京都のB級グルメを食べ歩き！地元の口コミ情報からおすすめ店を厳選紹介！

1896年に明治天皇が東京への遷都を行うまでの間、1000年以上に渡り日本の首都であった京都。歴史的建造物や有形文化財が街中の到る所に存在するこの街は、訪れた者全てに都として刻んだ歴史の長さを感じさせます。海外からの観光客も多く、文字通り日本を代表する古都として世界に知られる存在です。

そんな京都の食文化として多くの人が思い浮かべるのが、京料理と呼ばれるいわゆる京都ならではの懐石料理です。四季折々の食材を中心に、細かな技術で彩られた繊細な料理というイメージの強い京料理ですが、庶民には少々敷居の高い印象があります。

しかし実際の京都にはローカルなB級グルメが豊富に存在し、多くのグルメファンを魅了しているのだそうです。今回はそんな京都B級グルメの中から、地元民おすすめの人気店をPICKUP致しました。

では早速地元民がおすすめする京都の人気B級グルメをご紹介していきましょう。地元民がこよなく愛する京都のB級グルメがズラリと勢揃い！気に成るお店はしっかりとメモしておきましょう。

京都府民のソウルフードとして知られるにしんそば。明治から食べられているこちらのにしんそばは、身欠きにしんとお蕎麦を合わせたシンプルな一品です。この京都名物でもあるにしんそばを最も美味しく食べさせるお店として、地元民の人気を集めているのが総本家にしんそば松葉さんです。

実はこちらの総本家にしんそば松葉さんは、にしんそばを世に送り出した張本人でもあります。こちらの2代目である松野与三吉氏がこのにしんそばを発案した人物で、以後京都名物として130年以上もの間愛され続けているのです。京都を代表するB級グルメの、その本家本元がこちらの松葉さんという事に成ります。

京都以外ではなかなか口にすることも無いであろうにしんそばですが、どうせなら本家で頂きたいという事で、多くの方がこちらの総本家にしんそば松葉さんで頂きたいという方が多く、多数の口コミが寄せられています。シンプルながらも奥深いその味わいに、多くの人々が舌鼓を打っている様です。

B級グルメの最右翼と言えば何と言ってもラーメンでしょう。今や国民食と成ったラーメンですが、京都はこのラーメンの激戦区でもあります。多くの人気店がシノギを削る京都のラーメン業界において、安定した人気で多くのファンを抱えるのがこちらの本家 第一旭 たかばし本店です。

京都の2大人気ラーメン店と言われ、日本全国のラーメンファンにその名を知られるこちらの本家 第一旭 たかばし本店は、画像を見ても分かるようにあっさりとした醤油味のラーメンを提供する店舗で、スッキリとした味わいのスープと中太のストレート麺が絡み合い、何とも言えない美味さを醸し出します。

超が付くほどの人気店として知られるだけに、多くのラーメンファンがこちらの店舗に訪れている様です。余りの美味さにラーメンを食べに何度も京都を訪れているという方の口コミも見つかりました。ただ、人気店が故の行列はかなりのモノだそうで、皆さん冬場はちょっと心が折れそうに成るとの事でした。

先に紹介した本家 第一旭 たかばし本店と人気を二分するもう一方の京都ラーメン界の雄が、こちらの新福彩館本店です。

こちらのラーメンは本家 第一旭 たかばし本店とは正反対に、スープの色がとにかく黒いラーメンです。まるで富山のB級グルメとして知られる富山ブラックの様なこのスープこそが、新福彩館本店が人気を集める第一理由と成っています。

見た目通りの濃厚な味かと思いきや、こちら意外にもその味はさっぱりとしており、スルスルと口の中に麺が進んで行きます。京都B級グルメを語る上で外せない新福彩館本店のラーメンは、京都に訪れた際は必ず食べておきたい一品です。

「食べれば食べるほどに癖になる」そんな口コミが観光客・地元民問わず数多く見受けられました。実は先程紹介した本家 第一旭 たかばし本店と新福彩館本店は、東京にも数店舗を出店しており、京都旅行の際にハマったという方からは「都内でも足繁く通っている」といったTweetも寄せられていたのが印象的です。

B級グルメに欠かせないお好み焼き。大阪にほど近い京都もまた日頃からこのお好み焼きを食べる地域です。そんな京都っ子達がこよなく愛す地元のお好み焼き屋がこちらのジャンボです。その名からも分かるようにこちらのお好み焼きは圧倒的なほどのボリュームを誇り、1玉のサイズは30cmはあろうかという大きさです。

勿論そのサイズに見合った具材がたっぷりと入れられており、これ以上無い満腹感を味わうことが出来ます。そして勿論味の方も地元民のお墨付きと成れば、B級グルメ好きはスルーする訳にはいかないでしょう。来店の際は必ず腹ペコ状態で訪れる事をおすすめ致します。

こちらの口コミには「満腹感」「大満足」といった内容が多数並びます。それでいて且つ味も良いという事で、連日こちらには多くのお客さんが訪れている様です。然しながらそれだけの人気店という事も有って、ピーク時の行列は相当な物に成るとの事ですので、スケジュールの調整は前以て行って居たほうが良さそうです。

舌の超えた京都の地元民を唸らせるうどん屋として話題を集めているのが、こちらの山元麺蔵です。こちら地元民の間では京都で一番美味いうどんを食べさせるとして超が付く程の有名店です。

その美味さは他のうどん店とは別次元だそうで、「美味しいうどんを食べたいのだけど」と京都の人に尋ねた場合、10人が10人「山元麺蔵に行きなはれ」と薦める程だと言われています。

そんな山元麺蔵のNo.1人気メニューがこちらの土ごぼう天ざるうどんです。土ごぼうの天ぷらをうどんに乗せたシンプルな一品ですが、うどん・土ごぼう天共に言葉を失うほどの絶品だそうです。

京都No.1うどん店の称号を欲しいままにする山元麺蔵は、その並びもNo.1だそうです。中には開店時間に行って1時間並んだという口コミも。ただ、それを補って余りあるだけの美味しいうどんを食べる事が出来るようです。しかも店員さんの接客態度も実に素晴らしいモノだそうですから、これは訪れない訳にはいきません。

B級グルメが目白押しな京都において、地元民から熱い支持を受け続けているのがこの喫茶マドラグの玉子サンドです。玉子サンドと言えばあのサンドイッチの玉子サンドを思い浮かべる所ですが、喫茶マドラグの玉子サンドはそれとは違い、フワッフワの卵焼きをパンで挟んだオリジナルな一品なのです。

この玉子サンドには何と4個もの卵が使われているそうで、その卵焼きの厚みは画像で観た通りの極厚サイズ。こちらにオリジナルのソースを掛けて頂くのが喫茶マドラグのスタイルです。京都B級グルメの中でも必食と言っても良いこちらの玉子サンドは、是非抑えておきたい一品です。

ほっぺが落ちる美味さと有名な喫茶マドラグの玉子サンド。京都のB級グルメファンのみ成らず、日本全国から多くの人々がこの玉子サンドを頂くために喫茶マドラグを訪れているようです。口コミも大満足のオンパレードで、中には人生で後50回は食べたいと断言する方も居るほどです。

京都の地元民が集う穴場の居酒屋として知られるこちらの京極スタンド。この穴場的居酒屋にも京都を代表するB級グルメが存在します。それがこちらのハムカツです。ハムをカツに見立て、衣をつけて揚げた定番のメニューですが、京極スタンドのハムカツはそのボリュームと食感、そして味わいが普通のハムカツとは段違いの美味さを誇るのです。

それでいてお値段も520円とかなりお手頃で、財布事情を気にせずに頂くことが出来ます。他にもボリューム満点なおつまみが数多く用意されていますので、京都を訪れた際にはこの京極スタンドで、昼酒を煽りながら自慢のハムカツを味わってみては如何でしょうか？

人気バラエティ番組で取り上げられたこともあって、その後かなりの人気が集中している京極スタンド。こちらを訪れた人々のお目当てはやはりこちらのハムカツです。「一度は食べてみたかった」「昔ながらのハムカツに大満足」といった声が多数寄せられている事からも、実食した人々が満足されている事が分かります。

見るからに美味しそうなこちらの丼は、京都の老舗中華料理店である大鵬の人気メニューであるてりどんきんしです。こちらを提供する中國菜 大鵬は京都にある昔ながらの町中華のお店で、その看板メニューとして京都府民の人気を集めているのがこのてりどんきんしで、こちらを求めて京都以外の他府県からも多くのB級グルメファンが訪れています。

このてりどんきんしとは豚の照り焼きを錦糸（たまご）と共にごはんへ乗せた丼飯で、豚の甘辛い味が絶品です。しかもこちら地獄盛りを注文すると、通常サイズの倍以上の具材がこれでもかと盛られて来ます。これぞ京都に来たら絶対に抑えておきたいB級グルメです。

京都屈指のB級グルメという事で、全国各地から多くの方がこのてりどんきんしを求めにはるばる京都へと訪れているようです。そしてその味わいに大満足と言った口コミが多数見受けられました。B級グルメをこよなく愛する方にとっては、京都旅行の目的の一つと言えるほどの意味合いを持つ丼のようです。

続いては京都ならではのお好み焼きを食べさせるお店として、地元民からの高い支持を誇る壱銭洋食 祗園本店です。こちらのお好み焼きはいわゆる一般的なお好み焼きとは違い、昔ながらの駄菓子屋さんで提供されていたような薄いタイプのお好み焼きです。その味わいはまさに京都のB級グルメと言ったところでしょうか。

画像を見ても分かるように、我々が普段口にしているお好み焼きとは明らかにタイプの異なるお好み焼きと成っております。そしてこの生地の中には九条ネギ等の具材が山程入れられていて、食べごたえもバッチリ。見るからに美味しそうなこのビジュアル通りの絶品お好みを味わう事が出来ます。

普段なかなか食べることが出来ないタイプのお好み焼きに、訪問客は大興奮と言った内容の口コミが数多く見受けられました。中にはあまりの美味しさにお代わりでもう一枚注文したという方もいらっしゃるようです。京都でなければ頂けないというレアな点も、高ポイントと成っているのかも知れません。

こちらのビジュアルに見慣れた感を持つ方も多いことでしょう。京都B級グルメとして最後に紹介するのは天下一品のラーメンです。京都白河で始まった天下一品ですが、現在は全国各地に店舗展開を行っています。京都発祥B級グルメの代表格的な存在ではありますが、今や京都で無くとも食べられるこのラーメンを、京都で食べる理由とは何でしょうか？

それはやはり京都にある総本店で食べたいという、B級グルメファンの熱い想いなのかも知れません。勿論京都本店と他店が全く別物という訳ではなく、他店と同じいつものあのこってりラーメンを頂く事が出来ます（限定メニューはあり）。ただ、やはり京都総本店で頂く天下一品のラーメンは、何処と無く違ったオーラを纏っているのもこれまた事実なのです。

京都発のB級グルメの中でも知名度はダントツNo.1である天下一品。多くの固定ファンを抱える天下一品ですが、そのファンたちの多くが聖地である京都総本店を訪れ、あのラーメンを食しています。口コミにもそうした感動を伝える物が多く並びました。

それではここからは京都の地元民がおすすめするB級グルメスイーツを紹介して行きたいと思います。京都には数多くのB級グルメが存在することは既に紹介した通りですが、それは所謂一般的なB級グルメに限らずで、スイーツのジャンルにも実に様々なB級グルメが存在するのです。

ここからは京都の地元民がおすすめするB級グルメスイーツを5種類紹介いたします。どれも京都でしか味わえない至極のスイーツばかりですので、スイーツ好きの方は必見です。

まず最初に紹介するのは京都新京極の名物として知られるロンドン屋のロンドン焼きです。京都とロンドンにどの様な関係があるのか？と思わず首を傾げてしまいそうなネーミングではありますが、その美味しさはまさにロンドンブリッジ級と言った味わいです。

こちら形的には大判焼きによく似ているのですが、外側はカステラ生地で作られていて、中には白あんがギッシリと詰まっています。よってカステラでも饅頭でも大判焼きでもなく、ロンドン焼きはその名の通りのロンドン焼きなのです。名前についてはさておきですが、京都府民からの人気は高く、常に行列が絶えない事でも有名です。

地元民が自信を持っておすすめする京都屈指のB級グルメ・スイーツであるロンドン焼き。やはりその噂を聞いて多くのスイーツファンが京都新京極のロンドン屋に訪れているようです。また、京都旅行のお土産としてこのロンドン焼きを指名する人もかなりいらっしゃる様で、その知名度は全国レベルと言って良いかも知れません。

続いては京都市上京区出町の老舗和菓子店である出町ふたばの名物スイーツ和菓子豆餅です。見た目と名称からお分かりの通りこちらは豆餅で、柔らかくてしっとりとしたお餅の中に味わい深い大振りな豆がしっかりと詰まった一品です。豆餅好きには堪らない和菓子と言えるでしょう。

こちらの出町ふたばはメディアでも引っ張りだこの超有名店で、いつも店舗の周りはこの和菓子豆餅を買い求めるお客さんで溢れかえっています。京都屈指の和スイーツと言っても過言では無いこの和菓子豆餅は故に競争率も激高で、一番美味しいと言われる出来たてのタイミング時はいつも大変な状態に成ると言われています。

多くの人々は豆餅を目当てにこのふたばを訪れていますが、京都の地元民達はこちらが取り扱う他の和菓子もおすすめしていました。とにかく何を食べてもハズレが無いとの事ですので、地元京都の人々のおすすめに沿って他の商品をGETしてみるのもアリな選択です。

地元の方がおすすめするモノにハズレは先ず無いでしょうから、こちらを訪れる際はそれらの口コミ情報もチェックしてみては如何でしょうか？

続いて紹介するスイーツは、これまた京都の人気和菓子店である阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月本店の名物阿闍梨餅です。京都では知る人ぞ知ると言った穴場的人気を誇る和菓子店だったこちらの店舗さんですが、今やこのスイーツと共に人気・知名度共に急上昇し、現在は全国で取り扱われる人気和菓子店と成りました。

その看板メニューがこちらの店舗名にも成っているこの阿闍梨餅です。この阿闍梨とは天台宗の高僧の事で、その方が被っていた編笠の形を模して作った事からこの名前が付けられたそうです。肝心のお菓子の中にはギッシリと上質のつぶあんが詰まっており、食べ応えも充分です。

和菓子好きなら一度は食べてみたいこちらの阿闍梨餅。全国で食べられるとは言うものの、やはり京都で食べる事に意味が有るという方は多いようです。口コミにはそんな方達からの感想が多く、中には「本店で出来たての温かい阿闍梨餅を食べることが出来て、心底感動した」と言ったコメントも寄せられていました。

フルーツパーラーヤオイソの名物B級グルメスイーツは、驚きのフルーツサンドです。こちら創業120年の老舗フルーツパーラーで、京都在住の人なら誰でも知っている有名店です。そちらで提供されているのがこちらのフルーツサンドで、新鮮で大振りなフルーツが生クリームと共にパンでサンドされています。

サンドイッチとして見ると若干の抵抗が有る方も居るかも知れませんが、これはスイーツとしてかなりレベルの高い逸品で、一度食べたら必ずまた食べたく成ると言われている程の代物なのだそうです。

フルーツパーラーヤオイソと検索しただけで、あれよあれよと表示される口コミの嵐。その大半はこのフルーツサンドが如何に美味しいかを訴える人々のモノでした。地元民がこれだけおすすめするのですから、先ずハズレを引かされる心配は無さそうです。

最後は京都B級グルメでもとっておきの一品をご紹介致します。こちら京錦 井上で頂く事が出来る京都B級グルメスイーツはチョコレートコロッケです。その名の通りコロッケの具としてチョコレートを挟んで揚げたモノに成ります。

インパクトの強さは今回紹介した京都B級グルメの中でもダントツと言えるでしょう。問題はその味ですが、ここで取り上げている以上不味い筈がありません。後は是非ご自分の舌で実際に味わってみて下さい。

口コミには数多くの「意外と美味い」が並びます。確かに名前から考えてもファーストインプレッションで美味そうだと思う人は少ないでしょう。しかしそんな第一印象を吹き飛ばすほど、このチョコレートコロッケは美味いのだそうです。

今回は京都の地元民がおすすめする人気B級グルメ店を紹介してきました。ラーメンからチョコレートコロッケまで、実に様々な種類の京都B級グルメが登場しましたが、ここで紹介出来なかったB級グルメの名店がまだまだ京都には沢山ありますので、気に成る方はTwitter等をチェックしてみるのもおすすめです。

京都という街が持つイメージもあって、食についても何となく上品な物ばかりなのでは？と言った先入観を持っていた方も多いかと思います。

しかし実際に食されているローカルグルメはそれらとは異なり、実にパワフルでどれも食欲を唆る物ばかりでした。皆さんも京都にお越しの際はこれらのお店で地元ならではのグルメを堪能してみては如何でしょうか？

※ランキングは編集部が独自に調査したものです。