ウインナーのカロリーはボイルと焼くで違う?糖質制限ダイエットの注意点も

毎日食べても飽きがこないウインナーは子供から大人までに人気な食材です。朝食やお弁当、お酒のおつまみ、おやつにも丁度いいウインナーですが、ボイルした場合と焼く場合のカロリーは調理法で違いはあるのでしょうか?ダイエット中でも食べたいウインナーの気になるカロリーや糖質について、他に糖質制限ダイエットの注意点も紹介していきます。また、食感や香り高い風味、太さ、長さなどウインナーには様々な種類が豊富に販売されていますが、ウインナーの原料や栄養素などの特徴についても紹介します。

ウインナーのカロリーはボイルと焼くで違う?糖質制限ダイエットの注意点ものイメージ

目次

  1. 1ウインナーの調理法別のカロリー
  2. 2ウインナーの特徴
  3. 3ウインナーのカロリーや糖質は?
  4. 4ウインナーのダイエット中の食べ方と注意点
  5. 5ウインナーのカロリーを抑えて上手にダイエットしよう!

ウインナーの調理法別のカロリー

パリッとジューシーなのが特徴的なウインナーですが、ダイエットする際に気になるカロリーはどれくらいあるのでしょうか?まずはボイルした場合と焼く場合の調理法別のカロリーから紹介していきます。

ボイルする場合

ウインナー

ウインナーは、100g当たり約321kcalとかなりの高カロリーとなっていてダイエット中でおすすめな調理法はボイルすることです。ウインナーに含まれる余分な油分や塩分添加物などががお湯の中に流れていくのでカロリーカットに繋がります。またウインナーに切り込みを入れてから茹でるとよりカロリーカットすることができます。メーカーによって異なりますが、茹でることで約321kcalより低カロリーとなります

焼く場合

焼きウインナー

焼く場合は、ボイルした場合に比べるとカロリーは高くなります。ウインナーに含まれている油分と焼くときに使う油がプラスされるので100g当たり約321kcalよりも高くなります。サラダ油は大さじ1杯で約110kcalあるのでカロリーが高くなることが分かります。ただ油を引かずに焼いたり、茹でる場合と一緒でウインナーに切り込みを入れて焼くことで、ウインナーの油分が流れでてカロリーカットに繋がります

ウインナーの特徴

では、普段食べているウインナーはどのような特徴があるのでしょうか?ウインナーの原料や特徴について解説していきます。またウインナーに含まれている栄養素とその効果についても紹介していきます。

原料

肉

ウインナーとは、豊富な種類のあるソーセージの一種で正式名称はウインナー・ソーセージです。オーストラリアのウィーンが発祥地のソーセージです。ソーセージには原料や製法によって千以上と様々な種類があります。ウインナーは、豚肉や牛肉、鶏肉などを原料肉としてひき肉にし、塩漬けして香辛料を加え味付けをして牛や豚、羊などの天然腸や人口ケーシング(皮)に詰めて加熱したものです。

JASの規格では、羊腸を使用したもの、または太さが20mm未満のものがウインナー豚腸を使用したもの、または太さが20mm以上36mm未満のものがフランクフルトソーセージ牛腸を使用したもの、または太さが36mm以上のものがボロニアソーセージと定められています。これらはあくまでも日本での分類となります。また、違うのはケーシングと種類の直径であって、原料や製造方法は同じです。

栄養素と効果

悩む女性

ウインナーに豊富に含まれている栄養素の1つにタンパク質があり、タンパク質はダイエットに必須の栄養素で筋肉の生成を助ける働きがあり、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作ります。体内の筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が落ち、痩せにくく太りやすくなってしまいます。

他には、カロリーを脂肪に変えない為の1つで、糖質の代謝を促してくれる働きがあり、太りにくい体づくりの手助けをしてくれるビタミンB1、そして太る原因ともなる脂質が含まれていますが、低糖質のウインナーは適量の摂取であれば満腹感が得られ、腹持ちを良くしてくれる働きがあります。

ウインナーのカロリーや糖質は?

ウインナー1本

ウインナー1本

まずウインナー1本のカロリーと糖質ですが、1本17g当たり約55kcalで糖質は0,5gです。ウインナーの原料は肉なのでタンパク質が多く低糖質な食品です。また脂質は約4,7gあるのでカロリーは高めですが、糖質制限のダイエットをしている場合には食べやすく優秀な食材とも言えます。スーパーなどでも豊富な種類が販売されているウインナーですが、メーカーによってカロリーや糖質は異なるので大体の目安としてください。

メーカー別

ウインナーにはたくさんの種類があり販売されていますが、メーカー別にウインナーのカロリーと糖質を見ていきます。

ウインナー

まず日本ハムのシャウエッセン100g当たり約311kcalで糖質は3g、伊藤ハムのアルトバイエルン100g当たり約319kcalで糖質は1,6g、プリマハムの香薫約290kcalで糖質は2,3g、日本ハムのアンティエブラックペッパー102g当たり約330kcalで糖質は1,2g、伊藤ハムの特選あらびきポークウインナー102g当たり約360kcalで糖質は3gです。

今紹介したウインナーの約100g当たりのカロリーは平均すると約322kcalで糖質は約2gとなります。糖質が低いことが分かるので、糖質制限ダイエットの役に立つと言える食材です。ただ、カロリーは高いので食べ過ぎには注意しましょう。

皮なしウインナー

食べたときのパリッとした噛み応えが特徴のウインナーと違って小さい子供でも食べやすく、お弁当の定番おかずとしても万能な皮なしウインナーのカロリーと糖質を見ていきます。

ウインナー

まず伊藤ハムのパルキー100g当たり約284kcalで糖質は約5,6g、伊藤ハムの皮なしマジ旨100g当たり約237kcalで糖質は約4,4g、日本ハムのウイニー100g当たり約305kcalで糖質は約5,2g、プリマハムの味わいづくり皮なしウインナー100g当たり約242kcalで糖質は8,2gです。今紹介した皮なしウインナーの約100g当たりカロリーは平均すると約267kcal糖質は約5gとなります。

皮付きのウインナーと比べるとカロリーは低いので、カロリーを抑えたい場合には皮なしのウインナーを食べることがおすすめです。ただ、皮なしウインナーの場合もメーカーによってカロリーと糖質は違うので、大体240~260kcalを目安として覚えておきましょう。

他の加工肉と比較

サラミ

ウインナー以外にも美味しい加工肉がありますが、どれくらいのカロリーと糖質があるのか比較していきます。ベーコン100g当たり約400kcalで糖質は約0,3gサラミ100g当たり約500kcalで糖質は約2,1gビーフジャーキー100g当たり約315kcalで糖質は約6,5gです。このように他の加工肉と比べるとウインナーのカロリーは低カロリーなことが分かります。

ですが、加工肉の中で低カロリーと言えるのであり、加工肉以外の食品と比べたら高カロリーと言えるので食べ過ぎには注意が必要です。糖質量は他の加工肉と比べると高めですが、ウインナー自体の糖質量は低いため糖質制限のダイエットには向いていると言えます。

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ウインナーのダイエット中の食べ方と注意点

ダイエットしているときにカロリーや糖質の高い食べ物を我慢していると言っても、ウインナーなど美味しいものは食べたくなります。ウインナーにはダイエット効果のある栄養素も含まれているのでうまく摂り入れればダイエットの味方にもなってくれる食材です。そこでダイエット中にウインナーはどのように食べれば良いのか食べ方と注意点を紹介していきます。

食べ過ぎはNG

フォークを刺したウインナー

ウインナーは低糖質なので調味料や料理の仕方を気を付ければダイエット中でも食べても問題はありませんが、カロリーが高く、脂質が多く含まれているので食べ過ぎてしまうと脂肪が蓄積され太る原因になってしまいます。また、ウインナーには100g当たり約1,9gの塩分が含まれ塩分量が高くなっているので食欲を増進したり、むくみの原因になります。カロリーや塩分の摂りすぎになってしまうので食べ過ぎには注意しましょう。

焼くよりボイルがおすすめ

ボイルウインナー

ウインナーの調理法でボイルや焼く方法がありますが、ダイエット中は焼くよりもボイルすることがおすすめです。ボイルすることにより、余分な脂を落とすことができカロリーカットに繋がります。ボイルする際に切り込みを入れたり、斜めに切ったりすることでよりカロリー減にもなります。

また、焼くときは油を引かずに焼いたり、ボイルする場合と一緒で切り込みを入れることで余分な脂が流れ出て、カロリーを抑えられます。ボイルや焼く場合は切り込みを入れることがカロリーカットになるポイントです。

糖質ゼロのウインナーも活用しよう

ここ数年で、スーパーやコンビニなどで糖質ゼロ食品や低糖質食品が販売されていてよく見かけるようになりました。糖質ゼロ食品には、麺やロースハム、お菓子など様々な食品がありますが、もともと低糖質なウインナーにも糖質ゼロのものが販売されています。糖質制限されている方は糖質ゼロのウインナーも上手に活用してみるのも良いのではないでしょうか?

ケチャップやマスタードのつけ過ぎはNG

ケチャップとマスタードが添えられたフランクフルト

ウインナーを食べるときにケチャップやマスタードなどの調味料をつける方もいると思いますが、ダイエット中はケチャップやマスタードのつけすぎに注意しましょう。ケチャップは大さじ1杯約18kcalで糖質は約3,8g、マスタードは大さじ1杯約41,0kcalで糖質が約2,2gなので高カロリーな調味料です。カロリーの高いウインナーにケチャップとマスタードをつけてしまうとより高カロリーとなるので注意しましょう。

野菜と一緒に食べる

いろんな野菜

脂質が多く含まれているウインナーはビタミンB1、B2が豊富な野菜と一緒に摂取することで、体に脂肪がつきにくくなり栄養素も吸収されていきます。またウインナーだけでは食べる本数も増えて高カロリーになってしまい太る原因ともなります。野菜には豊富な栄養素が含まれていますので、ウインナーだけ食べるよりも栄養効果も高くなります。ウインナーを食べるときは野菜も一緒食べるようにしましょう。

添加物に注意

焼いたウインナー

食品添加物とは調味料や保存料、酸化防止剤などを言い、食品を調理加工や製造する際に加工や保存などの目的で使用されているものです。ウインナーに使われている主な添加物の酸化防止剤、リン酸塩、亜硝酸ナトリウムなどにも注意しましょう。人間の体では添加物をうまく分解できない為、代謝や血液の流れが悪くなったり脂肪も分解されづらくなります

ウインナーの添加物を少しでも減らす方法は、茹でることです。ウインナーに何か所か切れ込みを入れて沸騰したお湯に1分程度入れるだけです。これで、添加物を大幅に除去できます。ウインナーを茹でたときのお湯は必ず捨てるようにしましょう。

塩分が多い

塩

先ほども少し紹介しましたが、ウインナーは塩分量が多いと言われている食品です。ウインナー1本15gに約0,3gの塩分が含まれています。厚生労働省が発表した1日の塩分摂取量の目標量は、男性が8,0g未満、女性が7,0g未満と定められていて、日本人は塩分の摂り過ぎなことが指摘されているので、ウインナーを食べ過ぎるとその分塩分の過剰摂取にもなるので注意が必要です。

塩分を摂りすぎてしまうと体のむくみの原因となり、むくむことによって代謝が悪くなりエネルギーとして消費できずに脂肪を溜め込んで太りやすくなってしまいます。また、セルライトがつきやすくなったり食欲増進の原因となります。ダイエット中はカロリーや糖質量以外にも塩分量にも気をつけましょう。

ウインナーのカロリーを抑えて上手にダイエットしよう!

ウインナー

ウインナーの特徴は高カロリーで低糖質なことです。食べ方を気を付ければダイエット中でも摂り入れることができます。ダイエット中にウインナーを食べる場合のポイントは、焼くよりもボイルすることです。ボイルすることで余分な脂が流れ出てカロリーが抑えられます。また切り込みを入れて茹でることで大幅な添加物の除去にも繋がります。ウインナーの原料や特徴、カロリーを知り、上手にダイエットに摂り入れていきましょう。

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