ブルーベリーを使った離乳食レシピ！いつから食べられるのかもチェック

食後のデザートやお菓子作りに人気のブルーベリーを離乳食に取り入れてみませんか？本記事では、ブルーベリーを使った離乳食レシピをまとめました。甘酸っぱいブルーベリーをプラスすれば、料理の幅が広がり、より一層赤ちゃんの食べる意欲も育ちます。注意点や下ごしらえのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

爽やかな甘みのあるブルーベリーは、赤ちゃんが大好きな果物のひとつです。しかし、取り入れるにあたって「いつから与えられるの？」「どんなことに気をつければいいの？」と不安に感じるパパ、ママもいるでしょう。まずはブルーベリーを与える際のポイントを3つ解説します。

ブルーベリーが赤ちゃんに与えられるのは、離乳食中期（生後7～8か月）からです。若い実は酸味が強いため、完全に熟したものを与えるようにしましょう。見た目で判断できない場合は、与える前に自分で食べて味を確認することをおすすめします。

また、ブルーベリーは品種によって粒の大きさが異なります。離乳食完了期になると、そのまま与えることもできますが、粒が大きいものはカットするなど誤嚥に気をつけてください。

ブルーベリーを与える際に注意したいのが食物アレルギーです。頻度は多くないですが、アレルゲンであるたんぱく質に反応する場合やブルーベリーが属するツツジ科の食べ物にアレルギーを持つ場合は、アレルギーを引き起こす可能性があります。

初めて与える際はしっかりと火を通し、少量を様子を見ながら与えてください。果物のアレルゲンは熱に弱いため、加熱することでたんぱく質によるアレルギーのリスクも低減させられます。ツツジ科の植物にアレルギーがある場合は、与える前に医師に相談するとよいでしょう。

赤ちゃんが喜ぶからと、与え過ぎるのも良くありません。実は、ブルーベリーには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。内臓の機能が未発達の赤ちゃんに多く与えた場合、消化不良を起こす恐れがあるのです。砂糖などをたっぷり使ったジャムやコンポートも、与え過ぎないように気をつけてください。

下ごしらえのコツは、ブルーベリーの皮を取り除くことです。皮の部分は意外と固く、赤ちゃんにとっては飲み込みにくいものです。離乳食の進み具合に関係なく、どの時期も皮を取り除いてから与えるようにしましょう。

中期は裏ごしやすりつぶしたものを20～30gほど、後期は細かく刻んだものを30～40gほど、完了期はそのまま、または大きいものはカットして40～50gほどを与えます。すりつぶす際に種があれば、そちらも取り除いておきましょう。

ブルーベリーはそのまま与えるだけでなく、さまざまな料理にアレンジしても美味しく食べられます。ここでは、簡単に作れるレシピを2つピックアップしました。レシピのポイントもあわせて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

【材料】

• ブルーベリー：適量
• プレーンヨーグルト：適量

1. 耐熱皿にブルーベリーを乗せ、レンジで加熱します。
2. スプーンで果肉をつぶし、皮を取り除きます。
3. 別の容器にプレーンヨーグルトを入れ、2のソースを加えます。
4. 全体をよく混ぜ合わせたら完成です。

材料2つで作る簡単レシピの紹介です。作り方のポイントは、皮をしっかりと取り除くことです。完熟のものを使うと、より美味しく仕上がるでしょう。ヨーグルトの酸味が苦手な赤ちゃんにもおすすめです。

ブルーベリーを丸ごと使ったジャムの作り方です。皮の誤嚥が気になる方は、ハンドブレンダーで攪拌するとよいでしょう。ヨーグルトにプラスするほか、ソースをパンに塗ってサンドイッチにしても美味しいです。冷凍ブルーベリーでも作れるので、気軽に挑戦してみてください。

ブルーベリーで作る離乳食レシピを紹介しました。食物繊維やビタミンを豊富に含むブルーベリーは、便秘解消や抗酸化作用などの栄養効果が期待できる果実です。皮を取り除く必要はあるものの、下ごしらえの手間が少ないのも魅力でしょう。紹介したレシピも参考にして、ぜひいろいろな食べ方でブルーベリーを与えてみてください。