マグロの赤身のカロリーと糖質は?種類で違う?赤身に含まれる栄養にも注目!

マグロの赤身は高タンパク低カロリーな食材としても有名ですが、どんな栄養素が含まれているのかはあまり知られていません。種類によってカロリーや糖質量も異なってくるので、今回はマグロの赤身に含まれる栄養からカロリーや糖質について紹介していきます。

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目次

  1. 1マグロの赤身はカロリーが低い?
  2. 2マグロの赤身のカロリーと糖質
  3. 3マグロの赤身の栄養と効果
  4. 4低カロリーのマグロの赤身を食べよう!

マグロの赤身はカロリーが低い?

たくさんの人に愛され続けているマグロの赤身は、刺身やお寿司に欠かせない食材のひとつです。マグロの赤身にはDHAやEPAなどといった成分が多く含まれているうえに高タンパク低カロリーな食材でもあり、高いダイエット効果があると言われています。

マグロの赤身はさまざまな場所で販売されていますが、どんな栄養が含まれているのかは意外と知られておりません。また、マグロの種類によってカロリーや糖質量が異なる事も意外と知られていないようです。そこで本記事ではマグロの赤身に含まれる栄養から、カロリーや糖質量などについて詳しく紹介していきます。

マグロの赤身のカロリーと糖質

マグロの赤身のカロリーや糖質は、種類によってやや異なってくると言われています。日本の近海で収穫されるマグロには黒マグロ・ミナミマグロ・メバチ・キハダ・ビンナガ・メジマグロの6種類がありますが、その中でも特に低カロリーなのはキハダとビンナガです。

マグロの栄養価は赤身や脂身といった部位によっても大きく異なってきます。最近ではマグロを使った缶詰の種類もバラエティーに富んでいますが、味付けされた缶詰や油漬けタイプのものは栄養価も高くなるので料理に合わせて使い分けることが大切です。

種類別のカロリー

マグロの赤身のカロリーは、種類によってやや異なってきます。例えば刺身やお寿司でも高い人気を誇っている黒マグロは、100gあたり125kcalとなっています。スーパーやショッピングモールなどでも販売されているキハダマグロの場合は100gあたり106kcalほどで、マグロの中でも特に低カロリーです。

中でも最も栄養価が高いのはメジマグロと言われています。100gあたり152kcalとやや高めですが味には一定の評価があるので、刺身やお寿司だけに限らず缶詰などでも重宝されています。

種類別の糖質量

糖質の量もマグロの赤身の種類によって異なってきます。大手回転寿司チェーンなどでも使われているビンナガマグロの糖質は100gあたり0.2gほどですが、脂質がとても少ないのでダイエット中の人にもおすすめと言われています。一方でキハダマグロには糖質がほぼ含まれていません。値段もリーズナブルなので、自宅でも気軽に味わえます。

トロとの比較

マグロの栄養価は部位によっても大きく異なってくると言われています。特に脂身の乗ったトロはお寿司のネタとしても不動の人気を誇っていますが、赤身の約3倍の栄養価があります。脂質においては10倍以上の違いがあるので、くれぐれも食べ過ぎには気を付けてください。

マグロの赤身の栄養と効果

マグロの赤身には、健康的な身体作りに欠かせない栄養素がたくさん含まれています。例えばマグロに含まれるDHAという成分には抗ガン作用や抗アレルギー作用などといった効果があると言われています。EPAという成分も多く含まれていますがコレステロール値を下げる働きがあるので、現在ではサプリメントなどにも使われています。

マグロの赤身にはたんぱく質やビタミンも多く含まれています。特にビタミンB6やビタミンDといった成分は肌荒れやホルモンバランスの乱れを整える効果があると言われており、他にもさまざまな効果が期待できる女性にもおすすめの食材です。ここからはマグロの赤身に含まれている栄養や効果について解説していきます。

DHA

まず最初に紹介するのが、DHAという成分です。マグロの赤身に多く含まれているDHAには抗ガン作用や抗アレルギー作用に加えて血液をサラサラにする効果があるので、日々の健康維持に必要不可欠な存在と言われています。青魚にも含まれていますが、近年ではサプリメントなどにも使われているようです。

DHAという成分には体内で作ることができないという特徴があります。脳の働きを良くする効果もあると言われているので、育ち盛りの子供や仕事を頑張りたいという人はマグロの赤身を食べてDHAを摂取するようにしましょう。

EPA

高度不飽和脂肪酸に分類されるEPAという成分も、マグロの赤身に多く含まれています。EPAにはコレステロール値を下げる効果がありますが、最近では神経細胞の治癒力を高める効果にも期待が集まっているのでうつ病対策にも有効と言われています。またDHAと同様に、サプリメントでも活用されるケースが増えつつあるようです。

マグロをはじめとした魚介類にはEPAやDHAなどの成分が多く含まれていますが、以前は生活習慣病予防にのみ効果があると言われていました。しかし抗うつ作用にも有効であるとの報告がされてからは、精神科臨床などでも応用される機会が増えているそうです。

たんぱく質

マグロの赤身の栄養や効果を語るうえで欠かせないのがたんぱく質です。たんぱく質には柔軟性のある質の高い筋肉をつける効果があると言われていますが、脳の働きを活性化させる働きもあります。乳製品や卵などにもたんぱく質が含まれていますが、ダイエットをしている人には脂質の少ないマグロの赤身がおすすめです。

たんぱく質を摂取することで、免疫力の低下や貧血を防ぐこともできます。身体の修復を助ける効果もあり、スポーツ選手にとっても大切な栄養素のひとつですが、たんぱく質は消化に時間がかかるという特徴もあります。一度にたくさん摂取しても安定的な効果は見込めないので、正しい摂取方法を知っておくことも重要です。

鉄分

あまり知られていませんが、マグロの赤身には鉄分も多く含まれています。鉄分には疲労回復や貧血予防などの効果があると言われており、血液中の酸素運搬にも一役買いますが、大量に摂取すると便秘や胃腸障害などを引き起こす可能性もあるので注意してください。

鉄分はレバーや貝類に加えて、ほうれん草などといった緑黄色野菜にも多く含まれています。海藻類や大豆製品も鉄分の含有量が多い食材のひとつなので、それらと組み合わせてさまざまな料理を楽しむこともできます。鉄分はたんぱく質やアミノ酸などの成分と一緒に摂取することで吸収力が高まるので、使う食材を工夫することも大切です。

ビタミンB6

マグロの赤身に含まれているビタミンB6という成分には、肌荒れや免疫力低下を防ぐ効果があります。たんぱく質のエネルギー産生や血液がつくられる際にも重要な役割を担っているので、縁の下の力持ちのような存在とも言われています。

ビタミンB6が不足すると肌荒れや口内炎などに加えて、ホルモンバランスも乱れやすくなります。特に女性や抗生剤などを服用している人は不足しがちになる成分でもあるので、たんぱく質を多く含んでいる食材と一緒にビタミンB6を補給するのがおすすめです。

ビタミンD

マグロの赤身にはビタミンDという成分も多く含まれています。ビタミンDにはたんぱく質の働きを活性化させる効果があると言われています。骨や歯の発育を促進する働きもあるので、育ち盛りの子供に欠かせない成分のひとつです。

ビタミンDには神経伝達の正常化や筋肉の収縮などを助ける効果もあります。ただし日光照射を受ける機会が少ないとビタミンDの働きが低下すると言われているので、屋内での活動が多い人は吸収率の高い動物性の食品からビタミンDを摂取するようにしましょう。

低カロリーのマグロの赤身を食べよう!

マグロの赤身に含まれる栄養から、カロリーや糖質量などについて詳しく紹介してきました。たくさんの人に親しまれているマグロの赤身には多くの栄養素が含まれているので、健康的な身体作りに欠かせない存在となっています。種類によってカロリーや糖質量は異なってきますが、どれも栄養価の高いものばかりです。

日本では刺身やお寿司の食材として使われることが多いですが、アレンジ次第でさまざまな料理にも活用することができます。心と身体を健康にする栄養がたくさん詰まっており、尚且美味しく頂ける部位も豊富です。今回の記事を通じてマグロの赤身の素晴らしさが少しでも伝われば幸いです。

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