きゅうりの板ずりレシピ！下準備のコツをつかんで美味しい漬物を作ろう

板ずりとはきゅうりの下処理方法のひとつですが、このひと手間で見た目も食感も格段に良くなります。本記事ではきゅうりの板ずりの方法や、簡単に作れる人気のアレンジレシピをまとめました。いつもきゅうりをそのまま使っている人は、一度板ずりの方法をチェックしてみてください。

【材料】

• きゅうり 1本
• 塩 小さじ1

1. きゅうりを洗い、軽く水気を拭きます。
2. 1に塩を振り、手のひらで押さえながら回します。
3. イボが取れるまで繰り返し、最後に水でキレイに洗ったら完成です。

きゅうりの板ずりに使う材料は、きゅうりの他には塩だけです。まな板の上できゅうりに塩を振り、こするようにして板ずりしましょう。イボが取れると繊維が柔らかくなり、調味料などが染み込みやすくなります。

色もキレイな緑色になるので、色鮮やかに仕上げたい時におすすめです。さらに緑色を際立てたい場合は、水で洗わずに熱湯で10秒から1分ほど茹でるというやり方もあります。

板ずりをする時のコツは、まずは指先で全体的に塩をなじませるようにすることです。塩が全体に行き届かないうちにこすってしまうと、仕上がりにムラが出てしまいます。塩が全体になじんでから、手のひらで押しつけるようにして転がしましょう。

また、板ずりをした後は塩を洗い流す必要がありますが、そこまでしっかりと洗わなくても大丈夫です。逆に洗う時間が長すぎるときゅうりが水っぽくなってしまうので、短時間でさっと洗うようにしましょう。

【材料】（2人分）

• きゅうり 2本
• 塩 小さじ1
• A 砂糖 小さじ1
• A 醤油 小さじ2
• A ごま油 小さじ1
• A すりおろし 生姜小さじ1/2
• A 輪切り唐辛子 1/2本

1. きゅうりはヘタを落とし、塩（分量外）を振って板ずりします。
2. 1をさっと水洗いし、水気を拭き取ります。
3. 2を綿棒で軽くたたき、手で食べやすい大きさにちぎります。
4. ボウルに3と塩を入れてよく揉み込み、10分置きます。
5. しんなりしたら水気を絞ります。
6. ジッパー付きの保存袋に5を入れて、Aを加えて揉み込みます。
7. 10分ほど漬けたら完成です。

ごま油の香りで食欲が増す、ピリ辛味の漬物を紹介します。漬けてから10分で食べられる簡単なスピードメニューですが、冷蔵庫で冷やすとさらに味がなじんで美味しくなります。生姜は食感を楽しむため、すりおろさずに千切りにするのもおすすめです。

【材料】

• きゅうり 3本
• 塩 小さじ1/2
• A 白だし 大さじ2
• A 塩昆布 大さじ1

1. きゅうりはヘタを切り落とし、塩を振って板ずりします。
2. 1を水で洗い、水気を切ります。
3. 2を半分に切って割り箸を刺し、7mm間隔になるように切り込みを入れます。
4. 切り込みの間を広げます。
5. 保存袋にAを入れて混ぜます。
6. 5に4を入れて揉み込み、冷蔵庫で30分ほど漬けたら完成です。

見た目が楽しく、子供からの人気が高いトルネードきゅうりのさっぱり漬けのレシピです。白だしと塩昆布だけで作れる漬物ですので、味の調節もしやすくて便利です。大勢で楽しく食べられるので、パーティーやおもてなし料理に使うのも良いでしょう。

ととろ昆布を和えるだけで作れる、簡単な副菜レシピを紹介します。調味料は醤油だけですが、とろろ昆布の旨みとほのかな酸味が食欲をそそります。お弁当のおかずに使うのも良いですし、お酒のおつまみにもおすすめです。とろろ昆布は塊のまま入れてしまうと全体にうまく絡まないので、細かくちぎってから入れるようにしましょう。

きゅうりの板ずりの方法や簡単なアレンジレシピをまとめました。きゅうりは板ずりをするだけで、いつもよりもずっと美味しい料理を作ることができます。そこまで手のかかる下処理ではないので、きゅうりを調理する時はぜひ板ずりをしてから使ってみてください。