 3のボウルに4、マヨネーズ、酢、粒マスタード、塩、こしょうを入れます。
6. 全体をよく混ぜ、器に盛り付けたら完成です。

りんご入りポテトサラダ2人分の作り方を紹介しました。じゃがいもは柔らかく茹でたら熱いうちにつぶし、手早く調味料を合わせましょう。塩や酢がじゃがいもに染み込むため、しっかりと下味をつけることができます。高カロリーのマヨネーズをたくさん入れなくても美味しく仕上がるため、カロリーダウンにもなるでしょう。

カットしたりんごをすぐに和えない時は、食塩水やレモン水に浸けておくと変色防止になります。余ったポテサラは、食パンやバゲットにはさんでサンドイッチにするのもおすすめです。

作り方のポイントは、りんごの皮をむかずに使用することです。りんごの皮には、食物繊維やビタミンなどが多く含まれています。その量は、なんと果肉部分を上回るといわれるほどです。赤色がアクセントになって、見た目が華やかに仕上がるのも嬉しいところです。

ポテトサラダにはいろいろなフルーツが合いますが、中でもりんごとの組み合わせは相性抜群です。甘みと酸味が絶妙なバランスになるため、いつものサラダもぐんとグレードアップさせられるでしょう。ポテサラに飽きた、マンネリを感じているという方にもおすすめです。紹介した作り方を参考に、ぜひ昔懐かしい味わいを再現してみてください。