築地のランチでおすすめは？安くて美味しい人気の海鮮丼やイタリアンを紹介

日本中の海の幸が集まる東京随一の観光スポットである築地ですが、築地でしか食べることのできない人気店のグルメは、テレビや雑誌でもよく取り上げられていますね。朝早くから営業しているイメージの強い築地ですが、案外ランチ営業しているお店も多く、他では食べられない海鮮丼などを求めに多くの人で賑わっているようです。

築地の海鮮が美味しいのは誰しもが知っている事実ですが、実は築地ではイタリアンなどの意外なランチも楽しめるようです。今回は、そんな築地で特に美味しいと評判のランチスポットについて、厳選してお伝えします。まだ築地を訪れていない人も築地が大好きだという人も、絶品ランチの数々をぜひチェックしてみてくださいね。

築地四丁目の新大橋通りにあり築地本願寺が目と鼻の先にある又こい家総本店では、美味しいマグロをいただくことができます。築地に来たら海鮮を楽しみたい人は多いですが、中でもマグロ好きの人は思う存分マグロをランチで味わいたいことでしょう。そんな人にこそおすすめのお店が、又こい家総本店です。

マグロ専門店として名高い又こい家総本店では、又こい丼と呼ばれるランチを980円で楽しむことができます。こちらはマグロの赤身とトロを同時に楽しめるマグロ好きにはたまらないランチメニューとなっており、うずらの卵と混ぜて食べるとよりマイルドでバランスのとれた味わいとなります。

また、マグロと言ってもとにかく中とろを楽しみたいという人には、1300円という安い値段で提供される中とろ丼もおすすめです。又こい家は現在羽田空港などにも店舗をもつ人気店ですが、本場築地でもマグロの新鮮さと安さで右に出るものはいないと言われるほどです。

マグロとともにウニやいくらなども楽しみたい人には、1600円のうまい丼もおすすめです。また、生だけでなくマグロの塩焼きもさまざまな部位で楽しむことができるのが、又こい家の魅力だと言えます。マグロ好きの人はまず、築地の人気ランチスポットとして又こい家をしっかりとおさえておきましょう。

築地では海鮮丼以外も美味しい人気店が数多く存在しますが、築地場外市場にあるフォーシーズンは、多くの人に愛される喫茶店です。そんなフォーシーズンでは海鮮の食べ歩きやお買い物で疲れたときには特に恋しくなるような、昔ながらのナポリタンを美味しく食べることができます。

懐かしい味わいのナポリタンは、細麺であっさりと楽しむことができます。コーヒーもついて960円という安い価格なのは非常に嬉しいですが、フォーシーズンでは他にも和風系のパスタなども提供しています。特に大葉がふんだんに使用されたパスタは、フォトジェニックだと話題になっています。

決して海鮮丼やお寿司だけではない築地の奥深さを知ることができる名喫茶こそが、フォーシーズンです。コーヒーフロートやアイスコーヒーなどのドリンクも絶品だと話題のフォーシーズンで、カジュアルに美味しいパスタランチを楽しんでみてはいかがでしょうか？

1906年創業の鶏肉専門店で味わう鶏肉料理は、築地ならではのシーフードランチを無視してでも食べたい絶品グルメです。鶏肉直営店だからこそ実現できる安い価格と圧倒的に新鮮で美味しい上質な鶏肉料理は、圧倒的なネットワークと職人級の目利き及び解体の技をもつ鳥藤だけが提供できる奥深い味わいに仕上がっています。

鳥藤分店のランチメニューの中でも特に人気なのが、800円という安い値段で楽しめる新鮮な鶏肉を使用した親子丼です。いつもとは違う親子丼を楽しみたい人には1200円のしゃも親子丼もおすすめですが、心地よい歯ごたえと素材の味を活かしたバランスのよい味付けは、このお店を目的として築地を訪れる人がいるのも納得できるほどです。

親子丼の他に、鶏肉と卵をふんだんに使用した親子カレーなども人気となっています。築地に来てはみてはものの、ランチは魚介よりも肉の気分だというときには、ぜひ鳥藤分店で絶品の鶏肉ランチを堪能してみてくださいね。

間違いのない定番の海鮮丼から、圧巻の目利きによって厳選された希少な魚まで楽しみたいというときには刺身BAR河岸頭がおすすめです。築地市場の元仲買人である店長が手がける刺身BAR河岸頭の海鮮丼は、他の追随を許さないグルメ通をも唸らせる味わいです。

マグロやサーモンなどの人気の魚介を、シンプルながらも最も美味しい形で楽しめるのが、刺身BAR河岸頭の強みです。マグロ丼は600円とかなり安い値段で提供していますが、インスタ映えを狙うならば3000円の築地場外丼もおすすめです。

こちらはお刺身の盛り合わせと海鮮丼が二段重ねになっており、他では決してみることのできないゴージャスなランチとして人気を博しています。日本酒などの種類も豊富で、ランチ以外にも多様なシーンで利用できる刺身BAR河岸頭は、まさに築地の顔とでも言うべき大人気店です。

築地ランチでは日本食の王道であるお蕎麦も楽しむことができます。築地のそば屋さんの中でも、特に長生庵では、喉ごしなめらかな美味しいお蕎麦はもちろん、厳選された天然マグロを新鮮な状態でいただくこともできます。

日比谷線築地駅から徒歩5分以内のところにある長生庵は、ランチはもちろん夜にも宴会に利用されることも多い人気店です。そんな長生庵のランチには天ぷらそば(1100円)や天然マグロの漬け丼(1500円)などがあり、子供から大人まで多くの人が連日足を運んでいるようです。

中でも一風変わったお蕎麦メニューとして知られているのが牡蠣天カレーそばであり、こちらは牡蠣の天ぷらとともに風味豊かなお蕎麦をカレー味で楽しめるランチとなっています。値段も1300円と比較的安いため、築地でお蕎麦が食べたいというときにはぜひ長生庵に足を運んで、他では味わえないお蕎麦を楽しんでみてはいかがでしょうか？

築地では実に多くの海鮮丼の人気店が軒を連ねていますが、結局どのお店が美味しいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。そんなときは、築地のお店の中でも特にメニュー数が豊富な海鮮丼大江戸を選んでみるとよいでしょう。さまざまな海鮮丼があるため、きっと自分のお気に入りが見つかるはずです。

そんな海鮮丼大江戸では、マグロやウニなど、特定の食材に特化した海鮮丼をさまざまな形で楽しむことができます。例えば、マグロ好きの人には、マグロを4つの部位で楽しめるマグロ4点丼(2600円)や、品のある中おちの味わいを堪能したい人にぴったりのなかおち丼(2600円)などがおすすめとなります。

また、さまざまな魚介類を一度に味わいたいという人には、函館丼プレミアムもおすすめです。こちらは2800円となっていますが、マグロの大トロからいくらやウニなど、海鮮丼で食べたい海の幸が勢揃いしているのが魅力的ですね。

絶妙なバランス感の酢飯とともに味わう新鮮なネタは、築地の名店ならではの味わいです。豊富なメニューは眺めていると目移りしてしまう人も多いですが、自分の好きなお魚をメインに食べたいランチを考えれば、きっと満足のいくランチを楽しむことができるでしょう。

朝は5時から営業しており、一日中多くのお客さんで賑わう築地の名店といえば、魚四季です。魚四季は築地市場内にあり、築地の人気店の中でも特に上質な海鮮を新鮮な状態でいただくことができるため、他のお店には目もくれずこのお店に足繁く通うというファンも多いようですね。

そんな魚四季では、日本はもちろん世界中から名物海鮮を取り寄せており、他では味わえない贅沢なランチを堪能できます。夜にはアワビやヤリイカなどのちょっと珍しい海産物をお刺身でいただくのも楽しいですが、ランチであれば1500円で5種類のお刺身を楽しめる定食や1000円以下で楽しめる海鮮丼がおすすめです。

海鮮丼だけでなく定食系のランチメニューが他のお店に比べて充実しているのも、魚四季の無視できない魅力のひとつですが、朝定食は630円で楽しめるので、朝に訪れるのもアリですね。朝から夜まで一日中満喫できる名店として、魚四季は築地に初めて行く人にも築地慣れしている人にもおすすめです。

築地の青果市場にあり、14時まで安い上に美味しいランチを楽しむことができるお店が、市場の厨房です。海鮮丼がピカイチで美味しいと話題の市場の厨房ですが、ランチとして定番の生姜焼きやカレーライスなども楽しむことができるのが、市場の厨房の特徴です。

ランチタイムとなる11時から14時までの限定メニューとしておすすめなのが、十五彩定食です。こちらは15種類以上の野菜を使用した野菜とお肉の炒め物とご飯を、900円という安い値段で楽しめるメニューです。朝は6時から、夜は22時まで営業しており、夜も美味しい魚料理をいただける築地の居酒屋として賑わっています。

もちろん築地に来たら一度は食べたい海鮮丼ランチも、1100円という安い値段で楽しむことができます。市場の厨房の海鮮丼には、甘エビやブリの刺身などが乗っており、厳選された海産物を使用しているのが特徴的です。海鮮丼もそれ以外も築地でランチを楽しみたい人には、市場の厨房が特におすすめだと言えます。

築地東通りにあり、築地の中でも特に美味しいと評判のウニ丼を楽しむことができるのが、鮨國です。鮨國は、築地の名物となっている溢れんばかりのウニ丼発祥の地とも言われるお店であり、新鮮で甘みの強い滋味深い味わいのウニ丼を堪能することができます。

築地一とも言われるウニ丼の味わいは、心地よい滑らかな食感と濃厚さが特徴的です。シーズンごとに厳選されたウニを使用しているため、お値段は約4000円ほどと決して安いとは言えませんが、高級食材のひとつに数え上げられるウニを最高の形で楽しみたいなら、築地の中でも鮨國がおすすめです。

黄金色に輝くウニは、白米との相性抜群でペロリと平らげられてしまいます。築地では美味しい海鮮丼を思い思いに楽しむことができますが、食材によっても好みは分かれるものです。そんな中で、ウニが大好きでたまらないという人は、築地一のウニ丼が楽しめる鮨國に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

築地はあまりイタリアンというイメージが強くありませんが、美味しい海産物の集まる築地だからこそ食べられる美味しいパスタのお店があります。築地の波除稲荷神社のほど近くにあるトラットリア・築地パラディーゾでは、その日に入荷した美味しい海の幸が盛りだくさんのパスタランチを楽しむことができます。

トラットリア・築地パラディーゾで楽しむことのできるパスタランチはその日によって異なりますが、カンパーニャ地方をイメージさせる美味しい南イタリア風の料理の数々は、えも言われぬ絶品です。ハマグリやツブ貝、あさりなどの貝類がふんだんに使われたパスタは、トマト系のソースとの相性も抜群でしょう。

築地というと海鮮丼やお寿司、刺身などの日本らしい形で海の幸を楽しむというイメージがありますが、やはりランチにはイタリアンを楽しみたい気分の日もあるでしょう。もちろん、魚介以外のメニューも本格仕様となっている築地パラディーゾであれば、築地に来たとは思えないようなイタリアンに出会うことができるでしょう。

海鮮丼やブリ大根などの定食ランチが高く評価されている築地とと兵衛は、築地NYビルの地下一階にあります。築地とと兵衛の海鮮丼ランチはどれも美味しいと評判ですが、特にサーモンを使用したどんぶりはサーモンの脂と甘さが最大限に引き出されており、1000円以下の安い価格も非常に魅力的です。

中トロのサーモンがふんだんに使用された海鮮丼は、寿司のネタの中でも特にサーモンが好きだとい人にはぜひ味わっていただきたい、ボリューミーかつ上品な味わいです。他に、漬け丼やさまざまな食材が一堂に会したバラエティ丼なども人気ですが、どれも安い値段で美味しく味わうことができます。

築地駅から徒歩3分という良好なアクセスと、1000円以下で美味しい海鮮丼を楽しめるその圧倒的な安さを考えると、築地とと兵衛は築地でも最も気軽にランチを楽しめるお店のひとつだと言えます。築地で他のグルメも楽しみたいというといには、築地とと兵衛で安くランチを済ませてみてはいかがでしょうか？

店名の通りまぐろどんぶりに特化したお店として多くのまぐろ好きを唸らせているまぐろどんぶり瀬川は、大元を辿ると大正時代から営まれるお寿司屋さんが発祥となる、歴史の深い名店です。そんなまぐろどんぶり瀬川では、贅を尽くしたまぐろ丼を900円でという圧倒的に安い価格でいただくことができます。

築地では様々な魚介類が食べられるものの、中でも特に人気なのがまぐろです。お刺身でもお寿司でも、もちろん海鮮丼でもまぐろをとにかく楽しみたいという人は多いと思いますが、そんな人にこそうってつけのお店として知られるのが、秘伝のづけ醤油で味わうまぐろは、格別な味わいに仕上がっています。

また、今だけどんぶりという特別などんぶりランチは、1600円で楽しむことができます。まぐろを新鮮な状態で楽しみたい人は、酢飯や醤油などまぐろ以外へのこだわりも強く、まぐろを最高の形で楽しめるまぐろどんぶり瀬川に足を運んでみてはいかがでしょうか？

築地駅から徒歩4分程度の位置にあり、昭和館漂う雰囲気の中で洋食ランチを楽しめるお店として人気なのが、東都グリルです。東都グリルでは刺身定食や牡蠣フライ定食など、海の幸を使用した定食ランチも人気ですが、昔懐かしい味わいのカレーライスなどもメニューに加わっているのが特徴的です。

定食の多くは1000円前後で食べられる東都グリルですが、実は築地市場で働く方々がモーニングとしてよく利用するという社員食堂的な存在となっているようです。レトロで広い店内では喫茶店の定番メニューになっているような食事から普通の喫茶店では食べられない新鮮な海の幸まで、幅広く楽しむことができるのです。

フライとともにお刺身を同時にいただくことができるのも、東都グリルならではの楽しみ方だと言えます。洗練された雰囲気があるわけではありませんが、市場関係者も毎日のように利用する素朴な定食屋である東都グリルは、築地を訪れた際のランチスポットとしてもおすすめです。

素朴な定食屋の佇まいが逆に新鮮な磯野家は、都営築地市場駅から徒歩5分ほどの位置にあるお店です。新鮮なお刺身を楽しめる定食屋さんとして知られる磯野家ですが、ラーメンやチャーハン、麻婆なす定食などの中華系のメニューが充実しており、さくっとランチを済ませられるスポットとしてもおすすめです。

そんな磯野家のランチメニューの中でも特に人気なのが、牡蠣をふんだんに使用したメニューです。1300円で楽しめるカキフライ定食は、プラス300円で普通のライスを牡蠣飯に変更することもできます。

磯野家の牡蠣料理は、とにかく大粒で歯ごたえもしっかりしており、濃厚な味わいとなっているのが特徴です。牡蠣が好きなもののランチで生牡蠣はちょっと、という場合にもフライや牡蠣飯のような形で新鮮な絶品牡蠣を堪能できるお店として、磯野家は行きたい築地の名店リストにしっかり入れておきたいものです。

築地駅から5分ほど歩いたところに位置する築地すし大は、築地の中でも特に美味しいと評判の、本格江戸前寿司のお店です。築地だからこそネタは最高峰の状態となりますが、そこに熟練の職人技が加わることで、絶妙な味わいのお寿司が完成するのです。

築地すし大は、広島生まれのきじ醤油とボリビア産の岩塩にこだわっており、新鮮な海の幸の旨味を最大限に引き出してくれます。このようにネタそのものはもちろん、引き立て役となる調味料にもこだわり抜いているからこそ、他店の真似できない上品なお寿司を提供できるようですね。

お寿司以外にさまざまな一品料理も同時に楽しめる築地すし大ですが、ランチであれば3000円台でも洗練された味のお寿司を、満足いくまで味わうことができます。もちろん、夜に高級なコースで絶品寿司の数々を楽しむのもアリですね。

築地場外市場にあるきつねやは、伝統の牛丼やホルモン丼をかなり安い価格で楽しめてしまうお店です。狭い店内はすぐに満席になることが多いですが、他では味わえないどんぶり飯を、立ち食いスタイルで楽しむのもよいでしょう。

一番人気となるホルモン丼は、もつの味噌煮とネギがたっぷりのせられたどんぶりです。通常の牛丼では味わえないもつならではの味わいは噛みしめるほどに深みを増しますが、850円という安い値段には驚きを隠せません。

もちろん通常の牛丼や肉どうふなども非常に美味しいと評判です。魚よりも肉という気分のときはぜひ、きつねやで話題のどんぶりを楽しんでみたいものです。

大井町に本店をもつ老舗のそば屋さんである布恒更科は、築地・銀座エリアでも特に美味しいと評判のそばを堪能できます。温かいメニューも冷たいメニューもどちらも人気の布恒更科ですが、酢橘そばなどの特別なメニューが味わえるのも嬉しいですね。

布恒更科は、自家製白粉石臼挽き手打ちにこだわっており、圧倒的ななめらかさと香りの高さが特徴的です。日本酒の種類も多いので、ランチはもちろん夜にそばをお酒とともに楽しむという、通の楽しみ方もぜひ挑戦してみたいものです。

築地ではぜひ新鮮な海の幸を心ゆくまで堪能したいものですが、お蕎麦であれば軽く別腹でペロリと平らげることができるでしょう。築地のそばといえば布恒更科だという人も多い名店で、上品なお蕎麦を堪能してみましょう。

築地市場内にあるやじ満では、こだわり抜かれた定食の数々を楽しむことができます。戦後直後から営まれている老舗では、チャーハンやラーメンなどの定番メニューから、期間限定の牡蠣ラーメンまで楽しむことができます。

シンプルで素朴ながらも、間違いのない安い中華ランチが味わえるのが、やじ満の特色です。その上名物料理として牡蠣ラーメンがあるのは非常に魅力的ですが、築地だからこその新鮮な牡蠣を使用したラーメンは、絶品としか言いようがありません。

ニラの風味豊かなあっさりめのスープは、牡蠣との相性も抜群です。焼売などの一品料理も美味しいと評判ですから、お腹に余裕がある場合にはぜひ味わってみたいものですね。

今回は、築地のおすすめランチについて掘り下げました。築地は、市場内にも市場外にも安い上に美味しく楽しめるランチスポットが目白押しであることがわかりました。

築地は、一度は訪れてみたい東京の名スポットですが、築地でしか味わない名店でのランチは外せません。新鮮なお魚を楽しめる海鮮丼も海鮮丼以外の意外なランチも、気分に合わせて心ゆくまで楽しんてみてくださいね。