おにぎりの冷凍保存方法と保存期間は?おすすめの具や簡単アレンジレシピも

朝の忙しい時間や、昼ごはんのお弁当にも便利なおにぎりですが、皆さんおにぎりは冷凍保存できることを知っていますか?今回の記事では子供から大人まで、どの世代にも大人気のおにぎりの冷凍保存方法や解凍方法について紹介していきます。おにぎりを冷凍保存した場合のメリットや保存期間、冷凍おにぎりの時短レシピなども紹介していきます。また、冷凍おにぎりにおすすめの具材なども掲載しているので、おにぎりを冷凍する際の参考にしてください。

おにぎりの冷凍保存方法と保存期間は?おすすめの具や簡単アレンジレシピものイメージ

目次

  1. 1おにぎりを冷凍保存できるか知りたい!
  2. 2おにぎりの冷凍保存方法と保存期間
  3. 3おにぎりを冷凍するときにおすすめの具は?
  4. 4おにぎりを冷凍したときの簡単アレンジレシピ
  5. 5おにぎりを冷凍して美味しさを保存しよう!

おにぎりを冷凍保存できるか知りたい!

おにぎりは美味しく冷凍保存できる

何か作業している時や忙しい時に手軽に食べることができて、栄養のバランスもいいおにぎりですが、実は冷凍することができることを知っていますか?炊きすぎてしまい、余ったご飯を茶碗などに移して冷蔵庫に保存する家庭も多かったかと思います。しかし、冷蔵庫にご飯を保存することで劣化を加速させてしまうため、あまりおすすめできる保存方法ではありません。

余ったご飯は冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れて保存するようにしましょう。その理由の1つは雑菌の繁殖を防ぐことができるからです。雑菌の繁殖は10℃~65℃の温度帯となっており、少しでもこの温度にいる時間を減らすためにも余ったご飯は冷凍庫に入れて、冷凍保存をしておきましょう。

冷凍することで時短できるメリットも!

おにぎりを冷凍保存することで時短できるというメリットもあります。事前に一人前のおにぎりを作っておいて冷凍することで、すぐに使うことができるため時短したい朝の時間やでかける時などにも便利です。他にも冷凍保存しておくことで調理する際の時短にもなるので、炊きすぎてしまったご飯はおにぎりなどにして冷凍保存しておきましょう。

Thumbおにぎりを冷凍して時短・節約!保存期間や解凍のコツとアレンジレシピ | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

おにぎりの冷凍保存方法と保存期間

素手で握らずお酢を加える

おにぎりを冷凍させる際は、素手でおにぎりを握らないようにしましょう。握った後にすぐ食べる場合は素手で握っても問題ありませんが、長時間保存したい場合は、雑菌の繁殖などを防ぐためにも素手で握るのを避けるようにしましょう。握る前に手を洗ったとしても掌には隠れた雑菌が存在しているため、冷凍おにぎりを作る時はラップや、おにぎり型の容器などを使って握ることをおすすめします。

そして、おにぎりを作る際はお酢を加えるようにしましょう。お酢にはご飯を傷みにくくする効果があるので、ご飯に混ぜることでおにぎりの傷みを防ぐことが可能です。お酢を混ぜる場合は、ご飯3合に対してお酢の量は大さじ1.5~2杯入れるようにしましょう。もちろん自分の好みに合わせてお酢の量を調整するようにしましょう。

入れる具材は傷みにくいものにする

おにぎりを冷凍することで長期保存や時短などのメリットがありますが、おにぎりに入れる具材にもポイントがあります。冷凍するおにぎりに入れる具材は、なるべく傷みにくいものを使用するのをおすすめします。おにぎりに入れる具材には腐る原因にもなる水分、油分が多いものは避けるようにしましょう。

また、おにぎりといえば海苔を巻いて食べる人も多いのではないでしょうか?おにぎりに欠かせない海苔ですが、実は傷みやすい食材となっているため、おにぎりを冷凍保存する場合は海苔を巻かずに冷凍しましょう。

粗熱をとって密閉袋に入れたら冷凍庫へ

おにぎりを冷凍する際は、ご飯を握る時に冷ましすぎないのがポイントです。湯気が少し出ている間にご飯を握って湯気とともにラップで包み込むようにしましょう。そうすることで解凍した時にしっとりと、ふっくらとしたおにぎりになります。ラップで包んだ後は粗熱を取って冷凍庫に入れましょう。保存期間が長くなりそうな場合は空気を抜いたフリーザーパックに入れて保存しましょう。

保存期間は約1ヶ月

おにぎりを冷凍保存した時のメリットの1つとして、保存期間が長くなることも挙げられます。冷蔵庫でおにぎりを保存した場合は、1日程度しか持ちませんが冷凍した場合は約1か月保存することが可能です。冷凍する際にはラップや密封袋に冷凍した日付を書いておくと管理しやすくなるのでおすすめです。

冷凍おにぎりの美味しい解凍方法

おにぎりの冷凍方法や保存期間について紹介してきましたが、次は冷凍したおにぎりの解凍方法について紹介していきます。冷凍した食材の解凍方法としてもよく使われている方法として、自然解凍がありますが、冷凍おにぎりを自然解凍させることはあまりおすすめしません。その理由としては、自然解凍した際におにぎりがパサパサになってしまうからです。

そのため、冷凍おにぎりの解凍方法としておすすめなのは、電子レンジを使って解凍する方法です。おにぎりが少し熱いうちに蒸気も一緒にラップで包んで冷凍保存をした場合は、電子レンジを使って解凍することで、まるで炊き立てのようにふっくらと仕上げることができます。

おにぎりを冷凍するときにおすすめの具は?

防腐効果を発揮する「梅干」

それでは次に、おにぎりを冷凍する時のおすすめの具材について紹介していきます。最初に紹介するおすすめの具材は、おにぎりの定番でもある「梅干」です。おにぎりを冷凍する際には、腐る原因になる水分、油分が多い食材は避けるように紹介しましたが、梅干や焼鮭、塩昆布などのように塩分の高いものは腐りにくく、冷凍保存に向いています

その中でも梅干は防腐作用がある食材となっているため、非常におすすめの具材です。梅干を具材として使用する場合は梅を刻んだものを入れることでおにぎり全体に防腐効果を発揮することができます。

おにぎり具材の定番「焼き鮭」

次に紹介するおすすめの具材は梅干と同様に塩分が多い「焼鮭」です。おにぎりの定番具材として子供から大人まで、どの世代にも人気があります。鮭フレークでも可能ですが、鮭の切り身を焼いてほぐした方が美味しいのでおすすめです。

旨みがつまった最強具材「塩昆布」

次に紹介するおすすめの具材は、塩分が高いため腐りにくく、旨味もたっぷり詰まっている「塩昆布」です。昔ながらの懐かしさを感じる具材で、大人も美味しく食べることができます。

色合い鮮やか香りも良い「ゆかり」

次に紹介する冷凍おにぎりにおすすめの具材は色合いも鮮やかで香りもいい「ゆかり」です。こちらも梅干同様に塩分が高い食材となっているので、長期保存に向いている具材といえるでしょう。

炊き込みご飯やチキンライスも冷凍OK

おにぎりは白いご飯だけではなく、炊き込みご飯やチキンライスのおにぎりでも冷凍することができます。炊き込みご飯などを多く作ってしまった場合は冷凍保存しておくようにしましょう。おにぎりの定番具材としてツナマヨなどのマヨネーズ入りのおにぎりは、水分、油分ともに多いため冷凍保存には向かないので注意しましょう。

おにぎりを冷凍したときの簡単アレンジレシピ

おにぎりの解凍方法やメリット、おすすめの具材について紹介してきましたが、最後に冷凍したおにぎりを使った時短できる簡単アレンジレシピをいくつか紹介していきます。忙しい朝などでも簡単に作ることができるレシピとなっているので、冷凍おにぎりを使って時短したい時の参考にしてください。

忙しいときの朝食やランチに「豆乳チーズ焼きおにぎりリゾット」

最初に紹介する冷凍おにぎりを使った簡単アレンジレシピは「豆乳チーズ焼きおにぎりリゾット」です。こちらのレシピは冷凍した焼きおにぎりを使った時短レシピとなっています。冷凍おにぎりの解凍方法は電子レンジで材料とまとめて電子レンジで温めるだけと、非常に簡単なレシピです。忙しい朝でもすぐに食べることができるメリットもあるのでぜひ、作ってみてはどうでしょうか?

  • 冷凍焼きおにぎり100g
  • エリンギ25g
  • 人参50g
  • アスパラガス30g
  • サラダチキン25g
  • 溶けるチーズ40g
  • コンソメキューブ1個
  • 豆乳200cc
  • コショウ適量

  1. エリンギを5mmの角切りにします。
  2. 人参も同様に5mmの角切りにしていきます。
  3. アスパラガスは5mmの斜め切りにします。
  4. サラダチキンは5mmの角切りにしておきましょう。
  5. 電子レンジ対応の容器に1~4の具材と冷凍した焼きおにぎり、溶けるチーズと豆乳、コンソメを入れてコショウを振ります。
  6. 5に蓋、またはラップをして電子レンジで600Wで6分間加熱したら完成です。

がっつり食べたいときはコレ「簡単濃厚男の肉巻きおにぎり」

次に紹介する冷凍おにぎりを使った時短レシピは「簡単濃厚男の肉巻きおにぎり」です。こちらのレシピは冷凍したおにぎりに肉を巻いたボリューム満点のレシピとなっています。作り方も非常に簡単となっているので、がっつり食べたい時などにおすすめです。必要になる材料と作り方の手順は以下を参考にしてください。

  • 冷凍おにぎり
  • 豚の薄切り肉
  • 白ごま
  • 水100cc
  • 酒100cc
  • しょうゆ100cc
  • 砂糖大さじ4
  • みりん大さじ2

  1. 冷凍したおにぎりを電子レンジで解凍している間に調味料を混ぜておきます。
  2. 肉を広げておにぎりが見えないように巻いていきます。濃い目の味が好きな人はおにぎりを巻く肉の内側に混ぜた調味料を塗るようにしましょう。
  3. 熱したフライパンに肉の巻き終わりが下になるように置き、中火で焼いていきます。その後コロコロと転がしながら全体を焼いていきます。
  4. 全体に焼き目が付いたら火を止めて、余分な肉脂を拭き取ったら調味料を加えていきます。
  5. 肉巻きおにぎりと調味料がしっかりと絡まったらお皿に移して白ごまをかけて完成です。

小腹が空いた時におすすめ「焼きおにぎりアレンジ」

続いて紹介するおすすめ時短レシピは「焼きおにぎりアレンジ」です。こちらのレシピは冷凍した焼きおにぎりにチーズと海苔を巻いたシンプルな一品です。小腹が空いた時や朝ごはんに作ってみてはどうでしょうか?

  • 冷凍焼きおにぎり1個
  • スライスチーズ1/2~1枚
  • 焼き海苔適量
  • しょうゆ2~3滴

  1. 冷凍したおにぎりを解凍します。
  2. 1をレンジから取り出し、スライスチーズを乗せて20秒ほど温めます。
  3. チーズの上からしょうゆを2~3滴たらします。
  4. 海苔を巻いたら完成です。

おにぎりを冷凍して美味しさを保存しよう!

おにぎりの冷凍方法や冷凍するメリット、解凍方法やおすすめの具材について紹介してきましたが、どうだったでしょうか?おにぎりを冷凍しておくことで忙しい朝の時間でも手軽に使うことができ、時短できるので余ってしまったご飯などはおにぎりにして冷凍保存しておきましょう。

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