わたパチが製造中止!生産終了した理由や再販予定は?類似品はある?

わたパチが製造中止となった理由を追跡しました。生産・販売終了の理由は類似品の影響によるものか?わたパチは本当にどこにも売ってないのか?など気になる噂も調査。また、製造中止となったわたパチの代わりとなった商品も紹介します。

わたパチが製造中止!生産終了した理由や再販予定は?類似品はある?のイメージ

目次

  1. 1人気菓子のわたパチとは?
  2. 2わたパチが製造中止になった理由
  3. 3製造中止のわたパチはどこで売っている?
  4. 4製造中止のわたパチの代わりになるお菓子
  5. 5他にもまだある製造中止になったお菓子
  6. 6わたパチが製造中止になった理由まとめ

人気菓子のわたパチとは?

わたパチは綿あめでキャンディを包みこんだお菓子です。その特徴といえば、何といっても口の中に入れるとパチパチと弾ける不思議な食感にあります。その刺激的な食感で大人気となり、日本全国どこでも販売される程の人気商品となりました。

そんなわたパチですが、現在ではどこのお店でもその姿を見かけることは無くなりました。実はわたパチの製造は既に中止されていて、現在は生産&販売共に終了されていたのです。何故あんなにも大人気だったわたパチの製造販売は終了してしまったのでしょうか?その理由を追ってみましょう。

明治製菓で販売されたお菓子

わたパチは1988年に、お菓子メーカーである明治製菓から発売されたお菓子です。同時期にはロングセラーのねるねるねるねも発売されています。わたパチは綿菓子の一つですが、中にキャンディが包まれています。

わたパチは、溶けてなくなるだけの普通の綿あめとは違い、綿あめが溶けると中のキャンディがパチパチと弾け出すというものです。その一味違った仕組みが斬新で、多くの大人から子供まで多くの人に人気のお菓子でした。

わたパチの仕組みと原理

わたパチが口の中でパチパチと弾けだすのはなぜでしょうか?その理由はキャンディの成分にあります。わたパチのキャンディには炭酸ガスが含まれており、キャンディが溶けると炭酸ガスが噴き出すようになっています。これが、わたパチが口の中で弾ける原理です。

炭酸ガスといえば、ソーダのようにシュワシュワした泡立ちのイメージが強く、わたパチの刺激はソーダよりも強いと感じるかもしれません。わたパチの刺激が強いのは、高圧で冷えた炭酸ガスを流し込んでいるためです。時には痛いと感じることもありますが、その刺激が楽しくクセになる、という人も続出しました。

わたパチが製造中止になったのはいつ?

わたパチが製造中止となったのは、2016年8月です。わたパチは長い間どこにでもある定番のお菓子でしたが、段々と品薄になり、いつの間にかどこの店舗でも売ってないという状況になりました。見かけなくなった当初は、ただ売り切れているだけなのかと思う人も多かったようです。

わたパチの生産終了は告知もされておらず、メーカーに問い合わせて発覚しました。SNSなどを通じて徐々に広がったため、当時は知らない人も多かったことでしょう。わたパチが製造中止となってから数年が経ちますが、最近になって製造中止を知った、という人も多く見られました。

わたパチは海外でも人気がある?

海外にも綿あめが存在し、弾けるお菓子としてはラムネなどがあります。その中でも、日本のわたパチは、ユニークなお菓子として人気が高いようです。口の中で溶けていく綿あめと、弾けるキャンディの組み合わせが珍しいのでしょう。

実際に食べた人の感想としては、口の中で弾ける感触が楽しいというものが多くありました。日本のお菓子はユニークなものが多く、海外から高い評価があります。

わたパチ製造中止に関する口コミ

わたパチが製造中止になったことについて、Twitterなどから反応を調査しました。製造中止を信じられないという声や再販を希望する声が多く、わたパチの人気が窺えます。駄菓子屋さんなどでは、わたパチが売ってないかどうかの問い合わせが今でもあるようです。

子供の頃に食べたわたパチの刺激が忘れられない人も多いようでした。中には、わたパチが食べたくて自分で製造してみたという人も見られました。

わたパチが製造中止になった理由

わたパチが生産終了した理由は公表されていない

わたパチが製造中止となり、生産・販売終了した公式の理由はわかっていません明治製菓からは製造中止に関する発表は何もなかったほか、ホームページ上のお知らせにも記載はありませんでした。明治製菓は他の商品でも、販売終了に関する告知を出していないようです。事件や不祥事などが元で製造中止にならない限り、告知をしない可能性があります。

そのためわたパチの製造中止の理由は謎のままですが、何かの事件が起きて製造中止となったわけではないようです。

類似品の存在が影響している?

わたパチの製造中止に事件性がある可能性は低いですが、一部では生産を自主規制したのではないかという噂が囁かれています。前例として、他メーカーの類似品が販売停止に追い込まれた事例があります。それが元になった推測のようです。

1979年頃アメリカで発売された、ドンパッチというお菓子がありました。ドンパッチも高圧の炭酸ガスが含まれたキャンディで、キャンディが溶けるとパチパチ弾ける食感でした。当時大変人気があった商品ですが、ドンパッチの刺激があまりにも強かったため、一気に食べると死ぬといった都市伝説による風評被害が生まれてしまいました。

メーカーが安全性を訴えたにも関わらず、噂が絶えなかったため、ドンパッチは2000年に製造中止となりました。このドンパッチの影響を受け、わたパチも製造中止・販売終了となったのではないかといわれています。

しかしわたパチが製造中止となったのは、ドンパッチが生産・販売を終了してから10年以上も経っており、関係性が低い可能性もあります。原料の高騰などで採算が取れなくなったのが理由ではないか、とも言われています。

ドンパッチの発泡性は強烈で、破裂して悶絶するほど。(中略)「複数袋を一気食いすると腹の中で破裂して死ぬ」「子供が鼻に詰めて遊んでたら鼻血がでた」「お年寄りがショック死した」などの噂が絶えなかったらしく(中略)、いつの間にか消滅してしまったようです。

過去には死亡事故も起きている?

ドンパッチに関する噂の中には、子供が炭酸飲料と一緒にドンパッチを食べたら窒息死した、というものもありました。お菓子が原因である死亡事故のニュースは、ゼリーなどを喉に詰まらせて窒息するというものが有名です。しかし、わたパチやドンパッチによる窒息死の事故については、報道されたニュースは見当たりませんでした。

事故が起きた証拠はなく、ドンパッチを生産していたメーカーは、死亡事故の都市伝説はデマであることを訴えています。このことから、実際に死亡事故が起きたことがあるかどうかは不明です。

炭酸ガスと炭酸飲料の組み合わせによる危険性

炭酸水やわたパチに含まれる炭酸ガスの成分は二酸化炭素です。わたパチと一緒に炭酸水を飲むと、キャンディが溶けやすくなり、炭酸ガスが一度に発生してしまいます。窒息による死亡事故の事例が見つからなかったとはいえ、危険性がないわけではありません。

また大量の炭酸ガスが体内に入り胃や腸を刺激することで、胃が荒れたりお腹を下しやすくなることもあります。

製造中止のわたパチはどこで売っている?

2016年に製造中止となってから、わたパチは徐々に店頭から姿を消し、どこにも売ってない状況となりました。本当に販売まで終了してしまったのでしょうか?商品によっては生産終了となったものでも、通販サイトでは流通しているという場合があります。通販サイトで売ってないかどうか、わたパチの取り扱い状況を調査しました。

大手通販サイトの場合

まず、多くの人が利用するAmazonや楽天、Yahooショッピングなどの大手通販サイトでの取り扱いはどうでしょうか?検索をしてみたところ、いずれのサイトにも取り扱いはなく、商品ページがあったとしても在庫なしという状況でした。大手通販サイトでは、わたパチはどこにも売ってないようです。

駄菓子専門の通販サイトの場合

駄菓子の流通を主に行っている駄菓子専門の通販サイトではどうでしょうか?こちらも調べたところ、在庫なしまたは取り扱いなしという結果になりました。更に公式通販サイトだけでなく、メルカリなどのフリマサイトでも同様です。ネット上でも、どこにも売ってない状況でした。

実はわたパチの賞味期限は12か月。2016年に生産を終了しているため、2017年以降はそもそも「食べられる」わたパチがこの世に存在していません。よってもうわたパチを食べることは適わないのです。

わたパチの今後の販売予定

明治のわたパチは完全に販売終了しました
人気があったのにね

製造中止となったわたパチの再販要望は、TwitterなどのSNSでも見かけられ、メーカーにも多く寄せられています。果たして今後再販の予定はあるのでしょうか?現在ホームページなどで再販の告知はされていない状況ですが、再販をしないという発表も公式にされていません。

つまり再販の要望が高く、多くの声がメーカーに寄せられた場合、わたパチの再販が実現されるという可能性もゼロではありません。

製造中止のわたパチの代わりになるお菓子

わたパチが市場のどこにも売ってない状況となって数年が経ちますが、あの弾ける食感を忘れられない、という人も多いことでしょう。わたパチの代わりにパチパチした食感が楽しめるお菓子はないのでしょうか?

調査をしたところ、わたパチは製造中止となったものの、パチパチ弾けるキャンディ自体は他の商品にも活用され、人気を集めているようです。ここでは、わたパチの代わりにパチパチした食感を楽しめる、類似品のお菓子を紹介します。

わたパチ類似品①パチパチパニック

わたパチがまだ生産されていた頃から登場していた、パチパチパニックという類似品があります。わたパチと同じ仕組みのキャンディが使われているため、わたパチの代わりとしては一番近い類似品ではないでしょうか?

パチパチパニックは、綿あめの代わりにラムネが入っており、キャンディの弾ける食感とラムネの溶ける甘さを一緒に味わうことができます。パチパチパニックをわたパチの代わりに楽しむ人や、綿あめと組み合わせてわたパチの再現をする人もいるようです。

わたパチに入っていた綿あめのようにふわふわした食感がない分、パチパチ弾ける食感を直接感じられるかもしれません。

わたパチ類似品②ポケパチキャンデー

ポケパチキャンデーは、ポケモンとコラボした類似品です。袋の中には棒のキャンディと粉が入っています。粉には炭酸ガスを含んだ弾けるキャンディが混ざっており、棒のキャンディと弾けるキャンディの二つの味を楽しめます。口の中で弾ける食感や、粉の甘酸っぱさが絶妙です

わたパチと食べ方は異なりますが、弾ける食感を楽しみたい人にとっては、代わりとして楽しめるでしょう。ポケモンとのコラボ商品ということもあり、ポケパチキャンデーは子供の間でかなり人気があります。そのため、店頭や通販サイトでは在庫切れになることが多いです。要望が多い場合は再入荷することもあるかもしれません。

他にもまだある製造中止になったお菓子

お菓子は毎年新作が発売されますが、古いものや売れ行きによっては、人知れず生産や販売を終了するものもあります。子供の頃に好きで食べていたけれど、最近見なくなったというお菓子もあるでしょう。ここでは、わたパチのように製造中止となった駄菓子屋さん定番のお菓子を紹介します。

製造中止のお菓子①チューペット

チューペットは、棒状になったポリエチレンの容器にシャーベットのアイスが入ったお菓子です。オレンジやソーダなど多くの味があり、夏の定番の駄菓子でした。真ん中でポキッと折れて、二人で分けて食べられることからも、冷蔵庫にストックされていた家庭も多かったのではないでしょうか?

しかし、前田産業から販売されていたこのお菓子は、2009年にカビの混入が発覚し、自主回収する事態となりました。設備改善のためには大きなコストがかかることから、そのまま製造中止となったのです

前田産業で生産されていたチューペットはもう市場ではどこにも売ってない状況ですが、チューペットには代わりとなる類似品が多くあり、現在でも別メーカーのチューペットを食べることはできます。

製造中止のお菓子②サイコロキャラメル

サイコロキャラメルは、サイコロの目が描かれた箱の中にキャラメルが入っており、キャラメルを食べた後にサイコロで遊べるという人気のお菓子でした。1927年から2016年まで、約89年の歴史を持つロングセラー商品であることからも、その人気が窺えます。

サイコロキャラメルは、製造元の明治製菓の事業見直しに伴って生産終了となったようです。多くの人に惜しまれながら生産・販売が終了したサイコロキャラメルですが、その後北海道限定で、代わりとなる類似品が発売されました。

以前はどこでも見かけましたが、現在は北海道にしか売ってない貴重なお菓子となり、お土産の新定番にもなっているようです。水曜どうでしょうという人気テレビ番組でも使われていたことから、コラボ商品としての販売の要望もあります。

わたパチが製造中止になった理由まとめ

わたパチは、ジュワッと溶ける綿あめとパチパチ弾けるキャンディの食感で、多くの人気を集めました。昔はよく見かけた定番のお菓子でしたが、今では店頭はおろかネット上を探しても、どこにも売ってない状況です。馴染みの深いお菓子であったため、ネット上では惜しむ声や残念がる声が多く見られました。

製造中止の理由として、過去に合った類似品の製造中止や事故の可能性も噂されましたが、公式の発表はないため真偽は不明です。現在は、わたパチが再販するという情報はありません。しかし、再販希望の声は多いため、要望が多くメーカーに届けば、再販の可能性もあるかもしれません。

わたパチはもう市場には売ってないですが、代わりとなる類似品は他のメーカーから出ています。キャンディをそのまま食べるものから、アイスやチョコの中にパチパチした食感のキャンディを混ぜているものもあります。わたパチの懐かしい食感をもう一度味わってみたい人は、代わりの商品で懐かしむというのも良いでしょう。

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