わらび餅は太る?ダイエットの向き・不向きも調査

わらび餅で太るのを防ぐ食べ方についてまとめました。カロリーや糖質が高いのかやダイエットの向き不向き、スーパーで販売されている片栗粉が原料のわらび餅を食べると太るかどうかも解説します。「美味しくて何個も食べ過ぎてしまう」という方は必見です。

わらび餅は太る?ダイエットの向き・不向きも調査のイメージ

目次

  1. 1わらび餅で太る理由やカロリーオフの方法を紹介!
  2. 2わらび餅のカロリーと糖質
  3. 3わらび餅がダイエットに不向きの理由
  4. 4わらび餅をカロリーオフして太るのを防ぐ方法
  5. 5わらび餅で太るのを防ぐダイエット向けアレンジレシピ
  6. 6わらび餅で太るのを防ぐため食べ過ぎに注意しよう!

わらび餅で太る理由やカロリーオフの方法を紹介!

モッチリとした独特の食感が魅力のわらび餅は、幅広い世代に人気のデザートです。あっさりとした食味で何個でも食べられそうですが、わらび餅のカロリーや糖質はどうなのか気になるところです。

本記事ではわらび餅のカロリーと糖質を解説しました。ほかのお菓子との比較や、太るのを防ぐ食べ方、ダイエットにおすすめのアレンジレシピも紹介します。

わらび餅のカロリーと糖質

わらび餅のカロリーと糖質

わらび餅のカロリーと糖質比較(1人前あたり)
  カロリー 糖質
きなこ・黒蜜あり 180kcal 32.8g
きなこ・黒蜜なし 125kcal 6.3g

わらび粉、砂糖、きなこ、水などシンプルな材料で作られるためヘルシーなイメージがありますが、カロリーも糖質も意外と高いことがわかりました。今までヘルシーだと思って何個も食べていた方は、食べ過ぎないように注意する必要があります。

また黒蜜をかけると糖質量は約5倍になってしまいます。そのためわらび餅を食べ過ぎるとたちまち太るので、ダイエット中の方は黒蜜を控えるようにしましょう。

市販のわらび餅のカロリー

市販のわらび餅のカロリー比較
  カロリー
セブンイレブン京風きなこのわらびもち(1人前) 167kcal
ローソンとろーりわらびもち(1人前)  262kcal
ファミリーマートとろけるクリームわらびもち(1人前) 224kcal
業務スーパーわらびもち(100g) 165kcal

スーパーやコンビニで販売されている市販品は、餅自体に砂糖が練りこまれていたり、クリームなどがトッピングされているためカロリーが高いです。そのため何個も食べてしまうと、あっという間にカロリーオーバーになって太るので気をつけてください。

コスパの良さで人気の業務スーパーのわらびもちは、業務スーパーらしく1kg入りの大容量で販売されています。大きな袋に板状の餅が入っているため、自分でカットする必要があります。ダイエット中の方は一回に食べる量は何個までと自分で計算して、食べ過ぎないように小皿に盛ってから食べるとよいでしょう。

他のお菓子との比較

他のお菓子のカロリー比較
  カロリー
わらび餅(1人前) 180kcal
葛餅(1人前) 91kcal
おはぎ(1個) 180kcal
みたらし団子(1本) 158kcal
ショートケーキ(1個) 368kcal
ポテトチップス(1袋) 336kcal

カロリーが高い洋菓子と比べると、和菓子は全体的にカロリーが低いことがわかりました。ショートケーキやポテトチップスは脂質も量も多いため、ダイエットには不向きです。

わらび餅は洋菓子よりも低カロリーですが、糖質が高いため食べ過ぎると当然太るので注意が必要です。特に糖質制限ダイエットを行っている方は、何個も食べると糖質オーバーになります。糖質をカットした商品も販売されているので、上手に利用すると良いでしょう。

原料の違いとカロリー

わらび餅は本来わらび粉を原料にして作られる和菓子です。わらび粉はわらびの茎から取れるデンプン質の粉末で、量産できないため非常に希少価値が高い食材です。わらび粉は価格も高いため、スーパーで大量生産されているものは食感があまり変わらず安価な片栗粉やタピオカ粉で代用して作られることが多いです。

わらび粉と片栗粉も同じデンプン質でできているため、カロリーに大差はありません。ただ本物のわらび粉で作られたものは風味も食感も良いので、何個か食べるだけも非常に満足感が高いです。ダイエット中に食べる際は、本物のわらび粉を使ったわらび餅を選ぶのがおすすめです。

わらび餅がダイエットに不向きの理由

わらび餅がダイエットに不向きの理由①カロリーや糖質が高い

わらび餅はヘルシーな見た目に反してカロリーも糖質も高いお菓子です。特に片栗粉が原料のスーパーの製品は餅の中にも砂糖が練り込まれていることが多く、カロリーも糖質も非常に高いため太ることに繋がります。糖質制限ダイエットを行っている方の1日の目標摂取量は厳しいもので70g以下、緩やかなもので130gです。

きなこも黒蜜もかけたわらび餅の糖質は1個あたり8.2gもあるので、何個も食べるとあっという間に糖質オーバーになってしまいます。糖質を過剰に摂取すると血糖値が急激に上昇し、それを下げようとするためにインスリンが大量に分泌されてしまいます。

このインスリンは血中の糖分を脂肪に変えて溜め込む働きがあるため、糖質を過剰に摂取するとたちまち太るということになります。ダイエット中の息抜きに数個食べる程度であれば問題ありませんが、食味がよく食べ過ぎてしまう傾向にあるのでダイエット向きとは言い難いです。

わらび餅がダイエットに不向きの理由②栄養が少ない

本来のわらび餅の原料であるわらび粉は、わらびの根をほぐして洗い出し精製したデンプンであるため、食物繊維が豊富に含まれています。便のかさを増やし、排便を促す整腸効果に優れている不溶性食物繊維や、善玉菌を増やして腸内環境を整える難消化性食物繊維が豊富に含まれているため、栄養価は高いといえます。

ところがスーパーなどで販売されている片栗粉が原料のわらび餅は9割以上が水と糖質でできています。つまり原料が片栗粉のものは糖質を食べているということになり、栄養価が低く、ダイエット向きではありません。

片栗粉が原料のスーパーのわらび餅を何個も食べていると間違いなく太るので、くれぐれも食べ過ぎないようにしてください。本来のわらび粉で作ったものは茶色がかった色をしていますが、きれいな透明の色をしたものは片栗粉を主原料にしたものがほとんどです。見分ける際の参考にしてください。

わらび餅がダイエットに不向きの理由③腹持ちしない

片栗粉で作られたスーパーのわらび餅はほぼ糖質と水で出来ており、全体の60%が水分です。もちもちとした食感で美味しいため何個も食べてしまいそうになりますが、腹持ちしないという欠点があります。

お腹いっぱいになるまで何個も食べたとしてもすぐにお腹が減ってしまうため、ほかのお菓子を食べてしまいやすく、結果太ることになります。特に片栗粉で作られたスーパーのわらび餅はダイエットに不向きであるため、おやつを選ぶ際は覚えておきましょう。

わらび餅をカロリーオフして太るのを防ぐ方法

わらび餅で太るのを防ぐ方法①食べる量

ダイエット中にわらび餅を食べたくなったら、まず食べる量に注意してみましょう。スーパーで販売されている片栗粉が原料の製品は、カロリーも糖質も高いため、太ることに繋がります。原料が片栗粉できなこと黒蜜をかけたものは、1個で30kcal前後もあります。

カロリーオフして太るのを防ぐためには、「一回に食べる量は何個までにする」と決めてそれ以上食べ過ぎないようにすることが大切です。

わらび餅で太るのを防ぐ方法②食べるタイミング

わらび餅で太るのを防ぐためには、食べるタイミングにも注意してください。おすすめのタイミングはおやつの時間である午後3時頃です。通常食事と食事の間隔があきすぎると、食事で取り入れた糖質が血液中の血糖値を急上昇させます。そうすると体が食欲をコントロールすることができず、ドカ食いを招きやすくなってしまいます。

また日中の午後3時前後は1日の中でも活動量が高く、体温が温まっている時間帯であるため、脂肪酸も燃焼しやすいというメリットがあります。昼食と夕食と間の午後3時頃に間食を挟むことでお腹が程よく落ち着くので、3時のおやつの時間に食べるようにしましょう。

わらび餅で太るのを防ぐ方法③本わらび餅を選ぶ

わらび粉を使用した本わらび餅は、食物繊維が豊富に含まれているため、腸の調子を整えてくれるという効果があります。一方スーパーで販売されている片栗粉が原料の製品は、カロリーも糖質も高い割に、栄養価が非常に低いです。

そのためダイエット中にわらび餅を食べて太るのを防ぐためには、本わらび粉を使用したものを選ぶようにしてください。片栗粉を使用した大量生産品と比較して値段は高いですが、美味しいため満足度も非常に高いです。百貨店や大手スーパーでは本わらび粉を使用した製品が販売されていることもあるため、ぜひチェックしてみてください。

わらび餅で太るのを防ぐ方法④黒蜜ときなこを控える

カロリーオフして太るのを防ぎたい方は、黒蜜ときなこを控えめにかけるのがおすすめです。特に黒蜜はカロリーも糖質も高く、10g当たりのカロリーは20kcal、糖質は約5gも含まれています。

だだしきなこには女性ホルモンの分泌を促進するイソフラボンが豊富に含まれており、肌の老化を予防したり、骨の健康維持にも効果があります。そのため1度に使用するきなこの量を3g程度に減らし、黒蜜は糖質ゼロの甘味料に置き換えるなどして工夫すると上手にカロリーオフすることができます。

わらび餅で太るのを防ぐ方法⑤サイリウムやアガーで作る

自宅でわらび餅を手作りする際、材料の片栗粉をサイリウムやアガーに置き換えて作るとカロリーオフすることができます。サイリウムはオオバコの種子の皮を砕いたもので、食物繊維を豊富に含み、水分を含むと膨れてゼラチン状になるという特徴があります。少量食べるだけで満腹効果が得られやすいため、ダイエット向きの食材になります。

海藻を原料とした植物性のゼリーの素であるアガーも、食物繊維が豊富で、腸内の有害物質を吸着してスムーズに排便を促す効果が期待できます。どちらも栄養価が高い割にカロリーが低いので、太るのを防ぎたい方はサイリウムやアガーを用いるのがおすすめです。

わらび餅で太るのを防ぐ方法⑥カロリーゼロの甘味料で作る

わらび餅で太るのを防ぐためには、材料の砂糖をカロリーゼロの甘味料に置き換えて作るという手もあります。カロリーゼロの甘味料にもさまざまな種類がありますが、砂糖と同様の甘味を感じられるエリスリトールやラカンカなどが扱いやすく人気です。どちらも天然成分由来のため、万が一食べ過ぎても安心です。

自宅で手作りする際は、片栗粉の代わりにサイリウムやアガーを、砂糖の代わりにカロリーゼロの甘味料を使用すると一気にカロリーダウンすることができます。

カロリーゼロの市販のわらび餅もある

手作りするのが面倒という方は、市販されているカロリーゼロの商品を利用するのもおすすめです。食感も味わいも本物に近いように工夫されているので、万が一食べ過ぎても太る心配はありません。大手スーパーやネット通販でも販売されているので「ダイエット中でもわらび餅が食べたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。

わらび餅で太るのを防ぐダイエット向けアレンジレシピ

サイリウムで作る低カロリーわらび餅

【材料】

  • サイリウム 10g
  • ラカント 大さじ3
  • ほうじ茶 15g
  • Aきなこ 小さじ1
  • Aラカント 小さじ1/2
  • A塩 ひとつまみ 半分

【作り方】
  1. ほうじ茶にお湯を入れ、濃い目に出します。
  2. 鍋にラカントを入れてほうじ茶を少量注出て加熱し、ラカントを溶かします。
  3. サイリウムを入れ、残りのほうじ茶を少しずつ入れて混ぜます。
  4. 餅状になったら容器に移し、ラップをして冷蔵庫で冷やします。
  5. 材料Aを混ぜ、(4)にかけたら完成です。

1食たった0.8kcalの低カロリーわらび餅のレシピです。香りにクセがあるサイリウムもほうじ茶を使うことで気になりません。サイリウムはダマになりやすいので、ほうじ茶を注ぐときは少量ずつ入れて混ぜるようにしましょう。

ヘルシー豆腐わらび餅

【材料】

  • A豆腐 250g
  • Aグラニュー糖 50g
  • A片栗粉 60g
  • きなこ 15g
  • 水 60cc
  • 黒みつ 適量

【作り方】
  1. ボウルに材料Aを入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
  2. 水を入れ、さらによく混ぜます。
  3. 鍋に移し、中火で煮詰めます。
  4. 餅状になったらバットに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で30分冷やします。
  5. 適当な大きさに切り分け、きなこと黒蜜をかけたら完成です。

材料に豆腐を使うことでカロリーダウンした、とっておきレシピです。豆腐は絹ごしのものを使用すると、口当たりがなめらかになります。鍋で練り混ぜるときは強火にするとダマになりなすいので、弱火でじっくり火を通すようにしてください。

アガーで低カロリーわらび餅

海草から作られたアガーを使った簡単手作りレシピです。アガーを使用するとぷるんとした食感になります。水とアガーを混ぜるだけで作れるので、料理が苦手な方も作りやすいです。低カロリーで作れるので、少々食べ過ぎて太る心配が少ないです。

アガーで♪ダイエット低カロわらび餅風★ by アセチルこりん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

わらび餅で太るのを防ぐため食べ過ぎに注意しよう!

わらび餅のカロリーや糖質についてを解説し、太るのを防ぐ食べ方やおすすめレシピを紹介してきました。わらび餅はヘルシーな見た目に反してカロリーも糖質も高いので、食べ方によっては太る要因になってしまいます。

「一度に食べる量は何個まで」と決めて、食べ過ぎないようにするなど工夫が必要です。食べるタイミングや原材料にも配慮しながら、太るのを防いで美味しく食べるようにしてください。

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