舞茸の天ぷらのレシピを紹介！サクサクに仕上げるコツや卵なしで作る方法も

舞茸は天ぷらの中でも人気の高い具材ですが、水分が多いため揚げると、べちゃべちゃになってしまうことがあります。どうすればサクサクとした食感に仕上がるのか、その基本的な作り方やコツなどを紹介します。卵を使わないで作れるアレンジレシピも紹介しているので、基本レシピとともにチェックしてみましょう。

【材料】

• 舞茸 1株
• 薄力粉 130g
• 冷水 300ml
• 卵 1個
• 油 適量

1. 舞茸を手で適当な大きさにちぎります。
2. 卵をボウルに割り入れてよく溶きます。
3. 冷水を入れてよくかき混ぜます。
4. 3に薄力粉の半量を入れて、泡立て器で叩くようにして粉と卵液をなじませます。
5. 残りの薄力粉を入れて、同じように卵液となじませます。
6. 薄力粉（分量外）を1にまんべんなくまぶし、5に入れてなじませます。
7. フライパンに油を入れて180℃に熱し、1分〜1分30秒揚げたら完成です。

舞茸はほとんどが人工栽培ですので、スーパーなどで買ったものであれば、洗わずそのまま使うことができます。逆に洗ってしまうと旨みが逃げ出してしまうため、汚れが気になる場合はキッチンペーパーなどで、軽く拭く程度にしておきましょう。

舞茸は100℃以上で加熱し続けると、旨みがなくなっていくので、美味しく食べるためには短時間でさっと揚げるのがポイントです。そのためにも衣は薄めにして、中まで短時間で火が通るようにしておきましょう。

時間がたってもサクサクが続くように仕上げるコツは、小麦粉を混ぜすぎないことと、冷水を使うことです。小麦粉は混ぜすぎると粘り気が出てしまい、揚げるとべちゃっとなってしまいます。卵液と粉を合わせる時はできるだけかき混ぜないようにして、サラサラの衣液を作るように心がけましょう。

冷水を使う理由は、これもまた小麦粉の粘り気を出さないためです。水の温度が低ければ低いほど小麦粉から出るグルテンの発生を抑えられるため、冷水を使うだけでも衣のサクサク感がアップします。ただの水だとだんだんと水温が上がってしまうので、できれば氷水を使うのがおすすめです。

また、打ち粉を笠と笠の間までしっかりつけることと、衣液の中で舞茸を少し泳がすようにすることも重要なポイントです。衣液の中で舞茸を泳がすことで、衣液がしっかりとなじんで衣がつきやすくなります。油に入れる時に、少し振るようにすると余計な衣液がはがれ、内側までサクサクとした食感に仕上がります。

卵を使わないで作る、舞茸の天ぷらのレシピです。酢を入れることで、小麦粉のグルテンが発生しにくくなるため、いつも通りに揚げるだけでサクサクに仕上げることができます。酢の量は大さじ半分程度ですので、味に影響することもありません。この衣液は他の食材にも利用できるので、お好きな具材を使って作ってみましょう。

セリと舞茸の香りが豊かな一品を紹介します。セリはそのまま食べると香りがきつすぎることがありますが、油で揚げることにより、その独特な香りが和らいで食べやすくなります。

セリを多く使うことができるので、セリが余ってしまった時の消費レシピとしてもおすすめです。片栗粉を少し混ぜて作るため、サクサク感とともにカリっとした食感を楽しむこともできます。

舞茸に豚肉を巻いて揚げた、ボリュームたっぷりのレシピです。具材が舞茸だけだと、おかずとしては足りないですが、そこに豚肉を巻くことで、お腹にたまるおかずに早変わりします。

海苔を巻くことで具材が分離にしくくなり、風味も豊かになります。豚肉の味がしっかりとしているので、天つゆに大根おろしを混ぜて、さっぱりとさせるのがおすすめです。

舞茸は揚げるとべちゃっとしやすい食材ですが、ちょっとしたコツで、時間がたってもサクサク感が続くようになります。上手に作るコツを抑えながら、お店のようなサクサクとした舞茸の天ぷらを作ってみましょう。