マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの違いとは?特徴や食べ方も!

マンダリンオレンジを知っていますか?みかんとオレンジの良いとこどりした柑橘で、とても美味しいみかんです。今回は、マンダリンオレンジを徹底調査します。マンダリンオレンジの品種、特徴、旬の時期、産地、味わい、マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの違い、栄養価の違い、マンダリンオレンジの食べ方や皮を使ったお菓子の食べ方などをレポートします。また、オレンジとみかんの掛け合わせ品種も紹介します。

マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの違いとは?特徴や食べ方も!のイメージ

目次

  1. 1マンダリンオレンジはどんな果物?
  2. 2マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの違い
  3. 3マンダリンオレンジの食べ方
  4. 4マンダリンオレンジはみかんとオレンジのいいとこどり!

マンダリンオレンジはどんな果物?

マンダリンオレンジの特徴

マンダリンオレンジについて紹介します。マンダリンオレンジはミカン科ミカン属のミカン類で、原産地はインドのアッサム地方といわれています。これが色々な品種と交配され世界各地に広がり、中国を経て鹿児島県に伝えられたのが温州みかんです。

地中海沿岸に伝わった地中海マンダリン、フロリダに伝わったタンジェリンなどが似たような品種です。マンダリンの語源は、中国の官僚が着ていたオレンジ色の衣服が由来とされています。

日本ではマンダリンオレンジの品種の一つ、カラマンダリンという品種が多く栽培されています。尾張系温州みかんとキングマンダリンの交配種で、カリフォルニア大学で育てられ、1935年に新品種として発表されました。日本国内には1955年に導入され、三重県で栽培を開始したとされています。カラマンダリンは見た目が温州ミカンによく似ており、大きさも同じくらいで、表面がやや荒く、少しデコボコしているのが特徴です。

マンダリンオレンジの旬や産地

マンダリンオレンジの品種・カラマンダリンの旬の時期は、5月中といわれています。カラマンダリンは、他の温州みかんと比べて熟すのに時間がかかるため、4月に収穫してから約1ヵ月近く熟成させてから出荷されます。最も樹になっている期間が長い品種で手間がかかり、栽培している量も少ないため市場に出回るのが4月下旬からです。そのため他の温州みかんと比べても、販売量が少なく旬の期間が短いのが特徴です。

販売量が少なく、旬の時期が短いカラマンダリンの産地は、愛媛県が全国収穫量の約65%を占めています。そのうち松山市が収穫量の約9割を占めており、まつやま農林水産物ブランドに認定されています。2番目に収穫量が多いのはカラマンダリンを初めて作付した三重県で約19%、3番目はみかんの有名産地の和歌山県で約15%で、この3県で日本国内の収穫量のほとんどを占めており産地といえます。

マンダリンオレンジの味

マンダリンオレンジの代表的な品種・カラマンダリンの味について紹介します。見た目が他の柑橘類や温州みかんに比べ、いまひとつのカラマンダリンですが味は抜群に美味しいみかんです。他の柑橘類より果汁が濃厚で、みかんの果汁が凝縮されているような味がします。鮮やかなオレンジ色の果肉は、シャキシャキとして甘みが強く、酸味もしっかりありジューシーな味わいを満喫できます。

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マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの違い

マンダリンオレンジとオレンジの関係・特徴

マンダリンオレンジとオレンジの関係について説明します。マンダリンオレンジもオレンジどちらもミカン科のフルーツで、インドのアッサム地方で誕生した後に世界中に広がった仲間です。マンダリンオレンジはミカン科ミカン属のミカン類、オレンジはミカン科ミカン属のオレンジ類で、細かく分類された中では少し違う品種です。

オレンジの特徴を説明します。日常よく販売されている一般的なオレンジは、バレンシアオレンジと呼ばれるもので、アメリカのカリフォルニアで作られた品種です。ミカン属オレンジ類の品種で、ネーブルオレンジやブラッドオレンジが同じ仲間の品種です。バレンシアオレンジは、みかんよりも皮が厚く、皮を手で剥くのが難しいのが特徴です。味は濃厚でバランスがよく、果肉も締りがありしっかりとしているのが特徴です。

マンダリンオレンジとみかんの関係・特徴

マンダリンオレンジとみかんの関係について説明します。マンダリンオレンジとみかんは共に、ミカン属ミカン類の品種で、いわば兄弟のような品種です。温州みかん、カラマンダリン、紀州みかん、桜島みかん、ポンカン、マンダリンオレンジなど、全て同じミカン類です。和歌山県、愛媛県、静岡県などが有名産地で、ほとんどが太平洋や瀬戸内海に面した沿岸地で栽培されています。ハウスみかんも多く、一年中食べることができます。

みかんの特徴を説明します。みかんは、ミカン属ミカン類の品種で、ほとんどが温州みかんのことです。世界各地に分布しており、日本産のみかんをサツマ、中国産のみかんをマンダリン、北米産のみかんをタンジェリンなど、栽培されている地域により呼び方が違います。日本国内でもっとも多く売られている品種で、皮が薄くて簡単に手で剥けるのが特徴です。品種改良され産地ごとにオリジナルのみかんがあるのも特徴の一つです。

栄養価の違いはある?

マンダリンオレンジとオレンジ・みかんの栄養価の違いを紹介します。この3つは同じミカン属に分類され栄養価の違いがほとんどありません。ビタミンC、クエン酸、カリウム、食物繊維のペクチンなどの栄養成分が含まれています。特にビタミンCが豊富に含まれており、風邪予防や美容効果によいとされています。クエン酸も多く疲労回復に効果があり、マンダリンオレンジは、健康トラブルに良いとされ栄養バランスのよい食品です。

オレンジとみかんの掛け合わせ品種もある

オレンジとみかんの掛け合わせ品種・清見について紹介します。清見は、トロビタオレンジ(オレンジ類)と宮内早生温州(ミカン類)を交配して作られた、日本国内で初めて作られたタンゴール類の品種で、清見オレンジとも呼ばれています。清見の大きさは200gから250g前後で、オレンジの皮とよく似ており、オレンジよりは剥きやすいですが、手で剥くのは大変です。味は温州みかんの味で、果肉は柔らかでとてもジューシーです。

清見の産地は、1位の愛媛県が45%、2位の和歌山県が32%とで、この両県で全国の8割近くを占めています。清見の収穫は、ハウス物が1月頃から、路地物が3月初旬頃から始まり、5月頃まで続きます。旬の時期は、2月中旬頃から4月上旬頃で、路地物の方が味が濃厚で果汁も豊富だと言われています。温州みかんより一回り大きく、果肉が柔らかく、果汁がたっぷりのジューシーな味わいのみかんで、酸味が苦手な方におすすめです。

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マンダリンオレンジの食べ方

皮をむいたらそのまま食べて美味しい

マンダリンオレンジのおすすめの食べ方を紹介します。一番のおすすめは、皮を剥いてそのまま食べます。マンダリンオレンジは、みかんの果汁が凝縮されているような味がする、抜群に美味しいみかんです。シャキシャキとした歯ごたえのある甘みが強い果肉で、みかんらしい酸味もしっかりありジューシーな味わいです。袋の皮のまま食べることもできますし、一粒ずつ袋から出して中身の果肉だけを食べても美味しくいただけます。

ドライフルーツにすると栄養も甘みも凝縮

マンダリンオレンジのおすすめの食べ方2つ目は、ドライフルーツにする食べ方です。旬のマンダリンオレンジをパリパリになるまで乾燥させると、栄養抜群で甘みも凝縮されたドライフルーツになります。オレンジを5mmほどの厚さにスライスし、天日に当てればできるのですが、時間がかかるのでオーブンで焼きます。

まずマンダリンオレンジをよく洗いできだけ薄くスライスします。5mmくらいが丁度よい厚さですが、肉厚のものがお好みでしたらもう少し厚くてもいいです。厚さによりオーブンで焼く時間が変わってくるので、色々ためすのもよいでしょう。天板にクッキングシートを敷いて、マンダリンオレンジを並べて、全体にグラニュー糖をふりかけます。100℃のオーブンで予熱しないで60分焼き、裏返してさらに30分焼いたら完成です。

お菓子やスイーツに使っても美味しい

マンダリンオレンジのおすすめの食べ方3つ目は、お菓子のオレンジピール風にする食べ方です。マンダリンオレンジの皮を時間くらい水に浸し、ヘタと余分な部分を取り、幅7mmから1cmぐらいの細切りにします。鍋に入れ一度茹でこぼしをし、グラニュー糖をいれ、水気がなくなるまで煮詰めます。ほとんど水分がなくなったら、クッキングシートの上に広げて好みの硬さになるまで陰干しをするとできあがりです。

マンダリンオレンジのおすすめの食べ方4つ目は、スイーツのオレンジケーキにして楽しむ食べ方です。ケーキの生地にすりおろしたオレンジの皮と搾ったオレンジ果汁を加えます。型に流し込みオーブンで焼き、薄くスライスした皮付きのマンダリンオレンジをのせます。シロップで固めたらできあがりです。

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マンダリンオレンジはみかんとオレンジのいいとこどり!

いかがでしたか?マンダリンオレンジについて紹介しました。マンダリンオレンジは見た目がイマイチですが、味は抜群のみかんです。まさに、みかんとオレンジのいいとこどりの柑橘で、濃厚な味でジューシーな果汁は一度食べたらクセになります。しかし、一番販売されているカラマンダリンでも収穫量が少ないので、お店で見つけたときには、ぜひ味わってみてください。
 

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