2020年06月12日公開
2024年10月23日更新
キジハタのおすすめレシピまとめ!旬や選び方のコツも一緒に解説!
キジハタを使った簡単な人気レシピを紹介します。煮付けなどの和風メニューや一風変わったイタリアンメニューなど、キジハタのおいしさを堪能できるレシピを掲載!鍋を使った調理方法以外にもフライパンでできるレシピをまとめました。
キジハタのおすすめレシピを紹介
キジハタのロースト。 pic.twitter.com/38TOSq8ky4
— バンビ (@accuge) June 6, 2020
この記事では、キジハタの煮付けや酒蒸しなど、和食の定番メニューや新鮮なキジハタを堪能できる生食のレシピをピックアップしました。また、鍋を使わずにフライパンで作れる、簡単おすすめの人気レシピも紹介していきます。
キジハタの旬と選び方
キジハタをおいしく食べるためには、旬や選び方についての知識が必要です。どの魚にも、一番おいしい時期や良い素材の選び方があります。ここではキジハタの旬や選び方のコツやポイントについて、解説していきます。
旬の時期と産地
今家着いてタックル洗ってシャワー浴びてサッパリまったりです😁
— 兄 (@iW6Z0mo3MFIJODC) June 5, 2020
極太キジハタは54cmでした🤩
あのデカい遺伝子を絶やしたくないので、丁寧にリリースしました🐟
東海地区は個体数が少ない魚なのでリリースしてます🐟
徐々な増えてはきていますけど👍
これからも楽しませてくれますように🙇♂️ pic.twitter.com/RtoqQgXhi9
キジハタはハタ科の高級魚として、釣り人にはよく知られている魚です。日本近海では、青森県から九州にかけて広い範囲に分布し生息しています。関西、瀬戸内海地方ではアコウやアコと呼ばれ、地域によって呼び名が異なります。どの地域でも高級魚として扱われ、刺身や鍋物、煮付け、唐揚げ、茶漬けなどにして食されています。
春から夏にかけて旬を迎え、旬の季節には脂のりがとても良くなります。これが夏のフグと呼ばれる所以です。夏場は刺身などの生食が人気の食べ方ですが、寒い時期には煮付けや鍋物にして食べるのが人気です。
キジハタの漁獲量は全体に少なく、主に福井県あたりから九州にかけての日本海沿岸や瀬戸内海で漁獲されている。
夏の市場を彩っている魚だが、通年水揚げはあり、一年を通してあまり味に大きな差はないようだ。
キジハタの選び方
その後のキジハタは尺ならず。😥 pic.twitter.com/Zj7Hplchj7
— 3548won (@3548WON) May 29, 2020
キジハタの選び方のコツは体が大きい個体を選ぶことです。大きさの目安として、40㎝程度のサイズが大きい部類に入ります。また、身体全体に透明のぬめりが残っていて、模様がハッキリしている個体を選ぶのがポイントです。また、魚体の色が全体的に鮮やかで、目の色に透明感があり黒目がはっきりとしている個体は、新鮮だとされています。
キジハタは大きいものでも40cmほどなので、できるだけ大きいものがお勧め。
おすすめの食べ方は?
キジハタはクセや臭みが少なく、プリっと締まった肉質をしています。ほかの白身魚と比べてシコシコとした歯ざわりのある触感が特徴です。刺身で食べると味わい深いですが、どのような調理方法でも、とてもおいしく食べられます。煮付けや鍋物にして食べるのが、特に人気です。
定番の刺身では、脂がのって甘みのある味が堪能できますが、アニサキスやイカリムシなどの寄生虫がいる場合があります。アニサキス予防について、厚生労働省は「鮮度を徹底!目視で確認!冷凍・加熱で予防!」と注意喚起しています。イカリムシについては、人体に影響はないとされています。
あこうは白身で刺身がとにかくおいしいです。 断然に刺身がおすすめです。
キジハタのおすすめ人気レシピ
刺身から煮物、焼き物、揚げ物、鍋物まで、幅広い調理方法で堪能できるのがキジハタの特徴です。ただし、簡単には手に入らない高級魚ですので、それなりの料理に調理して味わいたい食材です。
キジハタの煮付け
【材料】
- キジハタ…1尾
- A酒…大さじ3~4
- A醤油…大さじ3~4
- Aみりん…大さじ3
- A水…200cc
- A砂糖…大さじ2
- Aしょうがチューブ…3~4cm
【作り方】
- フライパンにキジハタを投入する。
- 穴を開けた落とし蓋(アルミホイル)をキジハタにかぶせ熱湯でサッと湯通しする。
- 落とし蓋を取り、冷水を掛ける。
- フライパンからキジハタを取り出し包丁でバッテンの切込みを入れる。
- フライパンにAの材料を入れ軽くかき混ぜる。
- 沸騰してからキジハタを投入し、落とし蓋をして10分中火でクツクツ煮込む。
- 10分後、落とし蓋を取り5分ほど煮汁をかけ続けて完成です。
3の工程は飛ばしても問題はありませんが、冷水をかけることで身が締まります。調味料の分量については、好みに合わせて調整が可能です。最後に盛り付ければ、キジハタの煮付けのできあがりです。煮汁がごはんによく合います。
キジハタの酒蒸し
【材料】
2人前
- キジハタ…2尾
- だし昆布…1片
- しょうが…適量
- 酒…100cc
- A醤油…大さじ2
- Aみりん…大さじ1
- A塩…少々
【作り方】
- キジハタのウロコを取り、エラと内臓を取り除きます。
- 内臓を出したら丁寧に流水で洗い、軽く水気を取ります。
- キジハタの体全体に塩を振り、10~15分ほど置き、キジハタに飾り包丁を入れます。
- 鍋にだし昆布を引き、その上にしょうがを置き、さらにその上にキジハタを置きます。
- 残りのしょうがをキジハタの上に置きます。
- 鍋に酒を回し入れ、フタをして火を点けます。
- 蒸気が上がったら弱火にし、15~20分蒸します。
- 蒸し上がったらキジハタを取り出します。
- 残った煮汁を煮詰め、Aの調味料を入れてタレを作ります。
酒蒸しにすることと、しょうがを使うことによって魚独特のくさみがなくなります。紹介したタレ以外でも、ポン酢などのさっぱり系の味もおすすめです。盛り付けてタレをかければ、キジハタの酒蒸しのできあがりです。
キジハタのアクアパッツァ
見た目はパッと華やかで豪華に見える「アクアパッツァ」は、意外と簡単に作れるメニューです。魚貝類の下ごしらえを終えてしまえば、あとはフライパンで蒸し焼きにするだけで完成します。高級魚キジハタを使った贅沢なアクアパッツァは、パーティーなどにうってつけのメニューです。
キジハタのカルパッチョ
イタリア料理の前菜として、日本でもおなじみのカルパッチョです。カルパッチョは、生の魚介類などを薄切りにし、オリーブオイルやソースをかけた料理です。キジハタの旨みと食感が、イタリアンの味付けと相性抜群です。カルパッチョのオイルやソースが、一段とキジハタのおいしさを引き出してくれます。
キジハタの夏野菜煮込み
夏にピッタリの高級魚キジハタと夏野菜をたっぷり使った、栄養満点のスタミナメニューになります。夏場に食欲が落ちているときでも、箸が進んでしまうおすすめの一品です。キジハタの出汁と夏野菜の旨味が効いたスープは、とても味わい深くやみつきになります。
キジハタの黒酢炒め
高級魚キジハタを贅沢に使った炒め物のメニューです。健康食品として人気の黒酢を使うことで、さっぱりとした味わいになります。キジハタの身のやわらかさと野菜の旨みが、ご飯によく合います。
キジハタの酢モツ
魚のおいしさを熟知する漁師の間で人気なのが魚の内臓です。ホルモンが好きな人にはたまらない歯ごたえで、お酒のお供としてよく合います。新鮮なキジハタが手に入ったなら、ぜひおすすめしたいおつまみメニューです。
キジハタとあさりのトマト煮
キジハタとあさりの出汁が効いた、おすすめのイタリアンメニューです。イタリア料理に欠かせないトマトを使い、魚のくさみを消しています。また、にんにくとバジル、オリーブオイルが味にアクセントをつけています。手軽で簡単に作れるオシャレな一品です。
キジハタを美味しく食べよう
ご近所に素敵なお店が出来ました✨
— かないみか (@MIkAKANAI3018) January 29, 2018
これはキジハタ(*^o^*) pic.twitter.com/IqU2qURIBW
簡単にできる、さまざまな人気レシピを紹介しました。多くの調理方法を使うことで、キジハタをバリエーション豊かなメニューで楽しむことができます。この記事で紹介したほかにも、キジハタをおいしく堪能できるレシピは多く存在します。
鍋物や煮付けにして味わうのが王道の人気レシピですが、意外にもイタリアンなどの洋風な味付けにも合う食材です。この記事を参考にして、ぜひキジハタを味わってみてください。