青汁の効果・効能は?美容・健康にいい成分やダイエット効果も!

青汁は人気の健康食品です。ここでは、代表的な青汁の原料3種類、大麦若葉、ケール、明日葉に特に注目してそれぞれの青汁に含まれている栄養成分や効能についてみていきます。青汁が人気の理由は、ダイエットや生活習慣病の予防、便秘改善、美肌などの美容効果が期待できるという点です。大麦若葉、ケール、明日葉から作られている青汁それぞれの違いや特徴、効能に合った効果的な飲み方など紹介していきます。また、青汁には、副作用はあるのか?など素朴な疑問にも答えていきます。

青汁の効果・効能は?美容・健康にいい成分やダイエット効果も!のイメージ

目次

  1. 1青汁とはどんなもの?
  2. 2青汁の健康にいい成分と効果効能
  3. 3青汁の美容・ダイエットへの効果効能
  4. 4青汁のおすすめの飲み方
  5. 5青汁は健康や美肌への効果が抜群!

青汁とはどんなもの?

青汁の主成分は?

いまや健康食品として定番となった青汁。青汁とひとことでいっても、青汁を販売するメーカーによって原材料が違うことを知っていますか?青汁の主成分となっている原材料は、主に大麦若葉ケール明日葉(あしたば)の3種類です。最近では、桑の葉(くわのは)、抹茶など青汁にもさまざまな種類があり、青汁の健康効果にさらなる期待が高まっています。

ここでは、定番の3種類、大麦若葉、ケール、明日葉の青汁を中心に、原材料に含まれている栄養成分や効能の違い、健康面、美容、美肌やダイエットに特に効果のある青汁の種類、飲み方などを紹介していきます。

青汁を飲む人が多い理由は?

青汁を飲む人が多い理由として、人間の体に効果的な成分が含まれている健康食品であること、何かと忙しい現代人にとって、手軽に栄養補給ができること、青汁を飲んでいるから健康!というプラシーボ効果も少なからず影響していると思います。では、青汁を飲む人が多い理由を、大麦若葉などの青汁に含まれているさまざまな成分や栄養などその効果を具体的にみていくことにしましょう。

青汁と野菜ジュースの違いは?

まずは、青汁と市販されている野菜ジュースの違いについてみてみましょう。商品によって違いはありますが、一番の違いは、原材料にあります。青汁の場合は、ほぼ野菜のみに対して、野菜ジュースには、保存料や人工甘味料、香料などの添加物が入っているのもがほとんどです。

中には、青汁にも添加物が含まれているもの、野菜ジュースでも無添加のものなど、色んな商品が溢れています。自分の体に入れる物として、原材料をよく確認するように意識を高めていきましょう。

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青汁の健康にいい成分と効果効能

大麦若葉は生活習慣病予防に効果的

青汁といえば、原材料に大麦若葉を使用したものが有名です。大麦若葉は、その名の通り、大麦の若葉のことです。主成分が大麦若葉の青汁が人気の理由は、癖の少ない味で飲みやすい点が多くの人に支持されている一番の理由です。

大麦若葉に含まれている栄養素で体に作用する有効成分は、ビタミンAビタミンC葉酸などのビタミン類亜鉛やカリウムカルシウム等のミネラル類、その他にも鉄分や食物繊維が豊富に含まれています。中でもケールや明日葉の青汁との違いとして、大麦若葉に含まれている成分で注目したいのが、SOD酵素といわれる栄養素です。

SOD酵素とは、SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の略で、スーパーオキシドは活性酸素、ジスムとは分解、ターゼとは酵素の意味です。

つまり、活性酸素を分解して取り除いてくれる働きをする酵素ということです。抗酸化物質の中でも、特に強力な働きをするのがこのSODといわれています。特に、高血圧や悪玉コレステロール、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果が期待できます。他にも、便秘解消効果でダイエットや美肌、冷え性や貧血の改善などの効能があります。

大麦若葉は、薬ではなく青汁なので基本的に副作用はありませんが、大麦若葉の青汁を飲む前に、注意して欲しい点があります。それは、「小麦アレルギー」です。大麦若葉は小麦ではなく大麦なので、小麦アレルギーによる反応はないと思いますが、念のため「小麦アレルギー」の人は、原材料をしっかりとチェックしたり、メーカーに問い合わせをすることをおすすめします。

ただし、大麦若葉が主成分の青汁を飲み過ぎによる症状(副作用)として、お腹が張ったり、ゆるくなったなどの報告があります。くれぐれも適量を摂取するようにしましょう。

ケールは目や皮膚の健康維持に効果が

ケールが原材料の青汁にも大麦若葉同様に、さまざまなビタミンミネラル食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。その中でも、他の青汁との違いは、ケールに含まれているルテインやメラトニンといった成分です。

ケールに含まれているビタミンAドライアイの予防や視力回復粘膜の保護に有効とされている成分、そこに眼精疲労や視力回復効果が期待出来るルテインのダブル効果によって、特にケールの青汁には、目の健康に効能があります。

また、ケールに含まれているメラトニンは、眠りを誘う「睡眠ホルモン」といわれています。不眠症の改善も期待できます。他にも、美肌やアンチエイジングの美容効果や、肝機能を高める効能があります。

ケールの青汁は、副作用の心配はありません。ケールに含まれている成分ルテインは、目の健康に効果があると、パソコンやスマホで目を酷使している人たちにサプリメントとしても人気ですが、サプリメントには、合成ルテインを使用したものもあり、中には副作用の可能性がある商品も出回っています。

ルテインを効果的に副作用なく摂る方法として、ケールの青汁はおすすめです。ただし、副作用がないからといって飲み過ぎるのは逆効果です。くれぐれも適量を心がけるようにしましょう。

明日葉には妊婦さんに嬉しい葉酸がたっぷり

健康野菜としても注目されている「明日葉は、「芽を摘んでも明日には芽が出る」というところから名前がついた生命力のあるセリ科の植物です。大麦若葉やケール同様に、明日葉にもビタミン、ミネラル、食物繊維の栄養成分がバランスよく含まれています。特に葉酸が豊富に含まれているので、妊娠初期の女性には、胎児の正常な発育に不可欠な栄養素になります。

他にも大麦若葉やケールとの違い、明日葉に含まれる成分に、カルコンがあります。カルコンは明日葉だけに含まれている栄養素です。カルコンとは、ポリフェノールの一種で「黄金のポリフェノール」と呼ばれています。この成分には、強力な抗酸化作用があり、ダイエットや美肌など女性に嬉しいアンチエイジング効果やデトックス効果といった美容に効果が期待できます。明日葉を切った時に出る、黄色い液体がカルコンの正体です。

特にダイエット効果を期待する人には、カルコンの成分が含まれている明日葉の青汁はおすすめです。明日葉にはクマリンというセリ科に多い方向成も含まれていますが、そのクマリンがカルコンの働きをさらに強めてくれます。カルコンの成分は、根の部分に豊富に含まれているので、明日葉をまるごと使用した青汁を選ぶようにしましょう。

痩せたい一心で飲み過ぎるのは逆効果です。下痢や便秘の原因(副作用)になる可能性がありますので注意しましょう。

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青汁の美容・ダイエットへの効果効能

青汁にはビタミンB群が豊富でダイエット効果も

青汁にはさまざまな栄養素が含まれていますが、そのひとつにビタミンB群があります。ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンやパントテン酸、葉酸、ビオチンなどを含む水溶性のビタミンです。水溶性のビタミンとは、水に溶ける性質を持つビタミンなので、飲み方として青汁から摂取するのはとても効果的です。

ビタミンB群は、単体で摂取するより、さまざまな栄養素と一緒に摂るほうが吸収がよくなります。青汁には、ビタミンB群以外にも豊富な栄養素が含まれていますのでおすすめです。健康になりたい人はもちろん、妊娠中の女性やダイエットしたい女性など、是非、青汁を試してみてください。

美肌効果満点のビタミンCもたっぷり

青汁に含まれている栄養素であるビタミンCは、コラーゲンを生成する時に必要なビタミンです。ビタミンCは強力な抗酸化作用を持つビタミンです。その働きには、美肌効果や風邪予防や抗ストレスホルモンの合成を助ける作用があります。ストレスから守ってくれる頼りになる効能まであるビタミンです。水溶性のビタミンで、水に溶ける性質があるので、青汁として摂取する飲み方はおすすめです。

青汁はアンチエイジングにも効果抜群

若返り効果で喜んでいる女性

青汁が、アンチエイジングに効果的といわれている理由は、青汁に含まれている「メラトニン」や「SOD酵素」によるものも大きいですが、他にも青汁に含まれている栄養素には、強い抗酸化作用があるビタミン類が豊富です。そのダブルの働きによって活性酸素を抑制することで、美肌などの美容に留まらず、ダイエット効果や便秘改善など健康作りに欠かせないものとなっています。

青汁の選び方

健康食品として人気の青汁は、種類も右肩上がりに増えているのが現状です。その中で選ぶポイントととして大切なのは青汁を飲む目的を明確にしておくことです。

健康のために飲みたい、例えば高血圧や糖尿病の改善のため、便秘改善やダイエット効果、美肌などの美容効果を期待して、自分の目的さえ決まっていれば、それに合った効果や効能のある成分の青汁を調べて選べば良いだけです。そのためにも、大麦若葉やケール、明日葉の青汁の特徴や違いは把握しておくと便利です。

青汁の値段が違う理由は?

青汁を選ぶ際には、やはり青汁の値段も大きなポイントです。青汁は種類が多い分、値段にもずいぶん違いがあります。ここでは、値段の差にはどのような理由があるのか見てみましょう。値段の違いで一番の理由と考えられるのが、原材料が国産か外国産かによるものです。次に、その材料の質です。育てている環境や農薬の量、当然、手間暇がかかる質の高いものにはより多くの人件費がかかりますので、その違いは大きくなります。

そして、青汁を売るための宣伝・広告費といったことが値段の違いに出ていると考えられます。ただ、安いからといってすべてが質が悪いものとは限りませんし、高いからといって良いものとも分かりません。青汁を選ぶ際には、自分の目的に合った青汁のリサーチ、口コミなどを参考にしながら、自分好みの青汁を探すことをおすすめします。

原料や原産地をチェック

青汁の値段の違いでも触れたように、青汁は原材料の質によって価格に違いが出ます。特に、産地が国産でこだわって作られたものであれば、なおさらです。例えば、ケールや大麦若葉は、鹿児島県や大分県などの温暖な場所で作られています。明日葉に関しては、房総半島や伊豆諸島で作られています。健康や美容が目的で始める青汁です。やはり信頼できる品質のもの選ぶのが、得策といえるでしょう。

目的や飲みやすさに合わせて選ぶ

青汁にはさまざまな効果効能があります。ただし、口に合わなければ長続きしません。自分の目的に合った青汁を見つけたら美味しく飲める工夫をしていきましょう。そのためのヒントとして、青汁のおすすめの飲み方を紹介します。

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青汁のおすすめの飲み方

青汁は、健康にも美容や美肌、ダイエットにも効果があるし、いろんな効果効能があるのは分かっているけど、やっぱり苦手という人のために、おすすめの飲み方を紹介します。味が苦手という人におすすめの飲み方は、手作りのフルーツスムージーやグリーンスムージーにブレンドする方法です。これは、味はもちろん、栄養的にも完成度の高い青汁になります。

手作りはちょっとという人には、オレンジジュースやフルーツジュースで割る飲み方がおすすめです。ポイントは、必ず100パーセントのものを使うこと。他にも、牛乳や豆乳で割る飲み方やヤクルトなどの乳酸菌飲料で割る飲み方もおすすめです。ただし、美味しいからと飲み過ぎると下痢や便秘などの症状(副作用)が出る可能性があります。くれぐれも適量を守りましょう。 

栄養をしっかり摂りたい場合は朝がおすすめ

青汁を飲むタイミング、エネルギーチャージをしたい人は朝がおすすめです。青汁にはビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。何かと忙しい朝の時間帯に、コップ一杯の青汁が朝食になれば、時間にも余裕ができて一石二鳥です。野菜不足の人や忙しい人にも朝に青汁を飲むのはおすすめです。お気に入りのグラスに注いで、ゆっくりと飲むようにしましょう。

朝、飲む際の注意点として、まだ目覚めたばかりの体に冷水は刺激が強いので、常温の水で作るようにしましょう。また、寝起きには、先ず常温の水をコップ一杯飲みましょう。寝ている間に体から出た水分をまずは、常温の水で補給してから、青汁を飲むことをおすすめします。

食前に飲めば食べ過ぎ防止に

青汁は、飲むサラダといっても過言ではないほど、ビタミン、ミネラル、食物繊維と豊富な栄養素が含まれています。食事の際にまずサラダから食べるダイエット法があるように、青汁も食事をする30分前くらいに飲むと食事の前のサラダと同じ効果が期待できます。
 

その効果とは、食物繊維が豊富に含まれていることで、糖質の吸収を抑えて、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。食べすぎ防止のほかにも、食事の前に青汁を摂取することで、ダイエットにも効果が期待できます。

便秘がちなら夜に飲もう

便秘がちで困っている女性のイメージ

青汁の飲み方で便秘がちな人におすすめなのが、夜寝る3時間前に青汁を飲む方法です。腸が活発になる時間は、夜の22時~深夜2時の間です。青汁の成分には、食物繊維も豊富に含まれています。寝る3時間前に青汁を飲むことによって、その効果を最大限に活かすことができます。

また、便秘改善効果だけでなく、ダイエットや美肌、美容、アンチエイジング効果も期待できる飲み方です。寝る3時間前に飲む理由は、青汁の栄養は摂取してから約3時間ほどで吸収されるといわれているからです。

飲みにくい場合ははちみつや野菜ジュースをプラス

青汁のおすすめの飲み方のところでも紹介しましたが、飲みづらい場合には、フルーツスムージーやグリーンスムージー、牛乳、豆乳、乳酸菌飲料などにブレンドする飲み方だと味が和らいで飲みやすくなります。

また、はちみつやメープルシロップ、オリゴ糖などの甘味を加えるのもおすすめです。甘味を加える際には、はちみつやメープルシロップなどの天然甘味料を使うようにしましょう。また、青汁の種類で大麦若葉や明日葉は比較的飲みやすい青汁です。

青汁に副作用はある?

青汁は、薬ではないので基本的には、副作用はありませんが、効果を期待するあまりに青汁を飲み過ぎることによって起こる症状(副作用)として、下痢や便秘といった報告があります。青汁は健康食品です。効果的な摂取方法は、適量です。くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。

青汁は健康や美肌への効果が抜群!

青汁の効果・効能、いかがでしたか?青汁には、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれていました。青汁の種類によっても、その成分はさまざまで、健康、美容、ダイエットなど目的に合った摂り入れ方ができる点も青汁が健康食品として人気の理由のひとつです。

ポイントは、自分に合った青汁を見つけること目的を明確にして、なにより継続することが大切です。継続できるおすすめの飲み方等も今回紹介しました。野菜不足の人、健康になりたい人、美容効果をさらに上げたい人、試しに、気軽に青汁生活初めてみませんか?

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