魚の骨が喉に刺さった時の取り方!喉の奥の違和感にご飯の丸のみは危険?

魚の骨が喉に刺さってしまった時に自分で対処する方法を紹介!ご飯を丸のみするのは本当に効果的なのかも調べました。魚の骨が喉に刺さった時の注意点や耳鼻科を受診するタイミングを知り、魚料理を美味しく食べましょう。

 魚の骨が喉に刺さった時の取り方!喉の奥の違和感にご飯の丸のみは危険?のイメージ

目次

  1. 1魚の骨が喉に刺さった!
  2. 2魚の骨が喉に刺さった時の取り方
  3. 3魚の骨が喉に刺さった時の注意点
  4. 4魚の骨が喉に刺さったらすぐに適切な対処をしよう

魚の骨が喉に刺さった!

新鮮な大量のサンマ

魚料理を食べている時に、魚の骨が喉に刺さってしまった経験がある人は、多いのではないでしょうか?骨が喉に刺さってしまうと、喉に違和感を感じたり、食べ物を飲み込む時に痛みを感じて、辛いものです。刺さらないように注意していても、小骨の多い魚を食べていると、完全に防ぐことは難しいです。

子供や高齢者の喉に刺さってしまった時にも慌てることのないように、適切な処理方法を学びましょう。

魚の骨が喉に刺さった時の取り方

具体的に魚の骨が刺さった時の対処法を紹介していきます。ここで紹介した方法を学んで、間違った対処法をしないように、しっかり学んでいきましょう。

取り方①うがいをする

水を口に入れる女性

魚の骨が刺さり、喉に違和感を感じたら、水でうがいをしましょう。うがいで喉を動かすことによって、魚の骨が抜けやすくなります。喉を洗い流すように意識することが、ポイントです。刺さっていた場所によっては、うがいで簡単に取れる場合があります。

取り方②唾液を飲み込む

喉を押さえる女性

魚の骨が刺さってしまったと気付いたら、口には何も入れず、唾を飲み込んでみましょう。ゆっくり飲み込んで、喉を動かすことを意識します。うがいと同じく、喉を動かすことで、骨が抜けやすくなる可能性があります。

取り方③ピンセットで取る

銀色のピンセット

うがいや唾を飲み込む方法で取れなかった場合は、鏡で口の中を見てみましょう。見える場所に魚の骨が刺さっていたら、ピンセットで抜く方法もあります。しかし、注意点があります。ピンセットでさらに奥に押し込んでしまったり、骨の一部分だけが喉に残ってしまう可能性もあります。

残った骨の欠片が見えなくなってしまった場合は、耳鼻科でも見つけられなくなってしまいます。ピンセットを使う場合は慎重に行いましょう。

取り方④耳鼻科で受診する

白衣の女性

自分で対処する場合、状態をさらに悪化させてしまうことも考えられます。無理をせず、耳鼻科を受診することも大切です。痛みが強い時や長引く場合には、すぐに耳鼻科に行きましょう。耳鼻科では、喉の奥に刺さった魚の骨は特殊な器具を使い、取り除いてくれます。

魚の骨が喉に刺さった時の注意点

ここでは魚の骨が喉に刺さった時、注意する点について紹介します。知らずに悪化させることのないように、しっかり覚えておきましょう。

ご飯の丸呑みは危険

白米を食べようとしている女性

魚の骨が喉に刺さった時は、ご飯を丸呑みすると良いと、聞いたことはありませんか?実は、ご飯を丸呑みすると、逆効果になることがあります。喉に魚の骨が刺さった状態でご飯を飲み込むと、ご飯で骨を粘膜の奥に押し込んでしまうことがあるのです。粘膜の奥に骨が深く刺さると、化膿しやすくなります。

また、奥にある食道の粘膜に刺さったり、食道へ入ってしまったりするなど、リスクが大きいです。粘膜に傷をつけてしまうこともあるため、ご飯の丸呑みは絶対にやめましょう。

刺さったまま放置しない

手でバツ印をつくる女性

何もせず、自然に魚の骨が抜けるのを待つ人も、多いのではないでしょうか?放置すれば、何かの拍子に食道の奥に入ってしまう可能性もあります。魚の骨は溶けませんので、すぐに取り除く対処をしましょう。少し痛みが残っているけれど、傷が残り骨は取れていたという場合もあります。次の方法で確認してみましょう。喉仏を左右からつまみ動かします。

喉が痛むようであれば、まだ骨が残っている可能性があります。放置せずにすぐに耳鼻科へ行きましょう。

骨が刺さりやすい魚の種類

ウナギ丼

骨が刺さりやすい魚には、どんな種類があるのでしょうか?アジフライにしたアジは丸ごと食べることが多いため、刺さりやすいです。他にはサンマ、ウナギ、タイ、サバ、サケ、イワシなどがあります。小骨の多い魚は細く小さな骨であるため、喉に刺さりやすいのです。

魚の骨が喉に刺さったらすぐに適切な対処をしよう

焼いたイワシ

魚の骨が喉に刺さった時は、状態に応じた対処が必要です。子供の喉に刺さってしまった場合は、まずは喉をのぞいて見てください。見える場所に骨が刺さっていれば、手で取り除いてください。子供や高齢者は骨に気付かないまま、飲み込んでしまいやすいです。食事中は特に注意して見ていましょう。

調理中にできるだけ骨を取り除くことも大切ですが、全てを取りきることは難しいです。適切な対処法を知っておくことで、状態を悪化させないように気を付けましょう。美味しい魚料理を楽しく食べるために、魚の骨が刺さった時の対処法を紹介しました。ぜひ役に立ててください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ