ミルトンの使い方は?哺乳瓶の消毒時間や消毒後の乾かし方も解説!

赤ちゃんの手にするもの、口に入れるもの、皆さんはどんな消毒方法をしていますか?ミルトンなら水に薄めた溶液に浸しておくだけで、簡単に消毒が出来ます。使い方は簡単なのに、ノロウイルスやインフルエンザにも効果が期待されているとても信頼できる商品です。ここではミルトンのあまり知られていないすごい効果や基本的な使い方、液体タイプと錠剤タイプの違いなどを紹介していきます。

ミルトンの使い方は?哺乳瓶の消毒時間や消毒後の乾かし方も解説!のイメージ

目次

  1. 1ミルトンの正しい使い方が知りたい!
  2. 2ミルトンはどんな商品?
  3. 3ミルトンの効果
  4. 4ミルトンの種類
  5. 5 ミルトンの使い方
  6. 6ミルトンにつける時間
  7. 7ミルトンのすすぎ洗い・乾かし方
  8. 8ミルトンの使い方を正しく守って清潔に

ミルトンの正しい使い方が知りたい!

大切な赤ちゃんが口に入れるもの、手に触れるものには安心・安全なものを使いたい。すべてのお父さんお母さんの願いです。ミルトンは大切なベビー用品はもちろん医療の現場でも使われている安心安全なものです。使い方から乾かしかたまで紹介します。

ミルトンはどんな商品?

ミルトンってよく聞く商品名だけど、なにをする商品なのかいまいちわからない。実は大人も感染しやすいノロウイルスやインフルエンザにも効果が期待されてるって知っていますか?どんな効果があるのか知りたいという方に、ミルトンの基礎知識や使い方を紹介します。

ミルトンとは?

ミルトンはベビーグッズなどの赤ちゃんの口に入れるものを消毒する薬剤です。一般の薬局でも購入できて、簡単に使えるのでどなたでも使いやすい商品です。使い方は簡単なのに煮沸などで消毒が難しい強い菌にも効果が期待できるので、たくさんの方に愛用されている商品です。

ミルトンを水で薄めた溶液に浸しておくだけなので哺乳ビンはもちろん、おしゃぶりや歯がため、赤ちゃん用マグや離乳食用の食器、搾乳機から赤ちゃんのお気に入りですぐ口に入れたがるおもちゃまでどんな形状のものでも消毒出来ます。ただし、製品によっては変色・脱色・変形する場合もあるので製品の注意書きをよく読んで使ってください。

口に入れるベビー用品はもちろん、手指などの皮膚、包帯やガーゼなど医療用品の消毒にも使えるので赤ちゃんだけでなく、菌に弱いご高齢な方にもおすすめです。医療の現場でも使われることもあります。

ミルトンの成分にはどんなものが入っている?

ミルトンの成分は「次亜塩素酸ナトリウム」です。水道水を消毒するときに使われる消毒方法と同じなので、強い薬剤が入っているわけではなく安心です。使い方を守っていれば消毒後、哺乳ビンなど溶液が残っていてもしずく程度の量では体に害はありません。

万が一、溶液を大量に飲み込んでしまった場合は水をコップ1~2杯飲むか、卵やミルクなどを飲むことで溶液の成分が食塩に変化して飲み込んでも無害になります。ですが、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにもミルトンは赤ちゃんの手の届かないところに置いてください。

ミルトンの効果

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの免疫を体内に持って生まれます。ですが、お母さんのお腹から出た赤ちゃんの免疫は一旦低下していきます。自らの免疫が作られる生後4カ月頃まで、特に菌に感染しやすい状態です。

ですが、ミルトンで洗浄・消毒して上げることで菌の繁殖を防ぎ、赤ちゃんの健康を守ります。1歳を迎えるころには大人の半分ほどの免疫力が付くので、赤ちゃんが自分の免疫力で戦えるようになるまで菌から身を守る手助けをしてあげることが出来ます。

ミルトンは熱で死滅しにくい菌も消毒してくれます。枯草菌などは電子レンジや煮沸の消毒では取り除きにくいといわれていますが、ミルトンはそういった細菌に対しても消毒が有効だと期待されています。

ミルトンはノロウイルスやインフルエンザに効く?

特定のウイルスや菌種に効果、効能を取得しているわけではないのですが、ミルトンはノロウイルスやインフルエンザに対して効果が得られる薬剤として、医療の現場でも使われています。

使い方は、水でよく手を洗った後、赤ちゃんが触るもの、口に入れるものはもちろんお母さんお父さんのものまでミルトンの溶液に1時間以上浸して消毒します。消毒後はよく水ですすいでください。もちろん、嘔吐物の処理や触れた場所の消毒なども忘れずに行ってください。

ミルトンの種類

ミルトンは液体タイプと錠剤タイプがあります。液体タイプも錠剤タイプも2種類のサイズがあります。ふたで軽量もできるミルトンの専用容器もあるので使いやすいです。他にも消毒の前に洗浄する「洗剤ミルトン」も販売されています。液体タイプ、錠剤タイプはそれぞれメリット・デメリットがあるので使い方が自分に合うものを選んでください。

ミルトンの液体と錠剤の違い

液体タイプの使い方は、水にミルトンの原液を薄めて消毒するものを浸します。哺乳ビンなどは約80倍、手など皮膚に使う場合は約20倍に薄めます。この比率を守れば、好きな量で溶液を作れるので便利です。しかし、開封してしまったらなるべく早めに使い切らないといけません。

錠剤タイプの使い方は、水に錠剤を溶かして溶液を作り、消毒するものを浸します。使用するときにパッケージから出して使える個別包装で衛生的です。「チャイルドプルーフシート」という赤ちゃんがあけにくいシートで錠剤をおおっているので、誤飲を防ぎます。ですが、溶けるまで時間がかかり、溶け終わるまで待って使用しなければいけません。

それぞれのメリット・デメリットはありますが、成分などはどちらのタイプも全く同じものです。使い方がやりやすいと感じるほうを選んで使用してください。どちらも専用容器を使用することをおすすめします。

ミルトンの値段は液体と錠剤でどちらがお得?

液体タイプは、450ml・1,000円(税別)と1000ml・1,500円(税別)の2タイプ。錠剤タイプは36錠・1,200円(税別)と60錠・1,900円(税別)の2タイプです。ミルトンの専用容器は専用トング付き、幅24cm×高さ25cm×奥行15cmで1,800円(税別)です。

通常の使い方で液体タイプ450mlは1回あたり約111円、1000mlは約75円です。錠剤タイプは36錠は1回あたり約66円、60錠は約63円です。コストパフォーマンスは錠剤タイプのほうが優秀です。ですが、液体タイプは自分のすきな量で溶液を作ることが可能なので少量ずつ使いたい人には液体タイプも経済的です。

ミルトンの使い方

それではミルトンの使い方や乾かし方について紹介していきます。必ず用法・容量を守って正しく使ってください。誤った使い方をしてしまうと発疹やかゆみの原因になります。すすぎ方や乾かし方などは特に決まったやり方はありませんが、おすすめの方法を紹介します。

ミルトンは必ず薄めて使う

ミルトンの作り方で注意することは、必ず薄めて使うこと。使い方を守らず原液のまま使うと、手荒れや発赤、かゆみなどの原因になる可能性があります。液体タイプは哺乳ビンの消毒では約80倍、錠剤は4Lの水に2錠溶かしてください。手の荒れやすい方は溶液を使う時もゴム手袋などをして手を保護して使ってください。

もし原液を誤飲してしまった場合は水をコップ1~2杯を飲むか卵、ミルクなどを飲んでください。ミルトンの成分がたんぱく質などに反応して食塩に変化します。赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも、赤ちゃんの容器を手の届かないところで保管してください。

ミルトンにつけるものを洗浄

哺乳ビンなどに残った唾液やミルクは菌を繁殖させてしまう原因にもなります。汚れが蓄積していくと固くなり、取りにくくなってしまいます。汚れの付いている部分は消毒が出来ません。必ずパーツごとに洗浄してからミルトンを使ってください。

洗浄には、赤ちゃんに有害な成分が入っていない「洗剤ミルトン」を使うことをおすすめします。通常の食器用洗剤と使い方は変わりません。750mlの本体ボトル900円(税別)と650mlの詰め替え用690円(税別)が販売されています。

ミルトンにつける時間

哺乳ビンなどの場合は約80倍の溶液に1時間以上、ガーゼや包帯などは約10~15倍の溶液に浸します。時間は15分以上です。錠剤は4Lの水に2錠溶かして1時間以上浸してください。溶液は24時間以内なら交換せずに使えます。消毒後、必ずふたをして、1日1回溶液を交換してください。

ミルトンのすすぎ洗い・乾かし方

消毒後はすすぎ洗いは必要?

ミルトンは口に入っても有害な成分が入っていないので、消毒後は、すすがずにそのまま使うことが出来ます。専用のトングで取り出して、よく溶液を振り切ってください。消毒後、薬剤のにおいが気になる方は軽く水ですすいで使ってください。

ミルトンにつけたものの乾かし方

ミルトンで消毒したものは乾かさずにそのまま使うことが出来ます。決まった乾かし方などはないので、水滴などが気になる方は、水気を切って自然乾燥させてください。他の食器と同じ乾かし方で大丈夫ですがミルトンで消毒後、熱湯をかけてから乾かすと水分が熱気で蒸発しやすくなります。ドライヤーの熱風をあてる乾かし方もあります。

ミルトンの使い方を正しく守って清潔に

ミルトンの基礎知識や効果、使い方、乾かし方まで紹介しました。赤ちゃんの安全のために欠かせないベビーグッズの消毒。ミルトンなら簡単に消毒できて安心です。正しい使い方を覚えて安心安全な赤ちゃんとの時間を楽しんでください。

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