2020年05月06日公開
2024年10月19日更新
塩むすびの人気レシピ!シンプルだからこそ差が出る!プロのコツとは?
塩むすびの人気レシピについて解説します。シンプルだからこそ差が出る塩むすびの基本の作り方や、人気アレンジレシピを詳しく説明!美味しく作るためのプロのコツを押さえて、普段と一味違う塩むすびを味わってみてください。
塩むすびの人気レシピと作り方のコツを紹介!
塩むすびは具材を入れずに塩だけで味付けをした、シンプルなおむすびです。ご飯本来の甘みやうまみを味わうことができます。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどコンビニ各社でも販売されていますが、一言に塩むすびといっても味や食感が異なります。
この記事では、基本的な作り方や美味しく作るコツ、人気アレンジレシピをまとめました。炊き立てのご飯で作る塩むすびは、贅沢な気持ちにさせてくれます。プロのコツを押さえて、普段と一味違う塩むすびを味わってみてください。
塩むすびの作り方とコツ
基本の作り方
【材料】
- 炊き立てのご飯・・・適量
- 塩・・・ひとつまみ
- 氷水・・・ボウル一杯分
【手順】
- 炊飯器でご飯を炊き、ボウルに氷水を用意します。
- 10~15秒間、氷水で手をしっかりと冷やします。
- 清潔なふきんで、手をある程度拭き取ります。
- 塩を手に広げ、熱いご飯を乗せます。
- ご飯の粒がくっつくように優しくまとめたら、三角形になるよう数回転がします。
- ふんわりと握れたら側面を整え、もう一度軽く握ったら完成です。
氷水で手を冷やしたあと、水分を少しだけ残すように拭いてください。塩を手に広げたときに、塩がなじみやすくするためです。塩は茶碗軽く1杯のご飯に対し、指3本でつまむ程度の量にしましょう。冷めてから食べる場合は塩気を弱く感じるため、もう少し量を多めにするのがおすすめです。
作りたての塩むすびを食べるとき、まだ湯気が出ている状態が一番美味しく食べられます。しかし、ご飯を握るときに熱くて火傷しそうと感じたときは、無理せず粗熱を取ってから握りましょう。
手を清潔に
塩むすびを作るときに一番大切なことは、直接手でご飯を握って作ることです。ラップを使うと塩の粒が残り、味にムラができてしまいます。手で作ることで塩と水が均一になじみます。よって塩むすびを作る際は、必ず手をしっかり洗うことが必須です。作る途中で手の水気を拭き取る際は、清潔な布巾を使いましょう。
炊き立てのご飯がカギ
日本の美しき白!!!!炊きたて最高!!フウ!! pic.twitter.com/m8aqiNKQye
— 三日月屋 (@ri0cya3ko1tu7ru) January 15, 2019
冷めたご飯で作ろうとするとまとまりにくいため、ご飯が潰れるくらい強く握ってしまいます。また、手に広げた塩がご飯に付きにくく、味にムラができます。炊き立てのご飯で作ると形がよくふっくらと仕上がり、ご飯本来の美味しさ感じられるでしょう。
炊き立てのご飯で作った塩むすびは、冷凍保存をしてもよい状態を保てます。温かいうちにラップをすると蒸気を閉じ込めることができ、温めたときにふっくらとしたご飯が蘇ります。炊き立てのご飯が手軽に食べられるため、週末の作り置きにもおすすめです。
お茶碗を活用する
外側が適度に固く、内側がふっくらとした仕上がりがベストです。力を加え過ぎないように作るには、お茶碗の活用がおすすめです。お茶碗にご飯を入れ、ご飯を回すようにお茶碗をふります。
手に塩水をつけてご飯を手に乗せ、数回転がして形を整えたら完成です。塩水にすることで塩気がまんべんなくご飯に広がり、味が均一に仕上がります。
塩むすびの人気アレンジレシピ
とろろ昆布おにぎり
【材料】1個分
- ご飯・・・120g
- 昆布の佃煮・・・3g
- 塩・・・小さじ2
- 水・・・200ml
- とろろ昆布・・・適量
【手順】
- ボウルに水と塩を入れ、混ぜます。
- 手のひらに1をつけます。
- 手にご飯を乗せ、昆布の佃煮を包むように、握りながら形を整えます。
- 周りにとろろをつけて形を整えたら、完成です。
とろろ昆布はご飯が見えなくなるくらい、たっぷりとまぶしましょう。握るときはとろろ昆布が潰れないように、優しく握るのがポイントです。とろろ昆布のダシが効く、味わい深い一品です。昆布の佃煮のほか、梅やじゃこ、鮭などの和の具材がよく合います。様々な具材を試して、好みの味を見つけてみてください。
懐かしい味噌おにぎり
【材料】1個分
- ご飯・・・100g
- 塩・・・小さじ2
- 水・・・200ml
- 味噌・・・小さじ1/2
【手順】
- ボウルに水と塩を入れ、混ぜます。
- 手のひらに1をつけます。
- 手にご飯を乗せ、握りながら形を整えます。
- 味噌を付けて、形を整えたら完成です。
シンプルな塩むすびとコクのある味噌は、とてもよく合います。味噌おにぎりは焼いて食べることも多いですが、焼かずにそのまま食べるのも絶品です。味噌に胡麻を加えて香ばしく、豆板醤を加えてピリ辛にするなど、アレンジを楽しめるのもよいでしょう。食べ応えのある味噌おにぎりは、おやつや夜食にもおすすめです。
ごま油香る塩むすび
【材料】3~4個分
- ご飯・・・1合分
- きざみねぎ・・・適量
- 塩昆布・・・15g
- ごま油・・・大さじ1
- のり・・・適量
【手順】
- ご飯、刻みねぎ、塩昆布、ごま油をボウルに入れ、しっかり混ぜます。
- 形を整え、のりを巻いたら完成です。
ごま油の香ばしさが食欲をそそる人気レシピです。塩昆布のダシがご飯のうまみを引き立てます。このレシピではねぎと塩昆布が入りますが、具材を入れないシンプルなレシピも大人気です。具材を入れない場合は少し塩を多めに入れて、塩味を効かせるとより美味しく仕上がります。
ごま油と塩むすびの組み合わせは、韓国風に仕上がることでも話題です。中にキムチやナムルを入れるなど、新しい食べ方を見つけてみてください。
塩麹で作る塩むすび
塩麹がご飯の甘みとうまみを引き立てます。このレシピでは炊いたご飯に塩麹を混ぜて作りますが、ご飯と塩麹は少しずつ味がなじみます。そのため、混ぜ合わる段階では少し味が薄く感じる程度がよいでしょう。
塩麹を炊飯器に入れてご飯を炊く方法もあります。少し古いお米を使う場合、塩麹と一緒に炊くことで甘みが蘇り、ふっくら炊きあがります。ぜひ試してみてください。
絶品だしの塩むすび
市販の鰹と昆布だしで作った、手作りのだし塩を使います。絶品のだし塩が効く、うまみが豊富な一品です。仕上げに乗せる大葉の香りと爽やかなかぼすの香りが、食欲をそそります。明太子がシンプルな塩むすびにアクセントを与えてくれます。
フレーバーソルトで楽しむ塩むすび
フレーバーソルトで作る塩むすびが話題です。このレシピでは「桜えび塩」や「カルディーパクチーソルト」など、意外な組み合わせを紹介しています。使う塩を変えるだけで、様々な風味を楽しめます。合わせるおかずも、塩のフレーバーによって変えてみるものよいでしょう。
フレーバーソルトは一般的なスーパーでも購入できますが、輸入食品を扱うスーパーではさらに多くの種類を扱っています。気になるフレーバーソルトを見つけて、家族や友人と一緒に作るのもおすすめです。ぜひ試してみてください。
華やかな桜むすび
桜の塩漬けは塩抜きをしながら、好みの塩辛さに調整しましょう。和食のおかずによく合う一品です。ピンク色が華やかな桜むすびは、普段の食卓に彩りを添えてくれます。作りたてはもちろん美味しいですが、塩気があるためお弁当にもぴったりです。上品な桜の香りと風味が、食べるほどに癒しを与えてくれるでしょう。
ガーリック塩むすび
ガーリック風味の塩むすびは、バターやチーズ、ジャガイモなどの具材を加えて作る、洋風アレンジが人気です。和食のイメージが強いおむすびですが、洋食メニューにもよく合います。また、お酒のおつまみとしてもおすすめです。ガーリックパウダーは付け過ぎると香りが強くなってしまうため、量に注意しながら作ってみてください。
塩むすびはコツをつかめばさらに美味しくなる!
「塩むすび」
— 食テロbot (@syokuterobot) November 23, 2015
炊き立ての白いご飯♪
あんまり強く握ってないから
口に入れると解けて甘いお米の味がサイコーです
軽く塩が振ってあって、白米の甘みを引き立てます pic.twitter.com/Cagv5xDpcG
塩むすびの基本の作り方や美味しく作るコツ、アレンジレシピなどを紹介しました。シンプルな塩むすびはコツを押さえるだけで、プロのような仕上がりになります。具材を入れずにそのまま食べると、ご飯本来の美味しさを感じることができるでしょう。
塩むすびは和風のアレンジはもちろん、韓国風、洋風、エスニック風など様々なアレンジを楽しむことができます。自宅で簡単に作ることができるため、子供と一緒にぜひ作ってみてください。