エスカルゴバターとは？基本の作り方や人気の活用レシピも紹介

フランスではおなじみのエスカルゴバターですが、日本ではあまり聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか？本記事ではエスカルゴバターの基本レシピや、人気のおすすめ活用レシピをまとめました。意外と簡単に作れるので、ちょっとおしゃれな料理にチャレンジしたい時はぜひ利用してみてください。

エスカルゴバターはハーブバターとも呼ばれるもので、フランスのブルゴーニュ発祥の調味料です。もともとはエスカルゴ料理に使われていましたが、今ではいろいろな料理に活用できる万能調味料として使われています。パセリやにんにくを混ぜ込んだ風味豊かなバターで、普段の料理に使うだけで簡単にプロ級の味が楽しめます。

【材料】

• バター 250g
• パセリ 30g
• にんにく 3片
• 玉ねぎ 1/4個
• 塩コショウ 適量

1. 玉ねぎは粗く刻みます。
2. パセリはよく洗って水気を取り、茎から葉の部分をちぎります。
3. にんにくは皮と芯を取り除きます。
4. 1、2、3をフードプロセッサーに入れて細かく砕きます。
5. 4に常温に戻したバターとコショウを加え、もう一度撹拌します。
6. ラップを広げ、その上に6を乗せて棒状に成型して冷凍したら完成です。

エスカルゴバターは、基本的にはバターとパセリ、にんにく、コショウの4つの材料だけで作ることができます。玉ねぎは入れたほうが旨みと甘みが加わりますが、面倒な時は省いてしまっても大丈夫です。

有塩バターを使う場合は塩は入れませんが、無塩バターの場合は味を見ながら塩を少し加えてください。家にフードプロセッサーがない人は、包丁で食材を細かく刻んでヘラなどで混ぜて作りましょう。

【材料】（2人分）

• 茹でたこ 170g
• エリンギ 1パック
• エスカルゴバター 40g
• 塩 小さじ1
• コショウ 少々

1. たことエリンギをひと口大にカットします。
2. フライパンにエスカルゴバターを入れて中火で溶かし、1を入れて炒めます。
3. エリンギがしんなりとしたら皿に盛り付けて完成です。

具材を切って炒めるだけの、簡単スピード料理を紹介します。エリンギとたこを使った歯ごたえの良い一品で、にんにくとバターの風味が具材との相性抜群です。主菜にはもちろん、副菜やワインのおつまみなどさまざまな場面で活躍してくれます。

【材料】

• 鶏むね肉 1枚
• 塩コショウ 適量
• 白ワイン 大さじ2
• オリーブオイル 大さじ1
• 無塩バター 100g
• パセリ 30g
• すりおろしにんにく 1片分
• 塩コショウ 適量

1. 鶏肉の両面に塩コショウを振ります。
2. パセリをみじん切りにしてボウルに入れます。
3. 常温に戻したバターとにんにくを2に加えて混ぜます。
4. 塩コショウを加えてよく混ぜ、冷蔵庫に入れて固めます。
5. 鶏肉を観音開きにして、軽く塩コショウを振ります。
6. 5に4をたっぷりと詰め、鶏肉でしっかりと包みます。
7. 6を冷蔵庫で30分〜1時間固めます。
8. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、7を強めの中火で皮目から焼きます。
9. 全体に焼き色がついたら弱火にしてアルミホイルをかぶせ、5分蒸し焼きにします。
10. 白ワインを入れてもう一度アルミホイルをかぶせ、少し加熱したら火を止めます。
11. 皿に肉を盛りつけ、フライパンに残ったソースをかけたら完成です。

安い鶏のむね肉でも、エスカルゴバターを使うことでプロのような絶品料理を作ることができます。美味しく作るポイントは、バターを一度冷やし固めてから使うことと皮をパリパリに焼くことです。むね肉は焼くとパサパサになりやすいですが、弱火で蒸し焼きにすることでしっとりとした仕上がりになります。

トースターだけで簡単に作れる、人気のおつまみ料理を紹介します。バターの風味としいたけの旨みが混ざり合い、深みのある味わいに仕上がります。そのままでも十分美味しいですが、食べる時に醤油を少したらすのもおすすめです。片手でつまんでひとつずつ食べられるので、パーティーの前菜などに利用するのも良いでしょう。

エスカルゴバターは少ない材料で簡単に作れて、いろいろな料理に活用できる便利な調味料です。冷凍庫で2週間は保存しておくことができるので、多めに作って毎日の料理に少しずつ利用すると良いでしょう。紹介したレシピ以外にもさまざまな使い方があるので、エスカルゴバターを使っていつもよりワンランク上の料理を作ってみてください。