母乳の冷凍保存・解凍方法まとめ!日持ち期間や温め方・注意点も!

母乳の冷凍保存の方法について紹介していきます。母乳を冷凍保存する際のポイントや解凍時の注意点についてまとめました。さらに、母乳を冷凍保存する際の搾乳方法も掲載しているので、母乳育児をする際の参考にしてください。

母乳の冷凍保存・解凍方法まとめ!日持ち期間や温め方・注意点も!のイメージ

目次

  1. 1母乳を冷凍保存するポイントを紹介
  2. 2母乳の搾乳方法
  3. 3母乳の冷凍方法とポイント
  4. 4冷凍した母乳の解凍方法とポイント
  5. 5母乳の冷凍・解凍時のNG例
  6. 6母乳は冷凍して日持ちさせることもできる

母乳を冷凍保存するポイントを紹介

母乳に含まれている豊富な栄養分は、赤ちゃんの健康を保つために必須です。また、母乳は母親にとっても有益です。出産後の子宮の拡大を防いで妊娠前の大きさに回復するのを助けるとともに、母体を出産前の体重に戻すのを助け、後年の乳癌のリスクも低下させます。

そして、母乳栄養は、乳幼児突然死症候群のリスクの低下、知能の向上、中耳炎のリスクの低下、風邪への抵抗、虫歯の予防、自閉症のリスクの低下などの効能が期待できます。本記事では、そんな母乳を長期間保存できる冷凍方法について紹介していきます。さらに、解凍時の注意点もまとめているので、母乳を保存する際の参考にしてください。

母乳の搾乳方法

母乳の搾乳方法について紹介していきます。手で搾乳する場合と搾乳器を使った際のポイントもまとめているので搾乳する時の参考にしてください。

手で搾乳する場合

【手で搾乳する方法】

  1. 手を洗って、母乳を入れる清潔な容器を用意します。
  2. 少し前かがみになり、手を胸の下に添えます。
  3. 搾乳する手の親指と人差し指を乳首の中心からC文字のような形で添えます。
  4. 添えた親指と人差し指の腹が合うように、乳輪部を挟んで圧迫します。
  5. 圧迫を繰り返して、力をかけ過ぎないように搾乳します。

手で搾乳する際の最大のメリットは、ミルクを入れる容器を用意すれば他に器具がいらない点です。そのため、家で搾乳する際はもちろん、外出先で搾乳をする場合も荷物を減らすことができます。ただし、手で搾乳する場合は、十分な量を搾乳するまでに時間がかかる点には注意しましょう。

そして、手で搾乳する場合は、母乳分泌の流れを良くし、おっぱいのトラブルを最小限にするために、搾乳する前におっぱいマッサージをしましょう。

搾乳器を使う場合

搾乳器を使う際の最大のメリットは、手で絞るよりも効率がよく、楽に搾乳することが可能です。しかし、搾乳する時に搾乳器が必要となるため、常に持ち歩く必要があります。また、搾乳器には手動と電動のものがあるので、自身の生活スタイルに合わせて購入しましょう。

手動の搾乳器は価格が安く、自分の力加減で搾乳することができる一方、手にかかる負担が多く、時間もかかってしまうデメリットが存在します。対して、電動の搾乳器は値段が高い分、セットするだけで自動で搾乳することが可能です。そのため、搾乳する負担や時間を短縮したい場合は電動の搾乳器がおすすめです。

母乳の冷凍方法とポイント

母乳の冷凍方法と冷凍する際のポイントや注意点について紹介していきます。長期保存する際の冷凍に適した容器や日持ち期間の目安もまとめているので、授乳期間中に参考にしてください。

冷凍方法・保存に適した容器

母乳を搾乳した後に冷凍保存したい場合は、減菌された清潔な容器や母乳専門の容器に入れて保存しましょう。しかし、間接的な母乳の授乳は直接授乳と比較すると、口腔細菌の枯渇と潜在的な病原細菌が増加します。そのため、保存する際には細心の注意を払う必要があります。

普段使用している容器に入れてしまうと、細菌が繁殖してしまう可能性が高いため、母乳を保存する母乳パックに入れて冷凍するのがおすすめです。母乳パックはジップロックが付いており、密封状態を作ることができ、保存したい量に合わせてサイズも選べ、搾乳した日を書き込むメモ欄もあります。

冷凍した母乳の日持ち期間の目安

冷凍庫(-18度以下)で母乳を保存した場合は、最大で6か月までは保存することが可能です。しかし、赤ちゃんに授乳する場合は、3か月を目安に与えるようにしましょう。ただし、3か月を過ぎたからといって捨てなければならない訳ではありません。

そして、市販されている保存パックには書き込めるメモ欄が存在するので、搾乳した日を忘れずに記入しておきましょう。

母乳を冷凍する時のポイント

母乳を常温で飲ませる場合と、冷凍した場合で栄養価や免疫成分が変わってしまうと心配になるお母さんも多いのではないでしょうか?実は、母乳を冷凍しても、栄養価や免疫成分はほとんどが保たれます。しかし、冷凍した際には、脂肪と細胞に影響が出てしまう点には注意しましょう。

母乳の中にある脂肪は脂肪球といわれており、球形をしています。そして、脂肪のまわりをお母さんの細胞の膜が覆っています。この膜は冷凍すると壊れてしまうため、母乳の脂肪は少しだけ変化します。さらに、冷凍することでミルクに含まれている生きた細胞のいくらかは、減ってしまうので覚えておきましょう。

冷凍した母乳の解凍方法とポイント

冷凍した母乳の解凍方法と解凍する際のコツやポイントについて紹介していきます。また、解凍した母乳を温める方法についても掲載しているので、保存した母乳を解凍する際の参考にしてください。

冷凍した母乳の解凍方法

冷凍された母乳は、急激に熱エネルギーを加えると含まれている成分が変化してしまう恐れがあります。そのため、解凍する際には冷蔵庫に移して自然解凍させるか、水を使ってゆっくり解凍させましょう。急ぎの場合は、水を何度が取り替えて解凍させると良いでしょう。

解凍後の温め方

解凍させた後の温め方は、30℃~40℃くらいのぬるま湯を使って湯煎します。その後、母乳を哺乳瓶へ移して上下にゆっくりと振って、脂肪とミルクを混ぜ合わせてから、赤ちゃんに飲ませるようにしましょう。そして、常温で放置してしまうと細菌が繁殖してしまうため、解凍後はすぐに飲ませるようにしましょう。

解凍した母乳のにおいが気になる時は捨てた方が良い?

解凍したミルクの匂いや味が変わってしまう理由は、冷凍することで脂肪が分解されて匂いのもととなる脂肪酸が増えるからです。そして、ごくまれに冷凍解凍した母乳を嫌がる赤ちゃんもいますが、ほとんどの赤ちゃんは飲むので心配いりません。

また、数時間冷蔵庫にいれて冷やしてから冷凍すると臭いが悪くなりにくいともいわれているので、臭いが気になる人は試してみましょう。ただ、風味が落ちてしまっても、お母さんから赤ちゃんにあげられる大切な母乳ですので、できる限り飲ませてあげるようにしましょう。

母乳の冷凍・解凍時のNG例

母乳を冷凍・解凍する際にやってはいけないこと、NG例を紹介していきます。母乳を長期保存する時の注意点をしっかりと守って、赤ちゃんには安全に飲ませてあげましょう。

手洗いや消毒を怠る

搾乳する時から最も注意しなければいけない点は、手洗いや消毒を怠らないようにすることです。赤ちゃんは免疫が弱く、消毒を怠ってしまうと赤ちゃんにも悪影響が出てしまうため注意しましょう。また、搾乳器を使う際にも消毒をしっかりと行う必要があります。もちろん、赤ちゃんにミルクを飲ませる時の哺乳瓶も忘れずに消毒を行いましょう。

熱湯での湯煎・電子レンジの使用

冷凍した母乳を解凍する際は、熱湯を使った湯煎・電子レンジの使用は控えるようにしましょう。すぐに赤ちゃんにミルクを飲ませないといけない場合でも、熱湯や電子レンジを使った解凍はNGです。熱湯や直火・電子レンジでの解凍は、母乳に含まれている免疫体の破壊や保存パックが破裂する危険性があるので、絶対に行わないでください。

解凍後に放置・飲み残しを保存

解凍後のミルクは、冷蔵庫に入れて24時間以内に使い切るようにしましょう。ミルクを冷凍することで、ばい菌を食べてくれる細胞の多くはなくなってしまうので、温かい環境で時間が経過すれば、ばい菌が増えてしまう可能性があります。そのため、室温(約25℃)であれば4時間以内には赤ちゃんに与えましょう。

また、飲み残した母乳を再冷蔵・再冷凍するのもNGです。一度常温に戻した母乳は、細菌が繁殖してしまっている可能性もあるので、再保存やミルクの継ぎ足しはやめましょう。

母乳は冷凍して日持ちさせることもできる

生まれたての赤ちゃんにとって母乳とは、体内の免疫作りに必須です。そのため、母乳はできるだけ赤ちゃんに飲ませてあげましょう。そして、母乳は冷凍して長期間保存することもできます。

ただし、保存する時や解凍する時に間違った方法をとってしまうと赤ちゃんにも危険が及ぶので、保存する際のポイントや注意点を把握し、大切な赤ちゃんの身体を守ってあげましょう。

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